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葉牡丹の花言葉と由来|祝福/利益/慈愛

自己啓発

冬の時期に花壇などで多く見られる葉牡丹。葉牡丹の花言葉には幸福をもたらし、深い愛情が感じられる意味が込められています。今回はそのような花言葉を持つ葉牡丹の歴史をはじめ、葉牡丹の花言葉の由来や葉牡丹はどのように育てるのかを、花言葉の歴史と共に紹介します。

更新日時:

冬に大輪の花のように栄える葉牡丹

冬、寒くなりだした頃に公園や学校の花壇で、葉牡丹を見かけることがあるでしょう。またお正月の頃には、お正月飾りや正月花として用いられ、お正月を華やかにしくれます。葉牡丹は縁起が良い植物として有名です。その理由は葉牡丹の花言葉や葉牡丹の見栄えからきています。 咲く花の少ない冬の時期を、鮮やかに彩る葉牡丹の花の名前の由来や花言葉、そして葉牡丹がなぜ縁起が良いとされるのか、葉牡丹の歴史と合わせて紹介しましょう。

葉牡丹の外形

上に掲載した葉牡丹のように、葉牡丹は大輪の花と思われがちですが、この鮮やかな色づいた部分も葉です。冬の寒い間は茎が伸びないため、一般的に見る葉牡丹はこちらの状態が多いことでしょう。 日本を中心として観賞用の葉牡丹の品種改良は進み、外側はグリーンの葉で、花のように見える中心部分が、白、クリーム、ピンク、紅、紫の色のものがあります。

葉牡丹の基本情報

項目ハボタンについて
生物分類草花
科名・属名アブラナ科・アブラナ属
学名Brassica oleracea var. acephala f. tricolor 
和名葉牡丹、羽衣甘藍
原産国ヨーロッパ
形態二年草、多年草
草丈5cm~80cm程度
栽培しやすさ育てやすい
葉姿の鑑賞期11月~3月
開花時期3月~4月

葉牡丹の生育過程

葉牡丹は夏7月~8月に種をまき、夏の間は全体がグリーンの葉の色ですが、寒くなり気温が低下するにしたがって、中心の葉の部分の葉緑素が抜けていき、白やクリームの色に変化します。また、紫、紅、ピンクの色に変化するタイプのものは、アントシアニンという色素を含有しているため、鮮やかな色が生まれるのです。グリーンと対照的な色づいた部分との美しい葉姿が牡丹の花を思わせるのでしょう。 しかし気温が0℃以下のように寒すぎたり、霜にあたってしまうと、中心の色のついた部分が褐色になってしまいますし、沖縄のように暖かい地域では、冬になっても中心の部分の色の変化が生じなかったり、そうでない地域でも室内の暖房により色づかなかったりします。 冬を越し、気温が暖かくなる3月頃には茎が伸びてきます。そして黄色い葉牡丹の花が咲きます。葉牡丹の花は小さく、菜の花に似ています。 葉牡丹は二年草であったり、多年草です。花壇などに植えられた葉牡丹は葉姿を楽しむ性質上、花が咲く前に葉の部分の見た目が衰えるため、処分をされてしまうので、観賞用の場合は一年草扱いになることが多いのでしょう。

葉牡丹の歴史

葉牡丹のもととなる植物は、地中海沿岸の野生のブラッシカ・オレラセアというケールが変種してできたものとされています。アブラナ科アブラナ属で、学名は「Brassica oleracea var. acephala f. tricolor」といいます。葉牡丹がどのようにして、現在の葉牡丹になっていったのかを紹介しましょう。

葉牡丹の始まりは野菜でした

葉牡丹の基本の植物、和名「羽衣甘藍(ハゴロモカンラン)」は、西ヨーロッパで野菜として古くから扱われて作られていましたが、当時は観賞用としての品種改良はされておらず、野菜としても、葉牡丹の仲間であるキャベツの品種改良に重点が置かれていました。

