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「SE時代の3つの選択」SEが考えておくべき、キャリア形成の選択肢

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「SE時代の3つの選択」SEが考えておくべき、キャリア形成の選択肢

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システムエンジニア(SE)の時代。ソフトウエアの可能性

[編集者前説] システムエンジニア(SE)の働き方は、現在大きく変わりつつある。クラウド技術の発展でSIerのあり方や構造も変化していく中で、SEはどのようにキャリア形成を行っていくべきなのだろうか。 本連載「今後SEのが描く未来の選択肢」では、SEとして企業に在籍中に社会人大学院に通いMOT(Masterin Management of Technology(Professional)))を取得、その後ITコンサルタントへと転職した田邉氏に、SEとしてのキャリア形成について紹介していただきます。

SEのキャリアの選択肢 2014年の9月、私は8年間のSE生活を終えて、ITコンサルタントへの転職を果たしました。そして、転職を行うよりもずっと前から「私はこの先、何になるんだろう」と考えていました。 2005年の大学生時代、就職する職業としてSEを選んだのはソフトウエアが好きだったからという理由と、その可能性に魅力を感じたからでした。 大学の授業や研究で出会ったそれは、未来への希望に満ちていました。 紙と鉛筆では何時間もかかる、あるいは計算できない式が、ソフトウエアを利用することで、あっという間に計算できてしまう。 しかもそれを、例えば音声認識、あるいは複素数の行列演算のようなことにも一瞬で活用でき、人とコンピュータとのインタラクティブなやりとりが可能になる。 大した知識もない学生でも簡単にできてしまうことはとても衝撃的でした。 筆者は大学を卒業してすぐSEになり、独立系SIerで銀行系の業務システムを担当、要件定義から設計、開発、テスト、導入、保守という工程に広く携わってきました。 また、どちらかというと、基盤側よりはアプリケーション開発側にいました。

MOTとの出会い、そして転職へ

しかし、SEとして何年も過ごすうちに「自分はこのままの道を進んで行かないだろう」「SIerの中でテスタ、プログラマ、デザイナ、リーダ、マネージャ、と進んでいく道は自分の道ではない」と思うようになっていました。 細かい問題は今後の連載の中でお話ししていくので、ここでは割愛しますが、とにかく今のままでは嫌だ、だけど、どの道に行くかというと、はっきりとした道しるべはない、そんな状態でした。 そんなときに、何となくWebで見つけた、「社会人大学」という文字に惹かれました。 社会人なのに大学に通う? 「これだ」と思いました。 「ここに行けば、何か変わるかもしれない」 そう思い、社会人大学について調べ始めました。 社会人が通う大学、大学院、専門学校、今の自分のキャリアに合うところはどこか、魅力的なカリキュラムのあるところはどこか、と。 その中で、一番惹かれたのが、「技術経営:MOT (Management of Technology)」でした。 IT技術に魅力を感じて就職したものの、その日その日の仕事をこなす日々。大きな組織の中の巨大なシステムの歯車の一つを一生懸命作っている日々。自分が参画している業務の全体がどうなっていて、それがどう世の中に活かされているのか実感できない。 「システムの価値」を考えるよりも「顧客の目」を常に気にさせられていた。 新しい気づき、新しい出会い、新しい価値観、新しい道。そんなものを求めてMOTの扉をたたいた。 そしてMOTを卒業(修了)した私はもう、新しい道をいち早く探そうとすることしかできず、動かずにはいられませんでした。 それは、今の環境のまま、キャリアを歩んでいくというものではなく、「転職」あるいは「転職せずに部署異動を希望」することでした。

SEはこれからの時代、最も活躍できる職業

SEとして力を付けたあなたを、今、多くの企業が求めています。 日本のユーザ企業は欧米と比べてITリテラシーが低く、特に企業内部のシステムにおいてIT利活用が遅れていると言われています。そのためSEの需要は今後ますます高まっていくと考えられます。 今あなたは、あなた自身のキャリアをどのように考えているでしょうか。 エンジニアとしてのスキルを磨き、スーパーSE、スーパープログラマを目指していますか? それとも失敗プロジェクト無し、従業員満足度No.1、顧客満足度No.1のスーパープロジェクトマネージャーを目指していますか? あるいは、今とは違う環境での新しいチャレンジをしたいと思っているでしょうか。 選択肢は無数にあるだろうし、もちろん正解もありません。 いずれにしても、多くの情報を集め、自分自身の価値観に照らし合わせ、自分自身と対話をして、決断して行けば良いと思います。 本連載では「社会人大学院(MOT)という選択」「SEからコンサルになるという選択」「転職をしないという選択」というSE生活においての私の選択を3つご紹介します。 ぜひ、読者の皆様の転職の際の判断材料の一つとしてご参考にしていただけたら幸いです。 それでは次回以降、SEのキャリアについて考えていきましょう。

[筆者プロフィール] orca_share_media1434985848466田邊 圭介 ITコンサルタント。独立系SIerにて約8年間システムエンジニアをし、その後ITコンサルタントへ転職。SE時代には、某大手銀行の大規模情報系Webシステムの開発等に従事し、要件定義から設計、開発、テスト、導入、保守までを先導した。 一方働きながら社会人大学院に通い、2012年に技術経営修士(専門職)(MOT: Master in Management ofTechnology (Professional))を取得。MOTでの研究テーマは、「クラウド時代におけるシステムインテグレータの戦略」。 現在はSE時代の知識を活かし、某大手銀行の業務効率化等に取り組んでいる。

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