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パートの所得税の納付書・計算方法・いくらからか|掛け持ち

税金

パートで働くのが多い世の中ですが103万の壁、120万の壁という言葉を耳にしたことはありませんか?今回はパートで働く方の所得税や扶養範囲内とはどういうことかなど詳しく説明するのでお仕事を検討されている方のお役に立てれば嬉しく思います。

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パートの所得税の納付書

パートの所得税の納付書・計算方法・いくらからか|掛け持ち

パートの所得税の納付書についてですが、上記の画像のような書類が必要となります。源泉所得税は、通常は給与や報酬を支払った月の翌月10日までに納付する必要があります。ただ、納付の特例の承認を受けている場合に限り、年2回にまとめて納付することができます。この場合は以下の期限までに納税する必要があります。 ・1月〜6月の支払いは、7月10日までの納付 ・7月〜12月の支払いは、翌年1月20日までに納付 詳しくは国税庁の所得税徴収高計算書に詳しく記載されてますので下記をご参照ください。

パートの所得税の計算方法

パートの所得税の納付書・計算方法・いくらからか|掛け持ち

パートの所得税の計算の方法ですが、源泉徴収した所得税を納める場合、所定の納付書と一緒に提出をします。源泉所得税の納付書は「所得税徴収高計算書」と呼ばれています。この所得税徴収高計算書にはいくつか種類があるのでまた後でご紹介します。 毎月納付している方と年2回の特例申請をしている方は記入する用紙が異なります。計算方法は、源泉徴収税額表という用紙に記載されている基づいて所得税を計算します。現在はPCの普及により会計ソフトなどもあるのでとても便利です。

パートの所得税はいくらからか

パートの所得税の納付書・計算方法・いくらからか|掛け持ち

昔は夫は外で働き妻はを家を守りという形でしたが、今は妻も外で働き家計を助ける兼業主婦が多くなり、パートで働かれている主婦の方はご主人の収入もあるので扶養範囲内で働かれている方が多いです。扶養範囲内の方の場合、パートの年間の所得が103万円に満たない方は所得税はかかりませんがそれを超えると所得税がかかります。 パートによる収入は通常は給与所得となります。給与所得の金額は、年収から給与所得控除額を差し引いた金額になり、給与所得控除額は最低金額は65万円なので、パートの収入金額が103万円以下(65万円プラス所得税の基礎控除額38万円)で他に所得がなければ所得税はかかりません。

掛け持ちしている場合の所得税

パートの所得税の納付書・計算方法・いくらからか|掛け持ち

掛け持ちでパートなどの仕事をしている方もいますがそうの場合の所得税はどうなるのでしょうか。所得税は103万円を超えると対象になるため、掛け持ちしている給与の合計金額が103万円以上であれば納税の必要があります。自分の収入がいくらか納税額がよく分からないからいいやではなく、納税をしないと脱税になり罰則の可能性があります。 メインのパート先で年末調整をしているから大丈夫ではなく、全ての収入に対して確定申告が必要になります。所得税だけでなく住民税などの税金や配偶者控除がなくなってしまう場合もあるのできちんと申告をして納税をしてください。

パートの所得税の確定申告の方法

パートの所得税の納付書・計算方法・いくらからか|掛け持ち

配偶者の扶養に入っている方でパートの収入が年収103万円を超える場合には確定申告が必要となってきます。職場で年末調整をしている場合には確定申告は不要となりますが、年末調整をしていない場合は自分で確定申告をする必要があります。 確定申告の期間は毎年2月16日〜3月15日で、この期間内に税務署へ行くか確定申告会場で手続きを行います。必要な書類は以下のとおりです。 ・確定申告の書類 ・給与所得の源泉徴収票の原本 ・所得控除・税額控除を受けるための添付書類 ・マイナンバーカードや本人確認の書類 e-taxを使えばインターネットでも可能ですが初めての方には難しいことも多いので税務署や確定申告の会場でお手続きすることをおすすめします。

