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神前式の流れと所要時間|挙式/披露宴・当日のマナーと注意点

ビジネスマナー

せっかく日本人に生まれたのですから、古来から続く伝統的な神前式での挙式はいかがでしょうか。順を追って神前式の流れをご紹介していきますので参考にしてみてください。神前式の流れを理解したら、伝統的なスタイルに魅了されることでしょう。

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神前式のおおまかな流れと所要時間について

神前式というと厳かなイメージがあり、マナーも難しそうで敷居が高いと腰が引けていませんか。あらかじめ神前式の大まかな流れや内容を把握しておけば問題はありません。 一生の思い出になる挙式ですから、キリスト式や人前式だけでなく、日本独自の神前式についてもしっかり検討していきましょう。

挙式の流れや所要時間は?

神前式の所要時間は30分から長くても1時間までが主流です。新婦の着付け準備などは2~3時間前から始まりますので、事前の準備が必要なことについてはキリスト教式や人前式と変わりません。 その後の流れは、順に新郎の準備が始まり、両家親族の顔合わせや挙式のリハーサルなども行われ、神前式後には参列者との記念撮影などが行われます。

披露宴の流れや所要時間は?

神社などによっては披露宴会場などが用意されていることもありますので、神社側の提示しているプランなどを確認して披露宴の流れを検討するようにしましょう。また、会場が変わる場合は、神前式が終わった後の移動時間を考慮しなくてはなりませんが、披露宴自体の所要時間は2時間半が平均的です。 それ以上長くなると、参加者の負担にもなりますので気をつけるようにしてください。

神前式の当日行われる儀式の流れと注意点は?

神前式の流れ(式次第)は神社によって多少違いますが、大まかな流れはおおよそ変わりません。あらかじめ神職や巫女から細かい所作などの作法については説明がありますので、安心して神前式にのぞめます。何か流れについて疑問点や不安なことがあれば、事前の打ち合わせや申し込み時に何でも尋ねるようにしましょう。

神前式の流れ1:参進(さんしん)の儀

神前式での参進(さんしん)の儀では、まず雅楽の演奏から始まります。そこへ斎主と巫女を先頭とした花嫁行列がやってきます。花嫁行列は、斎主と巫女、新郎新婦、仲人、両家の親、両家の親族の順番での流れが一般的です。 また、神社によっては友人などの参列も可能な場合がありますので神社側に事前に尋ねてみるのも良いでしょう。ひとまず今回は、友人の参列については省いてご紹介していきます。

神前式の流れ2:入場

神前式での入場は、斎主と巫女、新郎新婦、仲人、両家の親、両家の親族が神社へと入り、神社では楽人(がくと)と呼ばれる雅楽を演奏する人が列の先頭に立ちます。 神社での入場の際は、両家親族が入場してから新郎新婦、仲人、神職が入場する流れとなります。神前から向かって右側が新郎、左側が新婦の席となり、両家親族もそれぞれ新郎新婦に合わせて左右に並びます。

神前式の流れ3:修祓(しゅばつ)の儀

神前式での修祓(しゅばつ)の儀では、まず斎主が祓詞(はらいことば)を述べて、空間や心身の穢れを祓い清めるお祓いを行う流れとなります。 詞(はらいことば)は言い回しが独特で、その言葉のひとつひとつに祓い清めの意味が宿っていると考えられており、古来より大事にされてきました。また、神社によって祓詞(はらいことば)も少しずつ違いがあります。

神前式の流れ4:祝詞奏上(のりとそうじょう)の儀

神前式での祝詞奏上(のりとそうじょう)の儀の流れについて説明します。斎主が神前へ向かって新郎新婦の結婚を報告し、夫婦の幸福が永遠に続くことを祈り上げます。 祝詞(のりと)は神々への結婚の誓いのあらわす言葉となりますので、斎主が厳かに祝詞(のりと)を奏上し、ふたりの結婚を報告した上で、幸せを祈っていきます。祝詞(のりと)も祓詞(はらいことば)同様、独特の言い回しで、ひとつひとつの言葉に意味が込められており、古来より大事に受け継がれてきました。 人間と神様を繋ぐ大事な祝詞ですので、厳かな気持ちで聞かせていただきましょう。

神前式の流れ5:三々九度の盃(さんさんくどのはい)

神前式での三三九度の盃(さんさんくどのはい)の流れについてですが、新郎新婦が大中小3つの盃を用いて、交互に御神酒(おみき)をいただきます。 交互にお神酒(おみき)をいただくことは、「永遠の契りを結ぶ」という意味が込められています。お神酒には、祓いの意味や繁栄を祈る意味も込められています。

神前式の流れ6:指輪の交換

神前式での指輪の交換の流れについて説明します。指輪の交換は、もともとは神前式では行われない儀式でした。昭和30年頃から、キリスト式や人前式にならって、結婚指輪の交換を希望する人が次第に増えたため取り入れるようになった儀式です。 新郎新婦が、永遠に続く途切れることのない輪(結婚指輪)を交換することにより、夫婦の愛を永遠に誓うという意味があります。指輪の交換を行わない神社などもありますので、事前に確認するようにしましょう。

