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行動力のある人の特徴10・行動力を身につける習慣

更新日:2024年01月14日

ビジネスマナー

仕事をし評価をされるためにはいくつかの必要なスキルがあります。コミュニケーション能力、交渉術、行動力、決断力・・・。先に挙げたような必須スキルの中でも今回は「行動力」に焦点をあて、行動力をつける方法・行動力がある人とない人の違いとは?という考察をしていきます。

行動力とはなにか

行動力とは、自らの意思で積極的に行動を起こせる能力のことを言います。 人は、何か目標ができた時や物事を始めたい時などに、それを「やる」のか、「やらない」のか、一度脳で考えます。そこからいろんな要素を考慮して人それぞれ判断が分かれるのですが、「やる」と決めて実際に体を動かして踏み出す能力を指します。 行動力はビジネスではとても必要な要素の一つです。今回は行動力について詳しく掘り下げていきましょう。

行動力の類語

行動力には似たような言葉が存在します。それが「実践力」「実行力」「遂行力」です。これらの言葉は一般的にも幅広く認知されてるので、皆さんも日常生活の中で使用していたり、もしくは聞いたことがあるでしょう。 とても身近な言葉ですが、本当にその使い方は正しいですか。また意味を聞かれた時、自信を持って答えられますか。そこには微妙なニュアンスの違いがあります。もう一度、確認がてら見ていきましょう。

類語1「実践力」

実践力とは、理論や理念を実際に行う能力です。実践力は主に管理職の方々に求められる総合的な能力で、とてもハイレベルな能力です。この実践力を構成している要素は5つあります。 ・コミュニケーション能力 ・現状分析力 ・ビジョン共有力 ・問題解決力 ・行動力 です。これらは誰にでもすぐ手に入れられる能力ではなく、長年の経験から体得した一種の宝物みたいな能力です。そして、ビジネスの場面ではこれが大いに役立つ武器になります。

類語2「実行力」

実行力とは、計画などを立てて実際に行い、実現する能力です。過去の経験から来る学びを生かし、より良い計画を立ててそれを行います。ここでのポイントは、過去の経験を生かしているという点です。つまり、最初に行った時よりも確実に成功する確率が上がっていて、自然と成果が出ます。 実行力は、つまり積極的に行動する力に+αの能力と言えるでしょう。また、計画の途中でも常により良い方法を選択し進めていくことができます。

類語3「遂行力」

遂行力とは、最後までやり通す能力のことです。せっかく始めたことなのに、最後までできずに途中で諦めてしまっては勿体無いでしょう。特に結果重視のビジネスの場合、過程よりも結果を求められることが多いです。 この能力はその達成に至るまでに一体どういった順番で、どういう風にやるのかを考えて、実際にそれを行う力のことを指しています。実際、どういった風にやれば効率良くできるか考える過程もこの能力に含みます。

行動力のある人の特徴

行動力のある人の特徴はとても簡単に言うと、基本的にすごくポジティブで器用な人と言えるでしょう。その中でも詳しく言えば一体どんな特徴があるのでしょうか。また、どんな風に物事を捉え、どのように行動しているのでしょう。 今回は行動力のある人の特徴を10個にまとめました。それでは詳しく見ていきましょう。

特徴1「決断が速い」

行動力のある人は物事をさっさと決めます。これは単なる一例ですが、レストランで何を注文するのかすぐに決めれる人、いますよね。まるで考える事に制限時間が決まっているかのように、さっさと決めてどんどん事を進めます。 それはすぐに答えが出ない問題だったとしても、よく考えた上で出す結論も、また速いです。ビジネスの場面でも、あまり時間のない中で結論に至らなければいけない時こそ行動力のある人が必要とされます。

特徴2「周りに惑わされない」

行動力のある人は周りをあまり気にしていません。これは決して自己中心的なネガティブな意味ではなく、自分の個性を大事にしているという意味です。 世の中まったく同じ人は存在しないのだから意見は違って当たり前という認識が自分の中にあり、自分の意見が周りと違うからって人に合わせたり、コロコロ変えたりはしません。むしろそれをやり出したらきりがないとさえ考えていて、真ん中に一本突き通すブレない軸があります。

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初回公開日:2016年12月06日

記載されている内容は2016年12月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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