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ビジネスでの年賀状のマナー|子供の写真/喪中/目上の人

ビジネスマナー

毎年年賀状は送っていますか。最近は年賀状を送る人は減少傾向にありますが、気持ちのこもった年賀状はもらってうれしいと感じる人が多いのではないでしょうか。この記事では年賀状のマナーについてご紹介しています。マナーを見直し、年賀状を書く時の参考にしてみてください。

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年賀状のマナーを見直そう!

年賀状のマナーを見直そう!

毎年、年賀状を出していますか。年賀状を送るということには、無事に年を越して新年を迎えた喜びを分かち合うための年始の挨拶という目的があります。新年を祝う言葉、旧年中の感謝、相手の幸せを願うという意味合いがあります。 最近では、LINEなどで済ませている人が多く、年賀状を出す人は減少傾向にあるという話を聞きますが、きちんとはがきで受け取った年賀状はうれしいと感じる人が多いのではないでしょうか。この記事では、今一度年賀状のマナーについて見直し、書き方やビジネス上でのルールなどについてご紹介します。

子供の写真は入れても良い?

子供の写真は入れても良い?

子供の写真入りの年賀状を受け取ったことはありますか。多くの場面で、子供の写真付き年賀状についての議論は交わされています。子供が好きな人にとっては、微笑ましいと感じる一方で、事情を抱えた人々、「えっ」と感じる人々、多種多様な意見があります。 今は、スマホで自分で撮った子供の写真で簡単に年賀状を作成できる時代ですので、気軽に子供の写真で年賀状を作って考えなしに出してしまう、という人も多いのではないでしょうか。断定的にマナー違反と言えるかは微妙ですが、世論として、否定的な意見があるのも事実です。

子供の写真付き年賀状に対する否定的な意見

子供の写真付き年賀状に対する否定的な意見としては、下記のものがあります。 ・他人の子供なんてかわいくない。 ・そもそも子供に興味がない。 ・幸せ自慢ですか? ・子供がなかなかできないのでへこむ。 ・未婚で結婚に焦っているので、さらに焦る要因になる。 ・処分するにも後味が悪くて困る。 ・子供より本人の様子が気になる。 ・親バカなのか?白ける。

子供の写真付き年賀状を出したい時の配慮について

このように、子供の写真付き年賀状を新年早々に受け取って不快な気分になってしまう人も多数いる、ということがわかりました。子供が生まれて幸せなのは喜ばしいことですが、配慮なしに年賀状に写真を付けるという事は、受け取る側には幸せ自慢ともとらわれかねません。マナーとして、以下の点に気をつけましょう。 ・子供の写真付き年賀状は身内、親戚だけにとどめておく。 ・ママ友同士など、子供を介して知り合った人にだけ出す。 ・子供の顔を見せてと普段から言ってくる人にだけ出す。 人によって、年賀状の種類を使い分けて出していると知られたくない場合は、家族全員の写真が付いた年賀状を出すと良いでしょう。家族写真であれば不快な思いをしないという意見が多数あります。子供のことだけをアピールしている印象にはならないので、家族全員の写真であればマナーとしては無難と言えます。

ビジネスでの年賀状のマナーは?

ビジネスでの年賀状のマナーは?

年賀状を送ることは仕事上のコミュニケーションとして有効なツールです。送らなくても問題にはなりませんが、送られて嫌な気持ちになる人もいないでしょう。礼儀正しく、細やかな気遣いができる人、という印象を与えるためにも、年末の気遣いを忘れないようにしましょう。 ただ、正しいマナーで年賀状を出していますか。目上の人に年賀状を出すマナーとしてはどのような事に気をつけなくてはならないのでしょうか。

目上の人に出す時の年賀状構成

目上の人に年賀状を出す時には、下記のような構成で年賀状を作成しましょう。 ①新年の挨拶を述べる。 →「謹賀新年」など。 ②昨年の御礼を述べる。 →「昨年は大変お世話になりました」など。 ③今年もお世話になる文言を入れる。 →「未熟者ではございますが今年はご期待に応えるべく精進する所存でおります」 ④相手を気遣う言葉を述べる。 →「ご家族の皆様にはご健康で幸多い一年でありますよう祈念いたしております」 ⑤自分の名前、住所を記載

