「楽しみながら必要とされるものを作りたい」3人のエンジニアがKUFUを選んだ理由

注目のプロダクトを生み出すベンチャー企業で、エンジニアはどのような働き方をしているのでしょうか。今回は、クラウド労務ソフト「SmartHR」を開発する株式会社KUFUに訪問!エンジニアとして最前線で働く芹澤さん・溝上さん・吉成さんに、入社の経緯や開発のこだわり、ビジョンなどを語っていただきました。

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プロフィール(左から)

■吉成 敦さん
前職では、BtoB向けAPIの開発から営業同行を通して要望のヒアリングや提案も行ってきた。2016年2月にKUFUに入社。現在はSREチームにてサービスの安定性や信頼性の向上に取り組む。
子どもの頃はマヨネーズ嫌い。今は克服。

■芹澤 雅人さん
大学卒業後、ナビゲーションシステムの運営会社に入社。経路検索や交通費精算、動態管理といったサービスを支える大規模なWebAPIの設計と開発と担当。TechCrunch主催のハッカソンで企業賞を3冠奪取。2016年2月にKUFUに入社し、開発チームのリーダーを務める。
好きなマヨネーズ料理は:チキン南蛮

■溝上 篤司さん
前職ではバックエンドでモバイル端末向けWebAPIの運用・開発を担当。2016年8月にKUFUに入社。現在はフロントエンドの環境整備をしたり、デザイナーにフロントエンドを教えたりしている。
好きなマヨネーズ料理は:エビマヨ



こんにちは。#mayonez編集部です!
高精度マッチングで理想の転職を実現する「TechStars」がお届けする【企業×エンジニア】インタビュー企画の第7弾です。
今回は労務管理で、業務の効率化をはかるSmartHRのエンジニア3名にお話を伺いいました!

3人がKUFUを選んだ理由

KUFUに入社する前からエンジニアとしてキャリアを築いてきた3人。KUFUへの入社は「タイミング」と「縁」で決まったようです。

溝上さん:「元々フロントエンドをやっていたのですが、前の職場でやりたいことがあまりできていなかったんです。そんな時期に、イベントで知り合ったCTOの佐藤に声をかけてもらいました」

芹澤さん:「僕は吉成と前職から同じプロジェクトで働いていました。たまたま吉成と『TechCrunch Tokyo 2015』のスタートアップバトルでSmartHRが優勝するのを見て、プロダクトに一気に惹かれました。それで、思い切って代表の宮田に声をかけてみたんです。話をしていくうちに、まだ世の中にないけれど魅力的なサービスだと思って、すぐに転職を決めました」

吉成さん:「僕も『TechCrunch Tokyo 2015』の会場で宮田と初めて話した時に『労務系の書類をパソコンで作れるようにしましょう』と言われて、すごく共感したんです。例えば、年末調整の書類って、すごく小さい欄に字を書かなければいけなくて、それを年末の忙しい時期にやることは僕にとってもストレスでした。そういう面倒で煩雑な労務の領域を『ハックしましょう』と言われて、魅力的なプロダクトだなと思いました」

KUFUには「やりたいことに挑戦できる」環境がある

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次に、SmartHRのサービスの中で今担当されている機能を伺いました。

溝上さん:「フロントエンドをメインでやっています。あまり整備されていないなと思ったので、新しい技術を取り入れながらやっています。前職でフロントから離れていたので、新しいことをあんまり知らないんです。なので今は、広く学んで、使えそうな技術を深めています」

芹澤さん:「僕は何でもやるんですが、最近は設計が多いです。前職ではサーバーサイド、APIをずっと作っていました。SmartHRにもAPIを作りたいと思って入社して、今はその開発・運用をしています。あとは、他サービスとの連携もやっています」

前職でのノウハウも現職では役立っているようです。

芹澤さん:「それはあります。僕は前職で法人向けにAPIを販売していました。
そのときに導入のサポートや、こういう風に実装しましょうと提案したりもしていました。それは結構活きています」

吉成さん:「僕は去年は色々なことをやっていたんですが、最近はバックエンドのサーバーや、監視に力を入れています。インフラ周りは大学時代に少し経験があって、それを業務レベルにまで高めたいと思っています」

