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齟齬の意味/使い方/対義語/類語・ビジネスでは使い方に注意

初回公開日:2017年12月19日

更新日:2020年08月07日

記載されている内容は2017年12月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

言葉の意味

あなたは「齟齬」という漢字が読めるでしょうか?また、その意味をご存知でしょうか?齟齬は難読漢字のひとつです。ここでは「齟齬」の読み方や意味、例文、使用する際の注意点を紹介するほか、齟齬の対義語や対義語の使い方、類語などについても紹介します。

齟齬の読み方

齟齬という漢字は、若い世代になればなるほど読めない方が多い漢字です。また、ある程度社会人としての年数を重ねていても、読めても書けない方が多いのではないでしょうか。ここでは、齟齬の読み方や意味、使い方、対義語などについて紹介していきます。

齟齬の読み方は「そご」

齟齬の読み方は「そご」です。齟齬の「齟」には「かむ」「かみくだく」という意味があり、齟齬の「齬」には「かみあわない」といった意味があります。

齟齬の意味は?

意見が食い違って意図したとおりに進まない

齟齬の意味には、次のようなものがあります。 ・物事がうまくかみ合わないこと ・食い違うこと ・ゆきちがい ・物事や意見がうまくかみ合わず、意図したとおりに進まない様子

齟齬の使い方

齟齬がある

「齟齬がある」の例文を、シチュエーションを交えて紹介します。

噛み合わない二人の会話

ある会社のある部門で、今期の目標を達成できなかった部署がありました。その部門を取りしきっていたのは、課長のA君です。社長、部長、そして課長のA君の3人で「なぜ、今期の目標は達成できなかったのか」を分析する会議が開かれました。まず部長が、A君に言いました。 「A君。今期、君の課が目標を達成できなかった理由は、どこにあると思う」 部長はてっきりA君が落ち込んでいるだろうと思い、なるべく優しく問いかけました。しかし、A君は部長の予想に反して、笑顔でこう答えました。「わかりません。ですがわたしは今期、自分の仕事を全うしました」

A君の予想外の発言、その真意は?

A君の発言を聞いた部長はびっくりです。「何言ってるんだ。君の課は今期、売上目標を達成してないじゃないか」。思わず気色ばんだ部長をよそに、A君は平然と反論します。「部長はわたしに、来店者数を増やすよう指示しました。わたしはホームページ作成やチラシ配布など行い、去年に比べて来店者数を8%アップさせました。わたしは部長から指示された仕事を全うしています」 来店者数を増やすのは売り上げを増やすために決まっているじゃないか、そんな当たり前のことがどうして分からないんだ、しかも8%って微妙な数字だなおい、と部長は思わず言葉を失います。そんな部長とAくんの様子を見て社長は思いました。 「どうやら二人の間には、目標への認識に齟齬があるようだな」

齟齬が生じる

結局、部長はA君に「言われたことをただやればいいと思うのではなく、なぜそれをするのかを考えて仕事をしなさい。研修でも5W1Hを習っただろう」とお説教をして、その会議は一旦終了となりました。しかし、来店者数を増やしたことで上司から高評価を得られると期待していたA君にとっては、まるでゴールポストを動かされたような、もやもやとした気持ちが残りました。 社長は部長に対して次のように指示しました。「部下が仕事をするにあたって5W1Hを実践することは大切なことだ。だが、上司が仕事を指示するとき、その目的や目標を明確にするのもまた、大切なことだよ。自分たちが何を目指して仕事をしているのかを明確にせず、単純に手段だけを指示してしまうと、部下は手段を目標だと勘違いしてしまうこともある。そうなると、目標に対する認識に齟齬が生じる。今回のことは、君にとってもいい勉強になったね」

齟齬の対義語にはどんなものがある?

対義語とは

齟齬の対義語について紹介する前に、まず対義語の意味について説明します。対義語とは「意味が正反対になる言葉」「対照的な意味を持つ言葉」のことです。 例えば「生」の対義語は「死」、「善」の対義語は「悪」、「夢」の対義語は「現実」、「福」の対義語は「禍」、「有名」の対義語は「無名」、「優等生」の対義語は「劣等生」、「天」の対義語は「地」、「吉」の対義語は「凶」、「無限」の対義語は「有限」、「楽」の対義語は「苦」など、対義語にはさまざまなものがあります。ちなみに、対義語の対義語は何かというと、同義語です。 では、齟齬の対義語にはどんなものがあるのでしょうか。 齟齬の意味は前述のとおり「物事がうまく噛み合わない、食い違う、行き違う」です。 つまり、齟齬の対義語となるのは「きちんと噛み合う」「通じ合う」「一致する」などの意味を持つ言葉になります。

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