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中国への転職方法とは|転職率/転職事情/転職サイト/給料など

転職事情

中国は日本の企業にとって巨大なマーケットであり、多くの日系企業が進出している国です。中国に日本企業の駐在員として働きたい、現地採用として転職したい、色々なケースがあるります。そんな中国へ移住するメリット・デメリット、中国の転職サイトをご紹介します。

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中国への転職方法

中国は日本の企業にとって巨大なマーケットであり、多くの日系企業が進出している国です。また、日本に住んでいても中華料理が身近にあり、その食文化も日本人の味覚にあっており非常に親しみを感じます。 日本企業の駐在員として中国で働くことを考えている、あるいは、現地採用として中国で仕事がしてみたい、色々なケースがあるかとは思いますが、まずは中国へ移住するメリット・デメリット、そして中国の転職事情、中国の転職サイト・転職エージェントをご紹介します。

中国へ移住・転職するメリット

●人脈が広がる 中国に進出している日系企業はいずれも日本を代表する大企業ばかりです。日本本社も中国は最重要市場と位置付けている企業も多く、本社の幹部級の人材を送り込んできますので必然的にそういう人脈や、付き合いが多くなります。 ●物価が安い 日本と比べるとアジアの物価は安いですが、中国も同様に物価水準は日本以下になり、移住後の支出が小さくなります。 ●中華料理が美味しい 移住にあたっては現地の食事も重要ですが、中華料理は日本でもなじみがあるため日本人の味覚にも合っています。日本にも中華料理屋は沢山ありますから、日本に住んでいても馴染みがありますよね。そしてやはり本場の味は格別であり、食べてみたくなります。 ●交通の便が良い 上海や北京など中国の各都市へ日本からの直行便があるので、移住後も一時帰国しやすいです。 ●楽観主義者が多い 自由気ままに自分の人生を楽しみ、日本人のように常に真剣に悩み苦しみ深刻な人はあまりいません。著しい経済成長のため貧富の差は激しいですが、貧しくても基本的には楽天的に人生を楽しんでいます。朝から広場でダンスをし、麻雀をしたりしています。

中国へ移住・転職するデメリット

●半日感情が強い国 やはり最も問題なのは、日に日に高まる対日感情となります。中国人は日本で最も多い外国人であり、中国はアメリカの次にたくさんの日本人が住む国であるにも関わらず、親日ではありません。日系企業に対して反日デモがあったり、日本企業はこれまで多くの被害を被ってきました。それでも日本が中国に進出を恐れない理由は、中国マーケットの大きさに大きな魅力を感じているからでしょう。 ●マナーやモラルが無い 日本のコンビニで働く中国人を見たことがあるでしょうか。そのサービスマナーは日本人とは比べ物にならないほどぶっきらぼうで適当です。中国人のイメージといえば、禁煙にも関わらず、そのあたりで煙草を吸ってポイ捨てしたり、店の中で平気にタンを吐いたりと、とにかくマナーやモラルがなっていない人であり、そういう国民性という認識をしています。 ●大気汚染が酷い PM2.5を初めとした大気汚染は、急発展を続ける経済成長に伴って起きている現象であり、明らかに空気は淀み人を害しています。中国人はそれを理解しているのにも関わらず、目先の利益のために決して止まらず今現在も被害を拡大させています。中国に行くという事は、そういった大気汚染に立ち向かう勇気が必要となります。 ●コミュニケーションに中国語は必須 中国人は英語をほとんどしゃべれません。ということはコミュニケーションとして中国語が必須となります。周りには日本語を話すことが出来る中国人はいるかもしれません。しかしながら、それに頼って生活をし続けることは出来ませんから、最低でも日常会話レベルの中国語をしっておかないと、生活・仕事は出来ないでしょう。

中国で働く際のビザ情報

日本国籍の方が15日以上滞在する場合はビザの申請が必要です。日本企業も多数中国へ進出しており、これから沿岸部だけではなく内陸部の成長も大きく見込まれています。今後仕事や留学、プライベートで中国に関わる方も増えてくるでしょう。ビザ情報は短期訪問ビザ、就労ビザ、学生ビザ、その他のビザの詳細と解説についてはウェブサイトに詳細が記載されています。最新情報は常に更新されますので、ウェブサイトなどで確認が必要です。

中国で生活するための費用目安

中国は物価が安いと言われていますが、実際はどうなのでしょうか。中国といっても相当な広い大国ですから、地方によっても物価は変わってくるでしょう。生活費も同様です。住む場所によって生活費が変わってくるため、今回は中国の首都「北京」の生活費についてご紹介します。 前提条件としては、配偶者と共に二人暮らしで北京に生活した場合とします ・家賃  :8.5万円 (60㎡1LDK) ・食費  :2.5万円 (自炊メイン) ・光熱費 :0.2万円 (電気、水道、ガス) ・交通費 :0.3万円 (地下鉄メイン) ・通信費 :0.3万円 (インターネット、携帯) ・生活用品:1.5万円 (家電製品買い替え、備品購入等) ・交際費 :1.0万円 (友人と食事、サークル等) ----------------------------------------------------------------- ・合計  :14.6万円 中国の首都「北京」にて、二人で生活した場合の生活費は14.6万円となります。日本の東京で生活することを考えると、かなり安いと思います。食費が外食メインとなると、食費は倍に膨らみますし、交際費が多くなるとその分生活費に圧迫しますが、贅沢な暮らしをすると当然そうなります。上記は、あくまで北京で暮らす最低限の生活費と考えて参考にしてください。

中国の転職事情

中国での日本人の転職は様々な面で日本とは異なります。まずは、情報収集をしっかりとして中国への転職に向けて頑張りましょう。中国の転職事情としまして、転職する最低限のスキル、中国における日本人就労形態、中国に転職した場合の給料相場、中国の住居費用をご紹介します。

中国の転職事情

●就労形態 「現地採用」が一般的で、中国就労経験者や同職種経験者は有利となります。給与、待遇は経験、能力、即戦力かどうかにより月給8,000元(手取り)~日本採用並の待遇まで様々となります。 ●日本人の必要性 取引先や顧客が日本人の為、日本人ならではのきめ細やかな対応であったり、ビジネスマナーを求めて採用されるケースが多いです。日本本社との連絡業務や報告書作成等正確な日本語でのやり取り等も求められたりします。また、採用側から見た現地採用の日本人の利点は日本からの駐在員に比べコストを抑えることができ、言葉の面や現地事情に詳しい点等が挙げられます。 ●求人企業 9割以上が日系企業、残りは外資系(欧米系・台湾系・香港系など)及び中国民営企業となります。業種はメーカー、物流、IT、不動産、コンサルティングなどあらゆる分野があります。 ●求人職種 現地の日系企業対応の仕事が多く、日系市場開拓の足がかりとしての採用が多い為営業職が大半を占めます。その他カスタマーサービス、生産管理、秘書等があります。

転職する最低限のスキル

●語学力 中国語は必要不可欠となります。資格より実際にビジネスで使用できる会話力があるかどうかがポイントとなります。英語も業種によっては必須となります。最近は欧米企業における日本市場向け営業人材が求められるケースが増加しており、その場合社内コミュニケーションで英語力が必要となります。 ●実務経験 就業ビザ取得条件として2年以上の職歴が必須となります。求人職種と同様の経験、又中国での職務経験があれば有利なケースが多くなります。日本で転職する場合と同じく即戦力となれるかどうかがポイントであり、入社後研修等がある会社は少なく、OJTで業務習得を求められるケースが多いです。

中国の日本人就労形態

●雇用形態 中国での外国人就業は1~3年契約が一般的で、その後通常は更新されます。日本人であっても中国の「労働契約法」に準拠した労働契約書を企業と締結します。 ●試用期間 中国での就職の際、日本と大きく異なるのが「試用期間」と「試用期間内の給与金額」となります。中国の労働法に基づき、試用期間は1年以上3年未満の労働契約の場合2ヶ月まで、3年以上の有期労働契約の場合は6ヶ月までとなります。平均的には2ヶ月の試用期間を設ける企業が多く、試用期間内の給与金額は企業によるが基本給の80%~100%程度となります。 ●福利厚生 中国における現地採用では日本の福利厚生(雇用保険・厚生年金・社会保険等)はほとんどの場合付与されません。現地採用の場合付与される保険の種類は、『海外旅行傷害保険』や中国国内の指定病院にて有効な『国内団体総合医療保険』への加入、『現地病院での実費精算』などがありますが、保険付与が全くない企業もあります。 ●個人所得税 中国での就労で得た所得は中国での納税義務があります。企業からの給与提示があった場合、それが税引き前か税引き後(手取り)かによって異なる為必ず確認が必要となります。現在は中国政府より一部の地域で外国人就業者も社会保険加入を義務付けているところもあります。場合によっては手取りから保険料を控除されるケースもあります。

