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個人事業主の「屋号」の付け方と例・開設可能な銀行口座一覧

独立ノウハウ

個人事業主やフリーランスは、個人名でもビジネスができますが、屋号があるといろいろ利点があります。事業のブランドになり、個人名よりも信頼を得やすい、また仕事としてプロ意識をもちやすいのです。個人事業主の屋号のつけ方や例、屋号での銀行口座について紹介しましょう。

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個人事業主の屋号は、店の顔

個人事業主が開業したら、ぜひ屋号をつけることをお勧めします。たとえば絵本専門店なら「えほんやポポたん」とかです。春の草花を連想させ暖かいイメージで、語呂もよくて覚えやすい、こんな屋号なら、気分も上がってビジネスを展開できることでしょう。訪れたくなるお客さんも増えそうですよね。 個人事業主にとって屋号をつけるとは、我が子の名づけと同じかもしれません。願いをこめるように事業名を入れ、人に愛されるように親しみやすい語をえらび出します。

屋号の始まりは江戸時代といわれます。商人がわかるように屋号をつけました。時代劇でおなじみの「越後屋」がそうですし、現存する「紀伊国屋」「不二家」はその名残です。こうして屋号を看板として、商人は信用を築いていくものですね。つまり個人事業主のブランドです。

個人事業主の屋号のメリット

個人事業主はどうしても、プライベートとビジネスの境界が曖昧になりがちです。屋号をつけることで区別をはっきり意識することができます。感情に左右されずに経営判断ができます。会計面でも、屋号で銀行口座を開けば収入や支出を明確にできますね。 プロ意識をもって営業していることを取引先やお客様、社会に対してアピールできれば信頼を得られます。振込先が個人名になっているより、屋号が設定されていれば、公私混同が無いことが明白なので信用されるのではないでしょうか。

個人事業主の屋号のつけ方

個人事業主のブランド・看板としての名前ですから、よく考えてより良い屋号をつけたいですね。ですが、ただ好きな名前を自由につければ良いというわけではありません。 屋号は宣伝広告のひとつとして考えられ、守るべき社会的条件もあります。それも含めて、屋号の決め方のポイントをお伝えしましょう。  ・覚えやすい名前  ・他と区別ができる名前  ・発音しやすい名前  ・読みやすい名前  ・会社や法人と思われない名前  ・商標登録されていない名前

個人事業主の屋号は覚えやすい名前にする

長すぎず短かすぎず、声に出してみて、語呂が良いものにしましょう。漢字4文字、カナなら5~7文字が語呂良いですね。 名前を聞いて事業がわかるものが良いでしょう。 *オーソドックスに 「〇〇電機」「〇〇医院」「〇〇一級建築士事務所」 *基本にかえって伝統的にきめると、かえっておしゃれ 「鍛冶屋〇〇」「紺屋〇〇」「油屋〇〇」「花屋〇〇」「看板屋〇〇」「菓子屋〇〇」 *横文字カナ表記で事業をもりこむ 「〇〇デザインオフィス」「カフェ〇〇」「フィナンシャルプランナー〇〇」 目だけでなく、声に出して確かめてくださいね。

個人事業主の屋号は他と区別させて

他の店と混同してしまう名前はふさわしくありません。地域が拠点ならば周りに似た名前が無いか配慮したり、検索エンジンで同じ屋号ですでに開業している所がないか確認します。あなたがこだわっている名前でも、後々問題になってしまうので同じ屋号は避けましょう。

発音しやすい名前にしよう

個人事業主は電話や名刺交換のさいに名乗りますよね。読みにくい字や、発音しにくい屋号は、挨拶や紹介のたびにストレスになってしまいます。名づけの際は客観的な意見を聞いてよく検討しましょう。 180度、逆の例が『きゃりーぱみゅぱみゅ』さんですね。とても発音しづらい故に、皆が何度も言おうとするため、覚えられ広まったお名前でした。お名前と一緒に曲などが紹介されますから、これもありですね。デザイナーやライターなど、作品とペンネームが対になる場合は良いかもしれません。

読みやすい漢字にしよう

声に出すことは、名前がひろまる大きな一歩なのです。とすると、常識的に読めないような漢字を使うと、声に出してもらえなくなります。ことばは声で伝わります。難解な字は一見、印象に残りそうですが、声に出ない語句は伝わりません。 個人事業主は声に出せる名前を屋号にえらびましょう!

会社や法人と混同されない名前

会社法では、会社でない個人事業主が屋号に「会社」「法人」といった、会社と誤認されるおそれがある文字を使うことを禁じています。英語表記で「Co.」「inc.」なども使えません。

商標登録がある名前は使えない

商標法では、商標登録された商品やサービスを他の人が使用することは禁止されています。登録されている商標は「特許情報プラットフォーム」内の検索で探すことができます。

屋号を考える個人事業主のステップ3

1. 思いつくままに候補を列挙する  個人事業主自身と、商品やサービスの内容、夢や理想、など、あなたが考える屋号の候補をできるだけ多く挙げていきます。思いつくままに、消さずにできるだけ自由に、100個を目指して書いてみましょう。 2. 絞り込む  前述の6ポイントを参考に、絞っていきます。検索エンジンも使用して既に登録されているものは外します。 3. 決定する  チェックポイントを通過した候補から、最も気に入ったものを選びます。客観的な意見をきいてみたり、画数や縁起担ぎなども参考にしてみましょう。

ネーミングをプロフェッショナルに発注できるサイトもあります。紹介されている採用ネームの一つに素敵なものがありました。 *バームクーヘンのショップ名 「輪菓(リンカ)」

屋号などを考える時、少人数で考えるより、より多くの人数で考えたほうが良い意見が聞けると思い、依頼しました。今回は多くのご提案を頂き、本当にありがとうございました。選ぶのも大変なくらい、多くの良いご提案・ご意見をいただきました。

屋号OKな個人事業主の銀行口座

屋号を決めたら、さっそく金融機関の口座開設をしましょう。個人と事業の通帳を分けて経理を管理するのは、個人事業主のビジネスにとって必要なことです。 個人事業主専用の通帳を作成できるのは次の金融機関です。  ・みずほ銀行  ・三菱東京UFJ銀行  ・三井住友銀行  ・りそな銀行  ・楽天銀行  ・ジャパンネット銀行  ・ゆうちょ銀行 ※屋号はつけられません

入出金管理は個人事業主にとって必要不可欠。個人の通帳と一緒になっている方は、すぐに切り替えて区別し、会計管理をしましょう。 上に挙げた代表的な金融機関のほかにも、地元のJAやしんきん、地方銀行でも可能かもしれません。問い合わせてみてください。

個人事業主は屋号でモチベーションも運気もアップ

屋号は大切な名づけですから、運気も味方につけられたら良いですね。画数や、運気が上がる漢字を使うのもおすすめです。 ここまでお話したことを参考に、お気に入りの屋号をつけることができたら、事業に張りが生まれること間違いなし、気持ちと運気とお金がまわって、かならず成功できるでしょう!

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