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パワハラで「会社を辞めたい!」人のすべきこと4つと訴える方法

悩み・不安

近年、職場で横行している問題に数えられるのがパワハラですが、そのために今の職場を辞めたいと考えている方も少なくありません。もし、パワハラを理由に辞めたいということであれば、それなりの準備と行動が必要です。今回は、パワハラを理由に辞める時の行動を見ていきます。

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パワハラとは

パワハラとは

社会的な問題になってきているパワーハラスメントことパワハラは、職場での上下関係や力関係が主な原因となっています。そして、パワハラを受けたことが原因で職場を去ったり、辞めたいと感じたりする方も多いのが昨今の状況です。 もし、この記事を読んでいるあなたがパワハラに耐えられないという場合は思い切って今の職場を辞めるというのも1つの選択肢といえます。ただし、まずはパワハラについて知ることが大切です。

パワハラの定義

社会問題となっているパワハラですが、今のところ法律で明確な定義がないのが現状です。ただ、厚生労働省ではパワハラを「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えるまたは職場環境を悪化させる」ことと定義しています。 特定の同僚に苦痛を与えるだけではなく、職場の空気を悪くすることまで含まれるという点がポイントです。

パワハラで会社を辞めたい人の割合

パワハラで苦しむあまり会社を辞めたいという方が多いのも現状です。それでは、具体的にパワハラが原因で会社を辞めたいという方の割合はどのくらいなのでしょうか。 2018年4月から5月にレバレジーズ株式会社が行ったパワハラやセクハラに関するアンケートによれば、ハラスメントが原因で辞めたという正社員の方が男性で22.2%、女性で29.1%となっています。パワハラ以外も含まれますが、上記の数字と見て良いです。

パワハラで会社を辞めたいならするべき行動

パワハラで会社を辞めたいならするべき行動

日ごろ上司や先輩などからパワハラを受けていることが原因で職場を辞めたいと感じている方は非常に多いでしょう。もし、パワハラが苦痛で辞めたいということであれば悩んでいるよりも行動に移すことが大切です。 とはいえ、辞めたいという気持ちを行動に移すことに心理的な抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。まずは、ここでご紹介するパワハラで職場を辞めたい場合にとることのできる行動を知るところから始めましょう。

1:証拠を集める

パワハラが原因で職場を辞めたいということであれば、まずはパワハラを証明するための証拠が欠かせません。というのは、証拠なしにパワハラを受けていることや辞めたい意志を訴えてもあまり効果がないどころか、より状況が悪化する要因にもなりかねないためです。 だからこそ、パワハラを証明したうえで、辞めたいという意志をきちんと示すには動かぬ証拠が必要となります。パワハラの証拠集めは以下のようなやり方が有効です。

録画・録音をする

1:証拠を集める

最初に挙げられる方法が、実際にパワハラを受けているときのシーンを録画したり、音声を録音したりすることです。一見すると、いきなり難しそうな方法のようですが、最近のスマートフォンには録画アプリやレコーダーアプリも充実しているため、事前に起動すれば簡単にできます。 ただし、カバンの中などに潜ませて見つからないように録画や録音をするというのが前提です。見つかれば状況がより悪化することもあります。

メールなどはプリントアウトする

1:証拠を集める

パワハラは直接の暴言や暴力という形だけとは限りません。メールなどの経由で展開される場合も多く、中には業務外であっても暴力的な表現に満ちたメールを送るという形で行われることもあります。 もしメールという形でパワハラを受けている場合は、実際のメールをプリントアウトして保管しておくという方法がおすすめです。メールには差出人やメールアドレスも文字という形に現れるため、視覚に訴える証拠とすることができます。

日記をつける

1:証拠を集める

パワハラを受けている実態を日記という形で記録するのも1つの方法です。パワハラ被害者の生の声を記録したものとして有効性のある証拠とみなされます。 ただし、あくまでも被害者の声のみを記録しているものであるため、客観性が疑われる可能性もあるという点に注意が必要です。なるべく他の証拠と併用することや、できるだけ客観的な表現や記録を心掛けるという点が重要となるでしょう。