目上の人に年賀状を出す時の注意点

目上の人に年賀状を出す時の注意点

目上の人に年賀状を出す時に注意しなくてはならないマナーがいくつかあります。 ・必ず元旦に届くように、12月15日〜25日には投函をすること。 ・「迎春」、「慶春」、「賀正」などの略語の挨拶は目上の人には使わないこと。 ・縁起の悪い言葉、「去る」、「衰える」、「枯れる」などは使わないこと。 ・家族写真入りの年賀状は出さない方が無難。 ・住所は都道府県から、部署名や肩書きなども略さず正式名称で記載すること。

上司に出す年賀状の文例

以上のマナーを踏まえて、上司に出す年賀状の文例をご紹介します。参考にしてみてください。 謹んで新春のお喜びを申し挙げます 旧年中は公私に渡るご高配を賜り心より感謝申し上げます お仕事を間近で拝見させていただき多くを学ぶ事ができました 本年は自分自身さらに成長できるよう仕事に励む所存です 本年が良き年となりますようますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます 平成○年 元旦

喪中の時の年賀状のマナーは?

喪中の時の年賀状のマナーは?

身内の誰かが亡くなると、今年は年賀状を出してはいけないなと漠然と意識している人は多いでしょう。しかし、その厳密なマナーはご存知ですか。ここでは、喪中の時の年賀状のマナーに関して解説します。

喪中はがきを出す時のマナー

正式名称としては「年賀欠礼状」と呼びます。喪中の期間のお正月に、新年を喜ぶ挨拶を控えることを詫びるという意味です。「喪中のため、今年は新年の挨拶はできませんので失礼いたします」という意味合いの挨拶状と考えれば良いでしょう。 喪中は一年間なので、その期間に二親等までの方が亡くなった場合、胡蝶蘭をデザインしたはがきか、「弔辞用62円普通切手花文様」を使用して書きます。先方が年賀状を用意し始める11月中か遅くとも12月初旬までには出すようにすることがマナーです。

喪中はがきの文章構成

喪中はがきを書く時は、下記のような構成で書きましょう。 ①「喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます」というような挨拶文。 ②いつ、誰が、何歳で亡くなったのかということ。 ③故人が生前お世話になった御礼、挨拶。

喪中はがきの文例

以上のマナーを踏まえ、喪中はがきの文例として下記のようなものがあります。 喪中につき年始のご挨拶をご遠慮申し上げます 本年○月(続柄)○○が○○で他界いたしました 故人に代わりまして生前のご厚情に感謝いたします なお年始状は例年どおりお送りいただければと存じます 寒い日が続きますのでどうかご自愛くださいいますようお祈り申し上げます 平成○年 ○月

喪中に年賀状をもらったら?

喪中に年賀状を受け取った場合、まずはがきの中で年賀状に対する御礼を述べ、故人を明らかにしましょう。つまり、喪中であったことをこの返信で伝える、ということです。このはがきは、1月7日過ぎ、寒中見舞いとして出すようにするのがマナーです。日付は投函日にしましょう。

喪中と知らずに年賀状を出してしまったら?

喪中と知らずに年賀状を出してしまったら?

喪中だと知らずに年賀状を出してしまって後から喪中であることを知った、というパターンもあるでしょう。その場合、行き違いで送ったと年内にわかったら、年内に届くようにすぐにお詫びの連絡をはがきでするのがマナーです。 そして、1月7日過ぎに改めて寒中見舞いでお悔やみを兼ねたはがきを出すようにしましょう。喪中に関するミスの場合は、迅速かつ丁寧な対応をすると社会人としてのマナーがしっかりしているという印象もつながります。

年賀状の書き方のマナーは?

年賀状の書き方のマナーは?

