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メールの文末の例文|挨拶/以上/拝/署名・季節別/相手別の注意点

メール

ビジネスメールは、多くの人にとって毎日触れる身近な存在です。しかし、毎日メールでやりとりをしていても、文末の書き方や言葉遣いなどで、ふと「これでいいのかな」と感じることもありますよね。そこで、メールの文末の例文を、場面別にご紹介します。

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【例文あり】メールの文末の書き方

【例文あり】メールの文末の書き方

挨拶

メールの文末は、挨拶の一文で結ぶのが基本です。メール本文の内容に合った挨拶を選びましょう。

例文

・今後とも、何卒よろしくお願いいたします。 ・ご確認のほど、よろしくお願いいたします。 ・ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。

以上

「以上」は、「ここまでが用件です」という意味を込めて文末に入力します。特に、用件がいくつもあるときに用いましょう。例文のように、挨拶などと併用することで、より丁寧な印象のメールになります。

例文

・以上、よろしくお願いいたします。 ・以上です。ご確認のほど、よろしくお願いいたします。 ・以上、ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

「拝」は、相手への敬意を表す言葉です。文末で自分の名前のあとにつけて使用します。必ず使用しなければいけない言葉ではありませんが、会社によってはマナーとしているところもあるため、一度周囲に確認してみるといいでしょう。

例文

〇〇株式会社 営業部 例文 太郎 拝

署名・名前

署名には、メールの送り主を明らかにするはたらきがあります。メールの最後に必ず入れるようにしましょう。 署名に必要な項目は以下のとおりです。 ・(必須)会社名 ・(必須)会社の住所 ・(必須)差出人の苗字と名前 ・(必須)会社の電話番号 ・(必須)差出人のメールアドレス ・(ある場合)部署名、役職名 ・(ある場合)会社のFAX番号 ・(ある場合)会社のホームページのURL ・(ある場合)差出人の携帯電話番号 署名の書き方やデザインは会社ごとに決まっていることが多いため、決まりがある場合はその書式に当てはめて作成しましょう。特に決まりがない場合は、必須の項目を意識しながら、自分の署名を作りましょう。好みのデザインを探したり、自分で書式を作ったりできるのが署名の醍醐味です。

例文

株式会社〇〇 営業部 例文 太郎 〒123-4567 A県B市C町9-9-9 TEL:0123-45-6789 FAX:0123-45-9876 Email:reibun@xxx.com

アドレス

差出人のメールアドレスは「From」(送信元のメールアドレス)の部分に表示されますが、署名にも必ず明記するようにしましょう。その際、誤字に気をつけるのはもちろん、大文字・小文字の使い分けにも十分注意してください。

例文

・E-mail:reibun@xxx.com ・MAIL:reibun@xxx.com

とり急ぎ

「とり急ぎ」とは、「とりえあえず」「急いで」という意味の言葉です。そのため、「とり急ぎ」は、詳細などは後回しにしてでも至急連絡をしなければいけないときにだけ文末に用います。メールを送ったあとには、必ず電話などでしっかりと連絡を取るようにしましょう。 なお、「とり急ぎ〇〇まで」という表現は、上司や社外の人に使用するにはあっさりしすぎています。上司や社外の人には、「とり急ぎ〇〇申し上げます」のようにていねいに表現するといいでしょう。

例文

・とり急ぎご連絡申し上げます。 ・とり急ぎご報告申し上げます。

お礼

文末でお礼を伝える場合は、「まずはメールにてお礼申し上げます」のように表現し、きちんとしたお礼は別の機会におこなうということを強調しましょう。

例文

・まずはメールにてお礼申し上げます。 ・メールにて恐縮ですが、まずはお礼申し上げます。 ※「とり急ぎお礼まで」は「とりあえずありがとう」という意味に見えてしまうため、使用は避けましょう。

thank you

日本人にもなじみの深い「thank you」は、英語でのビジネスメールでもお礼の言葉として使用します。なお、英語のメールで結びの言葉でを使用するときには、最初の文字は大文字にし、結び言葉の後に「,」(カンマ)を付けます。そして、結びの言葉の下に差出人の名前を書きましょう。

例文

・Thank you,(この一文のみで結びの言葉とすることも可能です) ・Thank you and regards,(よろしくお願いします、という意味です)

best wishes

「best wishes」には、「では」や「成功を祈る」という意味があります。英語のメールで文末に使われる文章のひとつですが、面識がある人にのみ使われる文言なので注意しましょう。

例文

・Best wishes,(この一文のみで結びの言葉とします)

ありがとうございました

「ありがとうございました」は、文末ではなくメールの本文中で使用するのが無難です。文末で使用したい場合は「まずはメールにてお礼申し上げます」などを結びの言葉として、後日改めてきちんとお礼をしましょう。 しかし、「ありがとうございました」で結んではいけないという決まりはありません。社内の同僚や先輩、親しい間柄の人、何度もやりとりをしている人などに対してお礼を言いたい場合は、「ありがとうございました」でメールを結び、感謝の気持ちを素直に伝えましょう。

例文

・(先輩や上司に対して)本日はお忙しい中相談に乗っていただき、本当にありがとうございました。 ・(何度もやりとりをしている相手に対して)まずはメールにてお礼申し上げます。ありがとうございました。

暑い季節

ワンパターンになりがちな文末のあいさつですが、季節に応じて文章を使い分けることで、変化を持たせることができます。特に、暑い季節など体調を崩しやすい時期には、相手の体を気遣う一文を入れ、親切で印象的なメールにしましょう。

例文

・暑い日が続きますが、くれぐれもご自愛ください。 ・酷暑の折、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。 ・時節柄、自愛くださいませ。