より良いサービスのために勉強することで、自分の実力も高めていくことができる、やる気があれば新しいことに挑戦できる環境があることがうかがえます。

サービスの質を担保する秘訣

サービス開始時から急成長を遂げ、ユーザーの規模も拡大している「SmartHR」。ユーザーの数が増えてもサービスの質を高めていくポイントはどこにあるのでしょうか。

吉成さん:「去年、源泉徴収の発行やペーパーレス年末調整機能を追加したのがとても好評で、ユーザーさんの層も広まってきています。企業規模も数百人、千人超で見据えなければなりません。アクセスが増えても安定運用できるサービスづくりを目指しています」

サーバー側は、ユーザーには直接分からない仕事ですが、どのあたりにやりがいを感じたのかを伺いました。

吉成さん:「ユーザーさんには直接伝わらないですが、自分にはわかるところがあります。例えば、ある処理をするのに10秒かかっていたのが、改善したら2秒に縮まっている。そういう明確な結果として表れるのが楽しいですね。僕にとっては、他者に依存しない結果があるのがいいです」

一方、フロントエンドをやっていてのやりがいを溝上さんに伺いました。

溝上さん:「見えるところなので、速度も重要です。JavaScriptで作業している時に、余計なところを省くだけで時間を短縮できるんです。そういうのをひたすらやり続けていくのが楽しいです。変わり続ける分やることが必ずあるので、ひたすらやり続けます」


芹澤さん:「アップデートの頻度は決まっていませんが、1週間単位でチケットを切っています。不具合は即日で対応します」

SmartHRの開発では、基本的にチケットの担当者を決めていないそうです。

芹澤さん:「手が空いている人がやります。『この人じゃなきゃできない』というようなものは基本的に作っていません」

KUFUエンジニア3人が持つSmartHRへのこだわり

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3人からは、生き生きと働いていることが伝わってきます。3人にプロダクトの好きなところについても聞きました。

溝上さん:「昨年9月に『ペーパーレス年末調整機能』を搭載したのですが、それを自分自身で使ってみた時に実感しました。毎回、年末にたくさんの書類を渡されて、小さい枠に手書きで行っていたのが、PCで入力して5分もかからず終わったんです」


吉成さん:「業務系のソフトは操作画面がわかりにくいものが多いんですが、SmartHRはシンプルでフレンドリーなUIになっていて、作っている側としても気持ちいいなと思います」

業務ソフトとは思えないほどUIが刷新されているSmartHR。ユーザーからの要望を反映させてのことなのでしょうか。

芹澤さん:「僕らは労務系の知識があまりないのですが、プロダクトマネージャーの副島(そえじま)はこれまで色々な企業での労務の実務経験を積んできているので、最終的にみんなで話し合って実務に添うものを決めています」

UIがシンプルでフレンドリーだと使う楽しみが増えるという一方で、かえって中高年世代では馴染みにくいという声もあるのでは。世代に対する配慮についてはこう語ります。

芹澤さん:「今はユーザーにIT企業が多いので、使いにくいという意見は出てきていないです。ただ、業種や企業規模が幅広くなるごとに要望も色々でてきて、CSや営業チームがそういった情報をあげています。例えば、ガラケーで使いたいとか、従業員のセンシティブな情報を扱うので閲覧権限のカスタマイズ機能が欲しいなどです。その中でたくさんいただく要望は優先度を高くして、何を改善していくか決めています」

SmartHRが進化を続けている理由は、ユーザーの距離の近さにも秘密がありそうです。

吉成さん:「例えば、ペーパーレス年末調整機能は、SNSで「使いやすかった」という投稿をたくさん見ました。ユーザー企業の従業員の方からの反応を感じられて嬉しかったです。ユーザーさんとの距離が近くて、一緒に作り上げていく感じがするんです」


ユーザー向けのイベント「User Meetup」を開催して、ユーザーと直接意見交換することもあるそうです。

芹澤さん:「User Meetup」といって、SmartHRのユーザーさんやこれから使ってみたい方が参加して、SmartHRの開発ロードマップをお話したり、カジュアルに意見交換したりするイベントを開催しています」

ユーザーとの距離が近すぎると要望が届きすぎるということも考えられます。そこまでしてもユーザーの声をしっかりと聞く姿勢が、SmartHRの成長の秘訣と言えそうです。

