2015年度「朝日新聞社」のインターン対策:「倍率」「選考方法」「採用の日程」など

朝日新聞。日本を代表する報道機関であり、多方面にわたり文化の牽引者であり続けたメディアといえます。今回は、2015年度の朝日新聞社インターンシップがどのように行われたか、日程や選考方法などを含めてお伝えします。

朝日新聞社のインターンシップ対策1:企業研究

『ともに考え、ともにつくるメディアへ』を理念とする、朝日新聞社。その姿を企業研究としておさらいし、特徴をつかんでおきましょう。

企業概要

朝日新聞社は、朝日新聞と朝日新聞デジタルの配信を中心に、文化・スポーツ催事の主催・運営、各種コンテンツ配信などの事業を行う総合メディア企業です。
•企業名:株式会社 朝日新聞社
•所在地:東京本社 〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2
大阪本社     〒530-8211 大阪市北区中之島2-3-18
西部本社     〒803-8586 北九州市小倉北区室町1-1-1
名古屋本社    〒460-8488 名古屋市中区栄1-3-3
北海道支社    〒060-8602 札幌市中央区北2条西1丁目1-1
福岡本部     〒812-8511  福岡市博多区駅前2-1-1
•代表者:社主   村山 美知子 上野 尚一
代表取締役会長 飯田 真也
代表取締役社長 渡辺 雅隆
•設立日:創刊 1879年(明治12年)1月25日
•資本金:6億5,000万円
•社員数:男性 3,785人  女性 812人  計 4,597人(2015年4月1日現在)
•事業内容:日刊新聞の発行ほか

企業の特徴

朝日新聞社の事業は多様化しています。
•記者部門
時代の流れとともに、変わりつつある読者のニーズ。世の中の好奇心に応えていくことも、これからの記者に求められる力です。
•ビジネス部門
部署によって職種がガラリと変わり、販売、広告、企画、デジタル事業、管理財務などがあります。
•技術部門
情報管理と運用を統括しています。新聞製作や経営・営業系のシステムを担うIT技術者、工程管理、品質向上を担う生産管理エンジニアなど多岐にわたります。
•そのほかの部門
国際発信部、航空部、教育総合本部などがあります。

その中でも特徴として、朝日新聞社の新しい取り組みについて解説しましょう。

メディアを取り巻く環境が大きく変化する中、朝日新聞社は何を目指し、何にどう取り組んでいるのか、特徴を2点あげておきます。

ネット時代に対応する

朝日新聞では、ニュースの入り口を多数設け、読者ニーズに応えるためさまざまなコンテンツを展開しています。
•朝日新聞デジタル
メディアの特性を活かしたコンテンツづくりを積極的に推進。テーマやビジュアル、表現方法にこだわる「朝デジスペシャル」「動画コンテンツ」があります。
•米国最大級のニュースブログサイト “The huffington post”と連携
2013年、日本版「ザ・ハフィントン・ポスト」開設。ネットワークを生かした国際ニュースを展開するほか、ライフスタイルや地方創生のニュースにも力を入れています。
•ユーザー参加型ニュースサイト「withnews」
2014年に立ち上げ、読者からの取材リクエストに応え取材し“フカボリ”する記事を掲載しています。

未来メディアプロジェクトで進化するテクノロジーを受け入れる
•メディアラボ
2013年に発足した実験工房。最新のIT技術やビジネスモデルなどの情報収集や分析を行う。優れた技術を持つベンチャー企業と協力して新しいサービス開発を目指しています。生まれたサービスには以下のようなものがあります。
1.大学などの講義のオンライン教材づくり「A – MOOC」
2.挑戦者と支援者をつなぐクラウドファンディングサイト「A – port」
3.新聞の紙面にスマートフォンをかざすと動画などに誘導されるアプリ「朝日コネクト」

朝日新聞社のインターンシップ対策2:実施内容を知る

朝日新聞社のインターンシップは2つのタイプに分かれ、それぞれ3つのコースがあります。
•2〜5日間のインターンシップでじっくり体験して学ぶ “メディア・ワークショップ”1.記者コース(冬季学生ジャーナリズム研修5日間)
2.ビジネスコース(冬季メディアビジネス研修4日間)
3.技術コース(メディアテクノロジー研修2日間)

•凝縮された “1日体験セミナー”1.記者コース(学生1日記者体験)
2.技術コース(冬季メディアテクノロジー研修)


「一日体験セミナー」の内容は「メディア・ワークショップ」を凝縮した1日体験で、2015年度は「記者コース」と「技術コース」がありました。

メディア・ワークショップの実施内容

•応募対象:大学3年生および大学院1年生が基本ですが、その他の学年でも応募できます。
•応募方法:エントリーシートによる選考が行われます。

「記者コース」:1泊2日で地方の総局へ出向き、記者と一緒に取材、撮影、原稿をまとめます。書いた記事は記者からフィードバックされます。またジャーナリズムの意義や使命について議論し、報道が果たす役割について理解を深めます。

