IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

公務員の給料は低い?引かれる税金・引き上げの可能性

更新日:2020年08月14日

職種研究

みなさんの公務員という職種のイメージはどんなものですか?ひと昔前は大だった種類の公務員。今回は、公務員の給料日はいつ?+実は給料が低いの?+公務員給料表の見方+給料から引かれる税金種類+給料引き上げはあるの?について解説していきます。

「履歴書ってどうやって書けばいいの?」 「面接でなんて話せば合格するんだろう」 そんな人におすすめなのが「就活ノート」 無料会員登録をするだけで、面接に通過したエントリーシートや面接の内容が丸わかり! 大手企業はもちろんのこと、有名ではないホワイトな企業の情報もたくさんあるので、登録しないと損です! 登録は1分で完了するので、面倒もありません。ぜひ登録しましょう!

公務員の給料日はいつ?

国家公務員の給料日については、「人事院規則9-7(俸給等の支給)」という規則に定められています。 同規則の第1条の4によると、「俸給の支給定日は、別表上欄に掲げる職員の属する組織の区分に応じて同表下欄に定める日とする」となっております。つまり、公務員の種類によって、支給日が異なっています。16日が支給日となっている公務員の種類は、会計検査院、人事院、内閣(内閣府を除く)、内閣府本府、宮内庁、公正取引委員会、国家公安委員会、個人情報保護委員会、金融庁、消費者庁、総務省(公害等調整委員会を除く。)、公害等調整委員会、法務省、外務省、財務省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省、環境省(原子力規制委員会を除く。)となっています。 17日が支給日となっている公務員の種類は、文部科学省、特許庁です。 18日が支給日となっている公務員の種類は、経済産業省(特許庁及び中小企業庁を除く。)、原子力規制委員会、防衛省となっています。 これに対して、地方公務員の給料日は、公務員の種類によって支給日が異なるわけではなく、各自治体の条例によって21日と定めているところが多いです。この支給定日が土日や祝日となった場合についても、同規則第1条の4で定められています。ここでは16日が支給定日であるとして話を進めていきます。 まず、支給定日16日が日曜であった場合は、翌日の17日月曜日になります。 支給定日16日が土曜であった場合は、前日の15日金曜日になります。 支給定日16日が祝日であった場合は、翌日の17日になります。

公務員て種類によって実は給料が低いの?

「公務員は安定しているけど給料が低いイメージがある」と思われがちですが、やはり平均的な一般企業よりも高いです。 2016年4月の東洋経済オンライン編集部の調査(最新!「公務員年収」500)によると、全国自治体別の公務員年収5位は次のようになっています(出典:http://toyokeizai.net/articles/-/113636?page=2)。 4位が2つあり、兵庫県芦屋市と千葉県市川市の718万円です。 3位は、東京都中野区で721万円です。 2位は、兵庫県三木市で724万円です。 そして1位は、やはり東京都です。年収は735万円です。 また、少し調査年度が古いですが、年収ラボの調査「平成18年版公務員の給料&年収」によると、公務員の平均年収は次のようになっています(出典:http://nensyu-labo.com/2nd_koumu.htm)。 【国家公務員】 全職員:662万円 一般職員:632万円 税務署職員:739万円 海上保安官:688万円 【地方公務員】 全職員:728万円 一般職員:715万円 高等学校教員:776万円 小中学校教員:742万円 警察官:813万円 消防士:717万円

