Rubyの歴史とルーツを辿る|背景を知ってRubyを深く理解しよう

今ではオランダのTIOBE社独自調査によるプログラミング言語ランキングでも10位以内にランクインするほど世界的に有名な言語となりました。今回は、その誕生と発展までの道のりを私が個人的に気になったポイントと共に追っていきたいと思います。

Rubyの歴史

1.Ruby誕生から公開まで:1990年代

1993年、ソフトウェア技術者のまつもとゆきひろさんによって開発が始まりました。実際に世に出回ったのはその後の1995年12月、インターネットを介し一般向けリリースとなりました。

まつもとさんによると、Rubyの設計思想は「楽しむこと」。

型のない変数や、スクリプト言語によるシンプルな表現技法を採用した美しい作り。確かに世界トップの言語であるJava等に比べ、コードも短く、コンパイルも不要なRubyは、初心者にとってもなじみ易い、楽しい言語と言えるかもしれません。

また、1995年にはRubyプログラマ用のML「Ruby-Talk」、1998年には英語版Rubyの誕生と、この時期が世界中の技術者に対する基礎を築いていきます。

因みに誕生から20年以上たった今でもこちらのML(英語)は毎日配信されており、メンバー登録が可能です。

2.世界中に広がるRubyネットワーク:2000年代

この時期、Ruby-Talkをはじめとしたコミュニティが大幅に拡大していきます。特に2004年にデンマークのDavidHeinemeier HanssonによりリリースされたRubyonRails(通称RoR)がRuby開発における展開、デバッグ、メンテナンスをシンプルにできたため、急速に利用者を拡大していきます。

RoRは10分以下でブログが作れる手軽さと、バージョンアップの度に新機能を盛り込む意欲的な変更を特徴とし、AppleのMacOSへの搭載をきっかけにGitHub、Yammerなど世界的に有名なサイトでも利用が広がっていきました。

3.利用率の成長著しいRuby:これから

RoRの流行をきっかけに発展していったRuby。

最近ではTwitter、楽天、Gunosy、HULUなど現代の方になじみ深いWebサービスでも採用されてきており、世における重要度は尚高まってきています。

特に驚きなのが、米国におけるRuby市場。2014年Indeedの調べによると、その求人件数は1万6千件超と、実に日本における件数の4倍以上とのこと。

実際に海外で開発をするとなると、文化や話言葉への適応は必要となりますが、Rubyは国産プログラミング言語のため、国内の支援団体が数多くある点で、海外の開発者からリードできるのではないでしょうか。



開発者としての能力を、海外で力を発揮されたい方は、思い切ってRubyと共に海外進出!なんてことも無理ではない時代がそこまで、来ているのかもしれませんね。

Rubyを入門するならこれ

Rubyに興味が湧いてきましたでしょうか?

Ruby入門には秀和システムから出ている「Ruby on Rails 5 超入門」がオススメです。

この本は、Ruby言語の基本部分を中心に進め、実際にさまざまな種類のWebアプリを作りながら学べるため、「最小限の労力で」開発をしていくためのノウハウを覚えていくことができますよ。

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