葉牡丹の仲間

子供の頃に葉牡丹を見て、キャベツに似ているとか、色のついたキャベツと思ったことはないですか。そのように思っても当然なのです。葉牡丹はキャベツの仲間だったのです。 葉牡丹の仲間には、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ケールなどがあります。しかしキャベツは結球ですが、葉牡丹は結球ではありません。ブロッコリー、カリフラワー、ケールも結球の分類ではないとされ、これらはより葉牡丹とは近い仲間といえます。

日本の書物から知る日本に渡来してからの葉牡丹の歴史

葉牡丹の基本となる植物がオランダ経由で日本に渡来したのは、江戸時代の中期とされています。1709年の生物学書であり農学書でもある「大和本草」には「オランダナ」という表記で、本草学者である貝原益軒が味が良いこと、花のことについて記載していたことから、当時は観賞用の植物ではなかったことがわかります。 1778年には「本草正正譌(ほんぞうせいせいか)」という書物に、山岡恭安が「牡丹菜(ボタンナ)」一名ハボタンと著し、初めて葉牡丹の名前が登場します。現在の冬に葉が色づく基本の葉牡丹のことが記載されています。 江戸時代から観賞用となるべく品種の育成や選抜は、東京の鹿骨(ししぼね)で主に行われ、明治時代の中期からは名古屋に移り、第二次世界大戦後は観賞用の葉牡丹の品種改良はより盛んになり、現在の葉牡丹へとなっていくわけですが、色づく葉牡丹を作ったのが日本なのかヨーロッパであったのかは、現時点では定かではありません。

葉牡丹の品種

葉牡丹の品種は丸葉系、ちりめん系、さんご系と大きく3つに分けられます。その中でも丸葉系は東京丸葉系と大阪丸葉系と分かれています。これらは様々な特徴がありますので、品種の系統と合わせて特徴を紹介しましょう。

丸葉系の葉牡丹

丸葉系の葉牡丹は、「東京丸葉系」と「大阪丸葉系」に分けることができます。同じ丸葉系でも葉の形状が異なります。また作られた時期も異なります。特徴は次の通りです。

東京丸葉系の葉牡丹が日本で生育が始められたのは、江戸時代からで日本で最も古い系統となります。葉の縮れがなく、丸いもので中心の部分が紫がかった濃い赤色のもの、やがて白色のものが生まれました。耐寒性、耐暑性に優れており、育てやすいのが特徴です。 大阪丸葉系は葉に縮みがみられる「名古屋ちりめん」の系統と、葉の縮れが著しい「サイベリアン」という品種とを交雑することでできた系統です。「名古屋ちりめん」が寒さに弱いため、耐寒性はやや劣ります。

ちりめん系の葉牡丹

ちりめん系の葉牡丹には、先に挙げました「名古屋ちりめん」となります。「名古屋ちりめん」は、明治時代に作られ、葉の縁が波のような形に縮れてるとか、フリル状と表現されることが多いです。大きな株で植えなおす際に、根の生育が他の系統より若干弱いため、花壇で育てるにはむかないとされています。寒さにも弱いです。

さんご系の葉牡丹

さんご系の葉牡丹は、ロシアから来た切れ葉のケールと丸葉系を交雑しできたものと、さらに丸葉系を交雑したものです。葉の縁が深く切れこみ、ひとつひとつの先が細長く、尖ったような形状をしています。 「紅さんご」、「白さんご」の2種類があり、新しい葉牡丹の系統になります。寒い地域でも栽培できるほどの耐寒性に優れた系統です。花が咲くまでが遅いため、葉牡丹の観賞できる期間が長いことも特徴です。

