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離婚にあたって準備することともらえる可能性のあるお金

ビジネスマナー

今回ご紹介するのは、離婚するにあたって必要な準備や貰えるお金についてです。離婚には大きなエネルギーが必要になりますし、離婚後はお金も必要になります。スムーズに離婚を済ませ、離婚後も安定した生活を送るために必要な準備を知って前向きに離婚を進めましょう。

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離婚準備は計画的に進めよう

離婚するにあたって非常に重要になるのが、離婚前の準備です。いざ離婚となったときに何も準備がないと、離婚後に困ったことになってしまいますので注意しましょう。ここでは必ずチェックしておきたい離婚前の準備を細かくご紹介します。 準備をしておくだけなら一人で進められますので、万が一に備えて万全の体制を整えておきましょう。離婚には大きな時間とエネルギーが必要になりますので、事前準備を進めておくだけでも負担は少なくなります。

自立資金を準備しよう

離婚するにあたってまず必要になるのが、お金です。離婚する場合の多くは家を出なくてはなりませんので、引っ越しやその他のお金が必要になります。離婚後は様々な手続きややることも多く、なかなか仕事も出来ない場合が多いです。 それらを踏まえて、離婚前に自立できるだけの資金を貯めておくと安心です。離婚後に使うお金は新たに口座を作り、夫婦のものとは別の場所で管理しておくと良いでしょう。少しずつ節約をしたり、仕事をするなどして100万程度貯められると良いでしょう。

離婚後にはどんなお金が貰える?

準備に必要なのは金だけではありません。離婚が成立したときにどんなお金が貰えるのかを把握しておくと、離婚後の生活にもゆとりが生まれます。もらえるお金は出来るだけ貰えるようにするためにも、しっかり把握しておきましょう。 代表的なもので言えば財産の分与や、子供がいる場合の養育費などがあります。他にも細かなお金が発生することがありますので、貰えるお金の項目については後に詳しくご紹介します。

金銭請求の準備に必要なものは?

離婚後に貰えるお金にどんなものがあるのかが分かっていても、言葉で伝えれば全てが貰えるわけではありません。貰えるお金の種類によって必要な書類がありますので、合わせて確認しておきます。 代表的なお金について必要な書類を簡単に以下にまとめます。

慰謝料

例えば相手に不倫や浮気、DVなどの離婚理由がある場合には慰謝料が貰えます。慰謝料を請求するためには、それらの証拠となるものが必要になります。不倫や浮気であれば、相手とのメールや写真があると有効ですし、DVなどの場合は診断書や傷の写真を残しておきます。 その証拠や資料の内容によって、慰謝料の額も変わってきますので出来るだけ明確なものを準備しましょう。

財産分与

財産分与では、夫婦の共有財産が分かる資料が必要です。例えば家の権利書や夫婦の貯金が分かる通帳などです。車や家具なども、共有財産になる場合がありますので細かい部分もしっかりチェックしましょう。

養育費

夫婦間に子供がいる場合は、養育費が発生します。養育費は離婚調停などで決定されますが、子供の戸籍謄本などの準備が必要になります。養育費は離婚後の大切なお金になりますので、子供がいる場合には特によく確認しましょう。 養育費は離婚後に子供を育てるために必要なお金です。子供のためにも、ここは慎重に準備する必要があります。

離婚後に住む場所の準備

離婚後にはほとんどの場合、引っ越しが必要になります。夫婦で住んでいた家から他の場所へと移る必要がありますので、次に住む場所を準備しておきます。実家に帰る場合はそこまで心配する必要はありませんが、その他の場合はお金もかかります。 住む場所を準備するとともに、必要な資金も準備する必要があります。離婚後はそれまでとは環境も異なりますので、家賃や生活環境もしっかり把握しておきます。子供がいる場合には、学校などの兼ね合いもありますので、より慎重に選びます。

離婚後の仕事の有無は?

離婚後には自分で生活をしていかなくてはなりません。それまで仕事をしていなかった方も、離婚後は収入が必要になります。離婚後に仕事をすることはもちろんですが、出来れば離婚準備の段階で仕事をしておくと良いです。 離婚前に安定した仕事を始めておけば、離婚の準備資金も貯められますので一石二鳥です。小さな子供がいて長く働くのが難しい場合は、託児付きの職場などもあります。長く続くられる安定した仕事を選びましょう。

離婚後にもらえる可能性のあるお金

次にご紹介するのは、離婚後に貰えるお金についてです。それぞれ詳しい知識を付けて準備しておくことで、より多くのお金を貰える可能性を増やせます。離婚後はなにかと大変なことも多いので、出来るだけ多くのお金を貰えるように準備を進めます。 それぞれのお金の意味と、どのようにして貰うのかなどを知って今後の準備に役立ててください。

婚姻費用

婚姻費用というのは、離婚前に別居などをしていた場合の生活費の事です。別居中とはいえ、まだ夫婦ですからその間の生活費もお互いが負担することが当然と考えられています。例えば別居している間、相手から一切生活費が貰えなかった場合は後から請求出来ます。 特に子供がいる場合には、普通に生活するだけでもかなりお金がかかります。こうした場合、婚姻費用として生活費を請求できると後の生活にゆとりが生まれます。