2:社内の相談窓口を利用する

パワハラで辞めたいという気持ちだけではなく、とても耐えられないという思いが強い場合は社内に設けられている相談窓口の利用も有効な方法です。一見すると証拠集めと何も関係の内容に見えますが、実は相談窓口では必ず相談履歴を残すため、相談履歴を証拠として提示するということであれば有効性があります。 もちろん、相談する際には匿名ですので、安心してご自身の思いをぶつけて窮状を訴えて大丈夫です。

3:心身の症状があれば診断書をもらう

3:心身の症状があれば診断書をもらう

パワハラは先ほども見たように身体面だけではなく精神面にも苦痛を与えるものであるため、深刻な場合は被害者がうつ病などの精神疾患に陥ることもあります。もし、パワハラが原因で心身面の症状があるような場合は、医師に依頼して診断書を発行してもらい証拠とするのも1つの方法です。 仮に病気とパワハラを関連を検討する必要が出てきた場合、医師が直接発行した診断書は、医学的に有力な証拠となります。

4:第三者に証人となってもらう

もし、あなたに信頼できる同僚など第三者がいる場合は、証人として証言してもらうという方法もあります。第三者は被害者と異なり、客観的かつ冷静にパワハラの現状を見ることができる立場であるためです。 実際にパワハラを検証する際にはこのような第三者の証言も有力な証拠となります。このため、信頼できる同期が同じ部署にいる場合も遠慮なく協力をお願いしましょう。

パワハラを訴える方法

パワハラを訴える方法

パワハラを理由に辞めたいという気持ちがあっても、なかなか声に出せないという方も多いでしょう。そのような場合はパワハラを訴えるという手段もあります。 もし、パワハラを訴えるということであれば、加害者本人に直訴するか社外に相談する、弁護士に相談するといった方法がおすすめです。

1:相手に直訴する

最も直接的な手段が、パワハラをしてくる加害者に対して直訴するというやり方です。もし、相手のパワハラに対してきちんと物申したい場合にこの方法は有効といえます。 直訴する場合は、相手がパワハラとみなされる言動をした直後に指摘することが重要です。というのは、時間が経ってから指摘するとのらりくらりとごまかされる可能性があります。また、1度指摘するだけでは逆切れされることもあるため、根気強く直訴しましょう。

2:社外に相談する

もし、加害者に直訴することが難しい場合は、社外の専門窓口に相談するという方法がおすすめです。具体的には、労働基準監督署や都道府県の労働相談コーナー、法テラスなどが挙げられます。どの窓口も基本的に無料で相談できるうえ、親身になって対応してもらえるため非常に安心です。 特に、社内に相談できる窓口がない場合や社内に信頼できる人物がいない場合はこの方法をとると良いでしょう。

3:弁護士に相談する

3:弁護士に相談する

3番目に挙げられる方法が法律事務所などの弁護士に相談することです。特にパワハラと認定しづらいケースや認定に時間がかかるような場合に、法律のプロである弁護士に介入してもらえるという点がメリットといえます。 また、弁護士に相談した場合は弁護士が被害者に代わってパワハラをやめるように申し入れたり、会社と直接交渉をしてもらえたりするという点でも頼もしいです。

パワハラ訴訟の際の費用

弁護士に相談した場合、状況によっては訴訟に発展することがあります。この場合は費用が発生するため、その内容についてあらかじめ知っておくと良いでしょう。 具体的な費用として挙げられるのが、相談料と着手金、弁護士報酬、裁判費用です。相談料は相談するだけで発生するもので、30分で5千円から1万円が相場となっています。また、弁護士報酬については慰謝料の何割かを交渉で決めるのが一般的です。

パワハラで会社を辞めたいなら準備が大切

パワハラで会社を辞めたいなら準備が大切

会社を辞めたいということであれば、きちんとした理由が必要です。ましてやパワハラが原因で辞めたいということであれば、準備や証拠固めが欠かせないといえるでしょう。 加えて、辞めたい場合は退職後のことを考えておくことも大切です。転職するにせよ、フリーで活動するにせよ、療養に専念するにせよさまざまな準備が必要となります。辞めたいという気持ちを示すだけではなく、先のことを考えた行動も重要です。

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今回はパワハラが原因で辞めたいという場合にとることのできる行動を中心に見てきました。ほかにも、辞めたいわけではないがパワハラは何とかしたいという方向けに以下のような関連記事もおすすめです。 パワハラを受けたら泣き寝入りしかできないわけではなく、できることはたくさんあります。これらの記事の情報を活用してぜひとも行動してみてください。

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