【履歴書】人事の心に刺さる「研究課題」欄の書き方&例文

履歴書には研究課題や研究内容について記入する欄があるのですが、自分の研究している内容についてどのように書けば良いか迷いませんか?今回は、履歴書やエントリーシートにおいて、研究課題や研究内容についての書き方の例をご紹介するので、今後の履歴書作成の参考になさっていください。

履歴書の研究課題の書き方

まずはじめに、履歴書の「研究課題欄」では、その研究課題を選んだ動機について語りましょう。
それから、具体的な研究内容について語り、最後に研究を通して学んだことや、得られた経験などについて語っていくのが主な書き方です。

・研究動機
・研究内容
・研究成果

しかし、なかには自分の応募した企業や部署と関連性のない内容を研究している方も少なくないと思います。そんな場合は、そのまま書いていいのかなど、書く内容について迷うこともあると思いますが、企業が重視しているのは、研究をした結果学べた事柄の部分なので、成果の部分で関連性のあることを書けば問題ありません。
主に研究で学んだことよりもそこから得られた人生にとっての糧になることが重要になります。
またその研究で具体的にどのような数値的な改善ができたのか、学会で表彰されたのか。などがとても重要になってきます。

研究自体は泥臭いことは人事側も理解しているので、その研究を仕事のように捉え、実際にどのように定性的に取り組んできたかを評価しています。

次に、研究課題の書き方の注意点を挙げます。

研究課題の書き方の注意点1:学んだことをしっかり書く

履歴書で研究課題について記載する場合は、動機、内容、成果・学んだ事柄について記載すると言いましたが、最後の、成果や学んだことについての記載が一番重要な点なので、必ず記載するようにしましょう。

なぜ研究内容よりもその結果学んだ事柄や成果が重要視されるのかというと、研究した内容がそのまま企業での勤務に役立つことは少なく、研究を通して得られた経験や、考え方などの方が社会で生活する上で直接関わるためです。

せっかく素晴らしい内容の研究をしていても、そこから学んだことがない、もしくは的外れなことを書いていると、残念ながら評価に値しません。
成果について何回も考え直すことになるかもしれませんが、大事なことなのでしっかりと考察しましょう。
また先ほども述べましたが、定性的に得られた人間的な成長やそこでのチームでどのように取り組んでいったのかなども評価するポイントになります。
研究室のチームメンバー(教授や先輩、同期)とのやりとりで苦労したこと、それをどのように改善していったのか。
そこで何を感じて、何を得られたのかもとても重要になってきます。

研究課題の書き方の注意点2:相手の理解できる言葉で伝える

内容について記載する際に、専門用語はなるべく少なくするようにしましょう。
詳細な研究内容は人事が理解はほぼ確実にできません。

専門用語が多いと分かりづらくなってしまい、評価がしづらくなります。
専門的な内容について簡潔に説明できることも社会で通用する重要な能力の一つなので、誰にでもわかるように噛み砕いて書くようにしましょう

研究課題の書き方の注意点3:課題が未定でも決まっている事項について書く

卒業論文のテーマが未定で、研究課題について書けない、という方もいると思います。
そんな方は、研究テーマについて未定である、という旨を記載しましょう。
ただ、もちろん未定であるというだけでは不十分なので、どういった分野に興味があるのか、どのようなテーマで研究してみたいか、研究室自体はどのようなテーマで主に研究をしているのかなどについて記載し、意欲や積極性を示しましょう。

また、卒業論文は、テーマを先生と一緒に決めたり、先生に許可してもらうものなので、テーマを決めていない、ではなくテーマはまだ決まっていない、という書き方をするといいでしょう。決めていない、だと消極的なイメージになってしまいます。
責任回避というと少し言い方が悪いかもしれませんが、決まっていないと書くようにしましょう。

研究課題の書き方の注意点4:研究課題が未定でも興味のあった講義について書く

ゼミなどに所属していなく、研究課題がない場合ですが、その場合は、大学の講義の中で関心の高かった講義名や内容について記入しましょう。講義について書く場合も、なぜその講義をとったのか、どんな内容だったのか、その講義を通して学んだこと、得られたことを記載しましょう。

そしてゼミについて記載する場合と同様、企業があが一番知りたいのは成果なので、しっかりと講義内容について思い出し、学んだことについて、企業に対してのアピールとなるように記載しましょう。

研究課題の書き方の例

それでは実際に研究課題の書き方について、例を示して見ていきましょう。
以下に簡単な文系、理系の両方の学生に適用できる内容を挙げています。

研究課題の書き方の例1

私は国際経済学科で、ゼミでは1997年に起こったアジア通貨危機について研究しました。日本はあまり影響を受けませんでしたが、現在に同じことが起こったら、日本をはじめ世界の経済が大きな影響を受けると思います。今のアジア圏の経済を知ることが世界を知ることにつながることを学びました。研究以降、アジア経済に関連した書籍をよく読んでいます。

研究課題の書き方の例2

私の研究のテーマは、放射線と蝶の模様の関連性についてです。蝶は環境の変化に機敏に反応し、それが子孫の羽の模様に反映されます。この研究を活かして、放射線の線量が低くなった地域でも、まだ放射線の影響が残っているか、生態系から調べることができます。デジタルによる分析が主要な時代ですが、アナログなやり方と併用して調査することの意味を学びました。そしてなにより、真実を知るためには、多角的な視点が大事であることを学びました。

研究課題の書き方の例3

私が受講した講義の中で一番印象に残っているのは、文学と災害という講義です。文学という方法で記録された災害について学び、今後起こりうる災害に備えると言った内容です。地震や噴火は科学的メカニズムははっきりと解明されていないので、文学やおばあちゃんの知恵といった、経験則的な防災の仕方もあるのだと学びました。これからは非科学的、非合理的などと単純に判断するのではなく、記録や伝承、ことばについて、よく自分の中で反芻してから判断するべきであると感じました。

研究課題について記載する場合は、自己アピールも意識しよう

すでに述べましたが、企業側が研究課題の欄で期待していることは、研究を通して得られた経験、学んだことです。研究内容が企業や部署と関係がないことは問題ありませんが、そこから学んだ事柄があまりにも企業や部署と関係のないものであると、アピールにならず、ただ研究課題の欄の空白を埋めただけ、となってしまいます。

研究課題の欄でも自己アピールをするために、よく考えて学んだ内容、得られた経験似ついて記載するようにしましょう。また、研究内容についてわかりやすく説明することもアピールポイントとなります。専門用語などが多いと専門外の方からしたら理解が難しく、評価が難しくなってしまいます。そのうえ、読み手のことを考えて記載できていないと判断されてしまうこともあるので、研究内容は誰にでもわかるように記載しましょう。

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