海外の20代エンジニアの平均年収|日本とは100万円以上の差という現実

ここでは、今転職を考えている20代の若手エンジニア向けに、海外の同年代エンジニアの平均年収を紹介します。もちろん30代以降のエンジニアの方も、自身の当時の年収と比較したり、もしくは海外転職の際の参考にしたりしてみてくださいね!

日本は400万円以下!厳しい若手の現状

それでは、海外の20代のエンジニアの平均年収を見ていきましょう。

国名 20代平均年収
日本(※1) 365万円
アメリカ(※2) 800万円
オーストラリア(※3) 522万円
カナダ(※4) 516万円
イギリス(※5) 382万円
アメリカの20代エンジニアの平均年収は日本の約2倍、オーストラリアやカナダも日本の平均年収を超えています。このように比較すると、日本の20代エンジニアの平均年収の低さが分かります。

日本は長期雇用を前提としている

賃金を大きく左右するのが企業の営業利益であることは言うまでもありません。ただ、日本の若手エンジニアの年収が低いのには、海外との雇用形態の違いに理由があります。

主要な理由は、日本の年功序列型賃金制度です。これは年齢や勤務年数に合わせて年収が増加していく雇用形態であり、年齢と共に結婚や介護によって扶養する家族が増えることを想定すればメリットのある制度です。しかし、海外でこのような賃金制度を採用している国は少なく、実績に合わせて賃金が上がっていくところがほとんどです。実際、前文で紹介したアメリカやカナダ、オーストラリアでも年功序列型賃金は非常に珍しく、これらの国々は成績主義であると言えます。そのため、アメリカなどの成績主義の企業では、年齢は日本ほど収入に影響しません。

ちなみに、シンガポールでは外国企業からの投資が国の経済成長の源となっているため、その企業の方針に従った雇用形態となっています。これは、外国企業がシンガポールに事務所を設立することにメリットがあると考えると、すぐに開設して必要な人員を雇用し、事業が計画通りに推移しなくなるとすぐに事務所を閉鎖して別の国へ移動するためです。このような国では、そもそも日本のように徐々に賃金をあげていくような年功序列型賃金や終身雇用の制度は成り立たないのです。

イギリスでは、雇用形態=ライフスタイルの選択

ここで、イギリスの雇用形態について紹介します。日本では、就職というと正社員として働くことが一般的であるような風潮があります。その一方で、イギリスでは自ら望んで派遣労働者となる人も少なくありません。これは、イギリスの場合失業手当てが充実しており、数ヶ月仕事をしなくても国からもらえるお金で十分に生活ができるためです。この派遣労働者の割合は、IT企業では特に高くなっています。イギリスで派遣労働者という働き方を選ぶ人たちが多いのは、休暇を自分でコントロールできるためです。例えば、派遣労働者の場合、ある企業と半年間派遣社員の契約を結んで働いた後、1か月は全く仕事をせずに休み、また働きたくなった時に仕事を始めるということができます。日本でこのような働き方をすると怠け者のようなイメージを持たれてしましますが、イギリスの場合はこのような働き方も珍しくはないのです。日本とイギリスの20代エンジニアの平均年収はそれほど差はありませんが、イギリスの方が休暇が多いということを考えると、年収だけで勤務先の良し悪しを決めることはできないと言えそうです。

人生に何を求めるかでライフワークを設計しよう

いかがでしたか?日本のエンジニアの雇用制度のメリットとデメリットを理解していただけたでしょうか。まだ若いエンジニアの皆さんは、短期的な年収だけではなく、将来どれほどの年収が見込めるようになるかといった長期的な見方が大切です。そして、今転職を考えているという方は、仕事のやりがいや年収、余暇の中でもっとも優先させたいものは何かをはっきりさせておくことも必要になってくるということを、ぜひ覚えておいてくださいね。

[参考資料]

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