進化した葉牡丹

近年では品種改良によりさんご系よりも葉が細く切れ込みが深く尖った印象を与える「くじゃく系」が生まれたり、株の大きさが小さいミニ葉牡丹は、手頃な植木鉢などでも栽培できるようになりました。 草丈の低いものは寄せ植えに、草丈の高い葉牡丹は切り花として利用されています。ミニ葉牡丹は種類も豊富なので、結婚式のブーケなどのフラワーアレンジメントでもよく利用されています。 また長く伸びた茎を枝分かれすることで葉牡丹を花に見立て、「踊り葉牡丹」という遊び心のある仕立て方もあります。葉牡丹は江戸時代から現代に至るまで、日本で多く品種改良が重ねられることにより、「古典園芸植物」のひとつとなっています。

どうして葉牡丹という名前になったのか

学名「ブラシカ・オレラセア変種アセフェラ」が日本で葉牡丹という名前になった理由は、美しく色づいて幾重にも重なる葉が盃のように広がり、その様子があまりにも立派な牡丹の花のようだったためのようです。しかしこの植物のその様は花ではなく、葉で作られたものであったため「葉牡丹」と名付けられたのです。 英語名は「Ornamental Cabbage」といいます。葉姿がキャベツのように見えますが、その葉の色がとても華やかなため、「観賞用のキャベツ」という意味の名前になりました。その他にも「Flowering Kale(開花ケールまたは花のようなケール)」、「Ornamental Kale(観賞用ケール)」とも一般的に呼ばれています。

花言葉って何でしょう?

葉牡丹の花言葉を紹介する前に、花言葉がどのようにして生まれたのかご存知でしょうか。花言葉が生まれた経緯と、どのようにして世界に広まったのかを紹介しましょう。

花言葉が生まれた経緯

花言葉が生まれたのは17世紀のトルコとされています。トルコでは「草花には神のメッセージが込められている」とされ、愛しい人(恋人)に、自分の思いにあてはまる草花に思いを託して贈り、贈られた相手もまた草花に自分の気持ちを託して返事をするセラム(selam)というロマンチックな風習がありました。草花に特定に持たせた意味、それが花言葉となっていったのです。

花言葉をヨーロッパに伝えた人たち

その後、花言葉をトルコから世界各国に広めたとされる人が2人います。それはメアリー・W・モンタギュー(Mary Wortley Montagu ,1674年-1743年)とオーブリー・ド・ラ・モトレイ(Aubry de La Mottraye,1674年-1743年)です。 当時コンスタンチノープル(現在のイスタンブール)駐在大使夫人であったイギリスのメアリー・W・モンタギューが、1717年にイギリスでセラムの風習による花言葉についての文化を書籍として出版したことにより、ヨーロッパだけでなくアジアやアフリカに広まりました。 またスウェーデンの王であったカール12世が、ヨーロッパからアジア、アフリカなどを旅していたオーブリー・ド・ラ・モトレイを、1727年に宮廷に招いたことがありました。その時オーブリー・ド・ラ・モトレイが、カール12世にオスマントルコには花言葉があると紹介したことにより、花言葉が広く知られることとなりました。

花言葉がさらに広められた背景は?

ヨーロッパに伝えられ、花に特定の意味を持たせた「花言葉」そのものが人気となった背景には、フランスの貴族社会が関係しています。19世紀の初め、草花を人にみたてた詞華集がフランスの貴族の中で人気でした。 草花と特定の意味の組み合わせで作った詩をノートに書き込み、そのノートを貴族同士で回覧しているほどでした。草花に性質に当てはめて恋人を誉め讃えたり、あるいは裏切り行為に対する非難をしたりと、多くは恋愛に関する事例に対しての詩が多く、貴族間で参考にされていたようです。

