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努めてまいりますの意味と正しい使い方の例文4選・類語

更新日:2024年02月16日

言葉の意味・例文

「努めてまいります」は色々なシーンで頻繁に使われる言葉ですが、正しい意味で使えているでしょうか?今回は「努めてまいります」の正しい意味や、具体的な使い方の例文を用いて紹介します。また、より効果的に言葉を使えるよう、類語や使い分け方についても紹介します。

敬語はビジネスシーンはもちろん、目上の人との会話において、スムーズに使えると印象がとても良くなります。ですが、間違った使い方をすると逆に悪いイメージを持たれてしまいます。 こちらの「スラスラ話せる敬語入門」は、敬語を苦手としている人でも分かりやすく敬語が覚えられる入門書となっています。色々な敬語を学んで、どんな場面でもスマートな振る舞いができるようにしてみてはいかがでしょうか。

努めてまいりますの類語と使い分け

「努めてまいります」はとても便利に使える言葉ですが、同じ文書内で重ねて使うとくどく感じられてしまったり、別な言葉に置き換えた方がより意味が伝わるケースもあります。 「努めてまいります」の類語と使い分けを覚えて、より伝わる文章を作れるようにしていきましょう。

尽力いたします

「尽力いたします」は「努めてまいります」とほぼ同意義の言葉ですが、使い分けとしてはより目標がはっきりしている時に用いられます。 「尽力いたします」には、「目標に向かって進む」という意味が含まれています。そのため、文章中での重複使用を防ぐため以外では、より強く頑張る目標が定まっている時に使うと良いでしょう。

取り組んでまいります

「取り組んでまいります」は「~する」の敬語表現ですが、「努めてまいります」のように力を尽くすような意味は含まれていないということが使い分けのポイントです。 特に努力する必要がない事柄に対する敬語として、「~します」よりも丁寧な表現として使っていくと良いでしょう。

精進いたします

「精進いたします」と「努めてまいります」の」使い分け方としては、何か一つの目標が定まっている場合に「精進いたします」を使うと良いでしょう。 「精進いたします」は、「一つのことに集中して励むこと」を意味しています。特別な目標がある場合はこちらを使う方が適切でしょう。また、似た意味を持つ「尽力いたします」よりは「精進いたします」の方が、より丁寧な表現とされています。

邁進いたします

「邁進いたします」は「恐れることなく進む」という意味を持ちますので、使い分け方としては失敗を恐れず努力できるという事柄に対して「邁進いたします」を使うと効果的でしょう。 「努めてまいります」は、努力はしますが成功に自信がないケースでも用います。「邁進いたします」は恐れがないという意味を含みますので、失敗を恐れないほど自信のある事柄に対して使っていくと良いでしょう。

最善を尽くします

「最善を尽くします」は「その時点で最も良いと考えられる行動をしていく」という意味を含みますので、使い分け方としては努力目標に対して何かしらの案がある時に「最善を尽くします」を使うのが向いているでしょう。 「努めてまいります」は何かしらの手だてがない時でも使えます。相手に対して既に行うべき案がある時は、「最善を尽くします」を使うのが良いでしょう。

正しく使用し、円滑な関係を作ろう

「努めてまいります」に限らず、敬語は使い方を少し間違えると自身のイメージダウンに繋がります。逆に言えば、正しく使うことによって、円滑な関係作ることが可能です。 目上の人とのコミュニケーションが上手くいっていないと感じた時は、普段口にしている敬語を見直してみるのも良い方法でしょう。

履歴書に書いてもいい?

「努めてまいります」は、履歴書に書いても問題ありません。履歴書の志望動機や自己PRの部分において、応募先の企業でどのようなことを成していきたいかという具体的な目標を書き、「努めてまいります」で締めくくると良いでしょう。

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初回公開日:2017年11月28日

記載されている内容は2017年11月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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