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「いただいた」の意味と使い方・正しい敬語なのか・例文

更新日:2020年03月04日

敬語

「お菓子をいただいた」や、「お越しいただいた」などのように使われる「いただいた」という言葉はよく聞く言葉です。普段なんとなく使っている人が多い言葉ですが、正しくはどういう使い方をする言葉なのでしょうか。この記事ではそんな「いただいた」についてご紹介いたします。

「いただいた」という言葉

「今ご紹介いただいた〇〇です」、「あの時、いただいた言葉が今でも忘れられません」などのセリフや言い回しを、聞いたことがある方多いことでしょう。ですが、この「いただいた」という表現が、どのような意味があって、どんな使い方をする言葉か、自信を持って答えられるという方は、そう多くはないのではないでしょうか。 この記事では、そんな「いただいた」という表現について、その意味や使い方、そもそも敬語として正しい言葉なのかについてなど、詳しくご紹介します。記事を読んで使い方や意味をしっかり抑えて、正しい敬語をさらりと使えるようになりましょう。

「いただいた」の意味と使い方

「いただいた」という言葉は、どのような意味を持つ言葉なのでしょうか。この項ではその意味をご紹介します。

「いただいた」は「いただく」の活用形

「いただいた」という言葉は、「いただく」という言葉の敬語表現の活用形です。ですので、その意味は「いただく」の意味を調べると見えてきます。 「いただく」は敬語の種類でいうと、謙譲語(相手に敬意を示すために、あえて自分や自分に関することをへりくだっていう言葉)にあたる言葉で、「もらう」や「食べる」、「飲む」といった意味がある動詞です。 「いただいた」は、この「いただく」の連用形です。連用形は動詞を、「〜した」、「〜きます」という形にした言葉の形態なので、「いただいた」は、「もらった」、「食べた」、「飲んだ」という意味の言葉だと言えます。

「いただいた」は正しい敬語なのか

では、「いただいた」は正しい敬語なのでしょうか。先ほど見たように、「いただいた」は「いただく」の連用形です。「いただく」は、敬語の表現で謙譲語にあたる言葉ですので、その連用形の「いただいた」も当然敬語であると言えます。 では、なぜ「いただいた」という言葉が正しいか、間違っているか、というお話になるかというと、その使い方が問題になっていると言えるでしょう。

「いただいた」は謙譲語

先ほど、「いただいた」の意味をご説明したときに少しお話ししましたが、「いただいた」は謙譲語にあたる敬語の表現です。謙譲語は、「自分や自分に関わる物事をへりくだっていうことで相手に敬意を示す言葉」です。ですので、本来、「自分がすることやされたこと」に対して、「いただいた」という言葉は使います。 しかし、最近よく見られるのが「相手がすることやされたこと」に対して、「いただいた」を使ってしまうケースです。 例をあげると、職場の人と食事に行って自分より先に相手の方に食事が運ばれてきたときに、「どうぞ先にいただいて下さい」と言ってしまうというようにです。

「相手のこと」をいう時は「丁寧語」か「尊敬語」を使おう!

先ほどの例の場合、食事をするのは「相手の方のすること」ですので、「自分がすること」について語る謙譲語の「いただいた」は使いません。正しい敬語を使うなら、尊敬語(目上の方やお客様に使う敬語)の「召し上がる」を使うか、丁寧語(相手を選ばない丁寧な言葉づかい)で「お食べになる」と使うかです。 ですので、この例で相手の方に「先に食べて欲しい」と伝えたい時は、「どうぞ先に召し上がってください」、または、「どうぞ先にお食べになってください」と言うのが正しい表現です。 このように、相手がする動作に「謙譲語」を使っているシーンが多く見られるようになったので、「いただいた」という言葉が正しい敬語か、と言う問題が浮上したといえます。「相手がすること」には「丁寧語」か「尊敬語」を使うと覚えましょう。

「いただいた」の例文

それでは実際にはどのような時に、「いただいた」という言葉を使うのでしょうか。いくつか例を見ていきましょう。

いただいた次第です

初回公開日:2018年03月11日

記載されている内容は2018年03月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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