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起業の際の資金調達、融資を受ける方法|資金なしでも起業できる?

経営

最近のトレンドである起業。多くの人が起業に挑戦しています。この記事では起業したいという方向けに、資金調達の方法、資金融資の方法について紹介していきます。また、資金集めをする際のコツ、資金なしでも起業できるのかについても、お話していきます。

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起業って?

最近大きなトレンドが出来ている起業。海外に目を向ければ、アパートの一室で起業したような小さな会社が今では世界中に大きな影響を与えているという事例が多くあります。例えば、Apple。日本人でも多くの人が使っているiPhoneを作り出したAppleは、ガレージで起業した小さなコンピューター会社でした。日本は世界的にみても起業する人が少ないとされています。しかし、起業というワードが有名になった今、昔に比べ多くの人が起業しようと考えています。今回は、起業に伴う資金調達について紹介してきます。

手軽なIT起業

一口に起業といっても、規模が大きいものから、小さいものまで多くの方法があります。ここでは、誰でもと挑戦できる手軽な起業について二種類の方法を紹介していきます。

ライター・ブロガー

ライターやブロガーはネット環境とパソコンだけあればできる、とても手軽な起業方法の一つです。自分のブログやホームページで文章を書き、Google Adsenseといった広告を張り、そこから収益を得る方法です。手軽なだけあって競争率は高く、稼げるようになる確率は低いです。しかし、多くのPVを獲得できれば、大きな収益を期待できます。

アフィリエイト

アフィリエイトは手軽な起業方法の一つです。これもネット環境とパソコンさえあれば出来ます。サイトで商品の特徴について紹介し、貼られたリンクから商品が購入されたときに、収益が得られるという方法です。IT起業の方法として、もっともポピュラーで、多くの人が実践しており、成功することができれば、それなりに稼ぐことは可能です。しかし、本業にしていくには難しい方法の一つです

起業するための資金集め

資金調達とは

資金調達とは、企業や組織が、事業に必要な資金を外部から調達するということです。自己資本による調達は、基本的に株式を発行し、そこから資金を調達するという方法です。他人資本からの調達とは、金融機関から借り入れをするという方法や、社債の発行で資金を調達するという方法です。前者は、返済する必要がありませんが、後者は返済する必要があるという違いがあります。

資金調達の種類

資金調達の種類にはいくつかあります。それぞれにメリットとデメリットがあり、それぞれにあった方法を選択する必要があります。下に資金調達の方法を挙げます

1, 親族や友人から借り入れる 2, 金融機関から借り入れる 3, 個人投資家、エンジェルから融資を受ける 4, 日本政策金融公庫から融資を受ける 5, クラウドファンディングで資金集め 6, VCから資金を調達する

親族や友人から起業資金を借り入れる

これはある意味手軽な起業資金集めの方法です。自分の知り合いや友人、家族から資金を集めることになるので、融資してくれる人が多ければ多いほど、集められる資金も増えます。一方で身内から資金を集めることになり、一歩間違えると関係性の悪化に繋がります。この方法で資金を集める場合は、前もってしっかりと説明をし、契約書を作り、サインするといったようにしましょう。親しき中にも礼儀ありです。

金融機関から資金調達

この方法は一番最初に思い浮かぶ方法かもしれません。しかし、大手銀行の場合は、信用の低い企業には融資しません。貸し倒れのリスクがとても大きいからです。そのため、起業したばかりで実績のない場合には融資を受けられないでしょう。ある程度起業して時間が経ち、実績がついてくれば、金融機関から資金を調達するという方法はありになってきます。また、すでに会社を何社か起業しており、それらを軌道に載せられているならば、融資を受けられる可能性は出てきます。デメリットとして、金利が発生することが挙げられます。その点に注意しておきましょう。

