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メールの末尾の挨拶/署名/拝の書き方・メール末尾例文

更新日:2024年04月15日

メール・手紙

取引先との商談はまずはメールで、ということが多い現代。便利ではありますがマナーの面で分からないことがたくさん・・・。末尾に付ける挨拶って何が正しいの?末尾に付ける署名はどうするべき?拝や以上はどう使うの?そんなビジネスメールの末尾についてご紹介します。

メールの末尾に書くもの・書き方

メールの文末は次のような構成になります。 (本文) ①末尾の挨拶 ②末尾に付ける署名 具体的な例を入れると次のようになります。 (本文) 引き続きよろしくお願いいたします。 ======================= 迷田 太郎 拝 < xxxxxx@tes,com > 株式会社 Mayonezラボ TEL:03-xxxx-xxxx ======================= 次の段落から、各項目の書き方を見ていきましょう。

①メールの末尾の「挨拶」の書き方

まずは、メールの末尾の挨拶についてご紹介します。メールの末尾に挨拶文を挿入することはビジネスマナーの基本中の基本です。 次の状況によっての、メールの末尾につける挨拶例文を紹介します。 1:今回のメールでやりとりが終わる場合 2:返事が必要な場合 3:返事が不要な場合 4:お詫びやお断りする場合 5:軽い連絡の場合

挨拶例文1:今回のメールでやりとりが終わる場合

・これまで同様お引立てくださいますようお願い申し上げます ・引き続きよろしくお願いいたします ・今後もお付き合いよろしくお願いします ・今後ともよろしくお願いいたします ・今後ともよろしくご愛顧のほどお願いいたします ・今後ともお引き立てくださいますようお願い申し上げます ・今後ともお引き立ての程をよろしくお願いいたします ・大変勝手ではございますが、よろしくお願いいたします。 ・誠に勝手なお願いではございますが、よろしくお願いいたします。 「よろしくお願いします」と伝えるだけでもこれほどのバリエーションがあります。自分が送った内容のメールにそぐうような、末尾の挨拶を選ぶようにしましょう。

挨拶例文2:返事が”必要”な場合

・ご返事お待ちしております。 ・お忙しいところ、たいへん恐縮ではございますがご返答いただきますようお願い致します。 ・お手数おかけ致しますが、何卒ご返答のほどよろしくお願い致します。 ・ご検討のほど、よろしくお願い致します。 これらが例として挙げられます。注意すべきなのは、取引先や上司に対して、相手に返事を頂くのですから、決して高圧的に急かすような態度は避けましょう。相手が忙しいであろうということを念頭に置いて、多少〆切などには余裕を持って、相手を急かすことなくお願いしましょう。

挨拶例文3:返事が”不要”な場合

・なお、お忙しいことと存じますのでご返信は不要です。 ・ご確認いただければ、ご返信は不要でございます。 ・問題がございませんでしたら、ご返信にはおよびません。 ・何か不都合などございましたら、いつでもお知らせくださいませ。 メールの中には返事が必要ないものも少なくありません。そのような場合も相手にはっきりと返事が必要ないという旨を伝えると同時に、礼儀正しく断りましょう。決して「必要ない」と突き放すのではなく「お忙しいでしょうから」や「もし問題がございましたらいつでも」と相手の身になって、親切な挨拶を心がけましょう。

挨拶例文4:お詫びやお断りを伝えたい場合

・お詫び申し上げます。 ・ご期待に沿えず、申し訳ありませんでした。 ・ご理解の上ご容赦いただきますようお願い申し上げます。 ・ご理解ご協力のほど、よろしくお願い致します。 ・深くお詫び申し上げます 。 ・重ねてお詫び申し上げます。 ・心よりお詫び申し上げます。 お詫びやお断りはビジネスの場面において必ず必要な挨拶の一つです。相手に誠意を持って詫びるには適切な挨拶を末尾に挿入しましょう。

挨拶例文5:軽い連絡だった場合

皆さんは「取り急ぎ」という表現を聞いたことがあるかと思います。メールの末尾に「取り急ぎ、お礼まで」などという表現がよく用いられます。「取り急ぎ」は広辞苑では「もろもろの儀式・説明を省略し用件だけを伝える意」とあります。すなわち、何か一言で用件だけ伝えたいときに使用するものです。では以下に例文をいくつかご紹介しておきます。 ・取り急ぎ、ご報告まで。 ・取り急ぎ、ご案内まで。 ・取り急ぎ、用件のみにて失礼いたします。 ・取り急ぎ、お礼まで。 また、取り急ぎ以外にもより丁寧な表現として ・まずは、ご報告まで。 ・まずは、用件のみにて失礼いたします。 ・まずは、お礼申し上げます。 ・取り急ぎ、(メールにて)お礼申し上げます。 ・本来は直接伺ってお礼を申し上げるべきと存じますが、まずは、書面をもってお礼申し上げます。 ・まずは、取り急ぎ御礼申し上げますとともに、御社の益々のご発展をお祈りいたします。 なども使うことができるでしょう。状況や相手に応じて、なるべく簡潔に伝えたければ使ってみてもいいかもしれません。

②メールの末尾の「署名」の書き方

続いてはメールの末尾に付ける「署名」についてご紹介します。そもそもなぜ、メールには「署名」が必要なのでしょうか?

次のページ:メールの署名の「拝」の書き方
初回公開日:2017年04月03日

記載されている内容は2017年04月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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