新入社員が会社を辞めたいと考える理由・きっかけ・相談相手

期待に胸膨らませて入社式に望み、さあ、頑張るぞ!と張り切って仕事をしたものの「もう辞めたい」と考えている新入社員の皆さん、あなたが会社を辞めたいきっかけは何ですか。新入社員が会社を辞めたいと考える理由などを検証するとともに、最適な相談相手などをまとめました。

新入社員が会社を辞めたいと考える理由・きっかけ

新入社員とは厳密にいうと、「新卒新入社員」と転職組などの「中途新入社員」に分けられます。まずは「新卒新入社員」が会社を辞めたい理由やきっかけなどを紹介します。

新卒新入社員が会社を辞めたいと思うのはむしろ普通のこと

就職氷河期を脱したとはいえ、まだまだ企業から内定をもらうには高いハードルがあったはず。その難関を見事勝ち抜き、入社式を迎えた新入社員の皆さんは社会人としての矜持を持って日々、仕事に励んでいることでしょう。

とはいえ、毎日の出勤に加え慣れない仕事のストレスなどで日々疲れきり、理想と現実を見せつけられそろそろクタクタになっている人も多いかもしれません。「ああ、こんなはずじゃなかった、社会人って大変!」そう思ってむしろ当然です。特に年末年始や夏季休暇など長期の休み後などは「会社に行きたくない!もう辞めたい」という感情を持つのは普通のことです。

新入社員が辞めたいのは会社?それとも仕事?

ところで、きっかけはなんであれあなたが辞めたいのは「会社」それとも「仕事」どちらですか。実はこれって大きな違いがあるのです。会社も仕事もどっちも同じ、ただ辞めたいだけ、と言われればそれまでですが。

仕事そのものより会社の雰囲気や体質が合わないと辞めたくなる度が高い?

会社の雰囲気や人間関係も良好で給料も良いけれど、仕事がきつくてそろそろ辞めなきゃ体が持たない等のケースと、仕事は自分に向いていてやりがいもあるものの、会社の体質や雰囲気が悪くて給料も良くないので辞めたいケース。

この場合、緊急性が高いのは体がもたないから辞めざるを得ない方でしょう。でも現実は、会社の体質や雰囲気、さらに給料が良くない方が新入社員にとっては辞めたい度はより高いのです。なぜなら正社員であれば、体がもたなくなるほどキツイ仕事であれば、配置転換や異動の申し出をして解決すればもともと会社に不満はないのですから辞める必要はありません。いわゆる「社内転職」をすれば良いのですから。

ところが仕事そのものは自分に合っているものの、会社の雰囲気や体質、給料が良くないと働くモチベーションが保ち難いですよね。この場合は会社を変えない限り解決しないからより深刻になるという訳です。大企業であればガラッと環境が変わる可能性がある「転勤」や「海外転勤」を希望するという手もありますが、新卒新入社員にはそこまではまだ無理でしょうから。

もう辞めたい!多い理由は新入社員の上司との相性

新入社員が辞めたい理由でダントツに多いのが「人間関係」。しかも上司との相性が良くないとさらにその傾向が高まるのだとか。
会社での人間関係の構築は相性もさることながら、ある程度は努力も必要です。社会人になると「あの人嫌い」では済ませられないからです。

でもそれも程度問題で、悲惨なケースが「パワハラ」や「セクハラ」。こんな上司に当たってしまったら、仕事にも身が入らなくなってしまいそう。でもここで泣き寝入りをしてはいけませんよ。

パワハラやセクハラ上司には毅然とした対応を

運が悪かったとあきらめるのは簡単です。でもせっかく入った会社です。パワハラやセクハラ上司には毅然とした対応をとりましょう。厄介なのが分かりやすいパワハラやセクハラとまではいかない、なんとなく相性が悪くて嫌な上司に当たってしまった等のケース。こんな場合は上司が異動するか、自分が異動の申し出をして環境が変わるまで我慢です。中小企業等で上司や自分の異動が見込めない場合は、転職を視野に入れましょう。

新入社員が会社を辞めたいきっかけに仕事上のミスも

新入社員が辞めたいきっかけに「仕事上のミス」もあります。人間ですからミスをするのは当然、ましてや新入社員なのです。特に新卒の新入社員では、仕事はミスを重ねて覚えていくといっても過言ではありません。

仕事上のミスは思い詰めないで

仕事上のミスは、同じ過ちを繰り返さなければ良いのです。万が一繰り返してしまっても、次に絶対ミスのないように努力をすれば良いのです。要は、あまりくよくよしないことです。誰でも仕事でミスをするとだいたい「仕事を辞めたい」と思うものです。よって、思い詰めないことが重要です。

どうしても無理!新入社員が会社を辞めるベストなタイミングとは

とはいえ、「もうどうしても無理!会社を辞めたい」ケースも出てくるでしょう。パワハラ、セクハラ、複雑な人間関係、仕事と見合わない給料、サービス残業、ミスが続きすぎて仕事が自分の能力に合っているとは思えない等々。こんな時は必要以上に自分を責めないように注意しつつ、対策を練りましょう。

いつ辞めるのがベスト?