花言葉の辞典のはじまり

フランスの貴族の間で流行した背景も踏まえつつ、1819年12月フランスのシャルロット・ド・ラトゥールが最も初期の花言葉の辞典である「Le Langage des Fleurs(花言葉)」を発表しました。載せられた花言葉の数は270を超えていたとされています。花言葉はフランスで人気を博し、この辞典は受け継がれ、フランスだけでなく様々な国で何度も再版されました。 一方ヴィクトリア王朝のイギリスでは庭園文化が栄えており、花言葉の本も数多く出版されていましたが、その中でも挿絵入りの花言葉の辞典が出版されると、それまでよりも大きな評判となりました。その本はケイト・グリーナウェイ(Kate Greenaway,1846年-1901年)というイギリスの有名な絵本画家が手掛けたものでした。 そして今でもシャルロット・ド・ラトゥールとケイト・グリーナウェイの考え出した花言葉が基本となり、さらに新しい花言葉が各国で生まれていくのです。

花言葉は国によって違う?

ヨーロッパで人気になった花言葉は、ギリシャ神話やローマの神話の伝説をもとにしてつけられた花言葉や、キリスト教による宗教的な象徴に基づくものをもとにしてつけられた花言葉が多くみられます。 そして様々な国での文化や風習、宗教的な関係から、花言葉は変化していきました。ですから同じ花でも国によって異なる花言葉になっていたり、ひとつの花に複数の花言葉があっても、まったく関連性のない花言葉があるのはこのためです。 花言葉の辿ってきたルートが異なることにより、ひとつの花の花言葉に相反する意味の花言葉がついている場合があるのです。花のイメージや印象が国によって異なっているからなのでしょう。

花言葉は日本にいつ頃輸入されたのでしょう?

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花言葉が日本に輸入され、使用されるようになったのは、19世紀の終わり、明治初期です。日本でも花言葉が輸入された当初は、ヨーロッパの花言葉をもとに使用していましたが、ヨーロッパからの花言葉が日本の文化や生活に合わないものや、あまり良いイメージでないものは、使用しない方向に流れていきました。 このように使用している間で、やがて日本の文化や生活に合った花言葉が生まれたり、もとの花言葉に付け加えられたりするようになりました。例えば日本では野菜や樹木にも花が咲くことから、新しく野菜や樹木にも花言葉がつけられました。これは日本で新しく始められたものなのです。

現代の日本の花言葉の命名方法

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園芸産業が著しく発展している現在、新しい品種の花が次々と生まれています。また観賞用の花の販売促進のために花言葉は活用されるため、自ずと花言葉は増えることとなります。日本独自の品種改良を施され生まれた新品種には、日本で花言葉をつけます。その際どこが花言葉をつけるのかが気になることでしょう。 日本で生まれた新品種の花の花言葉は、新品種の開発をした者が花言葉をつける場合と、その花を販売する会社がつける場合があります。その他の方法としては、新品種の花を生産している人が、消費者に向けその新品種の花の花言葉を広く募って、命名する場合があります。 また海外から輸入される花の花言葉が、あまり良いイメージをもたらさないものであった場合には、もとの花言葉を取り入れず、良いイメージの花言葉のみを取り入れたり、あるいは日本で好感のもてる良いイメージの花言葉に変更する場合もあるようです。 いずれにしても日本の場合には、花卉業界の団体によって決められています。花言葉によって花のイメージは左右されるため、イメージアップや経済効果を上げるためにも慎重に選ぶのでしょう。

葉牡丹の花言葉はお祝いに向いている?

葉牡丹の花言葉は、「祝福」、「愛を包む」、「利益」、「華美」、「慈愛」、「物事に動じない」などがあります。いずれも縁起の良い花言葉なので、お正月には欠かせないものとされています。大きい株の葉牡丹を贈り物にすることは、なかなかできませんが、最近では手に入りやすいミニ葉牡丹のタイプならば、お正月飾りや正月花だけでなく、様々なお祝いの贈り物にすることが可能です。

葉牡丹の花言葉の由来

葉牡丹の花言葉を紹介しましたが、どうしてその花言葉になったのか気になることでしょう。葉牡丹の花言葉の由来やどのようなシーンで使用するとよいかを紹介しましょう。今後の様々なシーンで活用できるので参考にしてみてはいかがでしょう。