中国で転職した場合の給料相場

給与相場は業種・職種、経験内容により異なり、月給8,000~20,000元(手取り)の間となります。ボリュームゾーンは10,000~13,000元(手取り)程度となります。 *2017年4月時点での1元=15.85円 15,000~20,000元(手取り)クラスの場合、中国での豊富な経験がある、現地でニーズのある技術(建築施工管理、縫製技術指導、金型等)を持っており、中国語を使って中国人との交渉や中国人をマネジメントした経験がある、また営業的な業務で売り上げと直結した実績がある等のケース等、いずれも住宅手当はつかないことが多いです。

中国の住居費用相場

現在、住宅手当が支給される企業はほとんどありません(1割未満)。 現地採用の日本人が居住する一般的な家賃RMB 3,000~RMB4,000前後となります(※上海の場合)。 一般的に家具や電器製品も備え付けの場合が多いです。入居後のトラブルを避ける為にも必ず契約書を書面で交わし重要事項を確認するようにした方が良いでしょう。

中国の求人に強い転職サイト・エージェント

中国で働くメリット・デメリットが見えてきて、中国の就労事情もご紹介してきました。それでは最後に、中国で転職を成功させるために、中国の求人に強い転職サイト・転職エージェントをご紹介します。

ALA!中国

中国求人・転職サイトのALA!中国をご紹介します。こちらのサイトは、求人数11万件、その中のオフィスワークの求人数3万件を誇ります。都市別求人情報から、職業別求人情報、そして、収入別求人情報まで、検索の仕方によって様々な求人を見ることが出来ます。 日本人向け求人としては、ほとんどが日系企業であり、日本語と中国語ビジネスレベルから、日本語と中国語日常レベルまで求める言語レベルは様々です。求められる言語レベルは、求人情報に必ず記載されているため確認が必要です。 日本本社採用駐在員としての求人もあります。こちらの方が待遇としては良く、給料面、住宅補助、福利厚生、各種保険、そしてOJT(新人教育)も現地採用よりしっかりしているケースが多いため働きやすいでしょう。

カモメ中国転職

「中国・アジア求人・中国語のお仕事情報ならお任せ!」をキャッチフレーズにした転職サイトです。中国転職相談会や、語学不問求人特集、スカイプ面接、電話面接が可能な求人特集まで、多種多様なアプローチから中国転職をサポートしてくれます。 なかなか自分にあった企業情報を探すのが大変という方は、自分の履歴書を登録して相手企業からアプローチをもらえるスカウト登録まで全て無料で可能となっています。

パソナ中国

「パソナ中国、転職・就職・求人情報サイト」では、中国の求人情報はもちろんの事、履歴書登録で仕事紹介がもらえます。大手の日系企業合同説明会を開催したり、ビジネス中国語を学ぶお役立ち情報、履歴書添削、現場スタッフの声等の中国で働く不安を解消してくれる様々な情報をこのサイト一つで解決してくれます。

インテリジェンス中国

中国転職成功のための求人情報・転職サイトであるインテリジェンス中国は、職種、エリアで気軽に企業情報を収集できるほかに、転職支援サービスとして、キャリアカウンセリングから求人紹介をしてくれる転職エージェントのような機能も備えています。転職成功ガイドとして、「書類作成マニュアル」「就業ビザ取得のお役立ち情報」「面接入門道場」「転職成功事例」といった情報コンテンツも同サイトに備えています。

ヒューマンリソシア

「中国で学ぶ・働く・支えるを応援します」をキャッチフレーズにしたヒューマンリソシアをご紹介します。こちらは中国の転職を支援する転職エージェントで、基本的な転職支援サービスから中国転職に役立つ転職ノウハウからメールマガジンを運営しています。 ヒューマンリソシアはグローバルネットワークとして次の事を掲げています。ヒューマングループのビジネスの最大の特徴は、「人を育てる」事業と、「人を社会に送り出す」事業が、互いに連結していることです。人材、教育、介護など、まさに人が中心にいる事業によって、個人と社会の成長の要(かなめ)となっています。社会がどのような人材を求めているのか。常に最新の動きをキャッチしながら、人材の育成と同時に、人と企業、人と社会の最適なマッチングを図っています。また同時に、さまざまな分野に可能性を求め、その市場は海外にまで拡がっています。人と社会の成長の環を、無限に拡げていくビジネスなのです。

中国への転職

いいかがでしたでしょか。 今回は中国への転職方法についてご紹介してきました。 移住するにあたり、メリットとデメリットをしっかりと確認することが大切です。 中国に転職することに興味がある方に、少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。

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