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行動指針とは?意味と作り方・企業理念/行動理念との違い

更新日:2020年05月28日

経営

ビジネスでよく耳にする行動指針という言葉。実際にどれぐらいの人が正しく理解できているでしょうか。企業理念、行動理念など似た言葉は色々ありますが、同じではなく、どれも厳密には違っています。今回は「行動指針」とは何か解説していきます。

行動指針とは?

行動指針とは一体なんでしょうか。辞書通りの意味であれば、行動するための基本方針。どのように考え、どのように行動するかの方針という言葉で説明されています。大部分はこのままですが、ビジネスにおいてはここからさらに意味が加わってきます。

ビジネスにおける「行動指針」とは?

ビジネスにおける行動指針の意味は一概に同じとは言えません。その意味は企業ごとに少しずつ異なってきます。大枠で考えるなら会社の社員が実現すべきことです。それに向かって行動するための取り決めとなります。 企業は組織で動かなければなりません。人が増えれば増えるほど企業は大きくなり、成長したと言えますが、人の数だけ個性があります。個性は重視されるべきですが、組織で働くということに関して言えば強すぎる個性は邪魔になります。組織では個性よりも協調性、仲間意識というものが重視され、一丸となって働くことが求められます。様々な個性を持ちながらも一つの目標に向かって仕事をするために行動指針が必要になります。

「行動指針」の例とは?

行動指針の意味は分かっても実際にどんなものがあるのか分からないという人も多いです。次に実際に企業が使っている行動指針をいくつか紹介していきます。

ニトリ

ニトリの行動指針は「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」です。行動指針は実際に何をすべきなのかという具体的な行動例が記されているわけではありません。この行動指針の文言を達成できるような行動を心がけるように社員に促すものです。ニトリの社員は住まいの豊かさ、そしてそれを世界の人々に提供することを考えて仕事をしているのです。

Google

Googleでは行動方針が10か条掲げられています。そこから一部だけ紹介しますと、「1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。」「悪事を働かなくてもお金は稼げる。」 「”すばらしい”では足りない。」などが代表的な行動指針です。 Googleは世界でも有数の大企業で常に時代の先端を走り続けている企業です。企業は人から作られますから、その社員たちが常に時代の一歩先を行く努力をしているということになります。Googleはクリエイティブな企業なので行動指針にもその性格が反映されています。行動指針は会社の性格や性質によっても大きく異なってきます。

パルコ

パルコもGoogleと同じく10か条の行動指針を掲げていますので、一部のみ紹介します。「顧客第一主義」「先見性」「おもてなしの心(ホスピタリティ)」などです。パルコの場合はサービス業、接客業なので、お客様第一であるということが行動指針に色濃く出ています。ニトリの場合も同じ販売の仕事ですが、販売と接客を差別化しているということも窺えます。また常に先を見て、お客様が求めているものを探求するという意味でも先見性が掲げられています。パルコでは「全ての仕事の先にお客様がいる」と考えています。

「行動指針」の作り方とは?

会社を作り、行動指針を作ろうと考えた場合、どのようにして作成していけばいいのでしょうか。

その会社で何を実現したいのか

行動指針は何かを実現するための行動の方針です。行動指針を決めるなら、まずその会社で何を実現したいのかを決める必要があります。実現したいものは具体的に設定しましょう。実現するといっても形のあるものを作るということだけではありません。形のないサービスだったり、形には残らないものでも人の心に残るものはあります。それを実現して相手にどう思ってほしいのか、世間からどういう評価を受けたいのかということから考えるのもいいでしょう。

初回公開日:2017年05月29日

記載されている内容は2017年05月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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