個人投資家やエンジェルから資金調達

個人投資家やエンジェルからの資金調達は、起業する時の資金調達の方法の一つとして、非常に有名です。行おうとしている事業に将来性があれば、彼らは資金を喜んで提供してくれるはずです。しかし、個人投資家やエンジェルと簡単に出会うことはやや難しいです。彼らと出会う方法として、後で紹介するビジコン(ビジネスコンテスト)というものがあります。また、起業するときにインキュベーターを探しておくというのもいいかもしれません。インキュベーターはマーケティングや財務など、企業に関わること全般に対し、支援してくれる事業者のことです。起業の最先端をいくアメリカには多く存在します。彼らと出会えることができれば、個人投資家やエンジェルに一歩近づくことになるでしょう。

日本政策金融公庫から融資を受ける

前述の通り、民間の金融機関は貸し倒れのリスクを恐れ、起業したばかりの企業に融資をする確率は非常に低いです。しかし、政府系金融機関である日本政策金融公庫は、民間の金融機関と違い、企業の将来性、成長性を評価し、融資を決定するため、起業したばかりの起業にも積極的に融資をしてくれます。メリットとして、無担保、無保証で最大3000万円までの融資を受けられます。条件として、創業資金の10分の1が自己資金であることなどが挙げられます。金利や融資条件など、詳しく気になる方は、以下のリンクを参照してください。

クラウドファンディングで資金調達

今流行のクラウドファンディングで資金を調達するという方法もあります。クラウドファンディングとは、ある商品やサービスをインターネット経由で紹介し、不特定多数の投資家、人々から資金を集めるという方法です。海外のクラウドファンディングサイトだとKickstarterやIndiegogo、日本のサイトでは、CAMPFIREが有名です。この方法は、紹介するサービスや商品が群衆の興味を引くものであればあるほど、資金をたくさん集められるということが挙げられます。また、希望する融資額の200%や300%といった資金を集められる場合も数多くあります。そのように注目を集められた場合、ウェブメディアなどで紹介されることもあり、パブリシティの面からもメリットがあります。そのため、資金調達に成功し、一般に発表するときにも一定の注目度を集めたままローンチできるため、有望な商品やサービスにはもってこいの資金調達方法の一つです。クラウドファンディングで資金調達に成功し、商品やサービスをローンチすることにも成功した企業は数多くあります。

ビジコンで資金調達

ビジコンとはビジネスコンテストの略で、参加者がビジネスモデルを作成し、その完成度、新規性、将来性や話題性などを審査対象として争うものです。優勝すれば賞金が出るビジネスコンテストも多く、そこから資金調達するということも可能です。ビジネスコンテストは日本だけでなく、海外でも開催しており、そこで優勝することができれば、グローバルな展開も考えられるようになります。また、ビジネスコンテストの観客、ゲストとして、VC(ベンチャーキャピタル)や個人投資家、エンジェルが参加していることも多く、彼らの注目を引けば、融資を受けられる可能性も出てきます。大学主催のビジネスコンテストも多く存在します。起業するなら参加して損はないでしょう。

VCとは

VCとはベンチャーキャピタルの略で、将来有望なベンチャー企業に対し主に融資を行う団体、組織、投資家集団のことを指します。ベンチャーキャピタルから資金を調達するという方法は、起業家が考えることのできる資金調達の方法のなかでも、とてもハードルが高い方法のうちの一つです。融資を受けられることになれば、億単位で融資を受けられ、資金調達の方法として、非常に高い額を調達できます。しかし、VCは基本的に、計画段階、起業初期の会社に投資するということはしません。彼らは投資対象の起業がIPO(株式公開)することを支援し、株式公開後に保有する株式を売却することでキャピタルゲイン(利益)を得ることを目的としています。そのため、ベンチャーキャピタルから支援を受けたい場合は、その企業がすでに、ある程度利益を出しており、株式マーケットに上場できる一歩手前くらいでなければなりません。そのため、まだ起業していない場合や、起業して間もない場合、事業があまり軌道に乗っていない場合は、融資を受けられないでしょう。また、自分が好きなように会社を運営することが難しくなるかもしれません。

