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空運業界研究|「現状」「今後の動向・将来性」を学ぼう

更新日:2020年11月05日

就活

人やモノを繋ぐ空運業界に就職したい就活生に向けて、今回は、空運業界の現状や動向、将来性などをご紹介していきます。空運業界の今ってどうなの?何が課題なの?というモヤモヤした雲を抜け出しましょう。

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空運業界研究:現状

まずは、空運業界が今、どのような状況なのか把握していきましょう。基本的な情報や業界シェアなど、データや数字を通して空運業界を俯瞰しながら、業界の現状をざっくりと把握してみます。

空運業界の現状:基本情報

以下は、空運業界の平成25年~平成26年のデータを元にした情報です。 ・市場規模:3兆1888憶円 ・労働者数:17252人 ・平均年齢:39.1歳 ・平均勤続年数:7.3年 ・平均年収:583万円 引用元:「業界動向SEARCH.com(※1)」 空運業界のデータは、他の業界と比較すると、全体的に平均的だと言えます。強いて言えば、平均勤続年数はやや短めといったところです。その他は、水準的な数字となっています。 2015年の労働者の平均年収は、440万円でした(※2)。空運業界の538万円という金額は、それを大きく上回っていますね。

空運業界の現状:業界シェア

次に、空運業界の業界シェアをご紹介していきます。以下は、平成25年~平成26年の、空運業界企業の売上高を元にしたです。 ・業界シェア1位:ANAホールディングス ・業界シェア2位:日本航空 ・業界シェア3位:スカイマーク 引用元:「業界動向SEARCH.com(※1)」 空運業界シェアの有数は、ANAホールディングスです。売上高は、1兆6010憶円。業界全体の市場規模が3兆1888憶円であることを考えると、大変高い業績となっています。続いて、売上高1兆3093憶円で日本航空。ANAホールディングスと並んでの高い業界シェアです。3位は「スカイマーク」で売上高は859憶円となっており、1位・2位との差が大きく有ります。 空運業界はほぼ「ANAホールディングス」「日本航空」の2社でシェアを占めていることになります。

空運業界研究:動向

続いて、現在の空運業界が、どのように変化しているのか、動向を追っていきましょう。空運業界が抱えている課題や問題点、また業界規模の推移などを見て、これまでとこれからの流れを読み取っていきましょう。

空運業界の現状:課題

現在の空運業界が抱えている、課題や問題点をご紹介します。 ・空運業界の課題1:燃料費の高騰 運搬業界の命運を握っている「燃料」や「原料の価格」。空運業界もまた、例外ではありません。燃料や原料の価格の変動によって、収益が大きく左右されるところが、空運業界の特徴です。近年、燃料費や原料費の価格は、高騰傾向にあります。その為、料金プランや燃料効率を重視した機材の見直しをする企業も増えており、各企業間での競争激化の原因ともなっています。(※3) ・空運業界の課題2:パイロットの確保 飛行機パイロットは、他の職種のパイロットと比較すると、特殊な技術や高い専門性が求められることもあり、資格や免許を取るのが難しいとされています。現在、空運業界を支えている飛行機パイロットの平均年齢は、40歳前後。若い世代のパイロットの育成が、進んでいないようです。 現役で活躍している40歳前後のパイロットの多くが定年を迎える2030年を機に、一気にパイロット不足進む可能性が懸念されています。今後、いかに若いパイロットを育成し、確保していくかが、国内の空運企業の課題となるでしょう。(※4) ・空運業界の課題3:LCCの成長 近年、「格安航空(LCC)」と呼ばれる分野が、空運業界で目覚ましい成長を遂げています。大手航空会社の料金の半額、あるいはそれ以下の格安料金を武器にしているLCCですが、稼働率の低さやパイロットの不足が問題点となっています。 現在は、大手企業が市場を独占している状態の空運業界ですが、LCCが上記の課題を解決し、成長を遂げることで、新たな展開が訪れるかもしれません。LCCの成長が、空運業界全体の成長や業界規模の拡大に繋がる可能性も、大いにあり得ます。(※1)

空運業界の現状:市場動向

次に見ていくのは、空運業界の市場動向。業界規模の推移を細かく追っていき、空運業界の傾向や将来性を覗いてみましょう。 空運業界の市場動向:業界規模の推移 以下は、平成17年~平成25年の、空運業界の業界規模の推移をあらわした資料です。

引用元:「業界動向SEARCH.com(※1)」 平成17年~平成19年にかけて、順調に増加していた空運業界の業界規模ですが、平成20年に減少傾向に転じます。そして、翌年の平成21年に大幅に落ち込み、平成22年も大幅に減少しています。一連の流れの背景には、燃料の高騰や震災の影響が考えられそうです。 平成23年になり、落ち込んでいた業界規模が、ようやく回復傾向に転じます。その後は、微増ではありますが増加し続けており、業界規模は平成17年と同じくらいまで回復。日本に来る外国人旅行者の増加に伴い、今後も業界規模の拡大が期待できそうです。 ・空運業界の現状:将来性 それでは、空運業界の現状や動向、業界規模の推移などから、将来性を考えていきましょう。 近年、日本文化が世界的に注目されるようになり、日本に来る外国人旅行者は増加しています。また、アジアが経済的に成長を続けており、空運業界企業の利用客の増加が期待できそうです。このような背景から、短期的に見れば、空運業界は今後も成長し続けるでしょう。 しかし、上記でも取りあげた、パイロット不足は、空運業界全体の重大な課題です。現在活躍している、40歳前後のパイロットが一気に退職する2030年頃になると、空運業界のパイロット不足は加速すると見られています。 また、LCCの登場により、空運業界では価格競争が激化しつつあります。過度な値下げ競争は、空運業界労働者の負担を増やしたり、機材などの整備不良を招いたりする可能性もあるのです。安全と価格のバランスをどのように取っていくのかによって、LCCを含む空運業界全体の今後は、大きく左右されると言えるでしょう。

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初回公開日:2016年11月21日

記載されている内容は2016年11月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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