間違う人も多い、履歴書での「同上」の正しい書き方と例

学歴の欄でも学校名が同じになりますが、この欄で「同上」を多用するのはあまり好ましくありません。なので、今回は、履歴書を読む人事の方に良い印象を与えられる「同上」の使い方を、例文を示しながら紹介していきます。今後の履歴書作成の参考にしてください。

「同上」の書き方

元々「同上」とは、前に述べたことと同じ内容を述べることを意味します。「同上」の他にも、同じ内容を記載するときに「〃」と書いて省略することがあります。「同上」とこの記号の意味は同じですが、「〃」は「同上」よりもカジュアルな記載の仕方なので、正式な文書を作成する際は使用しません。

一方で、「同上」は履歴書やエントリーシートのように、正式な文書でも使える言葉なので、履歴書やエントリーシートで同じ内容を繰り返して書かなければいけないときには、「同上」と記載して、同じ内容の繰り返しを避けることができます。

具体的に、履歴書のどういった欄で「同上」を使用できるのかご紹介します。

住所欄、緊急連絡先、帰省先欄があり、それが同一の場合
学歴欄の高校、大学への入学、卒業の学校名を記載する場合
職歴欄の会社への入社・退職の会社名を記載する場合
このような場合には、「同上」と記載しても問題ないと一般的には解釈されています。

「同上」の書き方の注意点

上で挙げた場合に限り、内容を繰り返す際には「同上」を使用して履歴書を作成できると言いましたが、上で具体例として挙げたすべての箇所に関して「同上」を使うと、読み手に手抜きの印象を与えてしまいます。

手抜きと思われずに効果的に使える項目として挙げられるのが、現住所、緊急連絡先、帰省先の欄です。そこに記載する内容が同じになってしまう場合にのみ、「同上」を使用するのが良い使い方です。学歴欄の学校名や職歴欄の会社名に関しては、手間と感じてしまっても、「同上」を使用せずに同じ内容を繰り返して書いた方が丁寧な印象を与えられます。就活で履歴書を作成した経験のある方のほとんどは、このような欄では同じ内容でも繰り返して書いていたはずです。

「同上」の例文

それでは実際に、住所や帰省先の欄での効果的な「同上」の使用例と、それに加えて学歴欄でも「同上」を使用してしまう悪い例などを比較してみていきましょう。

「同上」の例文1:「同上」と記載する場合

〒***-****

ふりがな:とうきょうと〇〇く〇〇 △ー◇◇ ☆☆まんしょん ▲ごうしつ

現住所:東京都〇〇区〇〇 △ー◇◇ ☆☆マンション ▲号室

電話番号:**(****)**** 携帯番号:***(****)****

Eメール:*******@***.***



〒   -

ふりがな:

帰省先:  同上

電話番号:  (    )     携帯番号:   (    )

Eメール:       @

「同上」の例文2:「同上」と記載しない場合

〒***-****

ふりがな:とうきょうと〇〇く〇〇 △ー◇◇ ☆☆まんしょん ▲ごうしつ

現住所:東京都〇〇区〇〇 △ー◇◇ ☆☆マンション ▲号室

電話番号:**(****)**** 携帯番号:***(****)****

Eメール:*******@***.***



〒   -          (現住所以外に連絡先を希望する場合にのみ記入)

ふりがな:

帰省先:

電話番号:  (    )     携帯番号:   (    )

Eメール:       @

「同上」の例文3:学歴欄で「同上」を使用した例(悪い印象を与える例)

〒***-****

ふりがな:とうきょうと〇〇く〇〇 △ー◇◇ ☆☆まんしょん ▲ごうしつ

現住所:東京都〇〇区〇〇 △ー◇◇ ☆☆マンション ▲号室

電話番号:**(****)**** 携帯番号:***(****)****

Eメール:*******@***.***

〒   -

ふりがな:

帰省先:  同上

電話番号:  (    )     携帯番号:   (    )

Eメール:       @

学歴:

2007年4月:私立〇〇中学校 入学
2010年3月:同上      卒業
2013年4月:私立〇〇高等学校〇〇科 入学
2013年3月:同上          卒業
2013年4月:〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
2017年3月:同上           卒業予定

「同上」の例文4:学歴欄で「同上」を使わない例(良い印象を与える例)

〒***-****

ふりがな:とうきょうと〇〇く〇〇 △ー◇◇ ☆☆まんしょん ▲ごうしつ

現住所:東京都〇〇区〇〇 △ー◇◇ ☆☆マンション ▲号室

電話番号:**(****)**** 携帯番号:***(****)****

Eメール:*******@***.***

〒   -

ふりがな:

帰省先:  同上

電話番号:  (    )     携帯番号:   (    )

Eメール:       @

学歴:

2010年3月:東京都〇〇区立〇〇〇〇中学校 卒業
2010年4月:東京都立〇〇高等学校〇〇科 入学
2013年3月:東京都立〇〇高等学校〇〇科 卒業
2013年4月:〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
2017年3月:〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業予定

履歴書では、「同上」を使いすぎないようにしよう

上でも述べましたが、「同上」は使用しすぎると、悪い印象を与えてしまいます。なので、学歴欄で、同じ内容を繰り返して書かなければならない内容が複数ある場合でも、「同上」は使用せずに、現住所の他に帰省先を記入する欄があり、現住所と記載先の住所が同じである場合にのみ、「同上」を使用するのが懸命な「同上」の使用の仕方です。

簡単に言うと、実家暮らしで長期休業期間に帰省の予定がない方が、帰省先の欄に「同上」を使える、ということです。面倒だからといって学歴の欄などで「同上」を多用しないようにしましょう。面倒といいても数分で済むので、手間をかけて読み手の人事の方に丁寧な印象を与えられるようにしましょう。履歴書は最初から最後まで読まれる、重要な書類です。

おわりに

以上、履歴書における「同上」の書き方と、その使用例についてみてきました。

注意する点は、学歴の欄では「同上」を使わないという点です。「同上」と書くのは楽ですが、あまり「同上」を使って履歴書を作成する人は少ないので、手抜きの印象が強くなってしまいます。基本的には帰省先の欄でしか「同上」は使用しないので、地方から都心の大学に進学した方などは「同上」を使用することはないと思います。なので、該当する方のみ「同上」を使用するように気をつけて下さい。

「同上」はそもそもが省略なので、抵抗感のある方もいると思いますが、正しい使い方で使用すれば礼儀的な問題はありません。正しく「同上」を使用して就活で重要な履歴書を印象良く仕上げましょう。

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