国税電子申告・納税システム(e-Tax)って

確定申告と聞くとどんなイメージがありますか。難しそう、時間がかかりそう、面倒くさそう。直接税務署や確定申告会場まで行かなくても、自宅で申告ができるシステムが電子申告のe-Taxです。自身のパソコンで決算報告書や確定申告書の作成ができて、申告手続きまで済ますことができるので、確定申告のために税務署を訪れたりする必要がなくなります。 e-Taxに対応した申告書を作成、送信できる市販のソフトは複数あるのでお自身にあったものを利用してください。ただし、本人であることが確認できるマイナンバーカードなどの電子証明書を用意しなくてはならないのでご注意ください。

扶養内でのパートの所得税

パートの所得税の納付書・計算方法・いくらからか|掛け持ち

では扶養内でのパートの所得税はどれくらいなのか見ていきましょう。年収が103万円を超えない場合は給与所得控除として65万円、基礎控除として38万円の2つの控除が適用されるため所得課税対象外となり、超える場合はご自身の所得税がかかります。 配偶者の合計所得金額が38万円以下の場合に受けれるのが配偶者控除です。パートでの年収が103万円以下の場合、給与所得控除の65万円を年収から引くと38万円以下になるため配偶者控除は受けれることになりその状態を「扶養範囲内」と言います。パートでの収入が103万円を超えてしまうと配偶者控除対象外になるのでご注意ください。

還付

パートの所得税の納付書・計算方法・いくらからか|掛け持ち

パートの年収が103万円以下の場合は所得税がかかりませんが、場合によっては確定申告をしたほうがいいケースもあります。まずは給与と実際に支払われた金額を比べてみましょう。そこで計算した金額に比べて支給された金額が少ない場合は、所得税が源泉徴収されている可能性があるので源泉徴収票で「支払金額」と「源泉徴収額」の欄を確認してください。 支払金額が103万円以下であれば所得税は0円ですが、源泉徴収額が0円でない場合は所得税を収めてしまっているので確定申告をすることで、納め過ぎている税金を還付することができます。この申告を還付申告と言います。

主婦

パートをしている主婦の方は、旦那さんの扶養範囲内で仕事をするか扶養を外れるか仕事を辞め専業主婦でいるか悩むとことです。その悩みの種がパートの年収の金額にあります。市県民税が発生するのが年収100万円と言われ、所得税が発生するのが103万円、年金や健康保険の扶養控除の対象から外れてしまうのが130万円とこの3つの壁があります。 今まで専業主婦で子供の入園や入学を機に仕事をしようと考える方がまず考えるのがこれらの壁ではないでしょうか。

120万

ご自身や奥様がパートで働くといった時にまず扶養範囲内で働くのか、もしくは扶養範囲を外れて働くのかということになります。だいたい扶養範囲内で働かれるパートが多い中、それだと月給8万強になるため小さなお子さんがいる方は保育園代や支払いなどであまり手元にお金が残らないという声をよく耳にします。 では奥様が103万を超えた場合は配偶者控除が無くなりますが103万円から140万円までの場合配偶者特別控除を受けることができます。では例でみていきましょう。 120万円と140万円の収入の場合、 ・120万円ー65万円(給与所得控除)=合計所得金額は55万円で控除額は21万円となります ・140万円ー65万円(給与所得控除)=合計所得金額は75万円で控除額は3万円となります

パートで働くなら扶養範囲内が得?

パートで働かれている方の所得税や確定申告、さまざまな控除について今までご説明しました。結婚前はバリバリ働いてたけど、結婚して子供がいてという状況なるとパートで働かれる方も少なくありません。パートで働くなら扶養範囲内で働く方が収入はあるけど所得税はかからず扶養からも外れないのでなんだかお得に感じてしまいます。

パートで所得税がかかる場合とかからない場合

パートで働いているのに所得税がかかる場合は103万円を1円でも超えた場合になります。その場合は所得税がかかるので納税しなくてはいけません。そして配偶者控除から外れてしまうので扶養範囲内で働く方がいいのか、また、扶養範囲を外れて税金を納めて働くのがいいのかはご家庭によっても違いますので、お仕事をされる場合は一度ご夫婦で相談されてからお仕事されるのをおすすめします。

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