花言葉「祝福」

葉牡丹の花言葉「祝福」の由来は、紅色や白色の葉がみごとに重なりあう様子からつけられたものです。日本では昔から紅白は祝い事には欠かせない色です。対照的な紅白二色が一対となることで、「めでたい」や「お祝い」を表す場合があるためです。 日本では昔から富貴花とも呼ばれる縁起の良い冬牡丹を「千両」や「万両」という植物と共に、お正月の時にお正月飾りとして飾っていました。冬牡丹は春牡丹を江戸時代から品種改良を重ね花の無い1月~2月に咲くようにしたもので、冬牡丹の価格は高価なものでした。 葉の色が鮮やかになる葉牡丹は、11月から3月が観賞するのに良い時期で、牡丹の花に良く似ている上に、丈夫で手頃な価格なため、一般的にお正月飾りに取り入れられるようになりました。このようなことから「祝福」が葉牡丹の花言葉となりました。 葉牡丹の花言葉「祝福」は、お正月や誕生日のお祝いだけでなく、幅広いお祝い事に使用することができるでしょう。

花言葉「利益」の由来はふたつある?

葉牡丹の花言葉「利益」の由来は2つあります。ひとつはキャベツと関係が深く、もうひとつは中国の故事が関係します。そのように由来が複数あるのは、花言葉が日本に来るまでに辿ってきたルートが複数ある証とも言えるでしょう。

花言葉「利益」はキャベツと同じ由来?

葉牡丹がキャベツの仲間で良く似ていることから、キャベツの花言葉が「利益」であったため同じになったという説があります。 そのキャベツの花言葉である「利益」の由来は、西洋から伝わる話に、キャベツの形状から中心の丸い中に幼い芽や花があることになぞらえて、「大切なもの=赤ちゃん」が入っているという言い伝えがあります。 日本でも1983年頃に「キャベツ畑人形」が流行したことがありました。キャベツの中から赤ちゃんが生まれたというコンセプトでしたが、この人形の作者が幼い頃聞かされたエピソードがあったためでした。このことからもキャベツの中には赤ちゃんがいるという発想や言い伝えがあったことがわかることでしょう。 キャベツの花言葉の「利益」は、キャベツの丸く一枚一枚包まれた葉の中には、うれしい「利益」となる大切なものが入っているということなのでしょう。

花言葉「利益」は中国の故事に由来する

キャベツと同様の花言葉である「利益」説以外に、もうひとつの説があります。それは中国の三国志でも有名な、政治家であり戦術家でもある諸葛孔明が、中国の戦場においてキャベツを食料にするため栽培し兵士たちに与え、キャベツが戦に役立つ食材であった故事を由来とする説もあります。 花言葉「利益」は、商売繁盛を願う場合や成功を願う場合など、開業祝いや引越し祝いなどに使用することができるでしょう。

花言葉「愛を包む」

葉牡丹の花言葉「愛を包む」は、葉牡丹の葉は何枚も重なり合い、中心の花を大切に包んでいることから、真ん中の部分に何かを包める形だからという説や、中心部分の花を赤ちゃんに見立て、幾重もの葉が赤ちゃんを包み込んでいるからということに由来します。この点ではキャベツと葉牡丹の花言葉「利益」と共通していることとなります。 葉牡丹の幾重にも重なる葉の様子から、大切なものを大事に大事に愛おしく包み込むことを表していることから「愛を包む」が、葉牡丹の花言葉となったのでしょう。 葉牡丹の花言葉「愛を包む」は、大切な赤ちゃんを守り育むことから、出産祝い、結婚祝いには最適といえるでしょう。

