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女性のお通夜の服装マナー|スーツやタイツ・季節ごとのマナー

ビジネスマナー

悲しい出来事は突然やってくるものです。お通夜に参列するのも、たいていは突然です。参列となると、服装やマナーなど配慮すべきことがあります。特に女性は、服装だけでなく持ち物や身だしなみなど、おさえるべきポイントがたくさん。お通夜の一般常識を女性目線で紹介します。

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女性目線で、お通夜に関する一般常識

社会人になると、冠婚葬祭に出席する機会が増えます。お祝いの場のよりも、突然やってくるのは悲しみの場ではないでしょうか? 社会では、女性は男性よりもお付き合いの幅が狭い場合が多く、葬祭に出席する機会は少ないかも知れません。 だからこそ、女性が失礼のない服装などを整えられるように、「お通夜」にまつわる一般常識、さらに服装や持ち物などを女性目線でご紹介します。急ぎのあまり、失礼な服装や身だしなみになり、社会人として常識がないとレッテルを貼られないようにポイントをおさえておきましょう。

お通夜とは?

最近はお通夜だけの参列が一般的

以前は、葬儀に参列するのが故人をお見送りするマナーでした。 しかし、日中の葬儀や告別式への参列は、仕事などのため難しいこともあります。最近では、お通夜は夕方6,7時からはじまることから参列しやすいのもあり、お通夜のみに参列するのが一般的になってきています。

お通夜の意味

お通夜は、突然の訃報を聞き、告別式の前日に友人や知人が取り急ぎ駆けつけるとされていました。しかしながら現在では、お通夜に本来の告別式の意味が色濃くなり、友人・知人との最後のお別れの会=お通夜となってきています。 ちなみに、お葬式は宗教上の正式な儀式とされています。

喪服とは、喪に服す服装

喪服とは、「喪に服している」ということを意味するもので、正装と略式があります。 正装の喪服は、男性はモーニング、女性は和装、男性・女性とも黒の冠婚葬祭用ブラックスーツが相当します。 略式は、男性・女性ともブラックスーツ・ブラックフォーマルと呼ばれる冠婚葬祭用スーツ、もしくはダークスーツがあります。

お通夜の服装はどの喪服?

友人・知人として参列する時には、略式の喪服を着用します。 正装を持っているとしても、最近は親族でもブラックスーツの方が多く、正装では親族よりも格が上になってしまうため、略式の喪服を着用するのがマナーです。 では、ここから女性へのポイントをさらにご紹介します。

女性のお通夜の服装マナー

基本的には、女性の略式喪服は、黒・紺・グレーなどの地味な色のスーツ、ワンピース、黒無地のブラウスにスカートなどの服装もいいとされています。しかし、地域によっては、黒以外の服装だと目立ってしまう場合も。ストッキングは、黒または肌色とされていますが、黒が無難です。

パンツスーツはいいの?

黒無地のパンツスーツは、参列する側は略式喪服として着用できます。実際に部落フォーマルとして、パンツスーツが売られています。しかし、喪主や親族がパンツスーツを着るのは、参列者に対して失礼にあたる、マナー違反と考える方が多いので、気をつけましょう。

その他、喪服で女性が気をつけるべきことは?

夏も服装でも、喪服は肌の露出を抑えることを意識しましょう。ワンピースやスカート丈はもちろん、ブラウスの袖丈も長めが基本の服装です。理想としては、スカート丈はひざ下、袖はひじくらいの丈がマナーとされています。個人の好みや流行よりも、マナーーを重視した服装にしましょう。 最近では、略式喪服も様々なデザインが売られています。葬祭では、いまだに正座することも多いので、ひざが曲げやすくシワになりにくいフレアまたはプリーツスカートを選ぶのがおすすめです。親族や参列されている目上の方に失礼のないように、シンプルなものを選びましょう。

タイツはいいの?

黒であってもタイツは避けましょう。なぜなら、タイツはカジュアルな服装であり、マナー違反なのです。色が黒でデザインがシンプルな服装だからといって、フォーマルになるわけではありません。ホテルや航空業界など会社の制服でさえ、タイツはNGなところが多いんですよ。女性特有のお通夜で気をつけるべき服装のポイントです。

女性の略式喪服の夏・冬シーズンごとのマナー

夏は?

前述のように、女性は肌の露出が多い短い袖は、暑い夏でも避けましょう。また、ノースリーブや襟ぐりの開きが大きいものもマナー違反の服装です。 暑がりな女性は、夏用の略式喪服として、布地が薄めや冷感素材のスーツを用意するのもいいですよ。

冬は?