もう限界!と思う前に、一度クールダウンしましょう。クールダウンとは然るべき人に相談をすることです。相談をした結果、決意が固まったら、退職と転職の準備が必要になってきます。いつ辞めるのがベストなのでしょうか。それはずばり「次のボーナスをもらってから」です。

新卒新入社員が会社を辞めたい場合誰に相談すればいい?

会社を辞めたい、と思った時一体誰に相談をするのがベストなのでしょうか。信頼のできる友人や恋人、家族も良いのですが、新卒の新入社員であれば、卒業した学校の就職担当教諭やゼミの教授に相談するのもOK.。ただしその場合、なぜ自分が辞めたいのか確固たる理由がないといけません。ただなんとなく辞めたい、では忙しい教諭や教授の邪魔になってしまうだけです。仕事辞めたい愚痴なら友人、恋人、家族で十分です。もちろん、愚痴とはいえ悩みを聞いてもらうことは重要です。話してスッキリして解決した、なんてことはよくある事例ですから。

理由によっては就職先を紹介してくれる可能性もある

学校にもよりますが、特に工学系では就職先は豊富な傾向があります。理由によっては新たな就職先を紹介してくれるかもしれません。または、すでに就職をしている先輩に相談をしても良いでしょう。

転職サイトや企業の転職フェアなどをチェックする

手っ取り早くて確実なのが、転職サイトをチェックしたり企業の転職フェアなどのイベントに参加することです。転職サイトも今や数が多いので、自分に合いそうなサイトを選ぶと良いでしょう。UターンやIターンフェアも狙い目ですよ。

中途新入社員の場合の会社辞めたい理由とは

中途新入社員の場合、すでに一度は転職を経験しているケースが多いでしょう。新卒とは覚悟が違うと推察しますが、それでも辞めたいと思うケースが出てきてもおかしくありません。理由としては「ブラック企業だった」がダントツではないでしょうか。

転職か独立か?しばらく様子を見るのか

運悪く転職先がブラック企業だった場合、さらに転職の準備をするのか、いっそ独立をするという方法もあります。いずれにしてもしばらく様子を見て、然るべきタイミングで転職なり独立を果たしましょう。中途新入社員が転職をする場合で、年齢が40歳を過ぎているならば人材バンク(人材銀行)を利用するのも良いですね。

中途新入社員が会社を辞めたい場合の相談相手

中途新入社員が会社を辞めたいと考えた時の相談相手としては、転職を成功させた先輩や仲間のアドバイスが有益でしょう。職安もおすすめです。案外、良いアドバイスをもらえるかもしれません。もちろん新入社員と同様に、転職サイトを利用する、転職フェアなどのイベントに参加するのもOK。

辞めたい新卒新入社員も中途新入社員の転職の準備は同じ

転職の決意が固まったら、あとは準備をしっかりと行なわなければなりません。新卒の新入社員の場合、退職時の条件や手続きなどはしっかりと就業規則で確認を取りましょう。新卒・中途新入社員でも特に雇用保険の受給資格や給付日数の確認はしっかりとしてくださいね。

特に新卒の新入社員の場合、退職の意思を会社に告げるとかなり引き留められることが予測されます。その場合の対処法を、経験のある先輩などからレクチャーしてもらった方が良いかもしれませんね。

新入社員が辞めたい気持ちになる時、時間が解決してくれる場合も

新卒の新入社員の場合、入社後大半の人が今までと環境がガラッと変わります。さらには価値観がひっくり返る位の経験をする人も多いでしょう。そのストレスに心身ともについていけずに「5月病」という名のもと、会社を辞めるケースが後を絶たないのです。

とはいえ、新卒の新入社員が入社1年以内に会社を辞めるケースは全体の10%くらいなのです。

この数字が多いのか少ないのかは別として、新入社員が辞めたいと思う気持ちは、仕事が慣れて環境にも適用するようになると薄れてくるものです。要は時間が解決してくれるといえるのです。
本当に今の職場を辞めて良いのか迷っているのならば、時間をかけて答えを出すという方法もありですよ。参考にしてくださいね。