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ネーミングのコツとポイント|メニュー/店名・商標審査の方法

ビジネススキル

商品や店舗、キャラクターなど、ひと際目立つものには優れたネーミングをされたものが多いです。ネットやSNSが一般的な現代では、上手いネーミングが大きな話題となることもあります。興味を惹いてもらえる上手いネーミングのコツについて、この記事では紹介していきます。

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ヒットするネーミングを作るには?

ヒットするネーミングを作るには?

上手いネーミングは、多くの人の目を惹きつけます。商品やキャラクター、お店などの場合、ネーミング次第で人気や売り上げが大きく変わることもあります。 とは言え、やみくもに名前を考えてみても、なかなか良い名前は浮かんできません。良いネーミングをするには、手順や考え方にちょっとしたコツが必要です。

ネーミングをつける時のコツ

ネーミングをつける時のコツ

一口にネーミングと言っても、何の名前を決めるのかによって、その考え方は大きく変わってきます。ここでは、名前をつける対象ごとに、ネーミングを決める時のコツを紹介していきます。ぜひ、ご参考にしてください。

メニューのネーミングのコツ

飲食店などでのメニューの場合、お客さんの興味を惹きつけるネーミングが重要です。同じメニューでも、ちょっとしたコツで名前に工夫を凝らすことで、選んでくれる人が増えることもあります。 最近では、多くの人が口コミサイトでお店を選んでいます。また、注文したメニューを画像付きでインスタグラムなどのSNSで公開する人も多いです。心に響くようなネーミングをすれば、今まで来店したことのない人の興味も惹きつけ、一気に話題のメニュ―となることもありえます。

メニューの特徴が、お客さんに伝わる名前に

メニューのネーミングのコツ

メニューのネーミングのコツは、そのメニューの特徴やコンセプト、いわゆる「売り」の部分をメニューの名前に明示することです。 「健康志向のヘルシーさ」や「素材や量のわりに安いコストパフォーマンス」、「ボリューム感」など、お店が違えば同じ料理でも「売り」とする部分は大きく変わってきます。その「売り」とする部分を、メニューの名前の中で明確に示してあげれば、お客さんがメニューの特徴をつかみやすくなりますし、選びやすくなります。 お店の側が、そのメニューの中でこだわりたい部分はどこなのか。そして、それをどの客層に伝えたいのか。これらを把握した上でネーミングすれば、メニューを決めるお客さん本位の名前になりますし、興味も惹かれやすくなります。

キャラクターのネーミングのコツ

キャラクターのネーミングのコツ

「ゆるキャラブーム」が起こったこともあって、キャラクターのネーミングにも需要が高まっています。ネット上では、キャラクターのネーミングを公募している案件も多くみられます。

何のための「キャラクター」なのか、を理解する

キャラクターのネーミングを決める場合、まず考慮すべきなのは、キャラクターの目的です。何かをアピールしたいキャラクターであれば、そのアピールする内容を分かりやすく名前に取り入れるのが、ネーミングのコツと言えます。 人気の高い「くまもン」や「ひこにゃん」などのご当地キャラクターの場合、その目的は「地域振興」になります。各々の地域や特産品をアピールするキャラクターですから、名前に地名や特産品を組み込むのは必須になります。 また、企業やサービスをアピールするキャラクターであれば、それらの名称を短縮したり、分かりやすく名前に組み込むのが良いでしょう。この場合のネーミングの例としては、「りそにゃ」(りそな銀行の猫キャラクター)や「ぽすくま」(日本郵便=Japan Postの熊のキャラクター)などが挙げられます。

見た目も考慮したネーミングを

キャラクターの見た目を、名前に簡潔に織り込むのも、ネーミングのコツのひとつです。 キャラクターのネーミングをする際には、そのキャラクターの外見が決まっている場合がほとんどです。その外見は、動物や果物など、キャラクターがアピールしたい対象や、それに由来するものを模したものが多いです。 上記した「キャラクターの目的」だけでは、名前が単調になったり、堅苦しくなりがちです。上手なコツとして、キャラクターの見た目を分かりやすく名前に取り入れることで、「キャラクターの目的」が柔らかく愛らしい表現になります。

子どもにも親しまれやすい、可愛らしい表現を

最近では人気の高い「ゆるキャラ」ですが、「地域振興」や「企業の知名度向上」など、何かをアピールする、という目的を背負っている場合が多いです。 アピールの手段としてキャラクターを用いる理由は、子供から大人まで広い世代に伝えたいという意図があります。名前に平仮名や片仮名が多用されているのも、そのためです。 ネーミングのコツとして、キャラクターがアピールしたい内容に加えて、可愛らしい表現を用いることで、老若男女、多くの人に親しまれやすい名前になります。

