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新盆の法要と飾り付け|宗派別マナー・お布施の相場・服装選び

ビジネスマナー

新盆は、故人の死後、四十九日が明けてから初めて迎えるお盆になるので、僧侶や親族、知人を招いて盛大に法要を行う場合が多くなります。通常のお盆とは異なるため、新盆を迎えるに当たり、あらかじめ知っておきたい知識や準備・流れについてご説明します。

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新盆とは?初盆との違いは

お盆は亡くなった人が年に一度遺族のもとに帰ってくると考えられているので、故人や先祖の霊を祀るための行事です。その中でも、死後、初めて故人をお迎えするお盆の行事を新盆といい、通常のお盆の行事よりも盛大に行うことが多くなります。 そのため、毎年行っているお盆の準備に加えて、新盆ではあらかじめ準備しなければならい物や行事の流れなどをきちんと把握しておく必要があります。 しかしながら、故人を初めてお迎えするお盆には、初盆もありますが、新盆とは違いがあるのでしょうか。 新盆と初盆は、同じ意味の言葉です。故人を初めてお迎えするお盆のことです。呼び方の違いは宗教や宗派によるものではなく、地域によって呼び名が異なります。しかし、明確に地域が分かれているわけではなく、関東では新盆、関西では初盆と言われることが多く見受けられます。

新盆の読み方

故人を初めて迎えるお盆の言い方には、「初盆」や「新盆」があります。「初盆」は「はつぼん」という読み方だけですが、「新盆」については「にいぼん」「あらぼん」「しんぼん」とう3つの読み方があります。 「新盆」の言い方がいくつかある理由としては、意味合いで違いがあるのではなく、地域差によるものと考えられます。そのため、テレビなどの公共放送では、「新盆」「初盆」とは言わず、「(故人の)初めて迎える盆」などと言い添えることが多いです。

新盆の読みは「にいぼん」「しんぼん」「あらぼん」

「にいぼん」「あらぼん」「しんぼん」などと呼ばれ、読み方の違いは、地域性によるものが強いです。 いろいろとある読み方の中でも「にいぼん」と読む方が最も多く、辞書などにも「にいぼん」と書かれていたり、読みの最初に記載されています。また、「あらぼん」は主に北関東で多く、「しんぼん」は千葉県や長野県で多く読まれています。

新盆は宗派ごとに違いがある

新盆の法要の仕方や準備するものなどは、宗派によって多少の違いはありますが、基本的には一緒です。ここでは、曹洞宗と浄土真宗についてご紹介します。

曹洞宗の新盆の準備

基本的に、曹洞宗でも新盆の準備や流れに変わりはありません。新盆用の白提灯も飾ります、お供えも故人が好きだったものなどを供えるのが良いとされています。ただし2点ほど曹洞宗では異なる飾りが必要になります。 1.精霊棚を覆う「白い布」 曹洞宗の新盆で特徴的なのは、精霊棚が白い布で覆われていることです。他の宗派の精霊棚には白い布はかけませんので、曹洞宗ならではの飾りつけになります。 2.お供えの「お膳」 曹洞宗では精霊棚に「お膳」をお供えします。「お膳」には配置が決まっており、お箸を仏様のほうに向けて置きます。

浄土真宗の新盆の準備

もともと浄土真宗の教えは、亡くなった方は、極楽浄土という阿弥陀如来(あみだにょらい)の世界で生まれ変わり、いつも私たちのそばで、仏縁を結ぶ働きをしているという考えです。そのため、お盆の時期になると故人の霊が「あの世」と「この世」を行き来するという考えではありません。 故人の例を迎えたり送ったりすることはないので、精霊棚、精霊馬の準備はしません。また、迎え火・送り火も行いません。お盆の時期といっても特別なことはしない宗派です。 <浄土真宗のお盆の準備は> 浄土真宗では、お盆に仏壇に飾るものとして、「仏飯」「五具足」「打敷」「お餅」「お菓子や果物など」「ロウソク(新品)」「花」になります。特に準備するものと言ったら、「打敷」と「白い新しいロウソク」くらいです。

新盆の時期

新盆は、故人の死後、四十九日明けてからのお盆です。そのため、故人の四十九日が明ける前にお盆の時期が来てしまう場合は、その方の新盆は翌年に行うことになります。 新盆の時期は地域によって異なります。東京、神奈川、静岡などの地域では毎年、7月13日~16日になります。一方、いわゆるお盆と言われている時期は、「旧盆」であり、8月13日~8月16日とされています。

新盆の行事の流れ

新盆の時期は、地域によって7月または8月に行われますが、13日~16日に行われます。地域や宗教によっては多少違いがありますが、一般的な新盆の流れを知っておきましょう。

新盆を迎える準備をする日 12日

新盆を迎える前日には、きちんと必要な物品が揃っているかを確認しましょう。精霊棚の組立・盆提灯・精霊馬の準備などは前日までには終わらせておくと当日に慌てずに済みます。

故人をお迎えする日 13日

新盆の初日となる13日は、故人を家に迎える、迎え火(家に迎える日)となります。迎え火は、故人の霊に帰る家を教える目印として夕方に火を焚きます。実際に火を焚くことができない場合は盆提灯に火を灯し迎え火とします。 13日の午前中は精霊棚の飾り付けやお供え物などをして、故人の霊を迎える準備をします。 お墓参のお参りや掃除もしておきましょう。

新盆の法要を行う 14~15日

14~15日に新盆の法要を行い、故人の供養をします。故人の霊が帰ってきているので、お供え物や水などは毎日交換し、火を絶やさないようにしましょう。

故人をお送りする日 16日

16日は、新盆の最終日です。この日は、夕方に故人の霊をお送りする送り火を行います。送り火をする際に、使用した提灯を一緒に燃やす場合もあります。また地域によっては、「精霊流し」や「灯篭流し」を行ないます。

新盆の正しい飾りつけ

盆の飾りつけは、基本的には通常のお盆の飾りつけと同じです。地域や宗教によって飾りつけや準備するものが違ってきますが、新盆で必要となる基本的な2つの物品は、「祭壇」と「盆提灯」があります。

祭壇

新盆で必要なものには祭壇があります。祭壇は精霊棚(しょうりょうだな)や盆棚とも呼ばれ、お盆を行う月の12日または13日に飾ります。お盆の時期は地域によって7月または8月になります。お盆の時期にだけ用意する、故人や先祖の霊を迎えるための特別な棚です。祭壇を飾る場所は、仏壇の前に祭壇を作り、仏壇から取り出した位牌やお供えなえものなどを置きます。

祭壇のつくり方飾り方

真菰(まこも)を敷いた祭壇を設け台の四隅に葉のついた青竹を立て、竹の上部にしめ縄を張り、棚を作ります。 そして、位牌、お盆の供物、故人の好物などを供えます。祭壇を設けるのが難しい場合は、仏壇に盆飾りをするか、4本脚の小さな机に白布を敷いて代用しても構いません。 祭壇の飾りつけは、中央にご位牌を飾ります。そして前に仏茶器、仏飯器、高杯、さらにその前に燭台、香炉、鈴などの順に飾ります。 最前列には旬の食べ物や供物を飾り付けます。祭壇の飾りつけは、地方や宗派によって異なります。事前に確認しておきましょう。

祭壇にお供えするもの

お盆のお供物にはいろいろあります。有名なのが、精霊馬(しょうりょううま)と呼ばれるお供え物です。精霊馬は故人や祖先の霊を迎えるために必要なお供え物です。割り箸などでキュウリとナスに足をつけて馬や牛に見立てます。馬・牛とみなします。 故人や先祖を早くお迎えし、帰りはゆっくり帰ってもらうという意味があります。 その他にも、①素麺、②昆布、③ ほおずき、④生花、⑤水の子、⑥みそはぎの花、⑦ 夏の野菜・果物などをお供えします。

祭壇を設置する場所

祭壇を作る場所は、仏壇の前になります。精霊棚が完成したら、位牌を仏壇から取り出し、祭壇の中央に飾ります。祭壇に位牌(過去帳)出している間は仏壇の扉は閉めておきます。 必要となる材料は地域や宗派などによって異なります。また、最近では住宅事情もあり、祭壇を作ることが難しい場合も多くなってきています。仏具店などではセットになっているものがあるので、家庭にあった精霊棚を購入すると簡単に準備ができます。

