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Z世代とは|Z世代の特徴5つとZ世代との付き合い方3つを紹介

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1990年代半ばから2000年初頭にかけて生まれた世代のことを、アメリカでは「Z世代」と呼んでいます。デジタルネイティブでありプライバシーを強く重視するなど、それまでの世代とは異なるZ世代の特徴についてご紹介しているので、ぜひご覧ください。

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Z世代とは

みなさんは「Z世代」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。Z世代とはアメリカで生まれた概念・言葉であり、1990年代半ばから2000年代初めにかけて生まれた世代を指します。 つまり、現在10代半ばから20代前半にかけての少年少女や青少年たちがZ世代というカテゴリーに含まれます。

ミレニアル世代との違い

Z世代とよく比較対象にされるのがミレニアル世代です。では、Z世代とミレニアル世代とはどのように違うのでしょうか? Z世代もミレニアル世代、アメリカの人口統計学から生まれた言葉・概念である点は同じです。 1980年代から1990年代半ばに生まれた世代を指すのがミレニアル世代であり、1990年代半ばから2000年代初めにかけての世代を包含するZ世代は、ミレニアル世代の次のジェネレーションだと言えます。

Z世代の特徴5つ

以上でご紹介したように、Z世代とは20世紀から21世紀の転換期に生まれた若者たちを指す言葉です。 グローバル化がかつてない速さで進展して世界がひとつになり、またインターネットなどの科学技術の発展によってそれ以前とは生活のあり方がガラッと変わった時代に生まれた世代だとも言えます。 ここからは、Z世代ならではの特徴や傾向性についてチェックしていきましょう。

Z世代の特徴1:社会問題への意識が高い

Z世代の特徴としてまず知っておきたいのが、社会問題への意識が強いということです。 20世紀末から21世紀にかけて、先進国をはじめとする国々では子供たちに知識詰め込み型の教育ではなく、社会と向き合うための教育を導入しはじめたため、Z世代はそれ以前の世代に比べて社会問題への関心が強いと言われています。 また、環境保護に関する啓蒙活動の影響を最も受けた世代でもあるため、エコロジー意識が強い傾向にもあります。

Z世代の特徴2:SNSやデジタルデバイスが当たり前

SNSやデジタルデバイスをごく自然のものとして受け入れているというのも、Z世代ならではの特徴のひとつとして挙げられるでしょう。 Z世代は小さい頃からデジタルデバイスに囲まれ、それらに接してきた世代であり、このことからも「デジタルネイティブ」としばしば表現されています。 また、学校でもタブレットなどを導入した教育を受けているため、それらに一切抵抗感がなく、SNSも当たり前のように利用しています。

Z世代の特徴3:個性を追求する

Z世代の特徴のひとつとして、個性を追求しがちであるということも含まれるでしょう。 グローバル化が進み社会が画一しがちな現代社会に生まれたZ世代だからこそ、集団の中の顔のない存在になるのではなく、個性がぴかりと光る人物になることを望むのだと考えられます。 Z世代は、他人と違うことを恐れず、むしろそれを自らのアイデンティティにする人も少なくありません。

Z世代の特徴4:企業家精神が旺盛

企業家精神が旺盛であるというのも、Z世代によく見られる特徴のひとつとして挙げられるでしょう。 従来的な終身雇用制度が事実上崩壊し、また企業に勤めることのデメリットが多く話題に上る現代に生まれたZ世代は、企業に使われる存在になるよりもむしろ自分で企業を起ち上げたいと考える傾向性があります。 現に、Z世代の中から新進気鋭の若手企業家も多く生まれています。

Z世代の特徴5:プライバシー意識が高い

Z世代の特徴のひとつとして忘れてはならないのが、プライバシー意識が高いということです。 プライバシーという概念自体、現代になって誕生した比較的新しいものですが、Z世代は人権のひとつとしてプライバシーを捉えている傾向性が他の世代よりも強いと言われています。 会社の上司との「飲みニケーション」に抵抗感を覚えたり、会社の人に恋人の有無や結婚などに関するプライベートな事柄について聞かれるのを嫌うでしょう。

Z世代との付き合い方3つ

Z世代である新入社員や後輩の価値観や考え方がいまいち理解できず、共通項がなくコミュニケーションの取り方に困っているという方も少なくないことでしょう。 ここからはZ世代との付き合い方のポイントや注意点などについてご紹介していきますので、「Z世代とどう付き合っていけばいいのかわからない」とお悩みの方はぜひ参考になさってみてください。

Z世代との付き合い方1:Z世代のスタイルを認める

Z世代との付き合い方としてまずご紹介したいのが、Z世代のスタイルをきちんと認めてあげるということです。 Z世代は自分のスタイルや価値観を自らのアイデンティティの一部であると考えている傾向性が強く、それを否定されたり変えさせられようとすると拒絶的な反応を見せるからです。 Z世代のスタイルを否定するのではなく、まずそれを認めてあげることがスタートラインだと言えるでしょう。

Z世代との付き合い方2:怒らない

怒らないというのも、Z世代との付き合い方で注意すべきポイントとして挙げられます。Z世代は昭和世代と違い、たとえ年上や目上の人であっても強く叱られることに慣れていません。 至らないところがあったとしても、感情的に怒ってしまうとZ世代は心を閉ざしてしまうでしょう。感情的に叱らず、落ち着いたトーンで指摘や注意をするのがポイントです。

Z世代との付き合い方3:褒める

Z世代は打たれ弱く、褒められることで伸びるという傾向性を持っています。だからこそ、Z世代を育成する際には褒めることに力点を置きましょう。 「ここがダメだ」と叱ってばかりいるとZ世代の心はぽっきりと折れてしまうので、そうならないように「ここはダメだったけれどその他の点はよかったよ」と、叱るにせよ褒めるポイントを入れてあげて、モチベーションをアップさせるのが効果的です。

Z世代が社会に求めること2つ

では、Z世代はどのような考えを持ち、社会に対してどのようなことを求めているのでしょうか。 Z世代についてより理解を深めるために、ここからはZ世代が社会に求めていることについて詳しく見ていきましょう。

Z世代が社会に求めること1:柔軟なコミュニケーション

Z世代が社会に求めることとしてまず挙げられるのが、柔軟なコミュニケーションの実現です。 Z世代は効率性を重視する傾向性が他の世代よりも強く、たとえば「履歴書は手書きでなければならない」という上の世代の常識を非効率的だと考えています。 「履歴書はパソコンで作成したほうが効率的」「電話でなくLINEやメールで連絡を取ったほうが利便性が高い」と考えるZ世代は、コミュニケーションの柔軟性を求めています。

Z世代が社会に求めること2:平等性

平等性も、Z世代が社会に求めることのひとつとして挙げられるでしょう。 Z世代は他の世代に比べるとポリティカル・コレクトネスの意識が強く、男女間・人種間はもちろんのこと、世代間などにおいても平等性を求めています。

Z世代を理解してうまく付き合おう

今回はZ世代について特集してきましたが、いかがでしたでしょうか。 Z世代は打たれ弱く怒られ慣れていないなど、上の世代から見ると貧弱であると感じられる部分もありますが、社会問題に対する意識が高く企業家精神が旺盛など、見習うべき点も多々あります。 Z世代のことを「理解できない」とはなから拒絶してしまわず、その価値観やスタイルを知り、上手く付き合えるようにZ世代について理解を深めていきましょう。

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