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「デンタルフロス」が臭いの原因とは|虫歯や口臭との関係性など

更新日:2020年08月28日

デンタルフロスの臭いについて、デンタルフロスを使用したときに感じる臭いにはどんな原因や、デンタルフロスの正しい使い方とデンタルフロスを使う意味を書いています。この記事を読んで、口内環境の改善や虫歯、歯周病などの予防への意識を高めていただきたいです。

「デンタルフロス」が臭いの原因とは|虫歯や口臭との関係性など

デンタルフロスの使用方法と種類

デンタルフロスは補助的清掃用具であり、歯ブラシと一緒に使うことで歯ブラシでは除去することができない、歯間の汚れを取ることができます。歯ブラシのみでは歯と歯の間の狭いところまで届かずにみがき残しの原因となってしまい、虫歯の原因となってしまいます。デンタルフロスを使用することで、歯ブラシでは取れない箇所の汚れを取ることが可能です。

デンタルフロスは、白い糸状のもので歯と歯の間に糸を入れ、汚れを取るように糸を前後にこするようにして使用します。自分の好みの長さに調節して切って使うことができるロールタイプやホルダー型タイプのものがあり、使いやすさに合わせて選ぶことができます。

デンタルフロスの気になる臭い

デンタルフロスを使用したことがある人で、使用後のデンタルフロスの臭いに悩んだことがある人は多いのではないでしょうか。せっかくデンタルフロスで歯と歯の間をきれいにしたのに、デンタルフロスの臭いが気になるとすっきりしないです。なぜデンタルフロスが臭いうのか、臭いの原因を探っていきます。

デンタルフロスの臭いの原因とは?

虫歯

デンタルフロスの臭いの原因としてまず虫歯があげられます。虫歯といってもすべての虫歯がデンタルフロスの臭いの原因となるわけではありません。

デンタルフロスの臭いの原因となる虫歯は、歯と歯の間に虫歯ができてしまい穴があいた状態でその部分に細菌や食べかすがたまりそれが臭っていることが原因です。

臭いのすべてが虫歯とは限りませんし、歯と歯の間は見えないので虫歯ができているのか自分で判断するのはむずかしいですが、他の箇所より強く臭う場合や、デンタルフロスを通したら詰め物が無いのに引っかかる、デンタルフロスが切れるといった状態が続くようであれば虫歯の可能性が考えられます。

詰め物があっていない

デンタルフロスの臭いの原因2つ目は、詰め物が合っていないことです。虫歯を治療する際に、詰め物を入れることがありますが時間が経つと詰め物が合わなくなってしまうことがあります。詰め物が合わなるということは、歯と詰め物の間に隙間ができてしまうということです。

その状態になると、隙間に食べカスがつまったままになってしまい、それが臭いの原因になることがあります。

また、隙間に詰まった食べカスを放っておくとそこから虫歯菌が繁殖して虫歯になってしまうことがあります。詰め物をしたところをデンタルフロスを通した時に、引っ掛かりが強かったり切れてしまうことがあれば、詰め物が合っていないと思った方がいいです。

歯周病

デンタルフロスの臭いの原因3つ目は、歯周病です。実は、歯周病が一番臭いが強いと言われています。

そもそも歯周病は歯周病菌が原因で歯茎に炎症が起こる病気です。それが進行すると骨などが破壊されてしまいます。また、歯周病菌が全身に回り心疾患、糖尿病、脳梗塞その他重大な疾病の原因となるということが分かっています。

歯周病が進行すると、歯と歯の間の歯周ポケットが深くなってしまいます。そうすると、歯周ポケットの溝の中で生きている細菌がガスを放ちます。そのガスが原因で細胞が傷つけられ、膿がでます。この膿が悪臭の原因となります。デンタルフロスを通した時に、悪臭、血や膿がでたら歯周病の可能性があります。

取り除けなかった食べカスと細菌

デンタルフロスの臭いの原因4つ目は、歯ブラシでは取り除けなかった食べカスです。歯ブラシのみでは食べカスは取り除くことはできません。歯と歯の間の取り除けなかった食べカスは、時間が経つと腐敗してしまいそれが悪臭を放ちます。これが原因でデンタルフロスを通した時に臭いがでます。

デンタルフロスの臭いの原因は虫歯なのか?

デンタルフロスの臭いも原因は虫歯ですとは言い切れません。虫歯以外にもデンタルフロスの臭いの原因は、歯周病や詰め物の劣化などがあります。今までデンタルフロスを使ってきたのに、急に臭いが気になるようになった、初めてデンタルフロスを使ったら特定の箇所の臭いが気になるなどの症状があれば、歯や口内に異常があると疑った方がいいでしょう。

デンタルフロスの臭いが好きな人は?

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初回公開日:2017年08月18日

記載されている内容は2017年08月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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