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ダイアローグの意味とは?組織にダイアローグを取り入れるメリット5つ

マネジメント

ダイアローグの必要性は何か、利用することでどのようなメリットがあるのでしょうか。ダイアローグを活用し、あらゆることに役立てる方法をご紹介します。ダイアローグを活用すれば、会話量が増えるだけでなく、自立にもつなげることができます。ぜひ参考にしてみてください。

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ダイアローグの意味

「ダイアローグ」について詳しくご紹介します。「ダイアローグ」という言葉の響きを聞いたことがある人は多いでしょう。しかし、その言葉の正しい意味や使い方を知識として蓄えている人は案外少ないはずです。 今回は、「ダイアローグ」について、各場面や状況での意味合い、メリットなどについてあらゆる観点からひも解いていきます。ビジネスにおいても重要な役割を果たす「ダイアローグ」とはどのような言葉なのでしょうか。

組織におけるダイアローグ

組織におけるダイアローグとは、単なる情報の共有にとどまりません。対談、会議と直訳はできますが、組織内でのダイアローグは、互いに意見を出し合い、相互に理解を深め、行動や意識を変える創造的なコミュニケーションの在り方を指します。 メールで会話し、テレワークで会議を進めることも増えていますが、お互いじっくり話し合いながら信頼関係を構築し、理解を深めることは企業の成長においてとても重要です。

ダイアローグの対義語

続いて、ダイアローグの対義語についてご紹介します。ダイアローグの対義語は、「モノローグ」です。ダイアローグは相互のコミュニケーションを指す一方で、「モノローグ」は独話を意味し、一方的に相手を待たずに行われる語りのことです。 モノローグは、ナレーションやセリフのことをそのように呼ぶこともあるため、基本的には返答を期待しているものではありません。

会話やディスカッションとの違い

続いて、会話やディスカッションとの違いについてご紹介します。前述したように、ダイアローグはお互いの意見を出し合うことにより、相互の理解や信頼などを深める目的で行われます。 一方で、会話は日常会話のような取り留めのない話も含みます。また、ディスカッションとは「討論」と訳され、基本的に何かを解決するために互いに議論したりアイディアを出し合ったりする場のことを指します。いずれも少しずつ意味が異なります。

ダイアローグの必要性

では、ダイアローグの必要性とはどのような部分に存在するのでしょうか。ビジネスにおいてどのような場面での困難を打開するために役立つか、といった観点からご紹介します。 デジタル化が進む時代ではありますが、今一度ダイアローグをする意義を見出してみてはいかがでしょうか。以下に具体例を挙げながらご説明します。ビジネスマンのみならず学生の方も参考にしてみてください。

知識の共有が難しい

ダイアローグの必要性において「知識の共有が難しい」時に役立ちます。専門的な知識やその会社独特のやり方など、社員全体に共有するべきものがある場合があります。しかし、それを文面上のみで伝えても、社員がどれだけ理解しているか把握することができません。 そこで、ダイアローグを活用することで知識を共有する際に意見を出し合い、しっかりその知識が共有できているのか、確かめ合うことができます。

企業理念が社員に浸透しない

続いて、「企業理念を社員に浸透させる」ときに役立ちます。企業理念を共有するとき、文面で共有することは可能でも、社員全員が共通認識を持って理解できているとは限りません。 例えば「他者に対して」という文章があるとして、その「他者」とはどの他者を指しているのでしょうか。人によってその認識がずれてしまうこともあるはずです。そういった時にダイアローグを通じで共通理解をすることが可能になります。

社員が自律的に動けない

続いて、「社員が自律的に動けない」とき、ダイアログが活用できます。特に若い社員になればなるほど、仕事内容に対して自律的に動くことができず、受け身で仕事をしてしまいがちです。 その時には、ダイアローグを活用し一方的に話を聞くのみの姿勢や受け身の姿勢を打ち砕くために、意見を求め、相互が理解しあいながら「自分で考える」ことを促すことができます。

ダイアローグによるメリット5つ

続いて、ダイアローグによるメリットを5つご紹介いたします。あえてダイアローグを活用することでどのような利点を持つのか、改善できるポイントを取り上げ、1つずつ説明します。会社で取り入れる際など、参考にしてみてください。