婚姻費用は収入に応じて決まる

婚姻費用は基本的に夫婦の収入に応じて決定されます。年収などに応じて生活のレベルが決まり、それに応じた生活費を請求できる形になります。夫婦間で妻の方が収入が多い場合、妻から夫への婚姻費用の支払いが発生する場合もあります。 夫に原因があって別居または夫が一方的に出ていったが生活費が貰えず困っている場合も、相手に婚姻費用の請求をすることで生活費を確保出来ます。

婚姻費用の請求は早めにする

婚姻費用の請求が出来るのは、請求をした時から離婚が成立するまでの期間分です。別居をしていた期間ではありませんので注意しましょう、婚姻費用の請求は「婚姻費用分担請求調停」を申し立てることで出来ます。 離婚したいと感じている場合は、別居後の請求は必ず早めに行いましょう。申し立てには書類の準備も必要になりますので、早く行動する必要があります。

慰謝料

慰謝料は精神的損害に対する損害賠償金です。つまり不倫や浮気などで傷つけられた場合、慰謝料が発生します。離婚をした本人だけでなく、不倫や浮気の相手にも請求出来ます。不貞行為が原因で離婚に至った場合には慰謝料をきっちり請求しましょう。

慰謝料の額はどう決まる?

不貞行為の場合の慰謝料は、様々な要素でかなり額に違いが出ます。一般的な金額としては50万~300万程度で、離婚をしなかった場合にも請求出来ます。請求額の決定に大きく関わるのは不貞行為の内容や結婚していた期間の長さ、結婚生活の状況などです。 例えば結婚生活は長ければ長いほど高額になりやすいですし、浮気や不倫を仕掛けた側の方が高く請求出来る傾向にあります。慰謝料を貰うためには様々な証拠が必要不可欠ですので、出来るだけ多く準備して置きましょう。

個人ではなかなか難しい

慰謝料に関しては、個人で証拠を集めるのはなかなか難しいです。普段の生活の中で証拠として使える一番身近なものは、スマホやパソコンです。相手との連絡メールや電話の履歴、写真などが証拠として使えます。 実際に会っているところを突き止めるのは難しいので、弁護士や探偵などに相談するほうが確実に証拠が集まります。かかる費用と貰えるを考慮しながら検討しましょう。

財産分与

財産分与は、夫婦になった後に手に入れた財産を分けるものです。どちらの名義で購入したか、契約したかなどは関係ありません。結婚後に夫婦で購入したものなどは、ほぼ全て財産分与の対象になります。

現金以外はどう分ける?

財産分与で一番気になるのが、車や家などの財産についてです。貯金などの明確な金額の分かるものはキレイに半分に分けることが出来ますが、家や車は半分というのが難しいです。こうした場合は、売却などで現金化するかどちらかが譲り受けることが多いです。 子供がいて親権が妻にある場合は、家を妻側が譲り受けることも多いです。そうした場合に備えて、離婚前に夫婦である程度話し合いや準備が必要です。

保険や貴金属も対象

子供の為にかけた学資保険やその他の保険も、財産分与の対象です。もちろん貴金属も対象で、結婚指輪や婚約指輪が高額の場合は換金して分けるという夫婦もいます。全体を通して財産分与は、全てを現金化して半分に分けるのがスッキリして良いです。 あとは状況やお互いの環境に応じて調整します。

養育費

養育費夫婦間に未成年の子供がいる場合に発生します。親権を得ていない側の親が、親権を持っている親に養育費を払う義務があります。子供は夫婦で育てる責任がありますので、お互いの話し合いで金額や期間を決定します。 養育費の決定には様々な書類の準備も必要になります。また、金額や内容は夫婦間の話し合いで決まりますのでよく話し合いましょう。

金額はどう決まる?

養育費の金額は夫婦の話し合いによって決まりますが、無理な金額は認められません。それぞれの生活水準やそれまでの生活の様子をもとに計算されますので、家計簿がある場合は準備しておくとスムーズに話し合いが進みます。

一括で貰うことは可能?

養育費は基本的に毎月支払われるものですが、場合によっては一括で貰うことも可能です。毎月の支払だと、どうしても回数を追うごとに金額が減ったり支払いが滞ることが多くなります。そうしたことを防ぐために、一括で養育費を貰うことも可能です。 支払う側の金銭状況や収入にもよりますが、一括で貰えると気持ちにも生活にもゆとりが出来ます。しかし一括で支払いとなるとかなりの高額になりますので、難しいのが現状です。

いつまで貰えるの?

養育費は未成年に対して支払われるのが基本ですが、いつまで貰うかも夫婦間で決められます。例えば子供が大学に行く予定があれば大学卒業まで、その他の場合は20歳まで支払われることが多いです。 また大学に行く場合、養育費とは別に進学費用を貰うことも出来ます。

助成金

離婚をしたいという方の中には、お金はないけれど今すぐ離婚したいという方もいます。そういった場合に活用出来るのが、助成金です。助成金にはいろいろな種類がありますが、代表的なものは生活保護や児童手当、就学援助や児童扶養手当などです。 どの助成金も手続きをしなくては貰えませんので、事前に書類や必要な資料を準備しておきましょう。

離婚は話し合いや準備が重要

離婚は話し合いや準備をしっかりとすることでスムーズに進められます。離婚をするには時間もエネルギーも消費します。ですから、事前の準備は本当に大切になります。離婚するのは大変ですが、しっかりと準備をしておけば心配はいりません。 離婚を考えている方はどうしても気持ちが沈みがちですが、前向きに準備を進めてみましょう。

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