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カイゼンとは|カイゼンのポイント6つとトヨタ式5Sについて紹介

業務改善

カイゼンを取り入れ、業務を効率化して行きたいと悩んでいませんか。この記事では、カイゼンの意味や取り入れる際のポイント、トヨタ方式のカイゼン方法などについて紹介しています。カイゼンを取り入れ、会社をもっと良くしていきたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

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カイゼンとは

カイゼンとは、主に製造業の現場で行われる、業務を見直して今よりも良くしていくための活動のことです。特にトヨタ自動車のカイゼン活動は、世界的にも有名です。 現状だけで満足せず、少しでも良くしていき、業務効率アップを図ります。ほんの僅かでも良くなるのであれば、カイゼンは行われ続けます。 企業活動が続く限り、カイゼンには終わりがありません。

なぜカイゼンとカタカナなのか

カイゼンはなぜカタカナなのかの理由は、漢字の改善は「悪い部分を良くする」という意味に対し、カタカナのカイゼンは「今よりもっと良くする」という意味を持つからです。漢字の改善とは意味合いが異なります。 また、世界的にもトヨタのカイゼン活動が知られたことから、カタカナで呼ばれるようになった、という説もあります。

カイゼンのポイント6つ

主にトヨタ自動車が行っていることで有名なカイゼンですが、他の企業でも採用している場合が多いです。少しでも業務効率化を進め、会社を良くするためです。 ですが、カイゼンを進める上で押さえておくべきポイントがあります。カイゼンのポイントを把握し、効率的にカイゼンを進めていきましょう。 カイゼンを進めていくためのポイントをまとめましたので、参考にしてください。

カイゼンのポイント1:カイゼンする点を探す

カイゼンのポイントとして、カイゼンする点を探すことが挙げられます。具体的にどこをカイゼンするのか、カイゼンの余地がある部分を特定しましょう。 具体的には、問題が多い工程や部署をまずカイゼンすべきです。明確に数字で表れている部分をまず見て、カイゼンの余地がないか探してみましょう。 カイゼンは、特に悪い部分がなくても、もっと良くしていく活動でもあります。少しでも良くできるなら、カイゼンの余地があります。

カイゼンのポイント2:現場視察

カイゼンのポイントとして、現場視察も挙げられます。問題やカイゼンの余地は、現場を見ないことには発見できません。 実際に毎日現場を見ていれば、「ここはもっと良くできるな」というカイゼンできる部分が見つかります。少しでも良くなるのであれば、カイゼンしましょう。 やはり現場を軽視している会社は、延びることがありません。実際に業務を行っているのは現場ですから、現場視察は欠かさないようにしましょう。

カイゼンのポイント3:アイディアを出す

カイゼンのポイントとして、アイディアを出すことも挙げられます。カイゼンのための方法は、1つとは限りません。より効率的なカイゼンのアイディアを出しましょう。 1人で考えていても良いアイディアが出ないのであれば、会議で話し合いましょう。多くの人にアイディアを募ったほうが、より良いカイゼンのアイディアが出るでしょう。 クリエイティブな能力を発揮し、素晴らしいアイディアを思いつくよう頑張りましょう。

カイゼンのポイント4:実行

カイゼンのポイントとして、実行も挙げられます。カイゼンできる部分を探し、アイディアを出しただけでは、まだ不十分です。実際に実行しなくては意味がありません。 現場での通常業務に支障を来さない範囲で、実行方法を考えましょう。実行のためには、部署の他の人たちの協力も不可欠です。みんなとよく話し合いましょう。 実行できた場合も、定期的に振り返ることが必要です。結果が良くなければ、またカイゼン策を出しましょう。

カイゼンのポイント5:改善報告書作成

カイゼンのポイントとして、改善報告書の作成も挙げられます。具体的にどこをどう改善するのか、報告書を作成します。 報告書という形で残しておかないと、記録が蓄積されません。今いる従業員が退職してしまった場合でも、どう改善したのか記録しておけば引き継ぎもスムーズにできます。 改善報告書は、他の人にもわかりやすいように、できるだけ詳細に書きましょう。

