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マイノリティの意味・使い方と例文・マジョリティとの違い

更新日:2024年01月09日

言葉の意味・例文

マイノリティとは?最近良く聞く「マイノリティ」という言葉の意味・使い方例を紹介します。また、対義語である「マジョリティ」も紹介。この記事で、テレビのニュースや新聞の記事などで取り上げられる「マイノリティ」について理解を深めましょう。

皆さんは、「マイノリティ」という言葉をご存知ですか? おそらく「マイノリティ」という言葉を聞いたことがないという方はあまりいないのではないのでしょうか。最近では、テレビのニュースや新聞・ネットの記事で、「マイノリティ出資」という言葉が頻繁に出てきたりと、「マイノリティ」という言葉に触れる機会は多いです。 今回は、そんな「マイノリティ」という言葉に注目して話を進めて行きたいと思います。まずは、「マイノリティ」という言葉の意味からおさらいしていきましょう。

「マイノリティ」の意味

「マイノリティ」という言葉の意味はというと、「少数」・「少人数」・「少数派」という意味を持ちます。もともと、「minor=小さい」という名詞が形容詞化した言葉で、数が少ない状態を表します。 また最近では、マイノリティとは、「社会的少数者」または「社会的少数集団」のことを指すことが多い。「社会的少数派」というのは、人々が生活している社会における権力関係において、少数派に位置する者の立場やその集団を指します。 欧米の「マイノリティグループ」という考え方を日本に取り入れ、マイノリティと日本では呼ぶことが多いです。

「マイノリティ」の性質

続いて、「マイノリティ」になることでどうなるのか、「マイノリティ」の性質について迫っていきたいと思います。 「マイノリティ」の性質はというと、「マイノリティ」になることで、周囲からの非難や差別が多くなります。昔から「マイノリティ」に属する人達というのは、「多数派にとけこめない性質をもっている」とか「多数派に対して敵対心を持っている」といったような理由から、より劣っていたり汚れている存在として、差別や迫害を受けているという歴史的な過去があります。それは時代に関係なく、現代でも「マイノリティ」が「マジョリティ」に非難されたり攻撃されることは多々あります。

「マイノリティ」の対義語「マジョリティ」の意味

では逆に、「マイノリティ」という言葉の反対の意味、つまりは「マイノリティ」の対義語は何なのでしょうか? 「マイノリティ」という言葉の対義語はというと、「マジョリティ」という単語です。「マジョリティ」という言葉の意味はというと、「多数」・「大人数」・「多数派」・「過半数」という意味を持っています。もともと、「major=大きい」という名詞が形容詞化した言葉で、数が多いことを意味します。

「マイノリティ」の使い方

ここまでで、「マイノリティ」という言葉の意味や、「マイノリティ」という言葉の対義語、そして「マイノリティ」の性質についてご紹介してきましたが、ここからは、実際に「マイノリティ」という言葉をどのように使っていけば良いのか、その使い方について見ていきたいと思います。まず、「マイノリティ」という言葉は、他の単語の前後につけて使われることが多いです。 例えば、先ほども出てきた「マイノリティ+グループ」で、国の中の少数民族のこと(マイノリティーグループ)という風に使われたり、また「マイノリティ+オピニオン(意見)」で、グループや社会の中の少数意見という意味を持ちます。このように、最近では「マイノリティ」という言葉を使って、造語が作られることが多いです。

「マイノリティ」の例

ここでは、「マイノリティ」という言葉が私たちの日常生活においてどのように使わているのかについて見ていきたいと思います。以下に、「マイノリティ」という言葉が実際に使用されている例文をいくつか挙げておきました。 ・「マイノリティーの意見も重要だ。」 ・「社会的マイノリティーの実情を確かめることとなった。」 ・「マイノリティーの支持を得る必要がある。」 ・「様々なマイノリティーも受け入れる制度が必要だ。」 ・「マイノリティーオピニオンを取り上げる。」

「マイノリティ出資」とは

ここでいきなりですが、「マイノリティ」という言葉にちなんで、「マイノリティ出資」についての話をしたいと思います。まずは、「マイノリティ出資」というものが一体何なのかについてご紹介したいと思います。

「マイノリティ投資」とは、「株式の過半数を超えない投資」のこと

「マイノリティ投資」とはなにかというと、簡単に言うと「株式の過半数を超えない投資」のことです。 例えば、比較的景気の良い一流企業が投資して、経営に少し苦しんでいる中小企業の株を過半数以上ではなくて、過半数以下の株を独占するといったようなことです。

・ポイント

「マイノリティ出資」の投資金額は相手の企業の株式全体の過半数以下です。普通であれば、過半数以上の株を買い上げて、相手の中小企業の経営権を独占します。しかし、実はこの過半数以下に買い上げる株式を抑えるということがポイントです。

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初回公開日:2017年03月14日

記載されている内容は2017年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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