花言葉「慈愛」

葉牡丹の花言葉「慈愛」は、「祝福」や「愛を包む」と同じように、中心の花を大切に包み込んでいるさまからきています。親が子を愛してやまないように、何があっても中心の花を守りぬくという固い決意、大きな愛が感じられる花言葉です。 葉牡丹の花言葉「慈愛」は、いつも慈しみ大切に想う人に贈る愛のメッセージとなってくれることでしょう。

花言葉「物事に動じない」

葉牡丹の花言葉「物事に動じない」は、葉牡丹の株の大きさ、葉が大きく広がりどっしりと構えているようにみえることに由来します。大きく安定感のある葉牡丹は、心の安定をもたらしてくれることでしょう。 葉牡丹の花言葉「物事に動じない」は、どんなことにも揺るぎない貴方を頼りにしていますという気持ちが伝えられることでしょう。あなたが頼りにしたい人に贈るのはいかがでしょう。

葉牡丹には紫色など色別の花言葉があるのか?

葉牡丹の中心部分の色は白、クリーム、ピンク、紅、紫とありますが、バラの花などのように花の色によって花言葉があるわけではありません。それは葉牡丹の色づくのは葉の部分だからという理由だからでしょうか。葉言葉があるなら色別も考えられますが、葉牡丹の花の色は黄色の一色なので、花言葉が色別にはないということなのでしょう。 ただ、葉牡丹の場合は葉姿から連想される花言葉なので、それだけ葉牡丹の葉姿は、花のように美しいと言われる所以でしょう。 そのため葉牡丹を贈る場合は、葉の色を気にして選ぶ必要はありません。またミニ葉牡丹は種類も豊富なので、切り花でフラワーアレンジメントをする場合や寄せ植えの場合にも、他の花との配色が合えば良いと言えるでしょう。葉牡丹はメインにもなれれば、他の花を引き立たせることもできる便利な植物なのです。

葉牡丹は食べられるのでしょうか?

葉牡丹は別名花キャベツといいます。確かに結球はしていませんが、キャベツの仲間ですし、青汁などで有名なケールの仲間でもあります。食べられるかどうか気になるところです。 葉牡丹を食べることは可能なようです。ただしそれは自分が食用として種から育てた場合のみです。そして小型品種のものを選ぶのがよいとされています。小型品種のものは大きな葉牡丹よりも葉が柔らかいためです。キャベツの外側の葉が硬いように、葉牡丹の葉も硬いので、生食には向きません。炒めたり、天ぷらなど加熱処理すれば、青臭さや苦味も少なく、味も食べにくくはないようです。 アメリカではブロッコリーよりも栄養価に優れているとして、観賞用とは別に食用としての葉牡丹も注目されているようです。

葉牡丹を食べないほうがよいと言われる理由

自分で食用に種から育てた葉牡丹は食べられるといわれている一方、食べないほうがよいといわれている現実もあります。その理由を紹介しましょう。 ひとつは市販の葉牡丹は観賞用に栽培されているため、食用のための野菜用農薬でない農薬の付着があるためです。ではこれから育てる苗だったら良いのではと思うかもしれませんが、苗も観賞用としてしっかり育つために農薬を使用していますので、食べてはいけません。 もうひとつは食用としての流通がないためです。葉牡丹は日本に渡って来た時は食べられていたようですが、日本では観賞用の品種改良に重点をおき、食用分野では毒性の研究に乏しいためです。食用としての流通がないということは、安全性が確立していない可能性がありますので、十分気をつけなくてはなりません。食べる場合には慎重によく調べることが大切なのでしょう。

葉牡丹にまつわるお話

葉牡丹の歴史は古いため、葉牡丹の用途は幅広く、花壇にはじまり鉢植えやプランター、切り花では生け花の材料として、ご祝儀用の花としても利用できますから、人々の生活や文学においても関わりがあるようです。葉牡丹に所縁のあるお話をいくつか紹介しましょう。

