ミクシィ『みてね』エンジニアインタビュー|開発のこだわりは「おじいちゃんでも使えるプロダクト」

注目のプロダクトを生み出す企業で、エンジニアはどのような働き方をしているのでしょうか。今回は"新しい文化を創る"をビジョンに掲げる「ミクシィ」に訪問。利用者数が100万を突破し、子どもを持つ家族に人気の写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」エンジニアの酒井さん・生井さんに入社の経緯、ビジョンを語っていただきます。

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<プロフィール>
■酒井篤さん(写真左)
2社のIT企業でSEをした後、2011年に株式会社ミクシィに入社。自社サービスとミクシィ社会長・笠原さんをこよなく愛し、笠原さん直下のチームである『家族アルバム みてね』にジョイン。
好きなマヨネーズを使った料理は「お好み焼き」。

■生井智司さん(写真右)
2012年に株式会社ミクシィに入社。ソーシャル・ネットワーキング サービス 『 mixi(ミクシィ) 』の開発に携わった後、『家族アルバム みてね』チームにジョイン。
好きなマヨネーズを使った料理は「生姜焼き」。



こんにちは。#mayonez編集部です!
高精度マッチングで理想の転職を実現する「TechStars」がお届けする【企業×エンジニア】インタビュー企画の第8弾です。

今回は、「子どもの成長をいつでも、どこでも、いつまでも。」をテーマに、子どもの写真や動画を、家族にかんたんに共有できるサービス『家族アルバム みてね』(以下『みてね』)のエンジニアのお二人にインタビューしました!

中途採用入社の酒井さん、新卒入社の生井さんがミクシィを志望した理由

酒井さん、生井さんはそれぞれ入社の経緯が異なります。酒井さんは中途入社、生井さんは新卒でミクシィに入社。酒井さんには”なぜ前職を辞めてミクシィに来たのか”、生井さんには”なぜファーストキャリアとしてミクシィを選んだのか”を伺いました。

酒井さん:「1社目に入った会社はミクシィと同じようなIT企業で、SEから始め、数年働きました。その後、プログラマーになりたいと思って別の会社に行ったんですけど、2社とも小さい企業でした。エンジニアが沢山在籍していたわけではないので、お手本となるエンジニアも少なく、少し物足りなさを感じていました。
また、少ない人数の中で働いていると、何かを学びたいという時にひとりで学習するのには時間もかかるし質問できる相手もいないなどの理由で、当時は限界を感じていました。そこで、周りに実績のあるエンジニアの方が多数在籍している環境であった方が成長できるなと思って。
そういう中でミクシィは、ブログなどで継続的にアウトプットしている実績のあるエンジニアの方がたくさん働いているのを知っていたので、そういう人たちの中で働けば、成長できるんじゃないかと思いました。
また、僕自身もSNS『mixi』が好きだったのと、『mixi』のプロダクトを自分で改善したり、新しく作っていったりする喜びもあるだろうなと思ったのが一つです」


酒井さんは、より”成長できる環境”を求めてミクシィに入社したそうです。


生井さん:「2012年に新卒入社して5年目です。学生時代にTwitterのAPIを使って自分でサービスを作ってみたのがきっかけでネットサービスに携わる企業を志望するようになりました。ミクシィを選んだのはSNS『mixi』という大規模サービスに携われるためです」


サービスが与える影響の大きさが生井さんにとっては重要だったようです。

大人しく知的な雰囲気のあるミクシィの社員

インターネット企業というとギラギラしたイメージを持ちますが、ミクシィは一味違うのだとか。どんな人が働いているのでしょうか。

生井さん:「入社後ミクシィでは、様々な事業やサービスが増えて、社員数も環境も大きく変わってはいるんですが、入社時から変わらないのは、いる人の雰囲気です。どちらかというと大人しいというか知的というか…」

酒井さん:「会話のしやすさは感じますね。落ち着いた人が多く、テンションが合うというか。技術的にも性格も尖っている人はもちろんいるんですけど。そういう人たちであっても、プロダクトについて話し合うときには、柔軟に気持ち良く会話ができる方ばかりです」

お二人からも感じる落ち着きと柔らかさ。いい意味で技術や性格において尖っていて、建設的な意見を交わしながら、柔軟に開発を進めている様子でした。

ミクシィで新しいサービスにジョインするには

お二人が開発している『みてね』は、プロジェクト発足から3年。元々、別のプロダクトで活躍していたにもかかわらず、なぜ『みてね』に参画することになったのでしょうか。
ミクシィではどのようにして新サービスにアサインされるのかについて伺いました。

