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【自動車業界研究】現状・今後の動向・将来性から業界を考察する

就活

今回は自動車を開発・生産している自動車業界にスポットを当てて、業界研究をしていきたいと思います。自動車業界がどのような業界なのか、そして現在の動向はどうなっていて、将来性はあるのかどうか、さまざまなデータを元に見ていきましょう。

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自動車業界研究:現状

まず始めに、自動車業界が今、どのような状況なのかを研究していきます。自動車業界の基本的なデータを通して業界の「今」を正確に把握し、業界内で特に市場や日本経済に大きな影響を与えている企業について学んでいきましょう。

自動車業界の現状:基本情報

以下は、平成25年7月~平成26年6月までの情報を元に集計されたデータです。

市場規模:60兆3720憶円 労働者数¹:206811人 平均年齢:39.9歳 平均勤続年数:17.5年 平均年収:688万円

※1 労働者数: 労働者数は労働契約の有無でカウントされる。

自動車業界の市場規模は非常に大きく、他の業界と比較しても大変巨大な市場であることが窺えます。また、市場規模に比例するかのように、労働者数も多くなっています。 平均年齢・平均勤続年数に関しては、他の業界と比べて特筆した特徴があるというわけではなく、いずれも標準的と言えそうです。 平均年収は、高額だと言えるでしょう。2015年に業界などに関係なく統計された労働者の平均年収は440万円(※2)となっています。この金額を標準と考えた時、自動車業界の平均年収688万円は、標準を200万円以上も上回っています。

自動車業界の現状:業界シェア

続いて、自動車業界でも特にシェア率が高い企業をランキング形式でご紹介していきます。皆さんの身の周りで使われている自動車のメーカーは、ランキング内に入っているでしょうか? 以下は、平成25年~平成26年の自動車業界企業の売上高を元にしたランキングです。

業界シェア1位:トヨタ自動車 業界シェア2位::日産自動車 業界シェア3位:ホンダ(四輪事業)

自動車業界で最もシェア率が高かったのは、トヨタ自動車でした。売上高は25兆6919憶円となっており、シェア率は業界全体の半分に近い、42.6%となっています。続いて、日産自動車がシェア率2位となりました。売上高は10兆4825憶円、シェア率は17.4%でした。3位のホンダ(四輪事業)の売上高は9兆1763憶円、シェア率は15.2%。2位との差はあまり開いていないので、今後の動向に注目したいところです。 引用元・参考資料:※1 自動車業界への転職・就職を考えているなら、エージェントへ相談してみましょう!複数のエージェントに登録し、求人を比較しながら就職活動を進めるのがおすすめです。

自動車業界研究:動向

次に見ていくのは、自動車業界の動向です。今、自動車業界はどのように変化し、またどのように変わろうとしているのでしょうか?課題や市場動向を通して、動向を追っていきましょう。また、自動車業界の動向を見ていくことで、将来性についても見えてくるものがあると思います。動向から読み取れる自動車業界の将来性についても考えていくので、ぜひ業界研究に役立てて下さいね。

自動車業界の現状:課題

まずは、自動車業界が現在抱えている課題について、研究していきたいと思います。大きな市場規模とたくさんの労働者を抱えている自動車業界は、大変巨大な業界ですが、どのような問題や課題があるのでしょうか?また、その解決方法はあるのでしょうか?課題を元に、業界の将来性について考えていきましょう。

自動車業界の課題:国内マーケットが頭打ち

大きな市場を持つ自動車業界の動向は、一見すると順風満帆のように思えるかもしれませんね。しかし、近年は国内のマーケットは頭打ち状態となっているようです。2012年以降、日系自動車メーカーの業績は上向きとなっていますが、その理由は円安傾向に転じたことによる、輸出によるものと考えられています。輸出には限度がありますし、為替頼みの経営・戦略を取っている自動車メーカーも多数存在することから、このまま輸出だけで市場を拡大していけるかどうかは、先行きが不透明な状態なのです。このような背景から、国内でのマーケットが頭打ちであること、輸出による収益に依存している状態は、自動車業界全体の大きな課題と言えるでしょう。 参考資料:※3

