IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

機動隊の仕事内容|機動隊の訓練と一日の生活

更新日:2023年11月22日

職種研究

皆様は機動隊という職種をご存知でしょうか。よくヘルメットを被り盾を担いでデモ隊と衝突している映像を見たことがあるかもしれません。本記事では、機動隊について詳しく見ていこうと思います。機動隊になるためには?機動隊の訓練は厳しいのか?などを紹介します。

「履歴書ってどうやって書けばいいの?」 「面接でなんて話せば合格するんだろう」 そんな人におすすめなのが「就活ノート」 無料会員登録をするだけで、面接に通過したエントリーシートや面接の内容が丸わかり! 大手企業はもちろんのこと、有名ではないホワイトな企業の情報もたくさんあるので、登録しないと損です! 登録は1分で完了するので、面倒もありません。ぜひ登録しましょう!

機動隊になるには!?

みなさん、機動隊という職業をご存知でしょうか。日本には日々たくさんの問題が発生します。デモが暴徒化して市民の生活を圧迫したり、大きな大災害が起来たり、時には世界のVIPな人々が来日した際の混乱等、このような問題に対応してくれるのが機動隊です。テレビ等で、暴徒化した市民の鎮圧のために、ヘルメットと大きな盾を使って働いている映像を想像する人も多いと思います。今回は、国の治安を守る機動隊という職業を紹介していきます。

警察官になるには

警察官とは、警察庁、皇宮警察本部、そして都道府県警察があります。警察庁になるためには、国家公務員試験に合格し、その後に警察官として採用される必要があります。毎年10名程度しか採用されないとても狭き門ではありますが、その分、やりがいのある仕事となっています。皇宮警察本部は、皇宮護衛官採用試験という試験に合格する必要があります。そして、最後に都道府県警察になるためには、各都道府県警察本部が実施する警察官採用試験に合格すればなることができます。これらどれかの試験を合格して警察官となったのちに、本人の志願と適正があれば、機動隊になることができるのです。

機動隊への適正が少し難しい

晴れて警察官になり、機動隊に志願したとしても、全ての人がなれる職業というわけではありません。他方で、警察官になり機動隊に志願しなくても、推薦で移動になる場合もあります。その時にとても重要になるのが、「機動隊になれる適正」を持っているかどうかになります。機動隊は基本的に、体を動かす仕事です。したがって、体力が頼りも優れている必要があります。つまり必然的に、年齢も若年層が一番なりやすくなっています。また、剣道や柔道など格闘技に精通していると一層、機動隊になれる可能性はあります。 自分の希望する条件がそろう企業で働きたいと思ったら、転職エージェントに相談することをします。転職のプロがあなたに合う求人を紹介してくれます。

機動隊の種類

ここでは機動隊の種類をご紹介します。機動隊と一言で言っても、招集母体の違いや、仕事内容の違いによって名称も変わってきます。そこでこの章では、機動隊の種類を見ていこうと思います。

本機機動隊

本機機動隊とは、機動隊設置運用基準用網(機動隊の運用のためにまとめられた用網)に基づいて設置する常備設置する警備部隊です。全国の都道府県に所属しており、これがいわゆる「第一機動隊」です。警視庁の機動隊はその練度も高く、治安維持などの有事に対して即効性のある行動が求められています。

特別機動隊(第二機動隊)

特別機動隊は、基本的には臨時に対応するために組織された機動隊です。したがって、各警察署から指名された警部補や巡査、巡査長などは、普段はそれぞれが属している警察署との連絡事務を行う場合がほとんどです。したがって、常設部隊である本機機動隊と区別するために、第二機動隊と呼ばれることもあります。

管区機動隊

管区機動隊とは、各県警の警察官を警察庁の各管区警察局に派遣して編成される機動隊のことです。 この管区機動隊の指揮をとるのは基本的に県警が執ることになっています。北海道や警視庁では管区制が導入されていないので、それぞれ北海道警察警備隊、また警視庁の本機機動隊がそれぞれ管区の役割も担っています。

管区制とは?

ここで少し管区制について説明します。管区制とは、東京と北海道を除く地域を新たに管区として地域分けし、もし府県単体で対応できない大きな有事、大災害など、が起きた場合に管区の区分で対応するシステムです。 したがって、管区機動隊と本機機動隊の違いとは、本機機動隊は常備、各県警が設置する機動隊なのに対して、管区機動隊とは、有事が起きた時に対応できるために管区単位で設置する機動隊となります。

次のページ:機動隊の訓練の内容
初回公開日:2017年03月18日

記載されている内容は2017年03月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング