就職したいニートの就職活動・高卒や職歴なしの場合の対策

これまでニートとして生活してきた人が、就職したいと思った場合、まずは何から始めれば良いのでしょうか?このページでは、ニートから就職するためのポイントややるべきこと、注意点などをまとめています。ぜひ、参考にしてみて下さいね。

ニートが就職するにはどうすれば良い?やるべきことリストと学歴について

人間関係が原因であったり、過去のリストラが原因であったりと、ニートになる理由は人それぞれです。何らかの理由でニートになり、気付いたらそのまま数年経っていたということもあるでしょう。

しかし、金銭的に、また生活としても、ニートとして暮らすには面倒を見てくれる人が必要です。大半の場合が、両親ということになりますが、両親も時と共に老いていくもの。いつまでもニートでいて、両親に面倒を見てもらえるというわけではありません。

やはり、いつかは自立して、自分でお金を稼いで生きていく力を身につける必要があります。

そこで今回は、「ニートから就職」というテーマで、これから就職したいニートに向けて、手始めにどんなことをすれば良いのか?高卒や職歴がない場合はどう説明すれば良いのか?ご紹介していきたいと思います。

新卒で失敗したら、本当に終わりなのか?

世間では、「新卒で失敗すると人生は終わりだ」「20代で何とかしないと、生きていけない」などと言う人もいます。
しかし、本当にそうなのでしょうか?今、働いて生活している人の全てが、新卒で成功した人ばかりなのでしょうか?

答えは、「いいえ」だと思います。現代社会は、転職などをするのが当たり前となりつつあり、新卒として採用された会社で定年を迎えるまで働き続ける人は少ないと考えられます。
そうなると、「新卒で失敗したら、人生は終わり」という考え方は、転職をしたり働き方を選択したりすることができる現代社会において、少々古い思考であるとも言えそうです。

また、大手企業や高額年収などの条件で考えれば、確かに若いうちに就職や転職をしておく必要があるかもしれません。
しかし、働くこと自体はいつからでも始めることができるもの。条件や職種の選択肢は少なくなりますが、「20代でどうにかしなければ、その先生きていけない」ということはありません。

60万人のニートが、生きていく道を見出せない社会ではない

「ニート就職ガイド(※1)」によると、日本には現在、約60万人(※1)のニートがいるそうです。

上記でもご紹介したように、「新卒で失敗したら人生おしまい」「20代のうちに何とかしないと、生きていけない」といった考え方も存在しますが、もしそうであれば、60万人前後いると言われているニートは、生きていけないことになってしまいますよね。

現在の日本の社会では、そのようなことはありません。ハローワークなどの就職を支援する機関やシステムが多数あり、それらの機関やシステムを上手く使えば、必要な技術を身につけた上で就職するということも可能。
また、民間の企業にも、便利な職業紹介業や派遣会社などが多数ある為、やり方次第ではニートでも就職するチャンスはいくらでもあります。

脱・ニートの為の就職マニュアル

では、これまでニートとして暮らしてきた人が、ニートを脱出して就職するには、まずはどんなことから始めれば良いのでしょうか?

ニートが就職する為に必要なことやまずやるべきことをご紹介していきます。

団体行動や集団生活を意識する

就職するということは、団体行動をすることになります。周囲の言動に合わせて行動しないと、せっかく就職しても職場で孤立したり、仕事が上手くいかなかったりする可能性があります。

また、就職するには選考や面接を受ける必要がありますが、そういった選考も、企業や担当者の都合に合わせて動く必要があります。

このように、就職するということは、社会の中で生きていくということ。社会には、自分以外のたくさんの人がいるのです。
就職を意識し始めたら、まずは社会に出るという自覚を持ち、周囲の人々の言動を気にする癖や団体行動に慣れる努力をすることをおすすめします。

相談できる友人や知人がいるなら、ますは友人や知人に合わせた行動を取ってみましょう。友人などに相談しづらい場合は、家族でも構いません。家族と出掛けたり、何か一緒に作業したりして、集団行動を意識するようにしてみましょう。

求人情報のチェック

また、求人情報のチェックも欠かさずやりましょう。

求人情報をチェックすることで、自分の年齢や資格などなら、どのような求人情報に応募できるのか、確認することができます。

求人情報をチェックしたり収集したりする方法としては、ハローワークの利用がおすすめです。ハローワークには、相談できる窓口などがあり、気になる求人情報があった際に、気軽に詳細を尋ねたり、企業とコンタクトを取ったりすることができます。

管轄のハローワークが自宅から遠いなどの理由で利用しづらい時は、民間の職業紹介サービスなどを利用するのも1つの方法です。
とにかく、さまざまなサイトやサービスを利用して、求人情報の収集をしていくことが大切なのです。

敬語を身につける

ニートになってから何年か過ぎていたり、これまでに就職した経験がなかったりすると、正しい敬語が話せない場合があります。

しかし、敬語は社会人にとって必須とも言えるスキル。敬語で話せなかったり、誤った言葉遣いをしたりしてしまうと、選考や面接をクリアすること自体が難しくなる為、正しい敬語を身につけておく必要があります。

資格の取得

企業の選考や面接で、ほぼ必ず質問されるのが、ニートだった期間のこと。特に、その期間が長ければ長いほど、企業側を納得させる理由が必要になり、説明が難しくなります。

そこでおすすめしたいのが、資格の取得です。気になる求人情報の応募に資格が必要であればもちろん必須。
しかし、そうでない場合も、その業界や職種に役立ちそうな資格を取得することで、ニートだった期間について、「資格を取得するため、勉強をしていました」などと説明することができるようになります。

もちろん、資格を取得しておくと、履歴書に書いたり面接で話したりすることができるので、就職活動でも有利。

ニートの期間が長かったり、その期間について上手く説明できる自信がなかったりする方は、資格の取得に挑戦してみましょう。

職業訓練の利用もおすすめ

上記で、ニートから就職するための手段として、ハローワークについてご紹介しました。
たくさんの求人情報があり、また就職に関する相談をすることも可能なハローワークは、ニートの就職にとって大変心強い存在です。

しかし、ただ求人情報を見たり、相談したりできるだけの機関ではありません。
ハローワークには、「職業訓練」というシステムがあり、就職に必要なスキルや知識を学ぶことも可能なのです。

職業訓練では、さまざまな業界や職種に関する、知識・技術が習得できる講座を開催しています。

講座は、1回限りのセミナーのようなものとは異なり、学校のように長期間通うタイプのものがほとんどです。
講座の期間などは、学ぶ内容によって異なる為、一概にどれくらいとは言えませんが、現場で使える技術や知識をじっくり学べる期間となっています。

職業訓練によっては、面接や選考がある場合もあるので、まずは自分が受けたい職業訓練の詳細を知っておくことが大切です。
職業訓練の利用を考えている方は、ハローワークへ行った際、求人情報だけでなく職業訓練の情報についてもチェックしてみることをおすすめします。

高卒ニートが就職する場合

就職活動では、ほぼ必ずと言って良いほど、学歴についても尋ねられます。面接などで質問されなかったとしても、履歴書には学歴を記入する欄がある為、学歴について触れずに就職活動をするということは、ほとんどないでしょう。

その為、ニートから就職したいという意志がある方の中にも、「でも学歴が…」と弱気になっている方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
確かに、学歴は就職活動において、重要な要素となるもの。一般的には、大卒よりも高卒の方が、不利であると言われています。

しかし、高卒だからと言って、就職できないというわけではありません。実際に、高卒で働いている方はたくさんいますし、大卒だからと言って全ての人が就職できているわけではありません。

大卒の人を企業が雇うメリットとして、「高校で学習しないような専門的な知識や技術がある」という点が挙げられます。
大学では、就職を意識して自分の興味がある分野について詳しく学ぶので、それを活かせる業界や職種への就職であれば、確かに有利になるでしょう。

しかし、大学で習うような専門的な技術や知識を必要としない職種や業界であれば、大卒も高卒もあまり関係ありません。

その為、学歴が高卒であっても、職種や業界はある程度限られる可能性はあるものの、就職すること自体は可能であると言えます。

職歴がないニートが就職する場合

また、新卒以外の就職活動では、職歴も見られます。特に、年齢を重ねれば重ねるほど、企業側は「これまでどんなことをしてきた人か」「何ができる人なのか」を見る為に職歴を気にするようになります。

しかし、ニートとして生活している人の中には、「職歴がない」という方もいらっしゃると思います。では、職歴がないと、ニートから就職することは不可能なのでしょうか?

結論から言うと、職歴がなくても、ニートから就職することは可能です。ただ、職種や業界が限定されたり、良い条件で働くことが難しくなったりする可能性があります。

2種類の「職歴なし」

一言で「職歴なし」と言っても、事情は人によってさまざま。「職歴なし」は、大きく2種類に分けることができます。

1つ目は、アルバイトやパート、日雇い労働などの経験はあるものの、正社員としての職歴がないケース。
この場合は、過去のアルバイトやパートの経験を職歴にしてしまうのも1つの方法です。

2つ目は、アルバイトやパートの経験が一切なく、本当に働いたことがないケースです。この場合は、いきなり正社員を目指すのは、なかなか難しく、もし採用されても、正社員として働くこと自体を苦痛に感じてしまう可能性も。
まずはアルバイトやパートで働くことを経験し、職歴を作ることから始めるのをおすすめします。

働き方は多種多様!柔軟に対応することも大切

就職をするのであれば、やはり安定している正社員が良いと考える方も、多いと思います。
しかし、一昔前と異なり、今はさまざまな働き方ができる時代。正社員としての求人情報がなかなか見つからなかったり、会社に通勤して働くことがどうしても難しそうだったりした場合は、正社員にこだわる必要はないでしょう。

例えば、派遣会社などでは、「紹介予定派遣」というシステムを取り入れている所もあります。最初は派遣社員として企業に派遣され、一定期間働いた後に企業の審査を受け、その結果次第では正社員になれる可能性があるというシステムです。
派遣として働いた後、確実に正社員になれる保証はありませんが、努力次第では正社員になれる可能性があります。

また、プログラミングやPCに関するスキルなどがある場合は、フリーランスやSOHOといった働き方もあります。正社員として会社に出勤しなくても、企業からの依頼や仕事を請け負うことで報酬を受け取れるシステムとなっているので、いきなり出勤して働くことが難しい場合は、こういった働き方をしているのも1つの方法でしょう。

正社員という形だけにとらわれず、さまざまな視点から就職を考えてみることが、脱・ニートを実現させるコツなのです。

就職するのに年齢制限はない

いかがでしたでしょうか?今回は、「ニートの就職」をテーマに、ニートが就職したい場合にやるべきことや、学歴・職歴に関する考え方などをご紹介しました。

「〇歳までに就職しなければ、もう就職できない」「新卒で失敗したら、もう人生おしまい」などという意見も世間にはありますが、実際には転職を繰り返して生きている方や、中途採用でニートから正社員になった方もたくさんいます。
定年という期限はあるものの、それまでであれば、就職するのに期限はありません。

「今までニートとして過ごしてきてしまった」という方も、自分にできることを見つけて柔軟に対応していくことで、今からでも就職は可能なはずです。
自分に合った働き方や職種を見つけて、ぜひ、脱・ニートを実現して下さいね!

※1:60万人

出典:http://www.stopsmilingbooks.com

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