資金集めのコツ

資金集めにおいて重要なことは、自分が起業して提供しようとしている商品やサービスに対し、どの資金調達の方法がベストなのかを見極めることにあります。例えば、その商品やサービスが今までに見たことがないように画期的で、将来性があると思えるのであれば、クラウドファンディングで資金を集めたり、各地のビジネスコンテストに参加し、個人投資家や、エンジェルの注目を集めるという方法がベストでしょう。そこまででなくても、自分の商品やサービスに自信があるのであれば、同じようにクラウドファンディングやビジネスコンテストに出していくのが良いでしょう。身近に個人投資家やエンジェルがいるのであれば、その人に融資をお願いすることが可能でしょう。

また、どの資金調達の方法を選ぶにしても、起業しようとしている理由や売り出す商品やサービスの質が悪ければ、誰もお金を出したいとは思いません。そのために、起業したい理由や目的、提供したい商品やサービスのコンセプトや将来性を明確にし、説得力を持たせる必要があります。大切なことは、しっかりと準備をすること。それが出来なければ、資金調達はおろか、起業しても失敗する確率が高いでしょう。

資金無しで起業

将来的に会社を大きくしたい場合や、それを本業にしてがっつりやっていきたい場合を除けば、資金無しで起業する方法は多くあります。

この記事の上の方で紹介した手軽にできる起業のように、ブロガーやアフィリエイターならば、資金無しで起業することが出来ます。資金無しで起業できる職種を紹介していきます。

ライター・ブロガー

ライターやブロガーはネット環境とパソコンだけでできる、簡単な起業方法の一つです。自分のブログやホームページで文章を書き、Google Adsenseといった広告、アフィリエイトを張り、そこから収益を得る方法です。多くの人が実践している方法で注目を引くような記事が書ければ、それだけで食べていくことも可能でしょう。instagramやtwitterと連携して、インフルエンサーとして生活している人も多いです。

写真やイラストの販売

PIXTAなどで自分の撮った写真やイラストを販売できます。これもライターや・ブロガーと同じように、技術が高ければ、それなりの収益を期待できるでしょう。しかし、登録している人も多く、その中で目立つのは難しいでしょう。

転売

安く仕入れて高く売るのが転売です。主にヤフーオークションなどを利用して、仕入れたものを売るスタイルです。海外限定の商品を海外から仕入れ、日本人向けに売るなどの方法があります。在庫を抱えなければならないためリスクはあり、また自己資金がある程度必要なため、やや敷居は高いです。

YouTuber

YouTuberは今熱い業界の一つでしょう。YouTubeに動画コンテンツをアップし、広告収入を稼ぐのがYouTuberです。面白い動画を上げれば、視聴者は増え、それだけで生活していくことも可能です。小学生がなりたい職業1位でもあります。そのため、非常に競合が多く厳しい業界の一つです。

デイトレーダー

デイトレーダーは個人投資家の一種です。知識があれば大きく稼ぐ事ができます。一方で知識がなければ、ギャンブル的に投資をしてしまい、大きく損失を出してしまう場合もあります。

個人コンサルタント

自分が誇れる知識、経験があれば、それを商品として売ることが可能です。講演会を開き、知名度が出てくれば、それだけで生活していくことは十分に可能でしょう。

起業してみませんか?

起業するための資金調達の方法をいくつか紹介してきました。多くの方法がありましたが、自分のスタイルにあったベストな方法を見つけ、資金調達を成功させてください。起業する上で多くの障壁があるでしょう。その障壁を乗り越えた先に成功があります。諦めずに挑戦していきましょう。また、資金無しで起業する方法を紹介しました。簡単に挑戦できるものも多くあります。軽く始めて、調子がでてくれば、本業にすることもできるかもしれません。何事も挑戦が大切です。

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