季語としての葉牡丹

葉牡丹は晩冬の季語です。二十四節気の小寒(1月5日頃)から立春の前日(2月3日頃)までを表す「水仙」、「冬椿」、「蠟梅(ろうばい)」といった植物とならぶ季語です。多くの俳人に詠まれ、親しまれています。俳句は五、七、五の十七文字の中に季語を入れ、思いを詠むものです。葉牡丹を季語に冬の日を一句詠んでみてはいかがでしょう。

宮沢賢治と葉牡丹

「雨ニモマケズ」の作品でも有名な詩人であり童話作家の宮沢賢治は、自身の作品「銀河鉄道の夜」の中で、「紫いろのケール」として葉牡丹をアスパラガスと共に寄せ植えしてある状況を著しています。その他にも詩の中で「縮葉甘藍」や「羽衣甘藍」とケールのことを使用しています。 農民生活に思いの強かった宮沢賢治は、葉牡丹が寄せ植えや花壇にふさわしいと予見していたのでしょう。宮沢賢治が作品の中で葉牡丹をどのように描いたのか、思い巡らせながら作品を読んでみるのも良いでしょう。

葉牡丹を育ててみましょう!

縁起の良い花言葉を持つ葉牡丹を育ててみるのはいかがでしょう。葉牡丹は種から育てることができますが、種から育てるのは少し面倒だし、大変というという場合には、苗から始めることができます。

苗の植え付け

苗は秋になるとホームセンターやガーデニングの専門店など園芸店にて販売されますので、購入することができます。葉が多く、下の葉が垂れていない勢いのあるもの、茎が細くないしっかりした苗を選ぶのが良いでしょう。気温が5℃以下になると葉牡丹の根がはりにくくなるので、購入したら早めに植え付けてあげましょう。 葉牡丹は通気性や保水性のある小粒の赤玉土7と腐葉土3の割合の用土を作り、軽石、リン酸分が多く入った緩効性化成肥料を合わせて植え付けます。鉢植えのミニ葉牡丹の場合には赤玉土の種類を顆粒にします。 しかしそののような配合することが難しいという場合には、市販の「花と野菜の土」というものがありますから、そちらを利用するのも良いでしょう。「花と野菜の土」は花や野菜を育てるための土や肥料が、バランスよく配合されているので便利です。 地植えにする場合には、日当たりの良い場所を選び、良く根がはれるように苗よりも深く大きく掘り、複数植える場合は間隔を葉と葉が触れ合わない20~40cm程度離して植えると良いでしょう。鉢植えの場合は1株あたり6号以上の鉢を使用するのが良いでしょう。

水やりと肥料の与え方

地植えの場合はしっかり根をはる2週間程度は水やりをし、それ以降は雨が降らない日が続き、乾燥しすぎないかぎり、水やりをしなくても良いでしょう。 種から育て苗にしたものを鉢などに植え付けた場合には、しっかり根をはるまでのおよそ2週間は土が乾かないように水やりが必要です。しっかりした苗となっているのであれば、植え付けたときはたっぷり水をやり、それ以降は土が乾いたら水やりをするというペースで大丈夫です。 肥料は植え付けの時の土に配合しましたので、必要ありません。また、葉の色づきを悪くする原因になるので、葉に色づき始める時期には肥料の効果がきれていることがベストです。ですから葉が色づき始めたら、特に肥料は与えないように気をつけましょう。 ミニ葉牡丹の場合は生育が悪い場合には、速く効果が出て、効く期間が短い液体の肥料を既定量~少し薄めた量程度を1週間~10日のペースで水やりの代わりに与えると良いようです。