酒井さん:「『みてね』にジョインしたきっかけは、元々一緒に仕事をしていたエンジニアに誘われたことです。最終的には自分から手を上げて『みてね』にジョインしました」

生井さん:「自分も”『みてね』にジョインしたい”と手を上げてですね。ミクシィでは異動したいチームに自ら希望を出して異動できる制度があって、それを活用して異動している人たちも結構いますね」

ミクシィには『mcc(ミクシィ・キャリア・チャレンジ)制度』という名の「社内公募制度」があるそうです。この制度があることにより、個人のキャリアプランに合わせ、自律的なキャリア形成がしやすい環境にあるのだとか。

柔軟に異動できる『mcc(ミクシィ・キャリア・チャレンジ)制度』とは

『mcc(ミクシィ・キャリア・チャレンジ)制度』の詳細は以下のリンクより確認できます。

2人のエンジニアが「みてね」の開発に関わろうと思った理由

酒井さん、生井さん共に『みてね』の初期メンバーだそうですが、当時、どのような理由、思いでジョインすることにしたのでしょうか。

酒井さん:「僕は、笠原さんのプロジェクトで働くというのが一つチャレンジだなと思って。SNS『mixi』も『Find Job!』も使っていましたし、実は『Find Job!』以外で就職したことないんですよ。ミクシィを受ける際も『Find Job!』を使いました(笑)。笠原さんというと僕の人生には欠かせない存在で。なので笠原さんとプロダクトを作ってみたいというのと、『みてね』の企画が上がった時に、自分もまだ結婚して1年くらいの時だったので、家族の存在を意識し始めていたというか。そういう状況もあってか、『みてね』への共感度も高かったんですよね」

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生井さん:「会社に入って3年目に差しかかかるくらいの時に『みてね』の話があって。当時はSNS『mixi』の開発をしていたのと『モンスト』がちょうどリリースされた直後で負荷に耐えられなくて『モンスト』の負荷分散のお手伝いをしていました。これまで業務でスマホアプリの開発はほとんどやったことがなかったのですが、もともとスマホアプリの開発してみたいという思いがあって、このタイミングならばサーバーに関してはすぐに貢献できるし、スマホアプリに関しても勉強しつつ開発出来るということだったので、これはチャンスだ!と思って参加しました」

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酒井さんは、笠原さんへの思いと自身が家族を持つことからの共感、生井さんはスマホアプリ開発への好奇心から、『みてね』の開発に携わることになったようです。

誰が何をやるかを固定せずに”カバーし合う”みてねの開発体制

次に、どのように分担しサービスを作っているのか、実際の開発現場の体制について伺いました。

酒井さん:「iOSはiOSエンジニアがやってAndroidはAndroidエンジニアがやるのが普通だと思うんですけど、うちのチームは社内の他のグループと比べると特殊なことをやっていて、チーム全体でプラットフォームごとの分担をせずに、iOSもAndroidもサーバーも自由に開発できるようにしています。本当に最初は知識も少なかったので、分野ごとに分けてやっていたんですけど、リリースしてから落ち着いてきて、他の事もやってみようと。
分担せずに開発をしていると、他のプラットフォームの事情が見えてきて。たとえば、サーバーのAPIを作ろうとしたときに、分業しているとサーバー側はこうしたい、でもアプリ側としてはこうしたいという意見が分かれるんですね。
でも、分担せずに開発を進めると、総合的に判断ができるようになるメリットがあると思います。ただ、チームの方針としてそうなると、すべてのプラットフォームの開発経験者を採用するのが、難易度が高いという問題があるんですけど、全部最初からできなくても、どこか一部ができて、他もやってみたいっていうやる気がある人だったら歓迎しています」


”担当が固定されているのではなく、全員がすべてをできるようにする”
良いサービスを作る秘訣は、こういったチームメンバーの助け合いや互いへの理解があってこそなのかもしれません。

酒井さん:「みてねの開発チームでは、チーム全体の成長を目的として、ペアプログラミングを積極的に行っています。あるプラットフォームに慣れていない人と慣れている人がペアとなり、サポートしながら知見を共有するようにしています」


一人一人がすべてに関わる体制であることにより、必然的に個人の技術の幅も広がっていくようです。

新機能の開発は何がきっかけで行われるのか

子どもの写真や動画の共有が無料、アップロードした写真が月ごとに自動整理、家族で楽しくコミュニケーションができるコメント機能など、ユーザーにとって嬉しい機能が充実している『みてね』。新機能の開発をする際は、どういったフローで実装が決定するのでしょうか。ユーザーの要望ベースなのか、開発側で選定しているのかなどを伺いました。

