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やりたい仕事を見つける方法・やりたい仕事がない人の特徴

転職ノウハウ

やりたい仕事を見つけた人、やりたい仕事に就けている人は幸せです。でも、多くの人がやりたい仕事を見つけたいのに見つけられずにいるのが現実。そもそも、やりたい仕事ってどういうものなんだろう?仕事選びに悩む方に、やりたい仕事探しのコツをご紹介します。

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やりたい仕事は「大好きなこと」でできている

自分の「やりたい仕事」はなんだろう?おそらく誰もが一度は頭を悩ませたことがあるのではないでしょうか。 「やりたい仕事」は、「自分の好きな仕事」とも言い換えることができます。自分の好きなこと、例えば趣味を仕事にできたら素敵ですよね。 でも、世の中仕事にできるほどの趣味を持っている人ばかりではありませんし、仕事にしたいほど好きなことと言われてもとっさには出てこないかもしれません。 そこでまずは「やりたい仕事」を見つけるための第一歩として、「好きなこと」あるいは「得意なこと」を、どんな小さなことでも構わないので可能な限りたくさん挙げてみましょう。

好きなこと、得意なことの例

・人に喜ばれるのが好き ・人の話を聞くのが好き ・人に何かを教えるのが好き ・身体を動かすことが好き ・釣りが得意だ ・何かで賞をとったことがある ・一人でコツコツ、黙々と作業をするのが好き ・家族と過ごす時間が好き ・好きな食べ物はお刺身 ・可愛いものよりかっこいいものが好き ・学生時代の得意教科は英語 ・人と違うことをするのが好き ・つまらない作業でも遊び心を取り入れて楽しめるようにするのが好き ・ゲームが好き ・部屋が汚れていると気になるので、ついまめに掃除をしてしまう ・早起きが得意

いかがでしょうか?挙げていくうちに、「そういえば自分はこんなものも好きだった!」とか、「今はあまりやらないけれど、小さい時は得意だったよなあ……」なんて思い出したことはなかったでしょうか? あるいは「とても仕事に関係するとは思えない……」というような「好き」もあったかもしれません。 真っ先に思い浮かぶような大きな「好き」も、こうして自分の中に隠れていた、普段は意識もしていなかったような小さな「好き」も、自分を見つめなおすためには重要な要素です。選択の幅を広げるためにも、たくさんの「好き」を自分の中に持っていましょう。 「やりたい仕事」は「好きなこと」でできています。貴方の仕事の中にこうした「好き」が入っていればいるほど、貴方は自分の仕事を楽しむことができるのです。

やりたい仕事には「好きじゃないこと」が少ない

自分の好きなことがわかったら、今度は反対に「嫌いなこと、苦手なこと」も挙げていきましょう。 「好き」というだけで仕事を選ぶと、そこに「嫌い」なことが含まれていた場合にギャップを感じてしまいモチベーションの低下に繋がります。 例えば「人に教えるのが大好き!」という人が学校教師という職業を選んだとします。 しかし、この人が実は「人の好き嫌いがはっきりしていて、嫌いな人間には近づきたくもない」とか「人前で何かを話すのは緊張する」とか、「常に理論的で現実しか見ない」というようなタイプだった場合、残念ながらあまり向いているとはいえないでしょう。 もしそれでも「人に教えるのが大好き!」という気持ちの方が強く、「苦手な生徒がいても平等に扱うように努力しよう」「教壇に立つプレッシャーも乗り越えよう」「現実だけ見るのではなく生徒と一緒に夢を追いかけよう」と全ての苦難を乗り越えていく覚悟があるのであれば、教師という職業は天職になるかもしれません。 しかし、途中で心折れてしまった場合、選択肢は転職するか、モチベーション低下と戦いながら我慢して仕事を続けるかの二択になってしまいます。 後悔しないためにも、そもそも最初からこうした苦手分野の多い職業を選ばないことも必要です。