盆提灯

盆提灯は、故人や先祖の霊が迷わず家にたどり着けるように灯しておく提灯のことです。盆提灯には2種類あります。新盆の際には、2種類の盆提灯を用意します。ひとつは、白木に白い火袋で作られた白紋天(しろもんてん)の白提灯と、もう一つは、絵柄の入った盆提灯です。新盆では白提灯も使用しますが、新盆以降のお盆では、絵柄の入った盆提灯のみを使用します。 新盆で白提灯を使用するのは、初めて故人をお迎えするため、清純無垢な白で迎えたいという古来の慣わしになります。また、盆提灯は親族が購入するのが習わしとなっていましたが、住宅事情なども考慮して「御提灯代」として渡し、盆提灯を1つだけ用意する家庭が多くなっています。

盆提灯の飾り方

新盆には絵柄の入った盆提灯と、新盆用の白提灯を飾ります。盆提灯は精霊棚の両脇に飾ります。白提灯は1つだけでも構いません、玄関先(あるいは、縁側の軒先などの、危険のない場所)に飾ります。 提灯は、13日に迎え火として灯をともし、16日に灯を落とします。

白提灯の処分の仕方

新盆が終わったら、白提灯は供養処分します。本来なら、白提灯は自宅で送り火の時に一緒にお焚き上げすのですが、最近では自宅で焚き上げることが難しくなっています。送り火ができない場合はお寺で供養してもらいます。お寺に確認しておくとよいでしょう。なお、絵柄の入った盆提灯は来年以降も使用します。

新盆のお布施の相場

新盆は、通常のお盆の法要とは異なり、盛大に行われます。僧侶に法要をお願いする場合、僧侶へのお礼を準備しておかなければなりません。この僧侶への謝礼をお布施(御経料)といいます。また、新盆の法要を行う場所や法要後に僧侶が会食に参加するかどうかによって、お布施の他に御善料やお車代も用意しておく必要があります。

お布施の相場

通常のお盆の法要に僧侶をお願いた際のお布施は、1万円程度の金額になりますが、新盆の場合は、3~5万円程度がお布施の相場になります。 お布施のお金は、半紙の中包みに入れ、奉書紙で包むのが正式な形ですが、市販の白地の封筒でも構いません。白地の封筒を使用する場合には、郵便番号の印刷のないものを使用します。表側に、「お布施(御経料)」と「名前」を記載しますが、その際、薄墨ではなく普通の墨で書きます。 お布施(御経料)は、僧侶に直接手渡しせず、小さなお盆などに乗せてお渡しするのがマナーです。

御膳料

新盆の法要後は、会食を設けて僧侶や参列者と故人を偲びます。その際に、僧侶が会食に参加する場合は、御膳料を用意する必要はありませんが、参加できない場合は、御膳料の用意が必要になります。御膳料は食事の程度によっても変わりますが5,000円~2万円程度が相場になります。

お車代

新盆の法要をお寺で行う場合には用意する必要はありません。しかし、法要を行う場所が、自宅やセレモニーホールなどの場合は、僧侶に出向いてもらう必要があるため、お車代として交通費をお渡しします。お車代の相場は、5,000円~10,000円程度になります。法要を行う場所にもよりますが、1万円程度用意しておくと安心です。 このように、新盆を行う際の僧侶への謝礼としては、どのような形で法要を行うかによってお布施の他に用意しなければならないものありますので事前に確認しておきましょう。

新盆の服装のマナー

お盆は故人や先祖の霊を祀り、家族や親族内で供養するのが一般的になります。そのため、特にお盆の際に決まった服装はありません。しかしながら、新盆は故人が最初に迎えるお盆のため、家族や親族の他に知人や友人を招いて新盆の法要を行います。そのため、新盆では礼服を着用します。

施主や遺族の服装

新盆の法要には喪服を着用します。

男性の服装

男性はワイシャツ以外のスーツ・ネクタイ・靴下・靴は全て黒色になります。

女性の服装

女性は黒色の無地のワンピースやアンサンブルが一般的になります。また、ストッキングや靴下、靴なども黒色で統一します。さらに、女性の場合は、アクセサリーをつけるのは問題ありませんが、金色などのもの避け、パールのネックレスなどを身につけます。

新盆の法要に招かれた際の服装

知人や友人の新盆の法要に招かれた際には、略式喪服を着用するのが正式なマナーです。しかし、新盆の法要を行う時はとても暑い季節ですし、お墓参りなども行いますので、できるだけ温度調節ができるものを着用するのがおすすめです。炎天下でのお墓参りに参列する際には、帽子や日傘などの使用は控えます。 また、新盆の法要もごく内輪で行うことも多くなってきており、服装も地味な平服(白シャツに黒のズボンなど)で参列することが可能な場合もあります。平服での参列は、新盆の法要の形式や地域・宗派によっても異なります。

子どもの服装

子どもの服装は、白いシャツやブラウスに黒のズボン、スカートになります。子どもの場合は大人のように正式なルールはありませんので、黒以外の紺やグレーのズボンやスカートでも構いません。ただし、制服がある場合は、学生服を着用して参列します。

新盆の香典の相場とマナー

新盆では僧侶を招いて法要が営まれるため、遺族や親族だけでなく故人とゆかりの深かった方も法要に招かれることがあります。その際、新盆の法要に招かれた方は香典を持参するのがマナーになります。香典は、故人の供養のために供える金品(現金)をさします。

香典の相場

香典の相場は、新盆の法要が行われる地域や法要の内容・規模によって異なります。一般的な新盆の香典の相場は、5,000円〜10,000円程度の金額になります。 また、新盆の法要では、法要終了後に会食が設けられている場合があります。会食に参加する場合は、会食の食事代も考慮して香典の金額を決めるようにします。一般的には、1人あたり3,000〜10,000円程度を香典金額にプラスして包むと良いでしょう。 新盆の法要では、香典を頂いたお礼・お返しとして引出物が用意されます。法要に出席する場合には引出物の金額を想定した金額を包むようにします。

香典のマナー

香典の現金を包む場合には熨斗袋・香典袋に入れまるのがマナーです。 香典袋の表書きには、上段に「御仏前」「御佛前」「御供物料」などと記載します。神式の場合は、「御玉串料」「御神前」になります。下段には名前(フルネーム)を書きます。夫婦で参列する際には香典袋の名前は、夫の名前だけで大丈夫です。しかし、連名にする場合、中央に夫の名前、その左側に妻の名前を記載します。 水引は双銀・黒白、藍銀、関西では黄銀・黄白を用いるのが一般的です。

避けたほうが良い香典の金額

香典の金額は、新盆の法要の内容や参列する人数などによって異なるので特に決められた金額はありません。しかし、香典に包む金額として避けた方が良い金額があります。「4」「9」といった数字は「死」や「苦」を連想する数字のため香典に包む金額としては避けましょう。

新盆のおもてなし料理

新盆の法要では、遺族や親族の他に故人の知人や友人を招き、通常のお盆よりも盛大に法要が行われます。そのため、参列して頂いた方へのお礼として、法要後に会食を設ける場合が多くなります。その際に、会食をする場所が自宅なのかお店なのかによって準備が異なります。また、自宅で行う場合でも、自分たちで用意するのか、仕出しなどのお弁当を頼むのか決めなければなりません。 会食を設ける際に、施主側の準備として一番大変なのが、自宅で料理を作りおもてなしする場合になります。しかし、故人が過ごしていた場所で会食を行うことは、より故人の思い出話に花を咲かせて偲ぶことができる場所でもあります。

おもてなし料理のマナー

法要を行う地域によって、おもてなし料理の決まりや内容も異なります。一般的に、法要のお料理は一人ずつ用意しますが、自宅でおもてなしするとなると一人ひとり用意するのは大変になりますので、すべて個別に作らず、大皿料理を混ぜても大丈夫です。人数が多い場合などは一度に大量に作れる料理や故人の好物だった料理などでおもてなしするのでも構いません。 地域や宗派によって法事の際には口にしない食材や必ず用意する食材などがあることも多いので事前に確認しておきましょう。一般的には、新盆の会食のため、おめでたい席に出される料理(伊勢海老や鯛など)は避けましょう。

