指示待ち人間の特徴と原因・脱却方法

指示待ち人間とは、どのような人なのでしょうか?また、指示待ち人間から脱却するには、どうすれば良いのでしょうか?このページでは、指示待ち人間の特徴や、指示待ち人間から脱却する方法などをご紹介しています。ぜひ、参考にしてみて下さい。

もしかして自分は指示待ち人間!?特徴と脱却方法について

ポジションや立場にもよりますが、仕事において、上司からの指示は重要なものです。時には、上司からの指示でその日やるべき仕事が決まったり、しばらく取り組む業務が決定したりすることもありますよね。

しかし、中には上司からの指示がないと、何をすれば良いのか判断できない、「指示待ち人間」と呼ばれる人もいるのだそう。

今回は、「指示待ち人間」に注目しても、指示待ち人間の特徴や、改善する為の方法などをご紹介していきます。

「指示待ち人間」の意味について

そもそも、「指示待ち人間」とはどういう意味の言葉なのでしょうか?言葉の意味から、指示待ち人間について考えてみたいと思います。

「weblio辞書(※1)」によると、「指示待ち人間」とは、「他の人から指図されない限り、自分から何も行動を起こさない人を指す言葉。「指示待ち族」などとも言う。(※1
)」という意味を持つ言葉となっています。

つまり、指示や命令がないと、自発的に動けない人や、自分で仕事を見つけることができない人は、「指示待ち人間」と見做される可能性があるというわけですね。

指示待ち人間とはどんな人?指示待ち人間の特徴

では、どのような行動を取ったり、特徴があったりすると、指示待ち人間に該当するのでしょうか?

特徴に該当したら必ず指示待ち人間というわけではありませんが、当てはまる部分がある方は、指示待ち人間の傾向がある可能性があります。ぜひ、自分の言動と比較してみて下さいね。

優柔不断

指示待ち人間の特徴の1つとして、優柔不断であったり、決断力がなかったりといった点が挙げられます。

仕事をする能力もあり、また仕事に対するやる気もあり、一見すると大変良い社員なのですが、優柔不断な為に何をすべきか、自分で決めることができないのです。

自分で決めることができない業務内容や行動を人に決めてもらおうとして、上司などからの指示を待つことになってしまうこともあり、周囲から指示待ち人間だと思われてしまうことがあるようです。

臨機応変な対応が苦手

指示待ち人間の方は、マニュアル通りの仕事やルーチンワークを好む傾向があるという意見もあり、臨機応変な対応をすることが苦手な方も多いようです。

あらかじめ決まっている手順やルールに沿って仕事を進められる状況では、黙々と業務に励むことができるものの、少しでもルールや手順から外れるとどう対応すれば良いか分からなくなってしまう方は、指示待ち人間の傾向がある可能性があります。

質問するのが苦手

上司や先輩に質問することが苦手な方は、仕事で何をして良いか分からない時になかなか質問できず、結果的に指示待ち人間になってしまう可能性があります。

特に、新入社員や新人は、職場の人間関係に馴染めておらず、上司や先輩に質問しにくいと感じることがあります。
その為、「何かしなければ」と思いながらも、誰に尋ねれば良いのか分からず、結果的に指示待ち人間と周囲から見做されてしまうことがあるのです。

責任逃れ

敢えて指示待ち人間になる人もいます。

指示を受けるということは、その指示とそれに関連する行動の責任は、指示を出した人にあるということになります。

一方で、自分で考えて仕事をしたり行動をしたりした場合、それらの責任は考えた本人である自分にあることになります。
その為、何か問題があったり、無意味な行動や仕事だと判断されたりした時も、責任は自分にあるということになるのです。

上記のように、自分で考えて仕事や行動をすることで、その責任を取ることになるのが嫌な人は、敢えて指示待ち人間になろうとします。そして、上司や先輩が責任を取ってくれる指示や業務だけをやろうとするのです。

指示待ち人間の出世

一般的に、指示待ち人間は出世するのが難しいと見られています。

出世をして地位が高くなったり、管理職になったりした場合、指示を受ける立場から、指示を出す立場になります。
それまで、出された指示に従って動いていた人が、他人に指示を出せるものでしょうか?