検討するのは「どうしても我慢できない要素」だけ

いくら苦手分野は少ない方がいいとはいえ、「これがあるから嫌」「あれがあるからダメ」とわがまますぎるのも困りものです。 例えば仕事で最もポピュラーなトラブルは人間関係です。しかし会社勤めをする限り人間関係でのリスクは常に存在しますので、人間関係が嫌になる度転職していてはきりがありません。 世の中自分の嫌なことが全く存在しない職業というのはそうそうありえません。ある程度は受け入れて、自分の成長のためにも乗り越える努力をしていくのは重要なことです。

いろんな経験をして「好き」と「嫌い」を増やしていこう

やりたい仕事を見つけるために、「好きなこと」「嫌いなこと」を挙げてみましょう、とこれまでお伝えしてきました。 しかし、中にはあまりたくさん見つからなかった人もいるかもしれません。そんな人はぜひ、アルバイトでも、旅行でも、通信講座でも、ボランティアでもなんでも構わないので、いろんな新しいことにチャレンジしてみましょう。 そもそも経験がなければ、自分が何を「好き」で「嫌い」かなんてわかるわけがありません。 いろいろなことに挑戦し、経験を積み、たくさん成功と失敗を繰り返して下さい。 成功して嬉しいと思うもの、失敗して悔しいと思うもの、あるいは失敗しても楽しいと思えるものを見つけて下さい。 もしかしたら、「あの時あれがなかったら今の自分はなかった」と思えるような、貴方の一生を左右する経験ができるかもしれませんよ。

どんな仕事があるのか、知っておこう

幼い頃、学校の作文などで「将来の夢」について書いた人はとても多いことでしょう。でもあの頃、みんなの「なりたい職業」は誰もが知っているような職業ばかりではありませんでしたか? 世の中には実に多種多彩な職種が存在しますが、それを知るきっかけとなるのはやはり就職活動です。いろいろな企業を見比べるうち、聞いたこともない名前の職業に出くわすことがあります。そこで初めて「これはいったいどういう仕事をする人のことなんだ?」という疑問がわき、貴方の中でひとつの職業として認知されることになります。 つまり、「貴方が選べるのは、貴方が知っている職業だけである」ということです。 そういう仕事があると知っていなければ、どんなに貴方に向いている仕事であっても選択肢に含めることができません。 自分の興味分野でどんな職業があるのか、隅々までよく調べておくとよいでしょう。

大前提を崩してみると新たな視野が広がる

灯台下暗し、という言葉があります。近くにあるものほど気がつかないという意味ですが、仕事選びにおいても意外と見落としがちなのが自分の身近なところにある職業です。 ありがちなのは「就職ではなく親の家業を手伝ってみたら、自分の天職と感じた」というパターン。 あるいは、「大手へ就職することばかり考えていたものの、近所の大好きなお店で働いてみたら楽しかった!」というパターン。 いろいろありますが、このように「就職する」「大手に行きたい」「通勤=毎日満員電車に乗る」など、無意識に考えていたそもそもの大前提の条件を崩してみると選択肢が広がる可能性があります。

自分でわからない時は、自己分析ツールを使ってみる

新卒での就職活動や転職の際お世話になることが多いのが「自己分析(適職診断)ツール」です。自分で職業を選ばなくとも、様々な質問に答えることで自分に向いている職業を自動的にピックアップしてくれます。仕事選びに悩んでいるなら使って損はありません。 また、設問に答えていく過程そのものもまた、自分を見つめなおす良い機会になるのではないでしょうか? 就職活動のサポートサイトを中心に多数提供されていますので、一度試してみてはいかがでしょう。

本当に好きなことならば、勝手に身体が動いている

さて、様々な視点で、「やりたい仕事」を見つける方法をご紹介してきました。 「好きなこと」を探し、その中でもできる限り「嫌いなこと」が含まれない職業を探しましょう。 あるいは「嫌いなこと」があっても「好きなこと」で乗り越えられる、そんな職業を探しましょう。 もしもそれでも「やりたい仕事」が見つけられずにいるのなら、もう少しだけ考えてみてほしいことがあります。 貴方の人生の中で、もしも「一生やるな」と言われたらとても生きていけない……というものはあるでしょうか? あるいは、気がついたらやっている、無意識レベルで自分の人生に染みついている行動はありませんか? もし貴方にとってこのような「切っても切り離せない存在」があるのならば、ぜひそれが絡んだ仕事を選んでみて下さい。 本当に好きなことに対してならば、意識するまでもなく自然と身体が動くものです。 好きも嫌いもなく、呼吸するように当たり前にやっている行動には、まだ貴方が知らない「好き」が眠っているかもしれません。

