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第二新卒での転職を成功させるコツ|よくある転職理由と志望動機例文

転職ノウハウ

「第二新卒」という言葉をよく見聞きするようになりましたが、現在の転職市場において需要が高まっているのをご存じですか?第二新卒の方々は今がチャンスです。面接やエントリーシートで失敗しない転職理由の書き方とダメな転職理由について具体例を挙げながらご説明します。

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いまさら聞けない「第二新卒」とは?

「第二新卒」という言葉に法的な定義はありませんが、一般的には入社してから3年未満の求職者のことを言います。さすがに5年、10年経ってしまうと「第二新卒」とは言えません。 4年生の大学を卒業しストレートで就職、それから2、3年で転職を考えるとなると年齢的には25〜27歳ぐらいまでと考えてよいのではないでしょうか。以前は就業経験がある人を指していましたが、ここ数年は就業経験がない25歳ぐらまでの求職者も「第二新卒」と呼ぶケースもあるそうです。第二新卒の方々は、どのような転職理由をお持ちなのでしょう。 ちなみに「第三新卒」という言葉もあるのをご存じですか?こちらは大学院博士後期課程修了者、または大学院博士後期課程在籍者など、就業経験のない25歳以上の求職者のことを言います。

第二新卒の転職理由ランキング

転職サイトdodaが発表した「2016年4月〜9月転職活動を行った30,000人に調査」の結果によると、第二新卒に該当する20代の転職理由ランキングが下記のようになりました。 1位 ほかにやりたい仕事がある(13.9%) 2位 給与に不満(.1%) 3位 残業が多い、休日が少ない(7.2%) 4位 会社の将来が不安(6.7%) 5位 専門知識・技術力をアップしたい(5.9%) 新卒の就活の場合、自分にはどのような仕事が向いているのか、どういう方向性に進めばいいのか明確なビジョンを持っている人は、案外少ないのかもしれません。実際に働いてみて「ほかにやりたい仕事がある」という転職理由が1位ということは、就労経験があるからこそ見えてくるビジョンなのです。明確な目標を持って転職活動しているのが第二新卒だと言えるのではないでしょうか。

なぜ「第二新卒」の需要が高いのか?

企業側はなぜ「第二新卒」という人材を求めるのでしょう。もちろん、第二新卒は就労経験豊富ではありませんので、有益な即戦力として見込んでいるわけではありません(一部を除く)。しかし、前職で新入社員研修等を受け実際社会に出て働いた経験があるということは、社会人として必要なビジネスマナーを身につけているということです。新入社員のようにスタートラインがゼロではない、というところにメリットを感じています。

新卒の3割が3年以内に辞めてしまう

もう1つ、企業側が「第二新卒」を求める理由として「新卒の3割は3年以内で辞めてしまう」という実情に頭を悩ませており、抜けた層の埋め合わせとして「第二新卒」を要しているのです。中途採用のように就労経験豊富な人材の場合、即戦力になるというメリットもありますが、前職の影響を受けすぎて新しい環境に馴染めない、新しい手法を取り入れにくいというデメリットも挙げられます。 これらのことを考えて、企業側が「第二新卒」を求めるのは、最低限のビジネスマナーを身につけ、かつ順応性の高い人材を求めているということがわかります。

「第二新卒」に該当するあなたが転職を考えるなら

新卒で入社し実際に働いてみたけれど、やっぱり転職したいと考えている方も少なくないでしょう。その場合、転職サイトや転職エージェントに登録する際、転職理由をどう書いたらいいのでしょう。 「人間関係がイヤになった」「サービス残業が多すぎる」「思っていた仕事と違った」「上司のパワハラが耐えられない」「入ってみたらブラック企業だった」と、転職理由はいろいろあるでしょう。実際に、そういった転職理由を本音で書いていいのでしょうか?

