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システムエンジニアの単価相場|派遣の場合の単価・人月での単価計算

ビジネスマナー

国内ではインターネットの人口普及率が85%近くなっている現在、システムエンジニア不足が年々深刻化しています。システムエンジニアの単価が高く、売り手市場だとさえ言われているほどです。そんなシステムエンジニアの単価相場や魅力はなんでしょうか?

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システムエンジニアとは

システムエンジニアとは

システムエンジニアは、システムの設計や開発を担当する職業です。よく”SE”と聞きますが、これがシステムエンジニアの略称です。似た言葉としてプログラマーがありますが、こちらはプログラムを書くだけの人で、主に"下流工程"を担うことが一般的です。システムエンジニアは、上流から下流まで行います。 エンジニアにはシステムエンジニアの他にも、インフラエンジニア・サーバーサイドエンジニア・フロントエンドエンジニアといった職種があります。

システムエンジニアも扱う言語は様々

システムエンジニアも扱う言語はたくさんあります。全ての言語ができなければならないことはないので、一言語のみ扱えれば大丈夫な案件もあります。 しかし、システムの中で複数の言語が使われていることも多いため、複数の言語を扱えるエンジニアは重宝されており、扱う言語によって単価が変わったり、扱う言語数が多いほど単価が高くなります。

具体的にシステムエンジニアが扱う言語とは

システム開発で主によく使われるのはJavaやC言語です。JavaはWebシステムから組込み系のシステムまで幅広く使われているため、利用シーンは多いです。C言語は処理速度が速いためシステム開発では使われることが多い言語です。 Webシステムではサーバーサイド言語であるPHPやJavaScriptといったものが使われることもあります。Webシステムでは情報のやりとりとしてデータを保存することが多いため、データベースを使用するケースがほとんどです。データベースはMySQLやPostgreSQLがあり、データベースに関する知識やSQLを扱える必要があります。

システムエンジニア不足のIT業界

システムエンジニア不足のIT業界

システムエンジニア不足の原因

スマートフォンの普及により、スマートフォンアプリやWebサービスの需要が年々高まっています。多くの企業がWebアプリケーションを作りたいと考えていますが、それに見合ったエンジニアの数は足りていないのが現状です。 それに加えて、大手金融機関などが大規模なシステムを導入するとその開発や保守に人手がかかる、人工知能などの新技術が増えていることから、ニーズに対するシステムエンジニアの供給が足りていないことも現状です。 このことからシステムエンジニアの需要は今後さらに高まっていき、単価もまだまだ高まっていくことが考えられます。

システムエンジニアは売り手市場なのか?

深刻なエンジニア不足により、最近「システムエンジニアは売り手市場である」ということをよく耳にします。では、実際にシステムエンジニアは「売り手市場」となっているのでしょうか。 多くの企業でエンジニアの採用活動を積極的に行っていますが、正直なところ、スキルが高くないエンジニアとなれば、単価が低くなってしまったり、仕事が取れないといったことがあるのは事実です。他の職種に比べてスキルが低いと厳しく評価されてしまう世界ではありますが、その分スキルが高い人にとっては「売り手市場」であり、自分の能力がより単価に反映されるというメリットもあります。 しかし、現状のスキルが低い場合でも企業で経験を積んでスキルをつけることによって単価を上げていくことは可能です。そういったことを考えるとエンジニアは売り手市場であると言えます。

システムエンジニアの単価相場が異なる場合

システムエンジニアの単価相場が異なる場合

スキルや経験によって単価が変わってくるシステムエンジニアは、年齢によって判断されることはあまりありません。そのため、年功序列ではなくスキルが上がれば単価が上がっていき、学生であっても時給3000円以上ということも珍しくありません。 そんなシステムエンジニアですが、スキルや働く会社・地域によって単価相場がかなり違ってきますので、ポイントとして抑えておきましょう。