おすすめのおもてなし料理

一般的な法要の会食では、煮物、焼き魚、揚げ物、ご飯、お吸い物、デザートなどが基本になります。自宅でおもてなしをする場合には、お寿司などは出前にして、その他の煮物、揚げ物などを自宅で作るのが簡単でおすすめです。 法要当日は慌ただしいので、煮物などは前日に作っておくこともできるのであらかじめ準備しておきましょう。また、揚げ物は、年配の方でも食べてもらえるように天ぷらがおすすめです。

新盆のお返しのマナー

新盆の法要に参列してくれた方は、香典や線香代、提灯代、など故人への供養のお供えを持参してきてくれます。そのため、香典を頂いたお返しとして引き出物を用意します。 新盆の法要に参列して頂いたお礼として、法要のあと食事の席を設けてもてなすことがお返しとなります。しかし、法要後の会食は特に設けなくても失礼には当たりません。会食を設けない場合は、引き出物と一緒にお酒と折詰弁当などを準備してお持ち帰り頂きます。 遠方などの理由で、新盆の法要に参列できず香典や提灯代などを頂いた場合もお返しは必要となります。では、どのようなものを選ぶのがよいのでしょうか

お返しの選び方

新盆の法要のお返しの選ぶ方は、基本的には消耗品がおすすめになります。いつまでも残る物を選ぶと、故人が亡くなった悲しみや葬儀を思い出してしまうという理由から消耗品が良いとされています。そのため、新盆の法要のお返しには、そうめんや冷たいお菓子などの時期的なものや、日持ちするものを選びましょう。 <新盆の法要でおすすめのお返し> ・そうめん、冷麦 ・水羊羹、フルーツゼリー ・お茶や海苔 ・お菓子の詰め合わせ ・ミニタオル、など一般的な法要での返礼品で大丈夫です。 高額な香典を頂いた方へは、後日お礼の商品をお送りしますが、最近では、カタログギフトが多く選ばれています。また、新盆の法要のお返しには、故人を偲ぶためにも故人が生前好きだった品物などを選ぶのも良いでしょう

お返しの相場

お返しの相場は、一般的には頂いた香典の金額の半分~3分の1程度の金額が目安となります。香典の相場が、5,000円~10,000円程度と考えると、法要後のお帰りの際にお渡しするお返しは、2,000円~3,000円程度の品物を準備しておくとよいでしょう。 香典の金額が、10,000円以上の高額の場合は、金額の半額程度を目安として、後日お礼状を添えてお礼の品をお送りします。

お返しの贈り方

新盆の法要に参列していただいた方には、お帰りの際に引出物(粗供養・志として)としてお渡しします。新盆の法要にお招きした方の分より少し多めに準備しておきましょう。 高額の香典を頂いた方には、別途お礼の品を後日お送りします。また、法要には参列されず、香典のみ頂戴した方にもお礼の品をお送りします。お礼の品は、できるだけ早い時期にお送りするのがマナーです。 新盆の法要から2週間以内には先方へ届くように、7月末または、8月末までに手配するのが良いでしょう。お礼の品を送る際には、必ずお礼状を添えてお送りします。

「のし紙」について

新盆の法要のお返しでの「のし」書き方は、「新盆供養」「志」「新盆志」「初盆志」「粗供養」など地域によっても異なります。一般的に多く用いられるのは、「志」「新盆」「初盆」などになります。「のし」の下段には「苗字のみ」または「○○家」と書くのが一般的ですが、「施主氏名(フルネーム)」でも問題はありません。 また、「のし」のつけ方には2種類あります。 ・内のし(返礼品に直接「のし紙」を掛け、その上から包装する方法) ・外のし(返礼品を包装して、その上から「のし紙」をつける方法) 一般的な「のし」のつけ方は、「内のし」が多いですが、特に決まりはありませんので「外のし」でも構いません。

新盆の法要の準備は早めに

いかがでしたでしょうか。新盆は故人が初めて迎えるお盆のため、毎年行っているお盆よりも盛大に行うことが多くなります。そのためお盆が近くなってから慌てないように、あらかじめ新盆についての知識や準備するものなどを確認しておきましょう。 わからないことがあれば、ご住職や仏具店などに聞くと親切に教えてくれます。準備に余裕を持つことで、新盆の時期には、ゆっくり皆さんと故人を偲ぶことができます。

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