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告別式に参列する際の基本のマナー|香典/受付/挨拶/服装のマナー

更新日:2020年11月12日

ライフスタイル

告別式に参列する際の基本マナーをご存知ですか?告別式の準備に追われるばかりでマナーを理解できていない方もいるでしょう。今回は、告別式に参列する際のマナーについてお話します。遺族の方に、不快な思いをさせないためにも、しっかりと確認しておきましょう。

告別式に参列する際の基本マナー

香典のマナーについて

香典は通夜や告別式に参列する際に、遺族に贈る物品や金銭のことを指します。仏式では、花や供物と一緒にお香を備える習慣がもともとありましたが、時代とともに変化しています。 最近では現金を包むことが一般的になっています。その背景には通夜や告別式などの葬儀に多額の費用がかかるということが理由です。「慶事には少なく、弔事には多く」と昔から言われており香典は多めに包むのがマナーですが、故人が目上なのか、目下なのか、一家の長なのか、などというように立場や年齢によって異なります。

告別式などの香典の封筒選びのマナー

香典の封筒、表書きは宗教によって異なります。仏式には「御仏前」「御香料」「御香典」などが表書きになります。神式には「御玉串料」「御榊料」など、キリスト教式の カトリック、プロテスタントには「御花料」など、カトリックだけが「御ミサ料」です。 また、これらすべてに共通の表書きは「御霊前」「御供」で、これを利用すれば問題はありません。「御霊前」は仏式では四十九日までしか利用することができないため、四十九日以降の法要などでは「御仏前」を利用します。通夜や告別式は「御霊前」を利用することが多くなっています。その他、蓮の花が描かれた封筒は仏式の専用封筒で、十字架や百合の花が描かれた封筒はキリスト教の専用封筒です。 訃報を受けた時点で葬儀の場所や時間と一緒に宗教についても確認をしておくといいでしょう。確認ができないとしても「御霊前」の封筒であれば共通に利用でき、かつコンビニやスーパーなど、どこででも購入することができますので間違いはありません。マナーがないということにはなりませんので安心です。

告別式などの香典の金額のマナー

香典の金額は、贈り先の相手が誰なのか、贈り主の自分側がどういう立場なのか、また年齢はいくつなのか、その他地域、関東や関西によっても違いがあります。 しかし、おおよそは5千円から1万円が一般的で、両親や兄弟姉妹に贈るときだけが特別なようです。両親は10万円、兄弟姉妹は5万円という見方が多くなっています。封筒のなかに入れるお札のマナーは、新札ではないが比較的きれいなお札を用意しましょう。 用意がよすぎるととられ新札は嫌われますが、現代では簡単に銀行で新札を用意することができますので、それほど気にする必要はありません。むしろ、汚れたお札を包むほうが問題かもしれません。新札であれば一度折り目を付けてから包む、という方法が一番いいマナーと考えられます。

告別式など香典のお札の向きのマナー

封筒に入れるお札の向きは、慶事と弔事では異なります。慶事の場合は封筒を表にしてお札を表向きに、弔事の場合は封筒を表にして裏向きに入れます。告別式の時は裏向きに入れます。

告別式など香典の封筒の書き方のマナー

弔事では薄い墨を利用して控えめに書くことがマナーです。正式には筆と墨を使って書きますが、略式、現代では筆ペンやサインペンなどを利用します。できるだけボールペンは避けた方が望ましいでしょう。筆ペンは濃い墨と薄い墨のものが販売されていますので、告別式に使用するには薄い墨のものを選んでください。 封筒の表書きと氏名は楷書ではっきりと丁寧に書きます。水引の上に表書き「御霊前」など、下に名前をフルネームで書きます。販売されている封筒の中でもあらかじめ表書き が印刷されている封筒を購入すれば、表書きを新たに記入する必要はありません。 氏名だけを記入します。一人で贈る場合は中央に書き、連名の場合は表書きの真下に目上や年上の氏名を書き、順に左に並べて書きます。連名の場合は3名くらいが限度です。

告別式受付のマナーについて

葬儀と告別式は同義として使われることが最近は多いのですが、本来は異なります。葬儀は死者を弔う、成仏を祈る儀式です。原則として喪主、遺族、親族や生前故人と親しかった人のみが参列します。僧侶がお経を読み、焼香し、故人が成仏できるよう祈ります。一方、告別式は故人にお別れをする儀式です。一般の人は、告別式だけに参列し、焼香をし、故人との最後のお別れをします。

告別式などの受付に入る時のマナー

また、友人と大声で話しをしたり談笑することも、もちろんマナーに反しています。

告別式などの受付での記帳のマナー

受付では、お悔やみを述べ、香典を差し出し、芳名帳に記帳します。お悔やみは「このたびはご愁傷様です」「心よりお悔やみ申し上げます」など簡単な言葉で問題ありません。香典はふくさに包んで持参し差し出します。 その際「お供えください」と付け加えるとよりスマートになります。香典はむき出しではなく、ふくさに包み持参することがマナーです。ふくさには種類があり、慶事用と弔事用があります。 慶事用は赤色や刺しゅう入りなど、弔事用は黒色です。慶事と弔事の両方に利用できるものもあり、これが大変便利です。兼用は、紫色や紺色、うぐいす色やくすんだ色などです。 芳名帳にはきちんと記帳をするすることがマナーです。弔事の場合は記帳をしないという人もいますが、喪家側は誰が参列してくれたのかを把握するのに必要としています。香典返しやその後の挨拶など喪家側に迷惑がかからないよう、芳名帳には記帳をするようにしましょう。 また代理で参列した場合には、誰の代理なのかということをわかるようにします。代表の氏名を記帳し、その左に代と小さく書き参列者の氏名を記帳します。その後、告別式式場に入ります、その際、「お参りさせていだだきます」「御焼香させて頂きます」などと述べるとスマートです。弔問や通夜で、すでに香典を供えている場合には記帳だけで問題ありません。

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初回公開日:2017年05月24日

記載されている内容は2017年05月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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