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看護師を辞めて転職|転職後にも看護師資格を活かせる他職種

転職ノウハウ

看護師はドラマや小説でもよく出てくる、メジャーな職業です。しかし、看護師でも他職種への転職を希望されている方は少なくありません。どうして他職種に転職しようとするのか。そして、看護師の後はどんな職業へ就くのか。今回は看護師の転職についてご紹介します。

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看護師の転職とは?

看護師は、看護師国家資格を取得して初めて看護師として認められる職業です。資格を取得するためには然るべき教育を受け、試験に合格しなくてはなりません。そうして看護師になるわけですが、職場によってはさらにそこから専門分野の看護資格を取得しなければならない場合があります。 ここまで見てもらってもわかる通り、看護師というのはそう簡単になれるものではありません。知識を積み、実習を重ね、試験に合格してやっとスタート地点に立てるというわけです。ですが、その後実際に働いてみて、考えていた理想と現実が大きく違い、看護師を辞めたいと思うこともあるでしょう。職場を変わるのではなく、他職種への転職を考える方も少なくありません。そういった方は、どのような理由で看護師から他職種への転職を希望するのでしょうか。

看護師が他職種へ転職する理由

転職を決める理由は人それぞれありますが、看護師という職業柄、激務が絶えないというのが最も多く聞く理由です。職場にもよりますが、病棟で働く看護師はハードワークを強いられるケースが多く、当然のように夜勤もこなさなければいけないと言われています。 また、人の健康・身体・生命を左右する職業であることも重荷になっていることもあります。一つ間違えば取り返しのつかない事態を引き起こしてしまうこともある日々の医療業務は、激務であることと合わさって大きな負担となっているのでしょう。看護師が転職したいと思う理由には責務が重圧となってと言う声も聞かれます。 賃金の問題もよく耳にします。平成27年度人事院統計書調べによると、看護師の年収は519万円と平均年収より高い水準ですが、仕事量や責務の重大さから考えて少ないと考える方も少なからずいます。医師の平均が年収1,098万円であるのに対して、より患者に近い立場にいることもある看護師は低いのではないのか、という意見も出ています。 やりがいを見失ってしまった時に転職を考えるという理由もあります。看護師という職業は、社会通念として職業理念が明確に求められていることから、その理念とあった理想を求めて看護に着くという方も多いでしょう。しかし日々の激務に埋没してしまい、看護に喜びが見出せなくなれば、看護師として働く理由もなくなってしまいます。そういった方は、結局看護から離れてしまうことがあります。 では、看護師から転職したいと考えた方は、どのような転職をするのか。転職先の他職種とその志望動機から、看護師の転職先を見ていきましょう。

他職種への転職

看護師が他職種へ転職する時、重要になるポイントは、業務内容と業務の忙しさ、そして賃金です。その点からどのような他職種に転職する方が多いのが知ることで、看護師の転職を考えるヒントとしていきましょう。 多いのが医療関係です。看護師として培った経験やスキルは医療の現場にて発揮されます。看護という職から離れても、医療という場からは離れるという人は多くはありません。なぜなら、看護師という資格そのものの持つ強みが大きいからです。看護師という資格は他職種においても大きなアドバンテージとして活かすことができます。 給料面でも大きく変わらないというのも、大きな要因です。一般的に医療業界の平均年収は他職種よりも高水準です。そのため看護師から一般職に転職して大きく給料が下がることよりも、看護師という資格が活き、さらに年収も高い医療業界での他職種に転職する場合が多いです。 しかし、医療業界といっても教育や研究などの学術的なことから、医療機器メーカーの営業やメンテナンスといった一般職まで様々なものがあります。看護師が転職したい他職種とは一体どういうものなのでしょうか。

看護師の資格を活かせる他職種への転職

介護職への転職

人の役に立とうと考えて看護師になったけど他職種に転職したいという方は、「介護の現場」に転職する人もいます。看護師資格を持っている人は、「介護の現場」でも看護師として扱われますが、労働環境や業務内容は大きく異なります。 「介護の現場」はほとんどが高齢者施設での勤務となるので、仕事内容も高齢者を介護する仕事となります。「介護の現場」での看護師は、病院勤務のように激務であることは少なく、コールも病院のように頻繁ではありません。しかも、高齢者を介護するというやりがいがあることから、病院勤務の看護師が「介護の現場」に転職するという話も珍しくないのです。

産業看護師への転職

産業看護師とは、製薬会社や医療機器メーカーといった一般企業で働く看護師のことを指します。一口に産業看護師と言っても、色々な現場があります。例えば、新薬の開発に携わる「治験コーディネーター」や、製薬会社での情報を担当する「MR(医薬情報担当者)」、医療機器の営業や開発をする「クリニカルスペシャリスト」など様々な業務内容の職があります。 それぞれの仕事に就くには看護師資格が必須な会社もあり、看護師経験を役立てることができます。激務であった病院勤務に比べ、企業によって働き方が決まっている産業看護師は、決まった時間での業務がほとんどなことから、ハードワークだった看護師から転職するというケースもあります。