酒井さん:「アプリのレビューや、お問い合わせの”こういう風にできないか”などのユーザー側の意見から実装する機能を決めることもありますし、もちろん開発側のアイデアから決めることもたくさんあります」

生井さん:「ユーザーの方から意見を聞く場として、ユーザーインタビューを定期的に実施しています。社内にユーザーインタビューをサポートしてくれる部署があり、そこに依頼すると対象者を探してくれたり、インタビュー当日のファシリテートをしてくれたりします。実際にどういうことを聞きたいか、などは部署の中で決めてやります」

また、開発者自身もユーザーとして声をあげ、機能に反映しているそうです。

酒井さん:「エンジニアだと割合は少ないものの、お子さんがいるメンバーもいます。メンバーも『みてね』は使っていて、その中から意見が出てくるっていうのも結構あるので、チーム内でのフィードバックも多いです」

開発へのこだわり「おじいちゃんでも使える優しいUI・UX」

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『みてね』は子どもの写真や動画を家族間で共有するアルバムサービス。家族の中には、ご夫婦だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんもいます。
ユーザーの年齢層が幅広いサービスなだけに画面のUI(ユーザーインターフェース)設計は難しいはず。UIを中心に開発のこだわりを伺いました。

生井さん:「自分は、”1秒動画”という機能と、”フォトブックの自動提案”という機能の改善をしているところです。”1秒動画”では、『みてね』にアップロードされた動画をいい感じにくっつけて作成し、”昔の様子を振り返りませんか”という提案をしています。”フォトブックの自動提案”機能では、フォトブック作成に必要な写真23枚をサービス側で自動に選んで、ユーザーに提案します。この機能は毎月フォトブックを作成する方を想定して作っています。
実際毎月子どもの写真を23枚選ぶのって、最初は楽しいんですけど、だんだん大変になってきてできなくなっちゃうというのがアンケートやインタビューで出てきて、そこは自動でやろうという発想になりました。
プロダクトオーナー(笠原さん)がよく言っているのが、”誰でも簡単にサービスが使えて、かつ自分がかけた労力のわりに驚きのフィードバックがある”と良いよねってことで。最初は写真をアップロードするだけなんですけど、サービス側からこういう面白い機能がありますよってフィードバックするっていうことができたので、その点は頑張ったなと(笑)」


UX(ユーザーエクスペリエンス)にも『みてね』ならではのこだわりがあるそうです。


酒井さん:「アプリの細部にこだわりがたくさんあって、たとえば、アプリのUIの方針として、”更新ボタン”を置かないっていうのがあるんですよ。ユーザーが能動的にボタンを押して画面を更新しなくても新しい情報があれば、意識せずにその情報が流れてくるようにしています。あとは、アップロード画面からアップロード済みの写真がどんどん消えていって、ユーザーが注意深く意識しなくても、同じ写真を重複してアップロードされることを防止してくれる機能も細かいですが、便利で重要な機能だと思います」

どのアプリにも必ずある「更新ボタン」。それすらも必要ない、と便利さを追求したのには脱帽です。細かい部分ほど、当たり前のように便利になっている。大きな革新よりもユーザーにとっては嬉しいことなのかもしれません。


他にもいいUI・UXを実現している秘訣があるといいます。


酒井さん:「みてねのチームにはSwiftやJavaを書けるデザイナーがいて、その人がある程度UIについて技術的に検証をした上でデザインをしてくれるので、僕らエンジニアも作りやすいですね。デザイナーが実装方法を理解してくれると、様々な無駄が排除できます」

生井さん:「そうですね、デザイナーがある程度、技術エリアの考慮をしてくれた上で、UIをデザインしてくれるというのは大きいですね。良いものになっている一つの要素だと思います。気付きづらいUIはおじいちゃんおばあちゃんが使えなくなってしまうので、笠原さんからもそこはかなり意識するように言われています。『みてね』は、ターゲットのユーザーに僕らの親世代が入っているのが特徴なので、そこに対してどういうものを作っていくかを考えるのは、他ではあまりない経験ですね」


おじいちゃんおばあちゃんが使える、というところに着地点を置いたとき、それはどんな人でも使えるということになります。
世代にかかわらず皆が楽しめるサービス、それが『みてね』の魅力です。

「みてね」でもっと力を入れていきたいことは

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お二人が今後もっとこだわっていきたいところはどんなところなのでしょうか。