スキルの違いによる単価差

正社員であってもスキルによっては倍以上単価が変わってくることも珍しくありません。ただ単にコードが書けるだけではなく、チームでの開発を考えることができる人や保守性の高いコードを書ける人が評価されます。またスキルといっても技術面だけではなく、コミュニケーション能力が重要視されることも多いです。 というのも、システムエンジニアは相手が何を作りたいかを理解して作らなければなりませんが、そこにズレが生じてしまうと、仕様のズレや細かなバグに繋がってしまうからです。

企業規模による単価差

大手企業は優秀なシステムエンジニアを育成するための教育システムが充実しているため、優秀なシステムエンジニアが数多く揃っているます。そのため中小企業よりも3〜8割ほど単価が高くなると言われています。 ただ、ベンチャー企業でも、スキルがありビジネスサイドを考えることができるエンジニアはヘッドハンティングされ、システムエンジニアが望む金額で採用されることもあります。

地域による単価差

他業種の正社員であっても東京と地方で給料が変わるように、システムエンジニアの単価も地域によって変わります。在宅フリーランスであれば地域差が出てくることは少ないですが、オフィス常駐フリーランスであれば地域差が出てくることがあります。 また、業務委託であっても完全リモート不可の企業も多いため、地方のシステムエンジニアは案件を請け負うことが難しい場合も少なくありません。

システムエンジニアの相場単価

システムエンジニアの相場単価

システムエンジニアの単価相場(年齢別)

以下は、リクナビが20~30代のエンジニア1000人を対象に調査した結果から、システム開発、システム運用・監視、コンサルタントなどのIT系職種=ソフト系エンジニア分の結果を抜粋しました。ちょうど転職やキャリアチェンジなどを考える年代です。

ソフト系システムエンジニアの年収は以下の通りです。

20代前半20代後半 30代前半平均
大学(文系)卒313 万円396 万円507 万円474 万円
大学(理系)卒376 万円404 万円530 万円492 万円

システムエンジニアの単価相場(会社規模別)

先ほども述べましたが、やはり大きい会社になるほど単価も上がっています。大手企業は、優秀なシステムエンジニアを抱えていることが多く、実績も数多くあるため、ミスが許されないシステム案件やセキュリティーが重視されるような案件を取り扱っていることが多いです。 そういった案件では、技術力と納品するシステムの正確さが問われるため、必然的に単価が上がります。そのため、大手企業になるほどシステムエンジニアの単価が上がるといったことが起こります。 難しい案件は技術力が高いシステムエンジニアが担当するため、単価の高さと技術の難しさはほぼ同等です。 ただ、必ずしも小さい規模の会社だから単価が低くなるといったことはありません。小さい規模の会社であっても、特定の技術に特化した会社であれば単価が高くなることもあります。

システムエンジニアの単価相場(言語別)

株式会社ビズリーチが運営する求人検索エンジン「スタンバイ」が、「プログラミング言語別 平均年収ランキング2017」を発表しました。このランキングは、「スタンバイ」の正社員求人情報約250万件から、各プログラミング言語名が含まれる求人情報の給与金額の平均値を集計したものです。

1位:Python(651万円) 2位:Perl(633万円) 3位:Ruby(606万円)

Pythonは、第3次AI(人工知能)ブームにのって、この先も単価上昇が考えられる言語です。

システムエンジニアは売り手市場、まだ伸びしろもある魅力的な職種!

システムエンジニアは売り手市場、まだ伸びしろもある魅力的な職種!

小学校でもプログラミングの授業が義務化されるなど、システムエンジニアの数が増えてしまい、今後が心配だと思う方もいらっしゃるでしょう。 ただ、プログラムを書くだけのプログラマーは、海外の安い労働力に取って代わられたり、自動化されてしまう可能性もあります。しかし、システム全体のことを考えられるシステムエンジニアは、今後も需要が高まっていくはずです。 主要なプログラミング言語は常に変わっていくので、言語を習得したからといって安泰ではなく、システムエンジニアとしてやっていくのであれば、学び続ける必要があります。 しかし、学べば学ぶほど給与にも反映されるため、頑張っているのになかなか努力を認めてもらえないということがありません。また、他の職種とは違い、年齢に関係なく実力さえあればステップアップの可能性も拡がるでしょう。

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