害虫や病気には要注意

アブラナ科の葉牡丹につきやすい害虫は、アオムシ、アブラムシ、ヨトウムシです。モンシロチョウの幼虫であるアオムシは4~6月、9~11月頃に発生し、葉を食べてしまいます。アブラムシは小さく茎や葉にびっしりとついて動かず吸汁する虫です。この虫はウイルスを持っているため、植物が病気になってしまいます。ヨトウガの幼虫ヨトウムシは夜中のうちに葉を食べてしまいます。 葉牡丹のなりやすい病気はうどんこ病で、葉に白いぽつぽつしたものができ、やがて広がっていきます。発生時期は4~10月、気温17~25℃の頃です。そのため真夏と真冬には自然と治ってしまいます。 これらの害虫や病気は、葉牡丹の生育に影響を与えるため、指定の薬剤の使用上の注意をよく参照した上で使用し、対策をすると良いでしょう。

寄せ植えにしてみましょう

葉牡丹に合う寄せ植えの植物は、ゴールドクレスト、シルバーリーフ、パンジー、プリムラジュリアン、アリッサム、ガーデンシクラメン、アイビーなど数多くあります。 寄せ植えしたい植物と、バランスよく寄せ植えできる大きさの鉢や土などを用意します。寄せ植えは見た目のバランスが重要です。配置する植物の丈がどのように変化するかも考えて配置しましょう。 ひとつの例ですが、草丈の高いものを中心または後方に配置し、手前側には草丈の短いものを配置します。その鉢植えをどこから見るのかの視点を考えながら、構想を練り、決まったところで植え付けをするのが良いでしょう。 葉牡丹はメインでもサブ的役割もでき、和風にも洋風にもできるので便利です。草丈の低い類の部分に配置し、お好みの寄せ植えに仕上げてみてはいかがでしょう。自分でアレンジした寄せ植えは、愛着がわくものです。きっと素敵にできることでしょう。

縁起のいい葉牡丹でお正月を迎えましょう!

葉牡丹は「祝福」「利益」「慈愛」など、縁起の良い花言葉ばかりということがわかりましたので、お正月の年神様を迎えるには、とてもふさわしい植物でしょう。お正月飾りやお正月花は最近は住宅事情により玄関先ばかりでなく、玄関や室内に小さなフラワーアレンジメントとして飾るケースも多くなっています。 葉牡丹は和風にアレンジすることも、洋風にアレンジすることもできますので、お部屋の雰囲気に合わせて、「松」、「梅」、「千両」や「南天」、「水仙」や「薔薇」など縁起の良い花と組み合わせて用意すると良いでしょう。 自分でフラワーアレンジメントをするのが苦手と思う方には、既に作られたお正月飾りやお正月花がありますので、飾りつけをするまでに購入しても良いでしょう。通販を利用する場合は、12月28日までに家に届くように手配をすると良いでしょう。 お正月飾りなどを飾るには、12月29日は「二重苦」、「苦立て」、「苦を待つ」とされ、縁起が悪いと避ける傾向があります。また12月31日は「一夜飾り」といって、ばたばたと慌ただしく年神様を迎える準備をしていると、年神様に失礼という謂れがあります。遅くても12月30日には飾れるように準備をすると良いでしょう。片付ける時期は地域によって異なるので、地域の風習に従うのが良いでしょう。

葉牡丹の花言葉は幸せを呼ぶ言葉

葉牡丹の花言葉を中心に、葉牡丹の歴史や種類、花言葉の成り立ちなどを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。色鮮やかな葉牡丹は日本の品種改良の賜物でしょう。さらに進む品種改良の技術は、ミニ葉牡丹を生み、多くの人々に幸福をもたらしてくれています。 校庭や公園の花壇では、子供たちや訪れる人たちに「祝福」や「慈愛」を、開業や引越し、結婚や出産祝いには「祝福」や「利益」を、尊敬する人には「物に動じない」強い心を与えてくれることでしょう。 葉牡丹の花言葉は愛が溢れ、幸せを呼んで来る素敵な花言葉です。あなたがいつも一緒にいたい人に、そしてあなたが幸せを願う人に、葉牡丹と共に花言葉を添えて贈るのはいかがでしょう。その幸せはやがてあなたのもとにも訪れることでしょう。

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