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【向き別】ホッチキスの止め方の基本とマナー|縦/横/冊子/中綴じ|資料/契約書

更新日:2024年03月18日

ビジネスマナー

このページでは、「ホッチキスの正しい止め方」をテーマに、書類の向き別の正しい止め方や、ホッチキスを使った製本の方法、ホッチキスにおけるビジネスマナーについて紹介します。さらに、書類別のホッチキスの止め方も紹介しますので、是非参考にしてみてください。

どの位置が正解?ホッチキスの正しい止め方ガイド

「紙を使ったビジネス」では、ホッチキスを使う機会もたくさんあります。 プレゼンや会議の準備で、大量の書類をホッチキスで止めた経験がある方も、多いのではないでしょうか? 今回のテーマは、そんな「ホッチキス」です。 ホッチキスは、カチッと紙を挟むだけで止めることができる便利な道具ですが、止める位置などにはマナーがあります。ビジネスにおける正しいホッチキスの止め方についても紹介していきます。

まずは基本から!ホッチキスを止める位置4パターン

1.横書きの書類は「左上」

書類が横書きの場合は、どの部分を止めるのがホッチキスの正しい止め方なのでしょうか? 横書きの書類の場合は、左上の端を止めるのがベストだと言われています。

・理由

横書きの場合ホッチキスを左上に止める理由は、横書きの文章を読み終えた際の視線の位置が右下となる為です。 横書きの文章は左から右に読んでいくのが一般的です。その為、ページを読み終えると、視線はページの右下にあります。大抵の方は、その部分をつかんでページを捲る為、横書きの書類のホッチキスの止め方としては、左上の端が良いと言われているのです。

2.縦書きの書類は「右上」

縦書きの書類をホッチキスで止める場合は、どのような止め方をするのが正解なのでしょうか? 結論から申し上げると、縦書きの書類は「右上の端」を止めるのが正しい止め方と言えます。

・理由

書籍なども当てはまりますが、縦書きのものは右から左に向かって文章を読みます。 ページを読み終えた時、視線は左下の部分にあると思います。また、ページをめくる際は、視線と同じ左下の端をつまんで捲る方がほとんどでしょう。 そのため、縦書きの書類は、ページの右上の端を止めるとスムーズにページが捲れて、読みやすくなります。よって、縦書きの書類のホッチキスの止め方としては、右上の端が正解となるのです。

3.冊子にする場合は「3ヵ所」

上記で、書類の向き別のホッチキスの正しい止め方をご紹介しました。しかし、まとめる書類の枚数が多いと、1ヵ所を止めただけでは上手くまとまりません。また、端がヒラヒラして、書類が開きにくかったりかさばったりします。 その場合、書類の製本がおすすめです。書類を製本する場合、書類のサイズにもよりますが、一般的には書類の端を3ヵ所(※1)程止めるのが、ベストだと言われています。位置は、端から5mm(※1)くらいが良いそうです。

・右側と左側どちらがよいか

右と左どちら側を止めるかは、書類が横書きや縦書きかによって異なります。 一般的に文庫本などでは、縦書きの場合は右端が、横書きの場合は左端が止められいます。 ホッチキスを止めた部分を綺麗に見せたり、より本のようにしたりしたい場合は、製本用のテープなどをその部分に貼ると、ひと工夫できますよ。

4.中綴じにする場合の止める位置

中綴じとは

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初回公開日:2017年02月01日

記載されている内容は2017年02月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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