最近は、全て手書きで年賀状を書く人は少ないのではないでしょうか。印刷会社で印刷したものを注文して、横に少しだけ自分の言葉を手書きで書く、という人が多いでしょう。年賀状を書く、または注文する場合でも、年賀状の書き方にはマナーがあります。ここでは、書き方のマナーに関してご紹介します。

書くときの組み立て方

組み立て方は、下記のようにしましょう。 ①新年を祝うことば ②旧年中の感謝、御礼、今後のお願いなど ③近況、豊富、想いなど ④相手の今後を祈る言葉など

サインペンを使うことは良いの?

サインペンを使うことは良いの?

一般的に、使う筆記具のマナーとして最も好ましいのは筆であり、最も好ましくないのがボールペンだと言われています。なぜかと言うと、毛筆のように濃く太い字で書いた方が縁起が良いとされているからです。ボールペンは細いので、簡易な筆記具で事務的と見なされ、失礼とされています。 サインペンはボールペンよりは太く濃く、芯先がしっかりしているため油性ペンなどと違ってすごく太くなるということもないので愛用している人は多数います。細い字にはならないけれど、細すぎることもなく書きやすいという点で、サインペンは年賀状を書くのに便利な筆記具です。

意識していた?句読点は入れません

実は、年賀状には句読点を入れないということをご存知でしたか。昔の日本の手紙には句読点を入れなかったという慣習からきています。証書や賞状などに句読点が無いように、年賀状にも句読点は入れないのがマナーとされています。 句読点は「終わり」という意味合いもあるので、お祝いの文では使用を控えた方が良いということで、入れると失礼にあたります。もちろん、若い世代や仲間内で出す分には、そこまで気にしなくても良いですが、覚えておくと良いマナーです。

一般的な文例

以上のマナーを踏まえ、親類などに出す、一般的な年賀状の文例をご紹介します。 新春のお喜びを申し上げます 皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます 昨年はいつも気にかけていただき大変お世話になり、ありがとうございました 本年もどうぞよろしくお願いいたします 平成○年1月1日

カジュアルな文例

気心の知れた友人同士で送る、カジュアルな文例もご紹介します。 HAPPY NEW YEAR 昨年はたくさん遊んでくれてありがとう 今年もどうぞよろしく ○○にとってすてきな一年になりますように 平成○○年1月1日

手渡しの年賀状のマナーは?

「住所はわからないし、送ってしまったらむしろ失礼?」そんな気持ちの時は、年賀状を手渡しして相手の反応を間近で見てみたいのではないでしょうか。年賀状の手渡し、という行動はマナーとして良いのでしょうか。

手渡しで気をつけなくてはならないこと

手渡しは、親しい友人同士などは良いですが、上司など非常識だと見なされる可能性のある相手にはやめておきましょう。マナー違反になる可能性があります。上司ではないけれど、近しい先輩などでも、マナーとして下記の点に気をつけましょう。 ・「住所を知らなかったので」と一言添えること。 ・年明けに遅れて渡すのは本当に失礼なので、やってはいけない。 ・わざわざ手渡しをするのだから、手書きのメッセージを必ず入れること。 もし年賀状を出し忘れたら、手渡しではなく年明けの寒中見舞いで出せなかったお詫びを一言添えて出しましょう。

もらうとうれしい年賀状

もらうとうれしい年賀状

年賀状を出す人は減少傾向にありますが、年賀状をもらったら誰でもうれしいですし、新年頭に顔を思い出してもらうきっかけにもなります。この記事では、年賀状を出す時のマナーについてご紹介してきましたが、きちんとしたマナーを知っていれば年賀状を出すことのハードルも下がり、書いてみようかなという気になるのではないでしょうか。 LINEなどで新年の挨拶を済ませてしまうのもペーパーレスで手軽で良いというメリットはありますが、はがきを出すことは手間がかかってますし、気持ちがこもっているということを伝える手段となるでしょう。ぜひ、正しいマナーで年賀状を作成してみてください。

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