やりたい仕事をやっている人は輝いている

ところで、やりたい仕事をやっている人はどうなるのでしょうか? やりたい仕事をしている人は、まず毎日朝起きるのが楽しみになります。「今日は何があるだろう」とわくわくしながら仕事に赴くことができるのです。 仕事をしている間は時間が経つのも忘れるほど。気がつけば定時を迎えているので、明日のスケジュールにも気合が入ります。 そして好きなこと、やりたいことをやっているだけなのでストレスフリー。多少の残業があっても気力が充実しているためものともしません。そもそも残業しているという感覚がない人もいます。 時にはクレームが来ても「自分がもっと良い仕事をするためのアドバイス」として喜んで受け取ります。自分の至らなかった点を認め、反省するのも全く苦になりません。 もし環境が変わってしまい仕事に支障が出そうになったら、「どうやったらこの環境でも仕事ができるか、あるいはこの環境を変えられるか」をすぐさま考え実行に移し、誰にも邪魔をさせません。 あくまでこれは一例です。しかし、多少の違いはあれど、このようにやりたい仕事に就いている人の毎日は必ず輝いています! 「仕事が好き」というとワーカーホリックのようなイメージですが、やりたい仕事をしている人は「仕事が好き」なのではなく、「好きなことを仕事にしている」ので心身共に無理がないのです。 「毎日が楽しくて仕方がない!」 それがやりたい仕事をやっている人に見られる共通の特徴です。

やりたい仕事がない人の特徴

「やりたい仕事がない」というのは悲しいことです。しかし、そもそも「やりたい」の基準をはき違えている可能性もあります。そんな人にはどういう特徴があるのでしょうか? 例を見てみましょう。

その1:とりあえず勤務条件を第一に考える

残業がない、給与が多い、土日は休み、自宅から近い、仕事が楽、など、とりあえず「勤務条件がいい=やりたい」になってしまっている場合。 学生時代のアルバイトと同じような感覚で、お金を稼ぐ手段と割り切って仕事を選んでしまうと、途中でモチベーションが維持できなくなり「これは自分のやりたかった仕事じゃない!」と頭を抱えることになりかねません。

その2:周囲の意見に流されて今の仕事を決めた

「○○さんなら、○○の仕事が似合いそう!」「○○の仕事ってかっこいいよね」「○○の業界ならお給料も結構いいよ!」「○○の仕事をしていると異性にもてる」「安定していて給料のいい仕事を選べと親に言われたので○○にした」など、自己分析をあまりしないまま「周囲が勧めるからやってみたい」で勤務先を選んでしまった場合。 周囲はあくまで自分の希望をあなたに押しつけているだけなので、あなた自身の適正とはかけ離れている可能性は大いにあります。

その3:周囲の目や世間体に弱く、チャレンジャー精神に欠ける

他人に嫌われたくない、あるいは目立ちたくないと考えるあまり、周囲に合わせて「みんながやっている仕事=やりたい」と考え仕事を選んでしまうタイプの場合。 自分が周りにどう見られているのかという点については多くの人が気にするところだと思いますが、気にしすぎは本当によくありません。 まずは「実際にやるかやらないかは別として」自分は本当のところどんな仕事に憧れを感じるのか、普段は心の奥に隠している本心と向き合ってみることも大事ではないでしょうか。

おわりに

人生はたった一度きりです。人生の大部分を仕事が占めています。にも関わらず、多くの人が「会社に行きたくない」「もう辞めたい」と思いながら、生きるために毎日辛い思いをしながら働いています。それはつまり、「やりたい仕事」を見つけることがいかに難しいかということを示しているのではないでしょうか。 しかし、たった一度きりの人生を充実させたいと思うなら、この「やりたい仕事」を見つけるという困難に立ち向かわなければなりません。「これがなければ生きていけない」というような、貴方にとっての唯一を仕事にした時、貴方は必ずこれまでにない達成感や充実感、生きてゆく喜びを得ることができるでしょう。

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