ご自愛

ご自愛

「ご自愛」には、自分の健康状態を大切にするという意味があります。つまり「ご自愛ください(ませ)」は、「体に気をつけてくださいね」という意味の文章です。手紙の文末に使われるイメージのフレーズですが、メールの文末でも、相手を気遣う一文として使用することができます。

例文

・~どうぞご自愛くださいませ。 ・~くれぐれもご自愛ください。 ・~何卒ご自愛ください。

お体に~

夏は暑さ、冬は寒さ、春や秋は季節の変わり目など、どの季節にも体調を崩す原因が潜んでいます。季節に応じて相手の体を気遣い、印象的なメールにしましょう。

例文

・(暑さ/寒さ)厳しき折、お体に気をつけてお過ごしください。 ※「お体ご自愛ください」という表現は、「ご自愛」の中に「体」という意味が含まれているため誤りです。

【季節別】メールでのマナーと例文

【季節別】メールでのマナーと例文

時候の挨拶は、社会人にとって大事なマナーです。月や季節、その年の気候などに応じて文末の挨拶を使い分け、気の利いた印象深いメールにしましょう。 また、手紙で出すことが主流だった暑中見舞いを、メールで出す企業も増えてきました。暑中見舞いは、立秋(年によって異なりますが、8月7日頃)の前日までに出すのがマナーです。それ以降に出す場合は残暑見舞いになり、暦の上では秋になるため、文末での挨拶の文言が変わります。

夏(暑中見舞い)

暑中見舞いは、7月7日頃から8月7日頃(立秋)の前日までの間に出しましょう。

例文

・暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。 ・酷暑の折柄、ご自愛ご発展のほどお祈り申し上げます。

秋(残暑見舞い)

残暑見舞いは、8月7日頃(立秋)当日から8月31日までの間に出しましょう。

・立秋とは名ばかりの暑さが続きますが、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。 ・暑さはまだしばらく続きそうです。くれぐれもご自愛ください。

【目的別】文末の言葉の注意点

【目的別】文末の言葉の注意点

クレーム対応

クレーム対応のメールでは、文末の挨拶に特に気をつけましょう。習慣で適当な挨拶文を付けてしまうと、火に油を注ぎかねません。内容によって、お詫びやお礼の気持ちを表すとともに、重大なクレームの場合はメールの後に必ずきちんと連絡を取りましょう。

例文

・略儀ではございますが、とり急ぎメールにてお詫び申し上げます。 ・この度は貴重なご指摘を頂き、誠にありがとうございました。今後とも弊社をお引き立て頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

お詫び

お詫びのメールでも、文末の挨拶に気をつけなければいけません。適当な挨拶文は使わず、お詫びの気持ちをしっかり文章にしましょう。また、重大な内容の場合はメールの後に必ずきちんと連絡を取りましょう。

例文

・略儀ではございますが、とり急ぎメールにてお詫び申し上げます。 ・この度は、誠に申し訳ございませんでした。今後とも弊社をお引き立て頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

依頼

何かを依頼するメールの場合は、メールの内容によって文末の挨拶を変えましょう。「(何卒)よろしくお願いいたします」のような文章に、お願い(依頼)する内容を簡潔に添えるのがベターです。

例文

・ご検討のほど、よろしくお願いいたします。 ・ご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。

打ち合わせ

打ち合わせは、相手に時間を割いてもらい、おこないます。そのため、打ち合わせのアポ取りには恐縮の気持ちを、打ち合わせ後には感謝の気持ちを文末で表しましょう。

例文

・(打ち合わせの日程案を提示したあとに)お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討のほど、よろしくお願いいたします。 ・(打ち合わせをしたあとに)まずはメールにてお礼申し上げます。

【相手別】文末の言葉の注意点

【相手別】文末の言葉の注意点

企業(客先や取引先)

客先や取引先にメールを送る場合、ビジネスマナーがきちんと守れているか、言葉遣いは正しいかなどに、特に注意しなければなりません。送り先も自分も、共に「企業の顔(代表)」としてやり取りをしています。ビジネスシーンにふさわしくないフランクな表現は避け、きまりを堅実に守ってメールのやり取りをしましょう。

メールの文末に記号は使える?記号の例と注意点

メールの文末に記号は使える?記号の例と注意点

アスタリスク

アスタリスクは、花や星といった記号の代わりとして、特に若い女性に使われています。プライベートでは文章を明るい雰囲気にする効果がありますが、ビジネスシーンで使うにはフランクすぎるため、使用しないようにしましょう。

イコール

送られてきたメールの文末にイコールがついている場合、元は絵文字だった可能性が高いです。携帯電話の絵文字がパソコンで表示できないために起こってしまう現象ですが、絵文字はビジネスシーンではフランクすぎるため、使用しないようにしましょう。

メールの文末に「笑」をつけることは、ビジネスシーンでフランクすぎるため、特に上司や取引先を相手にしたメールでは使用しないようにしましょう。仲の良い同僚との、重要ではないやりとりの中でなら許容範囲といえますが、ビジネス上のやりとりであればなるべく使用を避けた方が無難です。

絵文字

絵文字はビジネスシーンではフランクすぎるため、使用しないようにしましょう。仲の良い同僚との、重要ではないやりとりの中でなら許容範囲といえますが、ビジネス上のやりとりであればなるべく使用を避けた方が無難です。

文末の言葉でメールの印象が変わる!

文末の言葉でメールの印象が変わる!

メールの文末は、メールの中で最後に目の留まる部分です。そのため、メールの文末が変わればメール全体の印象も変わります。メールの内容や季節によって文末の挨拶や表現を変え、印象の良いメールを送れるように意識しましょう。

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