なぜ採用担当者は転職理由を知りたがるのか

そもそも、採用担当者はなぜ、転職理由を知りたいのでしょう。それは、企業側は、第二新卒のあなたが前職でどのようなトラブル、悩みを抱えていたかを知りたいのは、転職後にその問題が解決、解消されるかどうかを考えているからです。 たとえば「自分にとってキャリアアップにならない」という転職理由だった場合、転職してからキャリアアップできるかどうか、できる見込みがあれば採用となりますが、できる見込みがなければ、たとえ採用してもすぐ辞めてしまうだろう、と考えるからです。企業側は転職理由の内容で、あなたの人格を判断しているわけではありません。

ウソの転職理由はすぐバレる

適当なウソをついてもバレないと思っている人がいるかもしれませんが、採用担当者、面接官は人を見抜くプロです。毎年大勢の面接をこなしているうちに、「この人、今ウソついている」とすぐ見破れることができます。 その場を取り繕うようなウソの転職理由を並べても先方からは「浅はかだ」と思われるだけです。バカ正直に本音を話す必要はありませんが、過剰なまでに話を盛る、美談にするようなことは避けたほうがよいでしょう。

転職を成功させるコツ:転職動機をポジティブに変える

採用担当者との面接で、ストレートにネガティブな転職理由を告げるのは得策とは言えません。たとえば「人間関係がイヤになった」という理由でもネガティブに捉えると「集団生活に適合しない」と思われてしまうかもしれません。「残業が多い」という転職理由もネガティブに捉えると「ヤル気がない」と思われてしまうかも。だからといって、前述したようにウソをついても結局はあとでバレて失敗してしまいます。 ここで一番大切なのは「退職理由」と「転職理由」の違いです。退職理由はネガティブな過去のものですが、転職理由は未来のポジティブな志です。そう考えると、ネガティブな退職理由をポジティブな転職理由に変換しやすいです。ではどうすればネガティブをポジティブに変えることができるのでしょう。いくつか具体例を挙げながら検証してみましょう。

ポジティブな転職理由に変換 その①:人間関係

上司や先輩と合わない、パワハラを受けたなど人間関係が原因で転職を希望する場合、そのまま伝えるのはNGです。これをどうポジティブに変えればいいのでしょうか。 「人間関係がイヤ」という転職理由はポジティブに置き替えると「年功序列な上下関係に限界を感じた」とか「閉鎖的な人間関係では自分のキャリアアップは見込めない」というように、前職のままでは自分が前に進むことができない、だから貴社で頑張りたい!とアピールすることができます。 また、仕事をするにも独りよがりではなくグループやチームでの連携が大切ということを学んだ、とアピールすることもできます。

ポジティブな転職理由の回答例文

「前職は年功序列が基本となっており、本人の実力がなかなか認められない、または発揮できない環境でした。また、上司への風通しも悪く下からの意見が反映されることもなく、上層部の独断で物事が決まる傾向にありました。 私は前職の経験で、仕事は一人でできるものではないことを痛感しました。チームやグループで協力し合うことで、個人はもとより組織全体がスケールアップすることができることを学びました。残念ながら前職ではそのような環境ではなく、転職を考えた次第です。 私は貴社の社風がそのような閉鎖的なものではないと知り、ぜひとも貴社で実力を発揮したい、成長したいと考えております」

ポジティブな転職理由に変換 その②:給料が低い

たとえ本音では「給料が安いから転職したい」と思っていても、そのままストレートに採用担当者に答えるのはやはりNGです。ごく一部の例外を除けば、一般的に日本人はお金にガメついことをよしとしません。お金、給料、現金といった言葉を羅列すると、印象が悪くなります。 前職に給料面での不満があった場合、それをどのようにポジティブな転職理由に変えるかとういうと、漠然とした言い方になってしまうかもしれませんが「前職に勢いを感じられなかった」つまり「儲かっていなかった」とか「会社の将来性に不安があった」というニュアンスを含めてはいかがでしょう。その一方で、志望する企業には勢いがある、発展性を感じるといったポジティブな印象を協調すると良いでしょう。

ポジティブな転職理由の回答例文

「今の日本社会は決して景気がよいと言える状況ではありませんが、前職はそれにもまして勢いのなさ、停滞さを感じずにはいられませんでした。その打開策を投じても、閉鎖的な社風でなかなか結果に繋がらないことも多々ありました。貴社の業績は○○の業界でも群を抜いています。その勢いにのって、私も実力を発揮したい、自分自身のキャリアを幅広く発展させたいと考えております」