酒井さん:「やはり”簡単な操作で大きな驚きを”というのは、個人としてもチームとしても一貫して意識しています。あとは『みてね』って、ターゲットユーザーのお子さんの年齢がどんどん上がっていくので、お子さんの年齢が上がってきても使ってもらうためにはどうすればいいかを考えています。
長く使ってもらうためにどういう驚きを与え続けられるか、というのはまだ考慮できてないので、家族にとって『みてね』が大事なものになるにはどうすればいいか、というところをより追及していきたいですね。子どもが大きくなって見るかもしれないし、その時にスマートフォンがあるかどうか分からないんですけど、”家族の思い出の積み重ね”ができたらと思います」

生井さん:「自分はディープラーニングの技術を使ってフォトブックの自動推薦を改善していきたいと思っていて、現在開発中です。どの写真や動画を選択すべきかをもっと精度よくしていきたいです」

機能はより”ユーザーにとってワクワクするものに””もっと長く愛されるように”向かっています。『みてね』の特長は、ユーザーからの要望の実現はもちろんのこと、エンジニア側がユーザーに新しい体験を提供しようとしている点かもしれません。

トップとの距離が近い・気軽に教え合えるミクシィのエンジニア環境

新機能開発の際は、プロダクトオーナーの笠原さんが実際に”こうしたらいいんじゃないか”という案を出すこともあるそう。すごく難しいと思える機能でも、オーナーからの提案で乗り越えたことが思い出深い、と酒井さんは話します。

二人の話を聞いていると、プロダクトオーナー(笠原さん)との距離はとても近いように感じます。

生井さん:「笠原さんはプロダクトオーナーであり、ミクシィ社の会長でもあるんですが、会長室というような特別な部屋などは持たずに、メンバーと席を並べて仕事をしています。物理的な距離も近いですし、メンバーからの提案や相談などにも乗ってもらえるので、そういう意味でも距離感は近いです」

酒井さん:「トップとはいえ、サービスへの思いやこだわりは人一倍強く、一緒に考えているといった感覚です」

さらに、『みてね』メンバーだけでなく、他部署の人とも相談し合える雰囲気があるといいます。

酒井さん:「社内に何か新しいこととか難しい技術に挑戦したい時に相談できる人がいるので、そういう人たちにすぐに聞きに行ける環境がありますね。笠原さんがこういう風にやりたいって言ったときに、自分では解決できなくても、他の部署のメンバーに聞きに行って、こういうやり方あるんじゃないってアドバイスがもらえたり。そういう環境って他ではあまりないかなと思います」

一緒に働きたいのは「キャッチアップに積極的な人」「ユーザー目線を持てる人」

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最後に、『みてね』のエンジニアとして一緒に働きたい人はどんな人か伺いました。

生井さん:「技術力の高さはあると良いですが、いろいろなものに興味を持って学んで、結果的にいろいろ出来るようになれる人が良いと思います。幅広く学んでいけて、その学びをサービスの改善に生かしていける人は働きやすいなと思います」

酒井さん:「使ってくれる人を想像しながらできる人ですね。”おじいちゃんおばあちゃんにはこのボタン小さいかもね”って気づいたら、チーム内ですぐに発言できるし。そういう風に想像しながらできると、その機能が良いのか悪いのかっていうのも判断できますし。自分は子どもがいないんですけど、チーム内の子どもがいる人から子育ての大変さを聞いて、想像しながらやっているので、そういうユーザーの気持ちに共感しながらできる人だとありがたいなと思います」

技術や思考力などのスキルアップに意欲があり、ユーザー目線を持って働きたい人にとっては最高の環境が用意されています。

「家族アルバム みてね」 は1月29日、利用者数100万人を突破! 初のTVCMを2月2日よりオンエア開始のCMにも注目です!!

【会社紹介】ミクシィってどんな会社?

「新しい文化を創る」をテーマに掲げ、新しいことにチャレンジし続ける会社「ミクシィ」。

1997年に提供を開始したIT、Web業界に特化した転職サイト『Find Job !』は、採用業界にインターネットという新たな価値を持ち込み、誰もが知るSNS『mixi』では、人と人とのつながりを増やし、コミュニケーションのあり方を変えた。
2013年には、スマホアプリのひっぱりハンティングRPG『モンスターストライク』をリリース。

ミクシィのプロダクトは、人の生活に溶け込み、いつも間にかなくてはならないものになっている。ミクシィは常に”新しい文化”を創り続けるための挑戦をやめない。

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