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言い回しに関する本|ビジネスでよくある言い回し・英語の言い回し

ビジネススキル

物事の伝え方というのは大切です。最近では、内容よりも伝え方のほうが重視されるケースが多くあります。言い回しを意識することで、同じ内容を伝えるにしても、異なった印象を人に与えることも珍しくありません。今回はそんな言い回しについて述べていきます。

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言い回しとは?

言い回しの由来

そもそも言い回しとは、なんなのでしょうか?読んで字のごとく、「言い方」を回したもの。と捉えるのが自然でしょう。では、「言い方」を回すとは?これは、少しかみ砕いて説明する必要があります。「言い方」は誰しもが知る意味ですが、それを「回す」というのだから、少しわけがわからなくなります。要は恐らく、回してみるということでしょう。「回して」、「見る」ということです。だんだん理解できてきたでしょうか?回すだけでは、物事の対象が形を変えることはありません。つまり、物事の本質というのは何も変わっていないということになります。しかし、回すのですから、対象の見え方は当然変化します。これが恐らく、言い回しの由来でしょう。それこそ言い方は数あり、それぞれ違えど、意図する点の本質はすべて同じということです。言い回しに対する概念を理解したところで、実際に様々な言い回しを見ていきましょう。

ジャンル別言い回し

言い回し|日常生活編|

ファミレスやコンビニなど、店でよく耳にする「~のほうでよろしかったでしょうか」「こちら、~になります」という言い回しがありますね。これは当然、正しい日本語とは決していえません。そもそも「~のほう」というのは、2つのものを比較した際に用いる言葉です。そのため比較対象がないのに、わざわざ「~のほう」をつけるのは間違いとなります。また、「~になります」は回りくどく、耳障りに感じる方も多いのではないでいしょうか?そもそも、「~になります」とは、どういう意味なのでしょうか?対象が、「~になる」前は何だったのか?と疑問に思えてきます。こういう表現をする場合、シンプルに「~です」と伝えたほう良いです。

言い回し|ビジネス編|

LINEスタンプやメールでも、何かと使い勝手のいい「了解」という言葉がありますが、一方で、なるべくなら使用を避けるべきとの見方も世の中には存在します。「了解」には敬語の意味が含まれていない。とよく言われますが、実際は「理解して承知する」というのが本来の意味。目上の人に対して使っても、支障はそこまでありません。しかし、最近はテレビや雑誌で日本語の特集が組まれる機会が増えましたね。そのため、「了解しました」は失礼にあたる。と取り上げられるケースが多くなりました。しかし、本当の意味は間違っていないにも関わらず、「テレビで使わないほうが良いと言っていた」と人から人へ伝達され、避けたほうがいいと思っている人が増えたというのが現状です。 ところが、ビジネスシーンでは「了解は使わないほうが無難」と言うことも確かに一理あります。なぜなら、「わかりました」という言葉も同様ですが、自己中心的な印象を与えがちなので、ビジネスの現場では使用しないほうがベターです。これこそ言い回しを少し変えて、「かしこまりました」と言うのが正解と考えるべきでしょう。というのも、特にビジネスでは、相手を立てる姿勢が大切なため、わざわざ間違っているとも受け取られかねない「了解しました」を使う必要もありませんし、「かしこまりました」を避ける意味も見当たりません。そのため、どうせ同じ意味を表現するなら、ビジネスでは「かしこまりました」を用いましょう。

面白い言い回し|言葉遊び・ネタ編|

ネットで現れた、非常に有名な面白い言い回しをここでは紹介いたします。「うっせーなー、てめぇ。●ねや!」を敬語で言い回した場合は、「たいそうにぎやかなご様子でいらっしゃいますところまことに恐縮でございますが、 ご逝去あそばしていただければ幸甚に存じます。」となるそうです。たしかに、文法的にも誤りはなく、かつ角が立たない表現となっていて、当たりさわりの無い素晴らしい物言いに変わっているのがなんとも秀逸です。しかも、文章の意味合いという本質を当然崩さず、うまく言い回しています。結果的に、お亡くなりになってくださいという意味合いも見事に内包した言い回しになっています。もちろん、本当に亡くなってくれと、目上の人に述べるケースは考えられません。しかし、言葉遊び・ネタとして、言い回しというものに初めて触れる場合、こういう言い回しから触れてみるのも良いかもしれません。

言い回しで気を付けたいこと

相手に伝わらないと、意味がない。

どれほど言葉を多用して説明しても、言い回しを何度も変えても、相手にそれが伝わらないことは往々にしてあります。せっかくわかりやすく、言い回しを変えて相手に伝えようとしているのに、それが裏目に出てしまっているケースです。ところがそれは、コミュニケーションの本質として、何も意味をなしていませんので当然避けるべき事態と言えるでしょう。

言い回しも、まずは相手の立場で考える

そもそも相手は、皆さんの話を聞く準備ができていないばかりか、その話を聞くこと自体に、合意しているかどうかという点です。相手には相手の都合があります。相手がその時間にやろうと思っていたことも当然あるはずです。もしかしたら、相手は聞く準備ができておらず、「聞く姿勢」にもなっていない状態かもしれません。そんな状態でいきなり話し始めても、聞いてもらえないのが現実です。ですので、何かを伝える前には、相手の合意をとることをまず考えましょう。

まずは確認から

具体的には、本題に入る前にワンクッションの確認を入れましょう。つまり、「これから~について話したいのですが、よろしいでしょうか?」などといった具合です。この確認の段階を踏むことで、相手が求めていることとのすり合わせがまずできます。そのため、話の大筋やゴールの共有が最初にでき、用いる言い回しの本質もすぐに理解でき、話もスムーズに進むことが多くなります。ぜひ一度、試してみてください。

言い回しを考える意味

なぜわざわざ、様々な表現方法を考える必要があるのでしょうか?物事を直接表現することで、誰しもが一意の意味を同じように等しく受け取ってくれれば理想ですね。しかし、世の中はそうなっていません。この記事事態もそうです。文章一つ書くにも、いくつかの言い回しを考えて、手を変え品を変え、書き連ねていかねばなりません。すべては、コミュニケーションの本質である、自分が意図することを相手に理解してもらうためです。

言い回しの表現自体で気を付けること

文章を読み直していて、「リズムが悪いな」「しつこいな」と感じる部分はなかったでしょうか?もし、そのように感じた部分があったら、同じ言葉を何度も使っていないかチェックしてみてください。同じ言葉を何度も使うと、文章のリズムが悪くなったり、しつこくなってしまいます。一つの文章の中で同じ言葉を何度も使ったり、同じ言い回しを何度も使用しないようにしましょう。同じ文章の中ではなくても、同じ言葉や同じ言い回しが近い場所にあると文章は読みにくくなってしまいます。「新商品が好評なので嬉しくて、スタッフはみんな嬉しいと言っています。」このように「嬉しい」が続くとリズムが悪く、読みにくいと感じませんか?「嬉しい」という言葉が二度登場するので、しつこく感じる人もいるでしょう。「新商品が好評なので嬉しくて、スタッフはみんなご機嫌です」。 この「嬉しい」という言葉を、「ご機嫌」という似た意味の言葉に置き換えてみました。このように、同じような意味を持っている言葉に置き換えるだけで、文章のリズムがかわって読みやすくなります。文章を読みやすくするには、同じ言葉や同じ言い回しを、似たような意味を持っている別の言葉に変えてください。文章を書いていて同じ言葉を使いたくなったら、他に同じ意味のある言葉がないか考えてみてください。

言い回しをどんどん使っていこう

言い回しを変えることでも、表現に変化が出ます。状況にあった表現を使うことで、聞き手・読み手に内容が伝わりやすくなります。これが、言い回しの最大の特徴であり、利点です。言い回しがうまくなると、コミュニケーションがうまくなります。コミュニケーションがうまくなると、人間関係がうまくなります。そのため、人間関係に悩んでいる人こそ是非、まずは言い回しを変えるところから始めてみましょう。

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