保健師への転職

保健師とは、保健所や学校、企業、公共施設などにある保健室や保健センターで勤務する仕事です。業務内容は健康診断から、保健指導、在籍する人の健康管理などを行う職業です。病院勤務の看護師と違うところは、働く時間が決まっていて、夜勤が必要な仕事はほぼないということです。保険師として働くには、看護師資格を有していないといけないため、看護師が他職種への転職を考えた時、保健師という選択もあります。また、保健師の仕事の多くが公務員採用となることから、安定した職場としても人気が高い職業です。

保育士への転職

保育士への転職を希望する看護師もいます。保育士になるには保育士免許が必要なため、看護師資格とは別に資格を取らなければいけませんが、しかし保育園では保育士以外に看護師を募集しているケースも多く、看護師がすぐに保育園に転職することも可能です。看護師と同様に、保育士も忙しく仕事が多い職業として知られていますが、子供が好きで保育園で働きたいという方は、他職種の転職に保育士を選ぶことがあります。

看護師の資格を必要としない他職種への転職

看護師として働いていて、病院勤務の看護師としてではなく、医療業界全般から離れて別の仕事をしたいという方もいらっしゃいます。日々の業務や夜勤が続いて体調を崩してしまった方や、看護師としてのプレッシャーに耐えながら仕事をするのが辛いという方は、全く異なる他職種への転職を考えてみることも大事でしょう。

看護師から営業職への転職

看護師から一般企業の営業職へ転職したいという方は、病院という一定の人間関係の場から離れて、新しい人間関係を築いていきたい人におすすめです。自社の製品をおすすめする、会社間の関係を円滑にするというだけではなく、企画力や業界知識も試される営業職は、看護師とはおおよそ異なる業務内容です。しかし、看護師として培った経験が全く無駄になるというわけではありません。基本的には対人関係の業務となるので、病院で患者に寄り添ってきた経験は顧客に対しても活かすことのできる点が少なからずあります。 その反面、パソコンスキルや業界に対する知識、ルールなど新たに学ばなければならないことは多く、給料面においても見劣りしてしまうこともあります。業務の忙しさにおいても、大変な職場は看護師と変わらない忙しさに見舞われることもあることから、会社選びは慎重に行うべきでしょう。

看護師から事務職への転職

事務職への転職を希望する方には、看護師の激務や人間関係、業務のプレッシャーに疲れてしまったことで転職を決めたという人が多数見受けられました。一般的に業務内容がホワイトカラーの仕事となるため、人間関係が広がっていくことはありませんが、決められた就業時間での決められた仕事内容という点で事務職を希望するということがあります。 看護師として働いていた際に、管理業務に携わるのが好きだったり、入力作業といった事務仕事を得意としていた人は、事務職への転職に抵抗がなく仕事に打ち込めるでしょう。収入は看護師よりも平均的に落ち込んでしまうことは多いですが、就業時間が決められているため、自分の時間が多く取れる他職種です。

看護師から接客業への転職

飲食店や販売店など店頭でのサービスが仕事となる接客業に転職する方もいらっしゃいます。数多くのサービスの中から、「これをしてみたい」と強く希望する方は、看護師から接客業に転職する方が見受けられます。 看護師として培った経験が活かされる場というのはほとんどありませんが、看護師としての実績は周囲の人に信用を与え、一概には言えませんが転職に有利とも言われています。ただ業務内容が看護師と変わらず劣らずの激務だったり、手作業が肉体労働を必要とするものだったり、きつい立ち仕事である場合があるので、本当に働きたい職業なのかどうか今一度考えなおしてから転職することをおすすめします。

他職種に転職する看護師のメリットとデメリット

転職する際の利点としては、看護師資格を持っているという社会的信用が転職に大きな強みを与えてくれるということがあります。看護師という職業理念は、社会の中で信用のあるものとして捉えられることが多く、他職種に転職する場合で有利に働くことでしょう。また、看護師の職業が激務であり、責任能力が必要であることからも、雇用側にとってはプラスな点として働きかけることができます。 不利な点としては、病院勤務の看護師として働いていると経済観念があまり学べないという点でしょう。特に他職種への転職先が利潤追求を行っていた場合、働く環境に温度差を感じてしまうといった話はあります。また、他職種は収入面でも看護師として働いていた頃から下がってしまうことが多いので、その点でも転職先選びに苦労する事も考えられます。

良く考えて相談してから転職を決めよう

いかがでしたでしょうか。看護師から他職種に転職した方で、色々な職を経験してから、結局看護師に戻ってくるといった人がいます。看護師という職業は、決まった道をひたすら勉強してなることから、看護師になった後、理想と違ったことがあれば、他の道を考えてしまうことあるでしょう。 看護師から他職種への転職を考えている方は、よく考え、色々な人に相談してから、転職を決めることをおすすめします。看護師資格は色々な点で有利に働きますし、また選ぶことができる職業には様々な仕事があります。思い直してみることで、自分が理想とする環境に近づくことができるので、まずは他職種への転職に関する調査を行ってからもう一度考え直してみましょう。

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