「機械学習」とは|テクスタ辞書

「機械学習」とは|テクスタ辞書

「機械学習(MachineLearning)」とは、「明示的にプログラムしなくても、コンピュータに動作をさせる科学」のことです。機械学習の研究は、1950年代、人口知能の研究の中で、人間が日々積み重ねる経験から学び、次の行動を決定していく仕組みをコンピュータで実現したいという目的から始まりました。

機械学習の特徴

機械学習は、入出力結果のあるデータ集合を解析し、集合の中でのパターンを見つけ出します。新たに入力されたデータに対しては、既存のパターンに当てはめて、将来を予測します。これを繰り返すことで人間と同じように、積み重ねた経験から自動的に次の行動を決定していくということが可能になります。

機械学習のアルゴリズムには、「教師あり学習」と「教師なし学習」というものがあります。「教師あり学習」は、前述のように入出力結果のあるデータ集合を解析する手法であるのに対し、「教師なし学習」では、入力データのみの集合を解析し、パターン分類をするという手法です。その他にも、半教師あり学習や強化学習、トランスダクション、マルチタスク学習など、要求される結果により様々な手法があります。

機械学習の適用例

機械学習は多くの場面で用いられています。活字の文書をスキャナーで読み込み、コンピュータで文字データとして認識する光学文字認識は代表的な例です。

ローマ字や漢字・ひらがな・カタカナの形を入力データとし、コンピュータで認識するバイトコードを出力データとして、それらのデータ集合を解析し、活字の文書がどの文字に近いかをパターンに当てはめることでコンピュータのバイトコードに変換できます。

その他にも、検索エンジン、音声認識、DNAの研究など、様々な分野で適用されています。より多くのデータを解析することでより精緻な分析ができるため、現在のコンピュータの性能向上や低価格化に伴い、機械学習は今、改めて注目を浴びている研究分野となっています。