自動車業界の課題2:日系自動車メーカーの優位性

「自動車業界の課題1」でもご紹介したように、日系自動車メーカーは輸出によって得ている収益が非常に多いと言われています。輸出によって収益が得られるということは、国際社会において日本の自動車に付加価値があるということです。日本の自動車が世界で求められるその理由は、品質や安全性の高さにあります。それこそが、日系自動車メーカーの強みであり、唯一の特徴と言われています。しかし、品質というには、他の国の技術力が上がれば、すぐに追いつかれてしまうものです。日経自動車メーカーが、国際社会においていつまで品質による優位性を保てるかが、今後の自動車業界の問題として考えられています。 参考資料:※3

自動車業界の課題3:ハイブリットカー

国内では、「ハイブリットカー」という単語をよく耳にしますし、さまざまな業界から注目を浴びています。しかし、ハイブリットカーが注目されているのは、日本国内だけであり、世界的にはあまり重要視されていないようです。その理由としては、日本との環境や価値観の違いにあります。例えば、日本ではガソリン代や燃費を気にする方がたくさんいますが、北米ではそもそもガソリンの価格が日本よりも低いため、燃費を気にする人は少ないそうです。また、従来のガソリンを使う車と比べると、パワーが物足りなく、そういった点は欧米では魅力がないと見られがちです。更に、国内では補助金が出ていることからコストが抑えられているものの、海外では補助金制度などが現時点では導入されていない為、コストも非常に高くなっていまします。国際社会で戦う際に、これらの問題があるハイブリットカーを、いかに海外展開していくか、若しくはハイブリットカーとは異なるもので勝負していくのか、自動車業界は判断を迫られているのです。 参考資料:※3

自動車業界の現状:市場動向

次に、自動車業界の市場動向を追っていきます。また、市場動向を元に、将来性についても考察していきたいと思います。

自動車業界の動向:業界規模の推移

上記のグラフは、平成17年~平成25年までの、自動車業界の市場規模の推移を表しています。平成17年~平成19年にかけて、順調に成長していた自動車業界の市場ですが、平成20年になると大幅に減少。そして、翌年の平成21年には、平成17年~平成25年の中で、最も低くなっています。この背景には、平成20年に起こった世界的な経済危機が影響していると考えられています。中国やインドといった新興国も影響を受け、自動車販売台数が大幅に減少したのです。 その後も、平成23年まではやや回復するものの低水準となっていました。しかし、平成24年に入ると、円安やアベノミクスの影響を受け、大幅に回復。平成25年には、市場が急落する前の平成19年と同じくらいの水準まで回復しています。 参考資料:※1

自動車業界の現状:将来性

上記の市場規模の推移を踏まえて、自動車業界の将来性について考えていきます。 現在、世界的には自動車の販売台数は伸び続けている状況です。特に、北米市場は好調となっており、またアジアの新興国などの市場も大きな成長を見せています。このような背景から、世界規模で考えれば、自動車業界はま将来性がある業界だと言えるでしょう。 しかし、国内では市場が頭打ち状態となっており、輸出による収益が重要視されている状況です。日系自動車メーカーの場合は、国際社会で優位性を保てるような自動車をいかに開発・販売していけるかが、成長の鍵を握っていると考えられます。 参考資料:※1

自動車業界研究:業界研究本

最後に、自動車業界について更に深く研究したい方におすすめの本をご紹介していきます。

終わりに

いかがでしたでしょうか?今回は、自動車業界の動向や将来性について、研究しました。 普段から見なれている自動車という乗り物ですが、こうして数字やデータを通してみると、試行錯誤を重ねた研究や過酷な競争を経て生みだされたものだということが、実感できますね。自動車業界について知ることで、日常生活における自動車という存在への印象も、変わってきたのではないでしょうか? 自動車業界は、これからも成長が期待される業界である反面で、世界の経済や情勢の影響も受けやすい市場の為、変動も激しいと考えられます。これからも、動向や最新情報を追って、業界研究を続けていくことをおすすめします。 自動車業界に就職したいけど、自分に向いているかわからない。なかなかイメージがうかばない。そんなときは、就職エージェントに相談するのもおすすめです!転職のプロが、あなたの強みやアピールポイントを引き出し、自分の市場価値を知ることができます。

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[参考資料] ※1「業界動向.SEARCH.COM」 ※2「doda 平均年収ランキング2015」 ※3「のまどサラリーマンのブログ」

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