より満足度を高めるために力を入れていること

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SmartHRの課題と、今後もっと力を入れたいところについても伺いました。

吉成さん:「大企業でも、ストレスなく使えるサービスを目指しています。例えば、全従業員のデータを抽出する場合、まだスムーズにいかない場合もあるので、その辺を早急に解決していきます」

数百人、1,000人ほどの大規模ユーザーも増えてきている今、今後ユーザー制限を設けるのかについて伺いました。

吉成さん:「ユーザー企業の規模は徐々に大きくなってきています。1万人規模の会社でもやります(笑)」

芹澤さん:「労務担当者の方が使いたい機能がまだ足りていないので、機能を充実させていきたいです。1社だけからの要望だったら、既存の機能を使わない方法を紹介して回避することもありますし、多くの要望は新しく実装していきます。そのために、エンジニアの増員や、仕組み作りも頑張りたいです。あとは、ビジネススケールの増強ももう少ししていきたいなと思います」

今のところ、労務管理以外の事業は考えていないと話す芹澤さん。

芹澤さん:「労務管理がまだ十分ではないですし、ほかの事業に手を出しても、既に強いところがあります。そのような有名なサービスでさえ、まだ機能が完璧ではない話をよく聞くのでまずは労務を確固とした柱にしたいと考えています」

個性がひしめき合うKUFU社内の雰囲気とは

社内では、皆さん集中してパソコンに向き合っているようですが、3人から見たKUFUの印象を聞きました。

芹澤さん:「それぞれ個性は強いですが(笑)、ピリピリした感じではないです。エンジニアってやりたいことをやれるのが一番いいと思うので、こだわりを持って強みを活かしていくには良い環境だと思います」

なんと毎週水曜日は朝から晩までミーティングをやるそうです。開発にとって、方針決めや認識合わせは重要です。時間をかけてじっくり話し合います。


芹澤さん:「スクラム開発で進めています。1週間単位で振り返りをして、次の1週間で何をするかを決めていきます。どのチケットに着手するかだけでなく、細かい進め方まで話し合います。担当はあえて決めません。やり方をクリアにして、誰でもできるという前提で進めています」

溝上さん:「ミーテイングは水曜日に集約して行います。他の日は開発に集中できるので、頭の切り替えをしなくて良いですし、時間を効率的に使うことができています。誰が主導でということもなく、皆で意見を出し合いながら進めていす」

会議の多さが問題視される今、あえて1日をミーティングに割いてしまうやり方もありなのかもしれません。

こんな人と働きたい!

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2月には新しく2名のエンジニアが加わり、着実に事業の拡大へと進んでいます。

吉成さん:「『これしかやりたくない』と言うエンジニアは難しいと思います」

吉成さんの意見に同意する溝上さんと芹澤さん。

芹澤さん:「SmartHRのようなサービスは他にないので、エンジニアとして未知のサービスを開拓していくことはなかなか経験できません。そこにやりがいを見出せる人は楽しめると思います」

溝上さん:「資料を調べる事が多いので、勉強熱心な人は向いていると思います」

芹澤さん:「SmartHRそのものは使いやすさを目指していますが、中身は社会性が高く硬派な機能を持っています。難しい労務の知識や、法律を噛み砕いてサービスに落とし込まないといけないので、『こんなに簡単になった!』みたいな快感を見出せる人はいいかなと思います」

皆さんエンジニアにも関わらず、SmartHRを開発していることで、労務の知識も身についたそうです。

芹澤さん:「楽しみながら人に必要とされるものを作っていきたいです」

ユーザーファーストでありつつも、エンジニア自身も楽しみながら開発をしている姿が印象的でした。SmartHRは作り手が楽しんでいるからこそ、サービスも生き生きとしているのではないかと感じました。

「KUFU」ってどんな会社?

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2015年11月に「SmartHR」をリリース。「テクノロジーとKUFUで社会構造をハックする」をモットーに、現行の社会保障制度の手続きにおける労務の煩わしさを解消することを目指す。この1年で、各種コンテストでの優勝やグッドデザイン賞、HRアワード「人事労務管理部門」最優秀賞受賞など、各方面から評価され、現在までに3,800社以上が登録している。

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