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ビジネスにおける「問題ありません」の意味と敬語表現

更新日:2020年11月18日

敬語

自分の担当している業務などが順調に進んでいることをアピールする際に使われるフレーズが「問題ありません」というものです。このような報告を受ける側からすれば安心するフレーズですが、ビジネスの場で「問題ありません」の表現を使う際にはそれなりのうまい言い方があります。

聞き手側からして安心する「問題ありません」というフレーズ

特にビジネスの場の報告などで順調に進んでいる事を伝える際によく使われるフレーズに「問題ありません」というものがあります。英語では「ノープロブレム」、中国語(広東語)ならば「モウマンタイ(無問題)」というフレーズで、広東語の方は20年近く前に同名の香港映画が上映されたこともあって、知っている人も少なくないのではないでしょうか。この「問題ありません」は平たく言えば、「大丈夫です」という意味であるため、聞いている側からすると非常に安心させられるフレーズです。 しかし、ビジネスの場で使う際には言い方を気を付けないと誤解を受けることもあります。今回は、「問題ありません」という表現の適切な使い方についてみていきましょう。

ビジネスの場での「問題ありません」という表現

「問題ありません」の意味

まずは、一般的な「問題ありません」の意味についてみていきましょう。

「問題がない」または「問題でない」ことを意味する表現。具体的には、重要でない、取り立てて検討・解決する必要がない、検討すべき事案がない、などといった意味合いで用いられる。

普通に考えますと読んで字のごとく「問題がない」こと、つまり「取り立てて問題にするべきではないほどに順調であること」を意味します。 が、やや否定的な意味合いでは、「問題にするほど重要なことではない」「ただちに検討するほどの問題ではない」といった意味合いで使われるようです。

「問題ありません」にまつわるマナー

この「問題ありません」というフレーズですが、実は上司への報告の際には使ってはいけないものです。 というのも、ビジネスでは「問題ありません」は上から目線なニュアンスがあるため、目上の人に対しては使ってはいけないフレーズとされています。 この場合、「問題ありません」を敬語表現で言い換えたうえで使う必要がありますが、その際に適している表現については次の項で説明します。

「問題ありません」や「問題ありませんか」を伝える適切な表現

一見使いやすそうな「問題ありません」ですが、ビジネスシーンや相手によって使い分けが必要な表現です。ここでは「問題ありません」や「問題ありませんか」を敬語として表現する際の適切な言い回しについてみていきましょう。

(1)業務連絡などに対して伝える場合

「問題ありません」という趣旨の言葉は、業務連絡に対して応対する際に使われることが非常に多いです。このような連絡に対して「問題ありません」と伝えたい場合は、「承知致しました」と伝えるのがオーソドックスなやり方です。 例えば、取引先の企業との重要な商談の日程が決まった旨の連絡がきたときなどがそうです。この場合も、「承知致しました。ご連絡ありがとうございます」と返答するのが自然な流れです。 本来、「承知致しました」は伝えられたことに対して「わかりました」と了承する意味で使われるものですが、ここでは特に問題なく大丈夫であることを敬語表現で伝えるためにこのように使われるのです。

(2)取引先などから提案が来た場合

取引先などから何らかの提案が示された際にも、「問題ありません」という趣旨の表現をすることがあります。この場合は、「これで大丈夫です」「これでOKです」という意味合いを込めた返答をして、案件などを先に進めることを承認する必要があります。 そのため、「これで問題ございません」や「これで差し支えありません」といった言葉で返答するのが適しています。さらにそのあとで「よろしくお願いします」と続けるとなお自然で丁寧な表現となります。

(3)先方の懸念を払しょくする場合

初回公開日:2017年03月30日

記載されている内容は2017年03月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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