ポジティブな転職理由に変換 その③:ブラック企業だった

「休日出勤、サービス残業は当たり前、無理なノルマを押しつけられ、先輩や同僚が次々と辞めていく」そんなブラック企業に入ってしまった場合、これらネガティブな退職理由をどのようにポジティブな転職理由に変えればいいのでしょう。 たとえば「無理なノルマの押しつけ」というネガティブなものを「適正なノルマや目標に向かって組織が一丸となって取り組んでいる姿勢に共感を得た」というような内容にすると、ポジティブな転職理由に変わります。

ポジティブな転職理由の回答例文

「前職では仕事とプライベートの境目がなく、惰性で仕事を続けていた感がありました。時間に余裕がなく、常に目の前のものをこなすことで精一杯でした。このような働き方では、心身共に疲弊し、仕事に悪影響を及ぼしてしまうことにつながりました。健全な職場環境で健全な働き方をし、より一層のスキルアップと業績アップに全力を注ぎたいと思います」

第二新卒の転職活動を成功させるコツ

前述したように、ネガティブな退職理由をポジティブな転職理由に置き替えると、それだけで自身のモチベーションも上がり前向きな転職活動ができるようになります。大切なことは、前職のネガティブなことをいつまでも引きずらず、新しい未来に向かって前向きに進むことです。 一度社会に出たという経験を活かし、自分の目標や希望を明確なビジョンにし、それに向かって邁進したいということをアピールしましょう。転職を希望するということは「同じ轍を踏まない」ということです。あなたのヤル気を面接官にしっかり伝えましょう。

第二新卒に強い転職エージェント、転職サイト

転職情報を得るには、転職サイトまたは転職エージェントを利用するのが一般的です。第二新卒の場合、新卒と違って転職サイトやエージェントを利用できるので、新卒で入社できなかった企業への転職も夢ではありません。 特に転職エージェントは、転職情報だけでなく、キャリアコンサルタントからアドバイスを得ることができ、企業面接のアポ取り、前職の退職手続き、転職先のアフターケアなど充実したサービスを受けることができます。 ここでは第二新卒に強い、転職サイトと転職エージェントをご紹介します。転職活動を成功させるにはなるべく多くの転職サイト、エージェントに登録することをおすすめします。1つのサイト、エージェントの情報だけで転職先を決めるのではなく、セカンドオピニオン、サードオピニオンを取り入れましょう。 実際、転職情報の良し悪しはキャリアコンサルタントの質にかかっています。最初のうちは複数社に登録し、その中から徐々に信頼できるサイト、エージェント、キャリアコンサルタントが絞られてくるはずです。転職サイト、転職エージェントの登録・利用はどこも無料です。複数社に登録しても一切費用はかかりませんので費用面でも安心です。 転職理由を複数社の転職サイトやエージェントの登録し、手続きをするのは大変ですがそれも最初だけです。新卒の就活を比べれば第二新卒の転職活動のほうがずっとラクなはずです。手間暇を惜しまずに登録しましょう。

第二新卒におすすめの転職サイト その① doda(デューダ)

第二新卒に特化した転職サイトではありませんが、転職初心者が安心して登録できるサイトとして好評を博しています。特にdodaは転職エージェントサービスも充実しており、転職情報のみならず、さまざまなサポート体制が整っています。きっとあなたの転職理由に沿った転職先が見つかるでしょう。

第二新卒におすすめの転職サイト その② リクナビNEXT

転職した人の8割が利用している業界大手がリクナビNEXTです。第二新卒向けの無料スカウト機能があり、企業側からオファーが届くシステムになっています。もちろんリクナビNEXTも転職エージェントサービス(リクルートエージェント)を提供していますので、両方登録することも可能です。さまざまな情報を得て、あなたの転職理由にぴったりの企業を見つけてください。

第二新卒におすすめの転職エージェント その① マイナビエージェント

転職サイト「マイナビ」が運営する転職エージェントが「マイナビエージェント」です。このエージェントは20代、第二新卒の転職に力を入れています。同業他社へのキャリアアップから、他業種へのキャリアチェンジまで充実したサポートを提供しています。キャリアコンサルタントとの面談であなたの転職理由をきちんと伝えれば、現在の問題点、その解消方法を導き出してくれます。あなたと一緒に転職活動を支えてくれる大切なパートナーになってくれるでしょう。