人にもよりますが、ほとんどの場合が難しいと思います。
このような観点から、指示待ち人間は出世しにくかったり、キャリアを構築したりするのが難しかったりすると言われています。

指示待ち人間からの脱却

新入社員や若手社員の場合は、指示待ち人間でも大目に見てもらえることが多いでしょう。
しかし、年齢や経験を重ねることで、指示待ち人間であることが許されなくなる可能性があります。
また、部下や後輩が登場することで、指示待ち人間でいられなくなる場合もあります。

このように、将来的なことを考えると、なるべく早い段階で指示待ち人間から脱却する必要があります。
指示待ち人間の特徴に当てはまる方や、指示待ち人間の傾向がある方は、指示待ち人間から脱却することを考えてみてはいかがでしょうか?

指示待ち人間から脱却する方法【1】:自分の意見を言う

仕事の結果やデータ分析の結果などを報告する際、指示待ち人間の場合は結果だけを報告するケースが多いようです。

例えば、「A社よりもB社の方が、業績が上でした」と、「A社よりもB社の方が業績が上なので、私としてはB社の方と契約した方が良いと考えております」では、どちらが自発的な印象を受けますか?
多くの方が、後者の方が自発的だと感じるのではないでしょうか?

このように、自分の意見や考えを積極的に話すようにすると、周囲からの指示待ち人間という印象を弱めることができます。
また、実際に考えたり発表したりすることで、積極的な姿勢が身につき、指示待ち人間から脱却できる可能性があると考えられます。

指示待ち人間から脱却する方法【2】:人の言動を観察する

指示待ち人間から脱却する方法として、人の言動を観察することもおすすめです。

自分以外の人は、どのように仕事をしているのかよく見てみることで、どの程度までなら自分で判断して行動しても良いのか分かるようになります。

また、上司などの指示がなくてもテキパキと動いている方の働き方や動きをマネすることで、自分で判断すべきことと上司の判断を仰ぐべきこととの分別が付くようになる可能性もあります。

指示待ち人間から脱却する方法【3】:人間関係を充実させる

わからないことがあった時、上司や先輩に質問しにくい為に、顔色を窺ったり様子を見たりしているうちに指示待ち人間になってしまうという方もいらっしゃると思います。
そのような場合は、職場の人間関係を充実させることで、指示待ち人間から脱却することが可能です。

職場の人、特に指示を出す上司や先輩と仲良くなることで、わからないことがあった時に、すぐに質問できるようにするのです。
上司や先輩と仲良くなることで、すぐに質問できるので、指示を待ったり様子を窺ったりする時間を短縮することができ、指示待ち人間から脱却できるかもしれませんよ。

指示待ち人間から脱却する方法【4】:目標やゴールを設定する

仕事や作業の目標やゴールを明確にすることも、脱・指示待ち人間に有効だと考えられます。

仕事の目標を考えることで、次に何をすれば良いか、また目標の為に何をしておくべきか、自分で判断しやすくなります。
必要な作業を把握することで、「何をすれば良いか分からない」という状態になりにくく、指示待ち人間から脱却できる可能性があります。

指示待ち人間から脱却して、仕事の効率をアップ!

いかがでしたでしょうか?今回は、「指示待ち人間」に注目して、特徴や脱却方法などをご紹介してきました。

指示を待っている時間、何もしないでいるのは、会社にとってマイナスになるだけでなく、自分にとってもマイナスなことです。その時間があれば他の業務を進めることができたり、何か別なことができる可能性がある為です。

指示待ち人間を脱却することで、「何をすれば良いんだろう」という時間を減らし、上司の指示を仰がなくても業務や仕事を進めることができる為、仕事の効率も上がる可能性があります。

ぜひ、脱・指示待ち人間をして、より効率的に働ける社会人を目指して下さいね。

※1:他の人から指図されない限り、自分から何も行動を起こさない人を指す言葉。「指示待ち族」などとも言う。

出典:http://www.weblio.jp