ダイアローグによるメリット1:相手の話を聞く力がつく

ダイアローグによるメリットの一つ目は、「相手の話を聞く力がつく」ことです。前述したとおり、ダイアローグは互いに意見を出し合うことで成立します。そのため、自分が発言するためには相手の話を聞き、理解したうえで発言することが求められます。 特に、近年は学生が教授の話を受け身で聞くだけという授業が多く相手の話を聞く力というものが薄れています。社会人になり、主体性が求められる中でダイアローグは役立ちます。

ダイアローグによるメリット2:自分の意見を言えるようになる

ダイアローグによるメリット2は、「自分の意見を言えるようになること」です。繰り返しになりますが、ダイアローグは一方的に話を聞くのではなく、あくまでも双方が意見を出し合い理解を深めることに意味があります。 ダイアローグを行うことで、自分の意見が必ず求められるため、自然と自分の意見を言えるようになるメリットが生まれます。最近ではそういった場が少ないため、非常に役立ちます。

ダイアローグによるメリット3:相互理解を深める

ダイアローグによるメリットの3つ目は、ダイアローグを行うことで、「相互理解を深める」ことができるということです。ダイアローグの目的は、お互いに発言し、意見を交換することだけにとどまりません。 その先に、互いの意見を聞きさらに理解するところまでがダイアローグの目的です。したがって、自分の話す内容だけでなく、相手の意見を聞いてお互いの理解を深めることができます。相手との理解を進めることに役立ちます。

ダイアローグによるメリット4:コミュニケーションのありかたを見直せる

ダイアローグによるメリットの4つ目は、「コミュニケーションのありかたを見直せる」ということです。ダイアローグを行う際、前述したように相互理解を必要とされます。従って、いくら相手と意見が違ったとしても、互いの意見を尊重し合うことも求められます。 そこで、様々な事に気を配りながら話し合うため、自身のコミュニケーションのありかたを見直すことに繋がります。自身での成長にもつながると言えます。

ダイアローグによるメリット5:結果として企業の成長につながる

ダイアローグによるメリット5つ目は、「結果として企業の成長につながる」ということです。上記に説明した4つのメリットは、個人のスキルアップや成長につながっていくことを挙げました。しかし、それらの向上は合体するとさらに力を増し、個人の成長が社員の作業効率や質を向上させ、企業の業績を上げることにつながります。 従って、ダイアローグを行うことで企業が成長することにつながると言えるでしょう。

ダイアローグに関するおすすめの書籍3選

続いて、ダイアローグに関するおすすめの書籍を3つご紹介します。いきなりダイアローグを実践しようとしても、分からないことが多いと有意義に活用することができません。ご紹介する書籍を参考ししながらダイアローグについての知識を得、活用していきましょう。

ダイアローグに関するおすすめの書籍1:ダイアローグ——対立から共生へ、議論から対話へ

ダイアローグ――対立から共生へ、議論から対話へ
ダイアローグ――対立から共生へ、議論から対話へ

まず始めにご紹介するのは「ダイアローグーー対話から共生へ、議論から対話へ」です。「人は何故対立するのか」といった問いからどうしたら解決できるか、に焦点を当て、対話の真髄について言及している書籍です。ダイアローグの真髄を理解することに丁度良い本といえます。

ダイアローグに関するおすすめの書籍2:ダイアローグ・マネジメント

ダイアローグ・マネジメント 対話が生み出す強い組織
ダイアローグ・マネジメント 対話が生み出す強い組織

次にご紹介するのは、「ダイアローグ・マネジメント」ですこの書籍では、一人で統率する世の中ではなく、組織力が試される現代においてどのようにしてその組織力を磨くのか、という視点で書かれています。現代の風潮を見据えた一冊となっています。

ダイアローグに関するおすすめの書籍3:対話のことば オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得

対話のことば オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得
対話のことば オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得

最後にご紹介するのは、「対話のことばーーオープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得」です。対話の大切さについて心理学的な視点から読み解いた一冊です。私たちはなぜ対話が必要なのか、どんな対話が大切なのか、保育や教育といった観点からもその重要さについて紐解いていく内容です。

ダイアローグによって相互理解を深めよう

ダイアローグを活用して対話の大切さを実感したのならば、すぐに実践しましょう。ダイアローグを利用し、互いに対話頻度を高め、相互理解を進めることで人間関係の構築や、仕事の効率化に役立てましょう。

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