「ビジネスコース」:実務に即したグループワークで「販売」「広告」「企画事業」「デジタル事業」「管理財務」という職種を知り、アイディアを形にしていく体験をします。グループワークには社員がついてフィードバックします。

「技術コース」:新聞製作もデジタル配信も、ここのITシステムが支えています。新聞の製作システムや工程を実際に見学しながら最先端メディアの技術力について学びます。

メディア・ワークショップのインターン採用日程(エントリーシート締切)
•記者コース 2016年1月8日正午
•ビジネスコース 2015年12月22日正午

インターン勤務情報

東京と大阪の2会場に分かれて行われました。
•勤務期間
記者コース   東京 2016年 2/15〜19  大阪 2016年 3/1〜5
ビジネスコース 東京 2016年 2/9〜12  大阪 2016年 2/16〜19
技術コース   東京 (1) 2015年10/10〜11 (2) 11/7〜8  大阪 2015年10/17〜18
福岡 2015年10/24〜25  名古屋 2015年10/31〜11/1
•定員
記者コース   各30人程度
ビジネスコース 各40人
技術コース   東京・大阪 各16人  福岡・名古屋 各10人
•給与情報    報酬 無  交通費 一部支給

1日体験セミナーの実施内容

•応募対象:大学3年生および大学院1年生が基本ですが、その他の学年でも応募できます。
•応募方法:エントリーシートによる選考が行われます。

「記者コース」:取材体験を中心とした1日研修。少人数の班に分かれ、経験豊かな記者がついて取材や原稿執筆の方法を指導します。

「技術コース」:新聞社における理系活躍フィールドを垣間見ることができます。講義の後、衛星通信を利用した記事・写真の出稿など、新聞製作工程を体験します。

1日体験セミナーの採用日程(エントリーシート締切)

記者コース(2015年)
•セミナー10月開催: 7月中旬〜9月25日
•セミナー11月開催: 7月中旬〜10月14日
•セミナー12月開催: 7月中旬〜11月12日

技術コース

2015年 11/27〜 2016年1/12(正午)

インターン勤務情報(2015年)

記者コース
•セミナー10月勤務期間  東京 (1) 10/24 大阪 (1) 10/31
•セミナー11月勤務期間  福岡 11/7  名古屋 11/14  東京(2) 11/21
•セミナー12月勤務期間  大阪(2) 12/5  東京(3) 12/19

技術コース(2016年2月)
•東京(1) 2/14
•東京(2) 2/27
•大阪  2/20
•福岡  2/17
•名古屋 2/24

朝日新聞社のインターンシップ対策3:採用対策

これまで見てきたように、朝日新聞社では多様な職種の中で、変革していく現代社会のニーズに応えるというミッションのもと、次世代を担う様々な個性をもった若者を求めていると言えます。インターン選考には筆記試験や面接はなく、ワークショップに参加しての学びが重要になりますから、しっかりエントリーシートの対策をしておきましょう。

インターンの倍率を知る

朝日新聞社インターンの倍率については公表されてはいません。しかし、メディア第一人者としてブランド力のある朝日新聞社は人気の高い企業です。多くの学生が応募し、倍率は高いと言えます。しかし各地に展開し、数回のチャンスがありますから、挑戦してみましょう。

ES対策

対策としては、自己分析と企業研究によって、朝日新聞社の求める人材に自分を引き寄せておき、好奇心や人間力をアピールすると良いです。過去の設問例をいくつか挙げておきましょう。

エントリーシート内容例
•大学での研究テーマや特に力を入れている科目は何ですか。(100文字)
•インターンシップに応募した動機は何ですか。(300文字)
•自己PRをしてください。(200文字)
•あなたにとって、働くこととは何ですか。(300文字)
•最近のニュース、新聞記事等で興味をもったものは何ですか。またその理由も教えてください。(300文字)

朝日新聞社のインターンシップで重要なのは

最初に述べたように朝日新聞社では「ともに考え、ともにつくる」をコンセプトとしています。急速に変化していく暮らしのなかで礎となるなメディアになろうと、進化をめざしているのです。また、これまで社会問題を問いかけ続けている調査報道の伝統も受け継ぎ守り、国際理解に貢献する賞も受賞し続けています。※1

このような朝日新聞社の企業研究を深め、提供するコンテンツを研究し、好奇心を持ち自己の人間力を見つめ直しておきましょう。

おわりに

みなさん、いかがでしたか? 朝日新f聞社はインターンシップで、数多くの記者や社員が学生をサポートするのが特徴です。学生の記事が地方版に掲載されることもあります。就活生にとってまたとない貴重な体験となるでしょう。メディア志望なら朝日新聞社のインターンシップはまず登竜門、ぜひ参加してみてくださいね。