公務員給料表の種類の見方

公務員の給料支給額は、給料表における「級」と「号給」の組み合わせで決定されます。 「号給」とは、同一級をさらに細分化するもので、職務経験年数による職務の習熟を給与に反映させたものです。この「号給」の上昇のことを「昇給」といいます。 例えば、地方公務員の「一般行政職給料表」をみると、1級の給料月額は、1号給から順に次のようになっています(出典:総務省ホームページhttp://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/pdf/kyuuyo-tk_01.pdf)。 1号給 134,000円 2号給 135,100円 3号給 136,200円 4号給 137,300円 5号給 138,400円 6号給 139,500円 7号給 140,600円 8号給 141,700円 9号給 142,800円 10号給 144,100円 11号給 145,400円 12号給 146,700円 13号給 148,000円 14号給 149,500円 15号給 151,000円  ・    ・    ・ 最高号給 244,100円 級数があがり、例えば6級1号給になると321,100円と、30万円を超えます。この他に、以下のような様々な種類の諸手当も付きます(出典:人事院ホームページ)。 【生活補助給手当】は、住居手当、扶養手当、通勤手当、単身赴任手当の4種類があります。 【地域給的手当】は、地域手当、広域異動手当、特地勤務手当、寒冷地手当の4種類があります。 【職務の特殊性に基づく手当】とは、棒給の特別調整額、管理職員特別勤務手当、特殊勤務手当などがあります。 【時間外勤務等特別の勤務に対して支給する手当】とは、超過勤務手当、休日給、夜勤手当、宿日直手当の4種類があります。 【賞与等に相当する手当】とは、期末手当、勤勉手当などです。 その他にも、本府省業務調整手当、初任給調整手当、専門スタッフ職調整手当、研究職調整手当などがあります。これらのうち、通勤手当、地域手当、扶養手当の支給割合は高く、6割を超える職員が受給しています。このうち、民間賃金や物価に基づいて支給される「地域手当」については地域ごとに以下のように定められています。 【1級地】20% 東京都特別区 【2級地】16% 大阪市、横浜市 【3級地】15% さいたま市、千葉市、名古屋市 【4級地】12% 神戸市 【5級地】10% 水戸市、大津市、京都市、奈良市、広島市、福岡市 【6級地】6% 仙台市、宇都宮市、甲府市、岐阜市、静岡市、津市、和歌山市、高松市 【7級地】3% 札幌市、前橋市、新潟市、富山市、金沢市、福井市、長野市、岡山市、徳島市、長崎市 1級地の東京都は特に物価が高いですので、20%と設定されています。反対に、ここにない地域は物価が高くないので、地域手当はありません。

給料から引かれる税金の種類

給料から天引きされる種類としては、まず税金(所得税、住民税)があります。所得税は、給与が高くなるにつれて税率も高くなります。 195万円以下であれば、税率5%(控除額0円) 195~330万円であれば、税率10%(控除額97,500円) 330~695万円であれば、税率20%(控除額427,500円) 695~900万円であれば、税率23%(控除額636,000円) 900~1800万円であれば、税率33%(控除額1,536,000円) 1800万円超えであれば、税率40%(控除額2,796,000円) 住民税は、1月1日から12月31日までの1年間の所得に対して課税されます。これは住所地の自治体から徴収されるもので、一律で所得に対して10%の税率がかかります。働き始めの1年目はまだ所得が分からないので住民税がかかりませんが、2年目以降は所得が判明するため、10%引かれることになります。1年目より基本給が上がっても手取り額が下がってしまうのは、住民税が原因です。 税金以外で給料から天引きされる種類としては、社会保険(健康保険と厚生年金)があります。社会保険料は、国家公務員であれば国と、地方公務員であれば自治体と折半した金額を国・自治体があずかり、まとめて支払います。 健康保険に加入していると、病気の際に病院で支払う額は3割でよく、7割は社会保険で負担してもらえます。 ちなみに、健康保険は公務員や会社員が加入するものですが、自営業者等は国民健康保険に加入することになります。性別や年齢の区別なく、日本国民は全員、このいずれかに加入しなければなりません。 厚生年金とは、年金受給年齢になって始めて受け取れる老齢年金や、障害を負って仕事や生活等に支障がでた場合に受給することができる障害年金、配偶者に先立たれたことにより受け取れる遺族年金などの種類があります。 その他の社会保険として、介護保険があります。これは働き始めに負担するものではなく、40歳になった月から加入します。しかし、健康保険とセットになっているため、新たに加入手続きをしなければならない、というわけではありません。

給料引き上げはあるの?

昇給は1年間の勤務態度等を考慮した人事評価によって決まります。人事評価は5つの種類があり、大まかにいうと、「大変良い」、「良い」、「普通」、「悪い」、「大変悪い」の種類になります。ほとんどの公務員は「普通」の評価を受けます。しかし、「普通」の評価を受けても、4号の昇給となります。 このように、常に昇給し続けていく仕組みこそが「安定」と言われる所以です。

いかがでしょうか?

以上を踏まえて、公務員の種類と詳細について解説していきました。昇級の種類や税率の種類などと、普段はあまり知られることがない情報を書いていきました。公務員の種類などで迷ったら、ぜひこちらの記事を役立てていただけたら幸いです。

初回公開日:2017年02月08日

記載されている内容は2017年02月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング