IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

経営企画に必要な能力とは?活躍するための7つの能力とやりがい3つ

職種研究

経営企画という仕事は、実際には何をしているのか知らないという人も少なくない仕事です。本記事では、経営企画のやりがいや、経営企画に就くために必要とされる能力などをご紹介します。この仕事に興味がわいた人は、必要とされる能力を身につけておくよう心掛けておきましょう。

更新日時:

経営企画とは

経営企画とは、企業が立てた経営戦略計画と、計画に対する経営資源の配分計画のことを指します。大きな企業では、「経営企画部」などの名称で専門部署を設置していますが、専門部署を置いていない企業であっても、経営企画は必ず実施しているはずです。 経営企画は、企業の中枢ともいえ、論理的な思考能力を持つ、優秀な人材が配属されています。経営企画という業務には、経営に直接携わる人々をサポートする役割もあります。

経営企画の主な役割

経営企画という業務は、経営者を支えるパートナーとしての役割を果たします。激しく変化し続けている、経済や事業環境に対応するための羅針盤ともいえます。 経営企画の業務とは、企業として掲げた経営目標を達成し続けるために、必要不可欠な仕事と言えるでしょう。

経営企画の仕事が向いている人

経営企画は、企業の経営のかじ取りをサポートする重要な仕事です。そのため、論理的な思考ができ、かつ、事務処理能力にも優れた人材が求められます。役職などに関わらず、マネジメント力が求められるため、各企業では優秀な人材を配属しています。 具体的には、企画の基本となるマーケティング力、分析力といった能力を備え、かつ、経営会議を運営できるファシリテーションの能力やプレゼンテーション能力も必要とされます。

経営企画に必要な7つの能力

経営企画に携わる際に、必要とされる7つの能力をご紹介します。経営企画では、経営面の能力と企画面の能力が必要とされます。 経営企画を担当してみたいという人は、経営面、企画面双方の要素となる能力を身に着けておきましょう。経営企画担当者を選定する場合は、ここでご紹介する7つの能力をできるかぎり身に着けた人材の確保に努めましょう。

経営企画に必要な能力1:論理的な思考力と分析力

経営企画を行う際の基礎知識として、マーケティングの知識と論理的思考能力、実践的な分析力が必要になります。営業データの正確な分析を行い、論理的な思考によって分析結果から経営目標や施策を検討します。

経営企画に必要な能力2:事業企画の立案と実行

経営企画には、論理的思考や分析の能力が必要不可欠ですが、それに加え、分析結果をもとに経営目標や施策を立案する能力も求められます。 目標や施策を立案した後は、目標を意識しながら施策を実行し、時によっては施策に微修正を加えて再実行していく「実行力」も不可欠となります。

経営企画に必要な能力3:取締役会の運営

経営戦略や経営施策など、経営に関する重要な話題を話し合う場が経営会議です。多くの場合、経営陣である取締役の会議である取締役会の議題として行われます。 経営会議は、経営企画を担当する者がお膳立てをし、運営していきます。多くの企業で経営企画担当者が、取締役会の中の進行役を務めたり、経営状況を説明するプレゼンテーションを行ったりしています。

経営企画に必要な能力4:プレゼンテーション力

経営企画の担当者は、経営企画会議で実際にプレゼンテーションを担当することもあるため、プレゼンテーション能力が必要です。 プレゼンテーション能力として、経営戦略や施策といった経営企画の内容を、会議出席者に正しく伝える能力と、時によっては、会議出席者を説得する能力も必要になります。 プレゼンテーション能力を備えていることを、天性のモノと勘違いしている人もいますが、日々の訓練や心がけで能力開発は可能です。

経営企画に必要な能力5:社内調整力

経営企画では、経営会議を運営したり、経営戦略について社内周知を行ったり、社内調整が必要となる局面が多くなります。社内にはさまざまな考え方の人間が混在していることもあり、社内調整には調整能力に長けた人が向いています。 社内調整力は、誰でもできることではなく、一朝一夕で身につく能力でもありませんが、多くの業務を経験する中で身に着けることができる能力です。

経営企画に必要な能力6:提案力

経営企画には、提案力も必要とされます。「企画」という名前がついているように、経営分析を行った結果、どのような方向に進むべきか戦略的に考え、その結論を経営企画として経営陣に向け提案しなければなりません。 分析能力だけに長けていても、その後の提案活動に結びつかなければ、経営企画としての意味をなさないので、提案力は必要不可欠な能力といえます。

経営企画に必要な能力7:分析系のプログラミングスキル

経営企画としての必要不可欠な能力というわけではありませんが、あれば差がつき、より効率的に優れた経営企画の立案が期待できる能力が、プログラミング能力です。 IT業者ほどの難しいプログラミングが要求されるわけではなく、分析という観点でちょっとしたプログラミングをできるだけの能力があれば、経営企画目線での分析と結果収集をスピーディに行えるようになります。

経営企画のやりがい3つ

経営企画の仕事には、どのような魅力ややりがいがあるのか想像できますか。経営企画の仕事内容を知らない人からすれば、気を遣わなければならない経営陣を相手に、資料を提示したり、会議調整を行ってりする経営企画の仕事は、とてつもなく大変そうに映ります。 しかし、そうした苦労や気苦労を吹き飛ばしてくれるだけの、「経営企画のやりがい」というものがあります。ここでは、やりがいと感じられる3つの内容をご紹介します。

経営企画のやりがい1:自らの報告が重要な判断に繋がることも

経営企画は、企業の経営の中枢を担う仕事です。どんなに仕事の内容が大変でも、「自分が会社の将来を担っている」ということを実感できます。 社長に次ぐ経営責任を担っているともいえ、重責と同じだけの未来に対する希望を持てる仕事として、「会社にとって自分が必要だ」という意識さえ抱くことができます。

経営企画のやりがい2:プロジェクト参加者から評価の声を受ける

経営企画のやりがい2:プロジェクト参加者から評価の声を受ける

自分の経営企画が、プロジェクト参加者や経営陣から高い評価を受けることは、仕事をがんばったご褒美とも真骨頂ともいえる、最高のやりがいとなります。 自社の経営面において、自分の力が必要とされていると実感することで、仕事に対する思いも強くなり、充実した気持ちで仕事に取り組むことができます。

経営企画のやりがい3:重責に見合った給与

経営企画は、各企業の花形部署ともいわれ、経営を担う重責が与えられる代わりに、ほかの部署よりも高給扱いとなることが少なくありません。 誰しも、給与面で優遇されれば、それは仕事に対するやりがいにもつながります。同僚よりも特別扱いされているという意識もあり、経営企画に対する取り組みをより強化しようというモチベーションも生まれます。

経営企画に必要な能力を意識して自分を磨こう

経営企画に必要不可欠な能力は、分析力やプレゼンテーション能力ですが、ほかの一見関係なさそうな能力であっても、活かしていくことができます。経営は、多面・多角的に物事を観察・分析する能力が問われるため、多種の能力を必要とします。 優れた経営企画を立案するために、いろいろな分野にまたがる能力を身に着け、自社の未来に有効な企画をどんどん立案し、提案していきましょう。

アクセスランキング