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就活の面接で適切なカバンの例
就活は人生の一大イベントですから説明会、OB訪問、エントリーシート、インターンなどどれひとつとして気を抜けるものはありません。中でも面接は実際に企業の採用担当者や重役と会って質疑応答をするわけですから、服装や持ち物から完璧な装いで臨みたいものです。就活の面接に適切なカバンについてご紹介します。
まず前提として「カバンが理由でプラスになることよりもカバンでしくじってマイナスになることが多い」ということを押さえておいてください。いくら面接にベストマッチなカバンを持っていったからといってそれが理由で採用されることはありません。
「面接の場にふさわしいカバンを持つことでビジネスマナーをわきまえていることをアピールできる」「変なカバンで悪い印象を持たれないようにする」といった認識でいてください。面接におけるスーツやネクタイ、シューズなどと同じくカバンも「ビジネスマナー」に則ったものでなくてはいけません。
まず、男女ともに共通するデザインの原則は、
①黒
②無地
③ビジネスバッグ
の3つです。
無地の黒が基本とはいえ、派手すぎなければストライプ、ブランドのロゴ入りのデザインでも問題ないです。ただし、高級素材(本革、伝統織物など)で出来たものやブランドのロゴで一目でハイブランドだと分かるものは避けるようにしましょう。
面接のみならず就活におけるカバンの基本はビジネスの場にマッチしていて実用的であるということです。就活用の資料がそのまま入るようにA4サイズ以上で幅が広く床に置いたときに自立できるものを選ぶようにしましょう。自立可能なカバンでしたらイスなどに立てかける手間もかかりませんし、面接中にすべり倒れて邪魔することもありません。
また、自立式の方が床に置いたときの見栄えも良いです。やわらかい素材でできたカバンにありがちな「くたんと床に寝た姿」というのはどうしても清潔感がないように見えたり、だらしなく見えてしまうものです。
面接の際にビジネスバッグ以外のカバンで行った場合にはどうなるのでしょうか。一部のベンチャー企業のように私服で勤務するからカバンでなくてリュックサックでもOKというような企業ならば問題はないでしょう。
しかし、大半の企業では説明会の段階からスーツ・黒髪・ビジネスバッグのビジネスマナーを守ったスタイルが求められます。リュックサックやメッセンジャーバッグ、ハイブランドの非ビジネスバッグで面接に行くというのは、派手な色のスーツ・金髪・ピアス・運動靴で面接の場にいるのと同じぐらい非常識で就活上不利な行為です。ビジネスバッグではなく場の雰囲気とミスマッチである、それだけで減点対象です。
ですので、先ほど述べた①黒②無地③ビジネスバッグ、の原則を忘れないようにしましょう。
1:男性の場合のカバン
男性の場合は手提げ型がほとんどです。上にあるように黒の無地のカバンを基本的には選びましょう。無地でなくストライプ(シャドーストライプ程度)やブランドロゴ入りといったデザインも派手でない限りは許されますが、カバンの色に関しては黒以外の色は避けたほうが無難です。
実用性を考慮するとナイロンやポリエステルといった軽量で防水性に優れている素材が良いでしょう。ビジネスバッグにおいて「本革」などのレザー素材は年配の管理職クラスのサラリーマンが持つものというイメージがありますので就活生が持っているのは違和感しかありません。
一目でハイブランドだと分かるカバンも同様です。高級車に乗って通勤する新入社員のようなアンバランスさ、非常識さがあるので避けましょう。
また、男女共通することですが就活中のカバンには筆記用具や名刺入れ、充電器に折り畳み傘などの小物もぎっしりと収めることになりますので、必要に応じてすぐに取り出せるように内ポケット・小物入れが付いていて整理しやすいタイプのカバンが便利です。
また説明会や面接、各種受付では資料や書類を出し入れする場面が多いですから、大きめの外ポケットが付いているカバンだと資料を出し入れするのに非常に便利です。