商品やブランドのネーミングのコツ

商品やブランドのネーミングのコツ

商品やブランドの名前を決める時、いきなりネーミングの思案から入りがちです。しかし、なかなか良い名前は浮かんで来ないもので、やはり商品名のネーミングにもコツが要ります。

最初に「特徴」と「購入する層」を分析する

商品ネーミングのコツとして、名前を考える前にまず「商品の特徴やコンセプトの把握」と、「商品を購入する層の確認」を済ませることがコツです。 「名は体を表す」という諺があるとおり、商品を選ぶ側から見れば、まずは商品名からその商品の特徴や有用性をイメージします。いくらかっこいいネーミングでも、商品特性が伝わらなければ、購入者の興味を惹くことは難しくなります。 また、商品を購入する購入層によっても、伝わりやすいネーミングは異なってきます。子供や若い世代向けの商品であれば可愛らしい名前の方が受けが良くなりますし、化粧品のような女性向け商品であればおしゃれな名前が好まれるでしょう。商品の特徴を伝えたい相手を仮想するのも、商品名ネーミングのコツです。

「分かりやすさ」と「インパクト」が重要

そうは言っても、商品の特徴をそのまま名前にすれば、ありきたりな商品名になってしまいます。商品やブランドの場合、一般的には競合相手が多いため、購入者に響くような抜き出たネーミングをするコツが必要になります。 ここで重要なコツは、「分かりやすいこと」と「インパクト」を重視することです。最近では短縮言葉が好まれておりますので、商品特性を短縮して名前に組み込むのは、分かりやすいネーミングをする手法のひとつです。また、ちょっと変わったネーミングをすることで、他の商品よりもひと際目立たせることができます。

店名のネーミングのコツ

店名のネーミングのコツ

お店のネーミングの場合、名前に「何の商品やサービスを販売する店か」という情報を入れることが多いです。 ただ、それだけではインパクト性が薄れやすくなりますので、コツとして、ショルダーネームを付けるというコツがあります。

ショルダーネームを活用する

飲食店などの店名には、そのお店の肩書きや二つ名となるような言葉、いわゆる「ショルダーネーム」を付けるケースも多いです。 「和風ダイニング ○○」、「創作料理 ○○」などのように、ショルダーネームを付けることで、そのお店の特徴やメニューが分かりやすくなります。また、インパクトのあるショルダーネームを付けることで、目に留まりやすい名前になり、競合店舗に差をつけることもできます。

サイト名のネーミングのコツ

サイト名をネーミングするコツとしては、そのサイトの「目的」を名前の中で簡潔にまとめることが挙げられます。 企業サイトを例にします。ネットでさまざまな企業サイトを閲覧すると、会社名をそのままサイト名にしているところも幾つか見られます。しかし、企業サイトの目的は「企業が販売するサービスや商品のアピール」であることが多いので、サイト名にそれらを組み込んだ方が、閲覧者の興味を惹きつけやすくなります。 サイト名は検索エンジンなど他のサイトでも目にする機会が多いので、アピールする場としてサイト名を考えるのも、ネーミングのコツと言えるでしょう。

上手なネーミングの例

可愛らしいキャラネーミング

この数年で大人気となったキャラクター「ふなっしー」の名前を見てみると、「船橋市(アピールの目的)」と「梨(船橋市の名産、キャラクターの見た目)」を名前に組み込んだ上で、「なっしー」とすることで可愛らしい表現になっています。 また、この可愛らしいネーミングが、逆にキャラクターの特徴付けに一役買うこともあります。語尾に「○○なっしー」と付ける「ふなっしー」の姿を、テレビなどでご覧になった方も多いでしょう。

インパクトのある商品ネーミング

江崎グリコ「ポッキー」や日本コカ・コーラ「Qoo」のように、擬音を商品名に用いることでインパクトのある名前になります。 また、あえて文章を商品名とする(例:富士フィルム「写ルンです」)など、他社商品やブランドよりもちょっと捻った商品名を付ける手法も、目立つ名前を付ける王道と言えます。

商標審査を考慮したネーミングを

商標審査を考慮したネーミングを

せっかく良いネーミングを思いついても、商標登録がされている名前であれば、商売で使えない場合もあります。 ネット上では「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」のように、既に商標登録されてる言葉を確認するサイトがあります。名前に採用する前に、事前に同じ名前が商標登録されていないかどうか、確認するのが良いでしょう。

良さを伝えるネーミングを

良さを伝えるネーミングを

優れた商品や優良店であっても、多くの人に知ってもらえなければ、良さは伝わりません。上手いネーミングをすれば、その良さを広く知ってもらえるきっかけになります。 コツが分かったとしても、優れた名前はなかなか思いつくものではないでしょう。何度も試行錯誤を繰り返して、ネーミングの腕を上達させましょう。

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