冬場には、コートを着て斎場に向かいますよね? コートはシンプルでダークカラーにしましょう。お通夜でカジュアルなデザイン、ダウンジャケットやジャンパーなどは避けるべき服装です。また、毛皮は殺生をイメージさせるのでマナー違反です。フェイクレザー・ファーも避けましょう。

喪服以外の小物について

バッグ

黒でシンプルでも、お通夜にショルダーバッグはカジュアルなイメージなので控えた方が無難です。 シンプルなハンドバッグ、または冠婚葬祭用のものをおすすめします。服装と同じく、素材は光沢があるものやフェイクを含めたレザータイプは避け、布地のものがスマートです。

アクセサリー

お通夜では、結婚指輪以外のアクセサリーは身につけないようにしましょう。石がついてるなら、石を手のひら側に回しておくとスマートです。 結婚指輪以外で唯一パールのネックレスは、お通夜でも着用可能です。涙の象徴と言われるパールですが、二重のものは絶対につけないこと。不幸が重なるとの意味合いがあるからです。

光沢のあるものは避けるべきなので、靴はエナメルや飾りのあるものは避けます。布地がベストですが、これも服装同様、光沢のない革製でもOKです。足先の見えるオプントゥーやサンダルも避けるべきです。

女性の身だしなみは?

髪型

髪は、すっきりとまとめるのが正解です。まとめる際には、耳よりも下の位置で、ゴムやバレッタも地味なもの、できれば黒のものを選びましょう。おしゃれよりも、その場にふさわしい身だしなみをすることがマナーです。

化粧

中には、ノーメイクの方が良いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、さすがにノーメイクは逆に失礼にあたります。 片化粧という言葉をご存知ですか? 喪の場に相応しい紅を用いない、派手ではない化粧のことです。 口紅はナチュラルな色合いのものにして、リップグロスや派手な色のシャドー、チーク、厚い塗りのマスカラやつけまつげは避けましょう。アートなどを施したネイル、派手な色のマニキュアや香水はつけないのがマナーです。

忘れてはいけない持ち物

香典

表書きも中袋も記入し、お金も包んでしっかり準備をしましょう。 時間がないからといって、斎場で用意をすると喪主や親族の目に留まったり、周りの目上の方が見ていたりと恥ずかしい思いをします。 また、いざ書くとなると書き方がわからない時もあるので、事前の準備が必須です。

袱紗(ふくさ)

バッグに直接香典袋を入れておくのはマナー違反です。突然のことで袱紗がない場合には、地味なハンカチに包んでもOKです。受付でバッグから取りだし、袱紗から香典袋をとり出して受付の方に渡してましょう。

数珠

仏教の場合には必要で、キリスト教や神道の場合は必要ありません。受付を済ませたら、数珠を手に持って準備しておきましょう。 数珠は宗派によって形状が異なりますが、自分の宗派に合わせた数珠を持っていればOKですよ。

替えのストッキング

女性は忘れないで持ってほしいもののひとつです。伝線したり穴が空いたストッキングは、意外と目に留まり、かなり恥ずかしい思いをします。座ったままの焼香の時でも、目立つものです。他の方が伝線した時に貸すこともできるので、持っているとベターです。

カイロ

規模の大きな葬祭の場合や斎場が小さめの場合には、外や廊下など寒い時期に応える場所で待つこともあります。また、お通夜は夕方6、7時からなので、気温が下がる時間帯です。 携帯用のカイロをポケットに入れておいたり、靴の爪先用のカイロを利用するのがおすすめです。

斎場に到着して

まず、ご遺族にかける最初の言葉は迷ってしまうものです。最近では、「このたびはご愁傷様でした」のフレーズは、嫌味をいう時に日常生活で使われることがあり、避けられているのをご存知でしたか? 「ご愁傷様でございます」というのがスマートです。 また、お通夜の受付やご遺族に対し、あまりにもはっきりと大きな声で「ご愁傷さまでございます」と伝えるのもマナーに反していると言われています。 細かく言うとマナーがありすぎて困惑するかも知れませんが、一番は故人をしのぶ気持ちです。社会人として、ここで紹介したポイントを参考に、常識的に考えつつ準備・行動しましょう。お通夜の斎場でわからないことがあった時には。周りの人にならうといいですよ。

女性がお通夜に参加するマナーへ

いかがでしょうか? お通夜に関して全体的な服装、マナーを解説していきました。 きちんとした身だしなみで参加しましょうね。

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