カイゼンのポイント6:改善を取り入れるか検討する

カイゼンのポイントとして、改善を取り入れるか検討することも挙げられます。実際にカイゼンを実行してみて、それをこれからも取り入れていくのか決めます。 カイゼンを実行してみて、少しでも良くなり、デメリットがなければ、そのまま取り入れましょう。ですが期待ほどカイゼンできない場合は、辞める決断も必要になります。 やってみることには失敗はありませんので、ダメだった場合でもまたカイゼン策を出しましょう。

トヨタ式カイゼン方法の5S

カイゼンと言えば、一番有名なのはトヨタ方式です。トヨタがカイゼンを取り入れ、世界的にも有名になりました。 カイゼンがあるからこそ、トヨタを世界的企業たらしめていると言っても過言ではありません。トヨタ式のカイゼンを取り入れ、業務をもっと良くしていきましょう。 トヨタ式カイゼン方法の5Sについて紹介しますので、参考にしてください。

整理

トヨタ式カイゼン方法の5Sとして、整理が挙げられます。整理とは、必要のないものを処分することです。 仕事で必要な物を探す時、使わない物があると、探す時間が無駄になります。まずは必要のない物をなくす、整理が必要です。 無駄な物が多い場合、整頓をしても、必要な物がすぐに見つかりません。以前は使っていたが、もう使わない物は、場合によってはまとめて処分しましょう。

整頓

トヨタ式カイゼン方法の5Sとして、整頓も挙げられます。必要のない物を処分して整理すれば、あとは仕事で絶対に必要な物だけになります。その仕事で必要な物を、すぐに取り出せるように整頓しましょう。 整理がちゃんとできていない場合、整頓も非効率的になってしまいます。整頓をしても思ったほどカイゼン効果が見られない場合は、もう一度整理からやり直すと良いでしょう。

清掃

トヨタ式カイゼン方法の5Sとして、清掃も挙げられます。現場の清掃がきちんとされていないと、業務の進行にも悪影響を及ぼしてしまいます。 特に精密機械を扱う現場の場合、清掃をしておかないと、異物が製品に混入する恐れがあります。清掃は作業が終わったら、その都度行いましょう。 清掃が不十分だと、異物混入などでクレームになり、歩留まりも下がってしまいます。忘れずに清掃を行いましょう。

清潔

トヨタ式カイゼン方法の5Sとして、清潔も挙げられます。清潔は、上で述べた整理、整頓、清掃の3Sを、日常化して維持することです。 清潔を維持するためには、常に整理、整頓、清掃を行う必要があります。誰がやっても清潔を維持できるよう、業務に組み込んでいく必要があります。 仕組化して従業員が自然と整理、整頓、清掃を行うようになれば、常に現場に清潔が保たれます。

トヨタ式カイゼン方法の5Sとして、躾も挙げられます。これまで紹介してきた4Sを徹底するには、リーダーの部下への躾が必要不可欠です。 単にリーダーが部下に整理、整頓、清掃を押し付けるだけでは不十分です。5Sがいかに重要かの目的を伝え、リーダーが率先して5Sを行っていく必要があります。 5Sという基本を守ることができれば、ビジネスマナーや人としてのモラルなども守りやすくなります。

カイゼンについて知り取り入れてみよう

カイゼンの意味や、カイゼンのポイントなどについて紹介してきました。カイゼンを取り入れる際の参考になったでしょうか。 最近は人手不足の会社も多いので、業務が思うように進まず、業績が低迷しているケースも多いです。そんな時にカイゼンを取り入れれば、業務もスムーズに効率化され、従業員の定着も図れる可能性があります。 できるところからカイゼンを取り入れ、業務を効率化して行きましょう。

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