神前式の流れ7:誓詞奏上(せいしそうじょう)

神前式での誓詞奏上(せいしそうじょう)についての流れは、新郎新婦が神前で、誓詞(誓いの言葉)を読み上げていきます。事前に細かい指示がありますので、安心してのぞむようにしましょう。誓詞奏上(せいしそうじょう)は、新郎新婦が夫婦になることを誓う言葉です。 誓詞奏上(せいしそうじょう)の言葉は、神社によって変わります。内容は、新郎新婦が夫婦になることを誓う言葉ですので似たような意味となります。紙に書いてある言葉も振り仮名をつけてくれていますので、長くない文章ですし独特の言い回しを少し練習すればすらすらと読み上げられます。

神前式の流れ8:玉串拝礼(たまぐしはいれい)

神前式での玉串拝礼(たまぐしはいれい)についての流れを説明します。玉串とは神への捧げ物で、榊に紙垂(しで)をつけた枝を「二礼二拍手一礼」で捧げていく儀式ですが、新郎新婦、仲人、両家の代表と順番に行います。 こちらも事前に細かい作法の指示がありますので、安心してのぞめます。

神前式の流れ9:神楽舞(かぐらまい)

神前式での神楽舞(かぐらまい)についての流れをですが、神楽の音色に合わせて巫女が神々へ舞を奉納をします。新郎新婦の新たな門出をお祝いする意味があります。

神前式の流れ10:親族盃(しんぞくはい)の儀

神前式での親族盃(しんぞくはい)の儀についての流れを説明します。両家が晴れて親族となる儀式を執り行います。 巫女が親族全員にお神酒(おみき)を注いでいきますので、両家親族全員で、息をあわせて3回で一気に飲みほします。親族盃(しんぞくはい)の儀で、晴れて両家が結ばれることとなります。

神前式の流れ11:斎主(さいしゅ)挨拶

神前式での斎主(さいしゅ)挨拶についての流れを説明します。斎主が結婚の儀が無事に終了したことを、神前と参列者、また新郎新婦に報告を行います。これで儀式はすべて終了となります。

神前式の流れ12:退場

順番は、斎主、新郎新婦、仲人、両家親族の順番に、全員が退場していきます。退場した後は、神殿や庭などで集合写真を撮る流れが主となっています。 専門のカメラマンにお願いするだけでなく、たくさんの思い出を残しておくためにも、参列者視点での写真も撮ってもらうと今後の記念になって良いでしょう。

役割別での神前式で気を付ける点とは?

新郎新婦、巫女、友人、その他の参列者などが神前式で気を付ける点について、ご紹介していきますので、ご参考にしてください。

新郎の服装や気を付けるポイントは?

服装については、五つ紋付羽織袴が一般的です。婚礼正装になりますので、白足袋に白草履、袴は黒かグレーになります。着付けなどの準備は、神社側の指示に従いましょう。

新婦の服装や気を付けるポイントは?

白無垢の衣装は最も格が高く、人気の衣装となります。打掛・掛下だけでなく小物もすべて白で統一されます。また、白無垢に綿帽子の衣装は挙式のときのみに許される衣装ですので、ぜひ試してみましょう。 髪型は「文金高島田」が代表的となっています。着付けなどの準備は時間がかかりますので、2~3時間前から始まることが多いでしょう。普段着慣れない服装、帯の締め付けなどもありますので、途中で気分が悪くならないように体調管理は万全にしましょう。

巫女さんに対してどう接すればいいか?

神前式についての説明などをしてくれますので、巫女の説明はきちんと聞いておきましょう。 また、何か分からないことがある場合も、事前に尋ねるようにしましょう。

友人参列者の服装や気を付けるポイントは?

男性の場合は、正装または準正装が基本です。あまり派手すぎないようにしましょう。女性の場合は、洋装は肌の露出が少ないことが鉄則です。和装は、振袖や訪問着を着ますが、新婦よりも華やかになりすぎないように注意しましょう。

親族での参列の場合の服装や気を付けるポイントは?

両家の両親が正装の場合、親族は正装か準正装が基本ですので、間違わないように事前に親族で確認し合うことが大事です。

スタイル別神前式の流れとポイント

ホテルで神前式はできる?

神前式に人気が集まってきているため、ホテルやブライダル式場などでも神前式のできるところが増えてきています。ホテルでの式のほうが友人を招待しやすい場合は、神社にこだわらなくても良いでしょう。

明治神宮での神前式について

明治神宮は、大物芸能人が神前式を行ったりと大変人気の場所です。挙式を希望される場合は、予約が混雑していることもありますので、事前にブライダルフェアなどに参加すると良いでしょう。早めの予約がおすすめです。

日本ならではの神前式の魅力を実際に体験したい

神前式の流れについておおまかに説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。キリスト教式や人前式にはない魅力が満載だったのではないでしょうか。ふたりの門出を誓う大切な挙式ですので、ぜひ神前式について検討してください。

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