第二新卒におすすめの転職エージェント その② ワークポート

ワークポートはキャリアコンサルタントの対応が丁寧なことで評判の高い転職エージェントです。手厚いサポートを充実させるため、あえて東京/名古屋/大阪/福岡に限定し、じっくり時間をかけて対応してくれます。転職情報だけではなく、各業界の専門知識・人脈を持ったコンサルタントをそろえており、安心して相談できます。 もちろん面接や書類作成のアドバイスもしてくれます。あなたの転職理由をよりポジティブなものにし、最適の転職先を提供してくれるでしょう。

第二新卒におすすめの転職エージェント その③ 第二新卒ナビ

この転職エージェントはまさに第二新卒に特化したサービスを提供しています。高い内定率(83%)、高い定着率(92%)を謳い、20代向けの就活サポートを提供しています。 「第二新卒ナビ」ももちろん登録・利用は完全無料で、初回カウンセリングを2時間、ここで徹底的にあなたの転職理由について話をすることができます。また、それ以降も企業の面接1回ごとに2時間の面接対策を実施、希望する業界がどのような人材を求めているのか、傾向と対策も丁寧に対応してくれます。

第二新卒におすすめの転職エージェント その④ 第二新卒エージェント neo

「第二新卒エージェントneo」も第二新卒に特化した転職エージェントです。専任のキャリアコンサルタントがあなたの転職理由を丁寧に分析し、あなた自身が気づかなかった業界へのキャリアチェンジを提案してくれたり、あなたに合った企業の情報を提供してくれます。もちろん登録・利用は完全無料で就活ノウハウのアドバイス、面接の対策、書類の添削等充実したサービスを提供してくれます。あなたの転職理由をよりキャリアアップに繋げる第一歩になるエージェントです。

第二新卒におすすめの転職エージェント その⑤ 就職Shop

「就職Shop」はリクルートが運営する転職エージェントで、特に「未経験から正社員」になることに特化しています。書類選考ではなく、企業への紹介は「面談」を重視しています。またネットの情報だけではなく、直接キャリアコンサルタントとの面談を重視しているので、転職情報に限らず相談なども気軽にできます。 東京(銀座駅/新宿駅/立川駅)、横浜駅、千葉駅、大宮駅、大阪駅、三ノ宮駅、烏丸駅に実店舗があります。全国区ではありませんが、主要都市のアクセスのよい場所に実店舗を設けています。 書類審査ではなく、担当者があなたと顔をつきあわせじっくり面談することであなたのパーソナリティーを理解し、よりよい転職へ導いてくれるのです。

第二新卒として転職しよう!

就職氷河期と唱われた時代を経て、2017年現在は就活も引く手あまたと言われています。とはいえ、現状の就活は決して生やさしいものではありません。いくつもの壁を乗り越え、ハードルを乗り越えて内定をもらっても、実際に働いて「思っていたことと違う」「違和感を感じる」などと転職を考える方も少なくありません。 第二新卒という言葉がビジネス用語として一般的になった今、第二新卒に特化した転職サービスも充実しています。それらを利用しない手はありません。自分だけの力で探すこともできますが、それでは視野が狭くなり限界もあります。 第三者の目は客観的にあなたを評価してくれます。どんな転職理由でもそれをポジティブに変え、次へのステップに役立てましょう。「時は金なり」、迷っている時間がもったいないです。転職サイト、転職エージェントを大いに利用して、少しでも好条件の転職を成功させてください。

志望動機が内定へのカギ

この応募者、スキルは高いが、志望動機が弱いからすぐに辞めそう」 転職時の採用担当者にとって志望動機は「採用するかしないか」の最後のひと押し。志望動機がしっかりしているかどうかで、合否が大きく変わってきます。 各企業の欲しい人材像に合わせて、自分の持っている動機を合わせるには、企業の文化や採用時の癖を知ることが重要です。そのようなネットでは手に入らない情報を持っているのが「転職エージェント」。転職エージェントは、志望動機や職務経歴書など、各企業へのアピールポイントを教えてくれます。 どの転職エージェントを使えばわからないという人は、Mayonezが口コミから調べた転職エージェントランキングをチェックしましょう!

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